JPS5917709Y2 - フランジカバ− - Google Patents

フランジカバ−

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Publication number
JPS5917709Y2
JPS5917709Y2 JP15325577U JP15325577U JPS5917709Y2 JP S5917709 Y2 JPS5917709 Y2 JP S5917709Y2 JP 15325577 U JP15325577 U JP 15325577U JP 15325577 U JP15325577 U JP 15325577U JP S5917709 Y2 JPS5917709 Y2 JP S5917709Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lip
decorative
flange
flange cover
rubber
Prior art date
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Expired
Application number
JP15325577U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5479613U (ja
Inventor
信明 松木
Original Assignee
鬼怒川ゴム工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 鬼怒川ゴム工業株式会社 filed Critical 鬼怒川ゴム工業株式会社
Priority to JP15325577U priority Critical patent/JPS5917709Y2/ja
Publication of JPS5479613U publication Critical patent/JPS5479613U/ja
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Landscapes

  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車の車体開口部フランジや各種構築物のフ
ランジに取付けて装飾用に供されるフランジカバーに関
する。
従来、かかるフランジカバーとしては例えば第1図に示
すものが知られている。
このフランジカバーは、塩化ビニールを以って押出し成
形されるもので、屈曲可能な芯金2を内蔵し、かつ内側
面にフランジ保持リップ3を有する挟持部1と、この挟
持部1の一部から延設されて図外の相手部材の継合せ部
等を被覆するリップ4とからなっており、このリップ4
から該リップ4が延設された挟持部1の一側の外表面に
絞模様を形成して装飾性を出したものである。
この塩化ビニール製のものは、彩色に自由度があるとい
う利点を有する反面、感触が固く高級感に乏しいもので
あり、特に自動車内装部品のソフト化の要求に対処でき
ないものであり、また、リップ4が比較的硬いために相
手部材の形状に追従変形できず、この点からも装飾性が
良いものとは云えなかった。
一方、このようなことから、前記フランジカバーをゴム
で形成することも考えられるが、ゴムでは彩色の自由度
がないために満足な装飾効果を得ることはできないもの
である。
本考案はかかる従来の実状に鑑み、ゴムが彩色の自由度
に欠ける反面柔軟性に富み、しかも発泡したスポンジゴ
ムでは更に良好な感触が得られることに着目し、挟持部
をソリッドゴムで形成すると共に、この挟持部より延設
される装飾リップをスポンジゴムで形成してこれら両者
を一体に形威し、更にこの装飾リップの外表面に適宜の
彩色を施した短繊維を植毛することによってソフト感を
現出させると共に、該短繊維の彩色を適宜選択すること
によりゴムでは得られない彩色の自由度を確保できるよ
うにしたものである。
以下本考案の実施例を図面と共に詳述する。
第2図において、10はソリッドゴムからなる断面略U
字形の挾持部で、該挾持部10内には補強並に保形のた
め屈曲可能な芯金11が埋設されていると共に、内側面
にはフランジ保持リップ12を一体に有している。
13は挟持部10の外側面に一体に形成され、図外の相
手部材の継合せ部等を被覆するスポンジゴム製の装飾リ
ップで、これら挟持部10、芯金11.装飾リップ13
は図外の押出機より同時押出しされ、L −C−M加硫
等により連続加硫成形される。
そして、前記装飾リップ13の外表面、つまり外観され
る表面に適宜の彩色を施した短繊維14を植毛しである
この短繊維14は装飾リップ13の外表面に該リップ1
3の伸縮に対応できる接着剤、つまり不活性な状態でリ
ップ13の伸縮に追随し得る接着剤を塗布して、通常の
手段例えば静電植毛手段で植毛される。
第3図は以上の構成よりなるフランジカバーを自動車の
ドアが取付く車体開口縁部に装着して、車体開口縁の装
飾と、該車体開口縁部にまで延びる天井材の端末処理用
として供した場合を示すものである。
図中20は自動車4体のアウタパネル21とインナパネ
ル22とを接合した車体開口縁フランジで、このフラン
ジ20に挟持部10をその弾性により挟持する。
この時、挟持部10内に埋設した芯金11のバネ力によ
り保持リップ12がフランジ20に強く密接してしっか
りと取付けられる。
一方、装飾リップ13は天井材23の端末部を被覆して
、該端末部や車体構成材(この場合インナパネル)が露
呈しないように所謂ボロ隠しするのであるが、該装飾リ
ップ13はスポンジゴムからなっているので天井材23
の形状によく追従変形して隙間等を生ずることなく天井
材23の周縁部まわりを隠蔽、装飾するのである。
ここで、特にリップ13は前述のようにスポンジゴムか
らなっていてソフトな感触が得られることと、リップ外
表面には短繊維14が植毛されているので外観上も良好
なソフト感が得られ、しかも、この短繊維14の彩色を
適宜選択することによりゴム基材の彩色の自由度に欠け
る点を補い、車室内の配色にマツチして車体開口縁まわ
りを装飾できるのである。
図中24はドアウェザ−ストリップを示す。
なお、本考案は前述のように自動車の車体開口縁の装飾
用に限定されるものではなく、装飾リップ13の形態を
適宜に設計変更することにより各種構築物のフランジま
わりの装飾用に供し得るもので、例えば第4図に示す如
くリップ13を挾持部10の一側外面に沿って下方に一
体に延設したり、第5図に示すようにリップ13を挾持
部10の上部から一側に向けて水平に延設し、あるいは
第6図に示すように両側に水平に延設したりすることに
よって、相手部材の被装飾部に対応させることができる
以上のように本考案によれば、基材が彩色の自由度に欠
けるゴムであっても、装飾リップ外表面には短繊維が植
毛されているので、この短繊維の彩色を適宜選択するこ
とにより相手部材の配色に調和させることができ、しか
も装飾リップがスポンジゴムからなるので感触がよく、
また短繊維の植毛により外観上もソフト感が得られ装飾
効果を一段と高められるものであり、更に、挟持部がソ
ノラドゴムからなっているので、装飾リップと共に同時
押出し成形により連続加硫ができるという実用主催れた
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフランジカバーの斜視図、第2図は本考
案フランジカバーの一実施例の断面図、第3図は同フラ
ンジカバーの使用例を示す断面図、第4図乃至第6図は
各異なる例を示す断面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 屈曲可能な芯金を内蔵し、かつ内側面にフランジ保持リ
    ップを有する断面路U字形のソリッドゴム製挟持部の外
    側面に、相手部材の継合せ部等を被覆するスポンジゴム
    製装飾リップを一体に形成し、該装飾リップの外表面に
    適宜の彩色を施した短繊維を植毛したことを特徴とする
    フランジカバー。
JP15325577U 1977-11-15 1977-11-15 フランジカバ− Expired JPS5917709Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15325577U JPS5917709Y2 (ja) 1977-11-15 1977-11-15 フランジカバ−

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JP15325577U JPS5917709Y2 (ja) 1977-11-15 1977-11-15 フランジカバ−

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Publication Number Publication Date
JPS5479613U JPS5479613U (ja) 1979-06-06
JPS5917709Y2 true JPS5917709Y2 (ja) 1984-05-23

Family

ID=29140267

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15325577U Expired JPS5917709Y2 (ja) 1977-11-15 1977-11-15 フランジカバ−

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JPS5479613U (ja) 1979-06-06

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