JPS594142B2

JPS594142B2 - ゲ−ム機械

Info

Publication number: JPS594142B2
Application number: JP51028607A
Authority: JP
Inventors: 暁橋本
Original assignee: Taito Co Ltd
Current assignee: Taito Co Ltd
Priority date: 1976-03-18
Filing date: 1976-03-18
Publication date: 1984-01-27
Also published as: JPS52112443A

Description

【発明の詳細な説明】本発明はゲーム機械に関する。

ゲーム機械は、通常、ゲームを行う者が所定の硬貨又は
トークンマネを投入した後、機械のハンドル、引金、レ
バー等を操作してゲームを行い、一定のルールに従つて
算出される得点を競い得るよう構成されており、また、
或種のゲーム機械は、ゲームの成績が良好であつたとき
は、ボーナスとして何らかの特典が与えられるように、
例えば無料で再ゲームが可能となるように構成されてい
る。

然しながら、従来公知のゲーム機械では、このゲームの
成績の良否判定基準が固定されており、例えば、一回の
ゲームで得点が一定点以上となつたときにボーナスが出
るように、構成されており、そのためやや面白味が欠け
ていた。本発明の要旨とするところは、ゲーム成績の良
否判定基準を固定化せず、適宜に流動化することにあり
、さらに具体的には、過去の所定期間内に行なわれたゲ
ームの得点中最高の得点を記録しておき、この記録を破
り、新記録を樹立した者にボーナスを与えるよう構成す
ると共に、上記最高得点の記録値が少くとも過高な値と
ならないよう適・宜の手段でこれを制御することにあ
る。

叙上の如く構成すれば、ゲームの良否判定基準が常時適
宜に変動するので、技側レベルの低い者でもボーナス獲
得の機会が得られるばかりでなく、グループ客等はゲー
ム本来の楽しみに加え「新記録樹立ゲーム」をも楽しむ
ことを得るものであり、本発明によるときは、これらの
興味深いゲーム機械を提供できるものである。以下、図
面により本発明の詳細を説明する。

第１図は本発明にかかるゲーム機械の一実施例を示す正
面図、第２図はぞの側面図、第３図はその内部の電気回
路の一部を示す回路図である。而して、図中、１はゲー
ム機械、２はその外筐、３はブラウン管等によりゲーム
の進行状態を表示するディスプレイ装置、４，４はゲー
ムを行う者が操作するハンドル、５はゲーム料金投入口
、６は現在行なわれているゲームの得点を表示する得点
表示器、ｒは過去のある期間内に行なわれたゲームの最
高得点記録値を表示する最高記録表示器、８はゲーム方
法等の説明書である。而して、ゲームを行う者は、所定
のゲーム料金をゲーム料金投入口５に投入して、ゲーム
機械をゲーム可能な状態とした後、・・ンドル４，４を
操作して所定のルールに従つてゲームを行うものである
。

而して、ゲームの進行によりゲームを行う者が得た得点
は、得点表示器６に表示され、ゲーム中又はゲーム後了
時に得点が最高記録表示器７の表示値を超えた場合、ゲ
ームを行う者に引続き一定回数のゲームをボーナスゲー
ムとして無料で行なわせ得るよう構成されているもので
ある。

而して、叙上の如くして、新記録が得られたときは、上
記最高記録表示器ｒの表示値は、ぞの新しい記録値に訂
正される。

また、本実施例に訃いては、この最高記録表示器ｒの表
示値は、ゲームが行なわれていない時間の累計が一定値
に達する毎に、また、所定回数のゲームが完了した都度
、リセットされる。

また、このリセットはゲームを行う者が所定額の料金を
投入し所定の一定回数のゲームを予約したときにも、ま
た、ゲーム機械の管理者が所定の操作を行つたときにも
行なわれるよう構成されている。なお、本明細書中で、
得点という場合には、単純な得点のみでなく、例えば初
めに与えられる持点から失点を減じた残りの点等、ゲー
ム成績を示すすべての数値的表示を含むものとし、リセ
ットという場合には表示値を零にする場合のほか、それ
を何人にも比較的容易に獲得できる得点レベルに変更し
、若しくは切替えること等を含むものとする。次に第３
図について説明する。

第３図中、１１は入力回線１１−１ないし１１−６及び
出力回線１１−１１ないし１１−１６が結合された、ゲ
ーム機械１の制御回路、１２はメイマ、１３は料金確認
装置、１４はプリセツトカウンメ、１５はゲーム予約装
置、１６は押ボタンスイッチ、１７はオア回路、１８は
得点計数回路、１９は最高記録メモリ、２０は比較回路
である。制御回路１１の入力回線１１−０は料金確認装
置１３に接続されて）り、料金確認装置１３は所定のゲ
ーム料金が投入されたとき、これを収納すると共に出力
パルスを発信し、制御装置１１にゲームの開始を指令す
る。

また、この出力パルスはプリセツトカウンメ１４により
カウントされる。而して、プリセットカウンタ１４は、
その計数値がその設定値に達すると出力パルスを発信す
る。また、制御回路１１の入力回線１１−２はゲーム予
約装置１５に接続されており、ゲーム予約装置１５はこ
れに所定の料金が投入されたとき、出力パルスを発信し
所定回数のゲームを繰返し連続的に行なわしめるもので
ある。制御回路１１の入力回線１１−３、１１−４及び
１１−５は図示されていない各種のゲーム情報発生器に
接続されており、これらから各種のゲーム情報、例えば
・・ンドル４，４の操作状況を示す信号、ゲーム時間を
限定するタイマ等からのタイムアップ信号等が伝達され
る。

入力回線１１−６は比較回路２０に接続されて卦り、こ
れにより後述するボーナス再プレイ信号が伝達される。

制御回路１１の出力回線１１−１１にはゲーム開始時に
一つの出力パルスが送出され、これにより得点計数回路
１８がリセットされ、同時に得点表示器６もリセットさ
れる。

ゲーム中、出力回線１１−１２、１１−１３及び１１−
１４にはディスプレイ装置３のディスプレイに必要なビ
デオ信号、及び図示しない効果音装置の操作信号が送出
され、また、得点が行なわれたときは、出力回線１１−
１５を通じて得点計数回路１８に所定の得点信号が送ら
れ、計数される得点計数回路１８の計数値は、常時、得
点表示器６により表示されて）り、また、比較回路２０
により、常時、最高記録メモリ１９に記録され且つ最高
記録表示器７に表示されている過去の所定期間内に行な
われた一連のゲームの得点の最高記録値と比較されてい
る。

而して、−ゲームの得点が、新記録となり、上記最高記
録値を超えたときは、比較回路２０は出力パルスを発信
する。

この出力パルスは再ゲーム信号として、制御回路１１に
伝達され、当該ゲームを行つた者が、無料で引続き所定
回数のボーナス再ゲームを行い得るようにすると共に、
最高記録メモｌ月９にロッド指令パルスとして入力し、
ぞれに上記新記録値をロードするものである。而して、
タイマ１２は、ゲーム進行中、即ち制御回路１１−１６
からゲーム進行中であることを表示する出力信号が発信
されている期間中は停止し、然らざる期間中は進行し、
且つその累算時間が所定値に達したとき出力パルスを発
信するメイマである。而して、メイマ１２、プリセツト
カウンメ１４及びゲーム予約装置１５の出力パルス並び
に押ボ汐ンスイツチ１６を押圧することにより発生せし
めるパルスはオア回路１７を介して最高記録メモｌ月９
をリセットし、この記録値及び最高記録表示器７の表示
値を、零若しくは何人にも比較的容易に得点できるレベ
ルに引下げるものである。

本発明は叙上の如く構成へれるから、本発明によるとき
は、何人にもボーナス再プレイの機会が与えられると共
に、ゲーム本来の興味に加えて、新記録樹立、記録の更
新等の興趣が加味された面白いゲームを行い得る新規な
ゲーム機械を提供し得るものである。なお、本発明の構
成は叙上の実施例に限定されるものでなく、例えば、ゲ
ーム機械の主体部について云えば、叙上の如きブラウン
管等のディスプレイ装置を利用するメイプのもののみで
なく、パチンコやスマートボール式のもの、ミニゴルフ
やボウリング式のもの等、ぞのゲーム結果を得点に換算
、表示可能なものであれば何でもよく、また、ボーナス
も、再プレイのみに限定されるものでなく、景品の付与
等も可能であり、また、最高記録メモリのリセソトには
、上記のタイマ１２、プリセットカウンタ１４、ゲーム
予約装置１５及び押ボメンスイツチ１６のすべてを利用
する必要性がなく、その一部を省略したり、また逆に、
他の要素を採用したりすることも可能であり、また、得
点等の表示は、ブラウン管等のディスプレイ面の一部を
利用して行うことも可能であり、また、これらの表示器
とその計数回路又はメモリとを一体化することもあり、
本発明はそれらのすべてを包摂するものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明にかかるゲーム機械の一実施例を示すもの
であり、第１図はその正面図、第２図は側面図、第３図
はその回路の一部を示す回洛図である。１・・・ゲーム機械、６・・・得点表示器、ｒ・・・最
高記録表示器、１１・・・制御回路、１２・・・タイマ
、１３・・・料金確認装置、１４・・・プリセットカウ
ンタ、１５・・・ゲーム予約装置、１８・・・得点計数
回路、１９・・・最高記録メモリ、２０・・・比較回路
。

Claims

【特許請求の範囲】１下記ａ）からｄ）までに記載した構成要素から成る
ボーナス再ゲーム信号発生装置を具備することを特徴と
するゲーム機械。ａ）現に行なわれているゲームの得点を記録、表示する
得点表示器。ｂ）過去の所望の期間内に行なわれたゲームの最高得雑
を記録、表示する最高記録表示器。ｃ）上記得点表示器の記録値と上記最高記録表示器の記
録値とを比較し、両者が一致したとき、若しくは前者が
後者を超えたとき、ボーナス信号を発信すると共に上記
最高記録表示器の記録値を更新する比較回路。ｄ）所望のプログラムに従つて作動し適宜上記最高記録
表示器の記録値をリセット若しくは低いレベルに変更す
るリセット信号を発信するリセット回路。２上記リセット回路がゲームが行なわれている期間及
び／又はゲームが行なわれていない期間に進行せしめら
れるタイマを具備する回路である特許請求の範囲第１項
記載のゲーム機械。３上記リセット回路がゲーム回数を計数するゲーム回
数計を具備する回路である特許請求の範囲第１項又は第
２項記載のゲーム機械。４上記リセット回路が、一定回数のゲーム予約装置を
具備し、上記予約装置が作動したときも又リセット出力
を発信するよう構成されている特許請求の範囲第１項、
第２項又は第３項記載のゲーム機械。５上記リセット回路が、随時リセットを指令できるリ
セット指令装置を具備する回路である特許請求の範囲第
１項、第２項、第３項又は第４項記載のゲーム機械。