JPS5941010Y2 - 回転砥石 - Google Patents

回転砥石

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Publication number
JPS5941010Y2
JPS5941010Y2 JP5906879U JP5906879U JPS5941010Y2 JP S5941010 Y2 JPS5941010 Y2 JP S5941010Y2 JP 5906879 U JP5906879 U JP 5906879U JP 5906879 U JP5906879 U JP 5906879U JP S5941010 Y2 JPS5941010 Y2 JP S5941010Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
whetstone
synthetic resin
center hole
attached
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Expired
Application number
JP5906879U
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English (en)
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JPS55175061U (ja
Inventor
努 田窪
修一郎 小六
Original Assignee
大阪ダイヤモンド工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主として石材研磨用回転砥石のチップ砥面の改
良に関するものである。
従来、この種の回転砥石は合成樹脂にダイヤモンドなど
を混合し、加熱成形した樹脂結合体であり、合成樹脂の
摩耗によってダイヤモンド粒子が露出すると石材研磨が
よく行なえるが、砥粒は合成樹脂との付着力が弱く、短
時間で脱落して全体の摩耗が早くなる欠点を有していた
一方、メタルボンドチップを使用した砥石も作られてい
るが、これはチップ間隙が全面的に樹脂で充填されてお
り、中心孔より砥面への注水は平坦な砥面層へ注がれる
注水の自然の流れに頼っていて、外周部への流水の供給
が均一でなく、かつ充分に行き渡らない難点もあった。
しかも、通常、砥石にあっては、砥石チップを外周側に
つける程、切味が良好であるとされるが、単に外周側に
つけるだけでは研磨に際し、砥石が不安定となり、石の
角を欠いたり、種々の問題を生起する。
本考案はかかる従来の回転砥石の実状に鑑み、砥石の安
定性を強化すると共に、外周チップ部への水流供給を充
分として砥石の性能の向上を図ることを目的とするもの
で、研磨用砥石の円板状基台のチップ取付面に周縁部所
要中を残して合成樹脂を取着し、該樹脂部に基台中心孔
より周縁部に達する注水通路を設けたことを主たる特徴
とする。
以下、本考案砥石の具体的構成を添付図面にもとづいて
更に説明する。
第1図、第2図は本考案砥石の一例を示し、図において
1は主として金属素材からなる円板状基台、2は前記基
台1の周縁部を所要巾残して基台に取着されたベークラ
イト又は他の合成樹脂からなる樹脂部、3は該樹脂部2
に設けられた注水溝の如き注水通路、4は前記基台10
周縁部及び樹脂部20周縁部に放射状をなして配設され
たダイヤモンド粉末を含む砥石チップ、5は前記基台1
0周縁部のチップ間に穿孔された窓状孔である。
上記各部構成において樹脂部2は図示分1においては基
台10周縁部を所要巾残して形成された凹部に埋設され
、その上面は第2図に見られる如くチップ上面と面一を
なしている。
しかし、基台1に凹部を形成することは必らずしも必須
の条件ではない。
せた注水通路3は砥石面の冷却、切粉除去の度合の考慮
して適当敷設けられ、図では4個の通路であるが、必ず
しもこれに拘泥されるものではない。
この通路3は通常、砥面側に形成した凹溝とすることが
製作上、好適である。
更に、周縁部等に配設するチップは、従来使用されてい
るダイヤモンド砥粒混入の砥石チップが使用可能であり
、その取付個数は必ずしも図示例に限らず適宜、必要に
応じ増減可能である。
従って基台周縁部のチップ間に穿設される窓状孔5も適
宜増減されることも勿論である。
なお、窓状孔5は砥石の全体重量を軽減する目的を有し
、全体重量を勘案して設けられ、各チップ間全てに設け
ることは必ずしも必要でない。
第3図は前記の如き回転砥石の使用態様であり、本考案
回転砥石を回転軸6先端に装着して石材等の被研磨材1
0に当接して研磨する態様を示している。
この場合、回転砥石の装着は、公知の場合と同様、回転
軸6下方に突出した突子8を回転砥石上面に取り付けた
取付管7の保合溝9に係止することによって装着される
なお、回転軸6には図示していないが冷却給水管が挿通
され、回転砥石の中心孔を通じ注水通路から砥石面に給
水される。
以上の如く、本考案は円板状基台のチップ取付面に周縁
部を残して合成樹脂を取着し、該樹脂部に基台中心孔よ
り周縁部に達する注水路を設けた構造であるので、被研
磨材の表面を移動させて研磨するに当り、給水管より供
給される水流をその注水通路を通じて周縁チップ部に確
実に、かつ万辺なく供給し、砥石の回転と相俟って砥石
面の冷却並びに切粉除去を効果的に行なうことが出来、
研磨作業の能率を高め、かつ長期にわたる経済的な使用
を図ることができる優れた効果を奏する。
とりわけ、本考案砥石にあっては砥石チップ取付周縁部
の内方には合成樹脂が取着されているので石の角の研磨
等に際しても砥石が安定し、かつ、切味を良くするため
の条件である砥石チップを外周側につける点を充足し、
切味を上げ、石の角を欠いたり損傷することなしに研磨
を行なうことができる実効が期待される。
なお、基台周縁部に適宜、窓状孔を穿孔することにより
砥石重量の軽量化に寄与することも他の一つの特長であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案回転砥石の−411を示す砥面側平面図
、第2図は第1図におけるA−0−A憩断面図、第3図
は研磨状態を示す斜視図である。 1・・・・・・円板状基台、2・・・・・・樹脂部、3
・・・・・・注水通路、4・・・・・・砥石チップ、5
・・・・・・窓状孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.中心孔を有する円板状基台のチップ取付面周縁部に
    所要間隔をおいて砥石チップを放射状に取り付は固定す
    ると共に、該周縁部の内方部分に中心孔部分を除き合成
    樹脂を取着し該樹脂部に基台中心孔より周縁部に達する
    注水通路を設けたことを特徴とする回転砥石。 2 基台の合成樹脂取着部が組形成され、該凹部に合成
    樹脂が埋設されている実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の回転砥石。 3、基台周縁部における各チップ間に窓状孔が穿孔され
    ている実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項記載の
    回転砥石。
JP5906879U 1979-05-02 1979-05-02 回転砥石 Expired JPS5941010Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5906879U JPS5941010Y2 (ja) 1979-05-02 1979-05-02 回転砥石

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JP5906879U JPS5941010Y2 (ja) 1979-05-02 1979-05-02 回転砥石

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55175061U JPS55175061U (ja) 1980-12-15
JPS5941010Y2 true JPS5941010Y2 (ja) 1984-11-24

Family

ID=29293079

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JPS55175061U (ja) 1980-12-15

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