JPS5941526Y2 - 水中灯 - Google Patents

水中灯

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JPS5941526Y2
JPS5941526Y2 JP13246279U JP13246279U JPS5941526Y2 JP S5941526 Y2 JPS5941526 Y2 JP S5941526Y2 JP 13246279 U JP13246279 U JP 13246279U JP 13246279 U JP13246279 U JP 13246279U JP S5941526 Y2 JPS5941526 Y2 JP S5941526Y2
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JP
Japan
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bulb
light
cover
socket
halogen incandescent
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Expired
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JP13246279U
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JPS5650002U (ja
Inventor
弘 天羽
Original Assignee
ウシオ電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば船上から水中に投入されて集魚灯その
他として用いられる水中灯に関するものである。
一般に水中灯においては、光源電球の電球封体が直接水
に接触することを防止することが必要であり、従来にお
いては、例えば第1図に示すように、セラミックより成
るソケット1に直管状の電球封体2を有する光源電球3
を、そのスクリューベース4を螺合せしめることにより
装着し、前記電球封体2を空間を介して包囲する直管状
のカバー管5を設け、このカバー管5の端部を前記ソケ
ット1に対し、当該カバー管5の外周に接着剤6により
固定したフランジ7をシールバッキング8を介してボル
ト9により前記ソケット1の端面に圧接せしめることに
より水密に連結せしめ、前記カバー管5内には窒素ガス
等の不活性ガスを封入せしめるようにしている。
而して斯かる水中灯において、大きな光出力を得る場合
に、前記光源電球3が通常の白熱電球より成るものであ
るときには、当該光源電球3が大型となり、従ってカバ
ー管5も大型となるため、当該水中灯を水中に投入した
ときに水流の影響を大きく受けて流されるようになり、
水中における任意の定位置に保持することが困難となる
このような点から、小型で大きな光出力が得られるハロ
ゲン白熱電球を光源電球3として用いることが考えられ
る。
然るに、この場合においては、発光フィラメントより光
と共に放射される多量の熱によって電球封体が高温に加
熱されるため、光源電球3の電球封体2が直管状である
ときはその発光中心を囲繞する部分が熱膨張により変形
するようになって管壁に歪が生じ、使用寿命が著しく短
くなってしまう欠点がある。
一部ハロゲン白熱電球を光源電球3として用いる場合に
おいては、当該電球3内にお・いて正常なハロゲンサイ
クルが行なわれるよう、使用中において電球封体の外壁
面の温度が200〜800℃の範囲内となる条件を得る
ことが必要である。
本考案は以上の如き事情に鑑み、小型大出力のハロゲン
白熱電球であって点灯中の加熱によって電球封体の変形
が生ずるようなことのないものを光源電球とし、しかも
使用中当該電球封体の温度を所要の温度範囲に維持する
ことができて正常なハロゲンサイクルが行なわれる水中
灯を提供することを目的とする。
以下図面によって本考案の一実施例について説明する。
本考案においては、第2図に示すように、電球封体11
内に当該電球封体11の軸に沿って配設されたフィラメ
ントコイル12を有し、前記電球封体11における前記
フィラメントコイル12を囲繞する発光部囲繞部が外方
に膨出する膨出部分11Aを形成してその最大径部分P
が前記フィラメントコイル12による発光部中心Fの半
径方向外方に位置しかつこの最大径部分Pより離間する
に従って次第に小径となるよう構成された、例えば出力
lkW以上の大出力ハロゲン白熱電球13を、その基端
に設けたスクリューベース14をソケット15に螺合せ
しめることにより装着し、このハロゲン白熱電球13の
電球封体11を空気層16を介して包囲するよう、石英
ガラスより戊るカバー管17を同軸状に設けて前記ソケ
ツI・15に対して水密に連結せしめる。
このカバー管17は、少なくとも前記ハロゲン白熱電球
13のフィラメントコイル12による発光部の半径方向
外方に位置する発光部カバ一部分Eが直管状のものとし
、前記電球封体11における膨出部分11Aの最大径部
分Pと当該カバー管17との間の前記空気層16の厚さ
Dを2〜8mmの範囲内の大きさとなるよう設定する。
図示の例における前記カバー管17の連結は、次のよう
にして達成されている。
即ち、前記ソケット15の外周には、その胴部外周面に
多数の放熱フィン18を有する筒状のアルミニウム製ソ
ケットカバー19が接着剤20により固定され、このソ
ケットカバー19の一端の開口外周縁に形成された連結
鍔部21Aと前記カバー管17の基端の開口外周縁に形
成された連結鍔部21Bとが重ねられ、両者間に介挿さ
れたゴム製シールリング22が挟圧されるよう、各連結
鍔部21Aと21Bとを締付はバンド23により互に接
近する方向に抑制され連結される。
この締付はバンド23は、例えば「■バンドカップリン
グ」(商品名:横浜ゴム株式会社)として知られている
ものであって、具体的には例えば第3図A及びBに示す
ように一部に切欠部31を形成した環状の断面が溝32
を有する大略■字形のリテーナ33と、このリテーナ3
3の両端部に形成した基部34A、34Bを介して前記
リテーナ33の径を縮小するよう締付ける、ボルト35
及びナツト36より成る締付は機構Cとを有し、前記リ
テーナ33を締付けることにより溝32の両側の側壁部
33A、 33Bが、前記重ねられた連結鍔部21A、
21Bのテーパ状とされた外面に係合してこれらを互
に接近する方向に抑制するものである。
又第2図において、24は上記と同様にしてソケットカ
バー19の他端に水密に連結された端部カバ、25はリ
ード線26が水密に挿通されたキャップ、27及び28
は重錘を兼ねたスタンドを構成する支柱及び環状枠体で
ある。
本考案水中灯は以上のような構成であるから、光源電球
がハロゲン白熱電球13であるため大出力の光が得られ
ると共に全体の形状を小型にすることができ、従って水
中に投入したときに水流の影響を殆んど受けることがな
く、更に重錘を設けることにより、確実に水中における
任意の定位置に当該水中灯を保持することができる。
又前記ハロゲン白熱電球13の電球封体11はそのフィ
ラメントコイル12による発光部を囲繞する発光部囲繞
部が外方に膨出する膨出部分11Aを形成するため、点
灯によって当該電球封体11が加熱されたときにも変形
す・るようなことがなく、従って長い使用寿命が得られ
る。
而して本考案においては、カバー管17が空気層16を
介して前記ハロゲン白熱電球13の電球封体11を包囲
し、しかも当該ハロゲン白熱電球13の発光部の外方に
おける空気層16の厚さの最小値、即ち、前記電球封体
11における膨出部分11Aの最大径部分Pとカバー管
17との間の空気層16の厚さDが2〜8mmの範囲内
の大きさに設定されているため、後述する実、験の結果
から明かなように、水中に保持されて点灯されていると
きのハロゲン白熱電球13の電球封体11の外壁面の温
度を所要の200〜800℃の範囲内に維持することが
でき、電球封体11内にお・いて正常なハロゲンサイク
ルが行なわれる条件を確実に達成することができる。
実験においては、出力4kWのハロゲン白熱電球を用い
、カバー管17としてその肉厚が通常の大きさである2
mm、3mm及び5mmのものを用い、空気層16の厚
さDの値を種々の大きさに設定して水中灯を横取せしめ
、これを20℃の水中に保持してハロゲン白熱電球を点
灯せしめ、安定発光状態に至ったときの電球封体11に
おける膨出部分11Aの最大径部分Pの外壁面温度を測
定した。
結果は次表に示す通りである。
この表の値から判断されるように、カバー管17の肉厚
の大きさによらず、空気層16の厚さDが2〜8mmの
範囲内であれば、前記最大径部分Pの外壁面温度を、電
球封体11内にお・いて正常なハロゲンサイクルが行な
われる200〜800℃の範囲内に維持することができ
、ハロゲン白熱電球13の優れた特性が十分に発揮され
る条件を達成することができる。
又出力がlkW、2kW及び5kWのハロゲン白熱電球
を用いて同様の実験を行なったが、同様に前記空気層1
6の厚さDを2〜8mmの範囲内に設定すれば、同様の
効果が得られることが確認されている。
前記電球封体11における膨出部分11Aの最大径部分
Pは、フィラメントコイル12による発光部中心Fの半
径方向外方に位置するため、電球封体11の他の部分よ
り高温に加熱される最高温度部分であると同時に、その
外周の空気層16の厚さが最小であるために当該空気層
16及びカバー管17を介してその周囲の水による冷却
効果が最も大きい最高冷却部分であり、従ってこの最大
径部分Pの温度を所要の範囲に制御することは一般に困
難であるけれども、当該最大径部分Pの周囲の空気層1
6の厚さDを2〜8mmに設定することによりその外壁
面温度を200〜800℃の所要の範囲に制御し得るこ
とは、空気層16の断熱特性と熱伝導特性とがそのDの
値の範囲内で適切に平衡状態となるからであると考えら
れる。
そして前記最大径部分Pに続く電球封体11の部分も、
当該最大径部分Pと同様の温度状態に至っていると考え
られ、結局正常なハロゲンサイクルが行なわれる温度条
件が達成される。
又本考案においては、電球封体11を空気層16を介し
てカバー管17により包囲するため、カバー管17内を
特殊な雰囲気、例えば真空雰囲気或いは窒゛素ガス等の
不活性ガス雰囲気とすることは一切不要であって単に組
立てればよく、従って使用現場等にお・いても容易に組
立て作業を行なうことができて使用上、運搬上、貯蔵上
極めて便利であり、他の電球に比して著しく使用寿命が
長いとはいえ寿命の尽きる度毎に交換が必要となるハロ
ゲン白熱電球13の交換を極めて容易に行なうことがで
きる。
以上のようにハロゲン白熱電球13の周囲に空気が存在
する場合において、そのスクリューベース14又はその
周辺が高温となると、当該スクリューベース14内に収
納されている電球封体11の封止部(図示せず)に埋設
された金属箔が酸化して焼損するおそれがあるが、図示
の例におけるようにソケット15の外周に放熱フィン1
8等の放熱部を有する金属製ソケットカバー19を設け
ることにより、前記スクリューベース14及びその周辺
を周囲の水により十分冷却することができて金属箔の酸
化焼損を防止することができる。
又図示の例の如く、ハロゲン白熱電球13をその一端の
みにおいて保持せしめたときには当該電球13の頭部が
揺動する可能性があるが、例えばカバー管17の頭部に
小径の電球揺動防止部分17Aを形成することにより、
或いは適当な電球頭部保持部材を設けることにより、ハ
ロゲン白熱電球13の頭部の揺動を防止して大きな耐振
性が得られると共に、設定した空気層16の厚さDが変
化することが防止される。
以上のように本考案によれば極めて簡単な横取により、
点灯中加熱されることによって電球封体の変形が生ずる
ようなことのない大出力ハロゲン白熱電球を具え、しか
も使用中当該電球封体の温度を所要の温度範囲に維持す
ることができて正常なハロゲンサイクルが行なわれ、更
に組立てが容易でコストの低い水中灯を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の水中灯の横取を示す説明用部分断面図、
第2図は本考案の一実施例に係る水中灯の横取を示す説
明用断面図、第3図A及びBはそれぞれ締付はバンドの
一例についての正面図及びX−X線断面図である。 1.15・・・・・・ソケット、2,11・・・・・・
電球封体、3・・・・・・光源電球、4,14・・・・
・・スクリューベース、517・・・・・・カバー管、
7・・・・・・フランジ、8・・・・・・シールバッキ
ング、11A・・・・・・膨出部分、P・・・・・・最
大径部分、12・・・・・・フィラメントコイル、F・
・・・・・発光部中心、13・・・・・・ハロゲン白熱
電球、16・・・・・・空気層、E・・・・・・発光部
カバ一部分、17A・・・・・・電球揺動防止部分、1
8・・・・・・防熱フィン、19・・・・・・ソケット
カバー21A、 21B・・・・・・連結鍔部、22・
・・・・・シールリング、23・・・・・・締付はバン
ド、24・・・・・・端部カバー、25・・・・・・キ
ャップ、26・・・・・・リード線、27・・・・・・
支柱、28・・・・・・環状枠体、31・・・・・・切
欠部、32・・・・・・溝、33・・・・・・リテーナ
、33A、 33B・・・・・・側壁部、34A、 3
4B・・・・・・基部、35・・・・・・ボルト、36
・・・・・・ナツト、C・・・・・・締付は機構。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)軸方向に沿って配置したフィラメントによる発光
    部中心を囲繞する部分が最大径を有しかつこの部分より
    離間するに従って次第に小径となるよう外方に膨出する
    膨出部分により発光部囲繞部が形成された電球封体を具
    えて戊る光出力ハロゲン白熱電球と、このハロゲン白熱
    電球の電球封体を空気層を介して包囲する、少なくとも
    前記ハロゲン白熱電球の発光部の半径方向外方に位置す
    る発光部カバ一部分が電球封体の軸方向に伸びる直管状
    の石英ガラス製カバー管とを有して取り、前記ハロゲン
    白熱電球の電球封体における膨出部分の最大径部分と前
    記カバー管との間の空気層の厚さを2〜8mmの範囲内
    に設定したことを特徴とする水中灯。
  2. (2)前記ハロゲン白熱電球が装着されたソケットと、
    このソケットの外周に固定した金属製のソケットカバー
    とを更に有して戊り、このソケットカバーに前記カバー
    管が水密に着脱自在に連結されていることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の水中灯。
  3. (3)前記ソケットカバーの外周に放熱部が形成されて
    いることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第2項記
    載の水中灯。
JP13246279U 1979-09-27 1979-09-27 水中灯 Expired JPS5941526Y2 (ja)

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JP13246279U JPS5941526Y2 (ja) 1979-09-27 1979-09-27 水中灯

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JP13246279U JPS5941526Y2 (ja) 1979-09-27 1979-09-27 水中灯

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JPS5650002U JPS5650002U (ja) 1981-05-02
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6020402A (ja) * 1983-07-15 1985-02-01 株式会社小糸製作所 イエロ−グロ−ブおよびその製造方法

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JPS5650002U (ja) 1981-05-02

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