JPS5940748B2 - マイクロ波によるクレ−ン衝突防止装置 - Google Patents

マイクロ波によるクレ−ン衝突防止装置

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JPS5940748B2
JPS5940748B2 JP10460575A JP10460575A JPS5940748B2 JP S5940748 B2 JPS5940748 B2 JP S5940748B2 JP 10460575 A JP10460575 A JP 10460575A JP 10460575 A JP10460575 A JP 10460575A JP S5940748 B2 JPS5940748 B2 JP S5940748B2
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JP
Japan
Prior art keywords
transmitter
receiver
collision prevention
microwave
abnormal approach
Prior art date
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Expired
Application number
JP10460575A
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English (en)
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JPS5229063A (en
Inventor
敬輔 里見
正 嶋田
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Hokuyo Automatic Co Ltd
Original Assignee
Hokuyo Automatic Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hokuyo Automatic Co Ltd filed Critical Hokuyo Automatic Co Ltd
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Publication of JPS5940748B2 publication Critical patent/JPS5940748B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は工場等に於て使用される天井走行うレーンのマ
イクロ波を利用した衝突防止装置に関するものである。
クレーン衝突防止装置は同一レール上で隣り合うクレー
ンが接近し過ぎた場合、双方のクレーンに各々警報信号
を発生させるもので、電波の直進性の高いマイクロ波を
応用した送信器と受信器とを収容したクレーン衝突防止
装置を第1図の如(各クレーンに取付け、対向する送信
器から発射されるマイクロ波を受信器で検知することに
より警報信号を発生せしめ、又は自動停止させる。
ところが、従来のマイクロ波を利用したクレーン衝突防
止装置に於ては、同一クレーンの送受信器間相互の干渉
、または建屋およびロープ、ワイヤ等による反射等に起
因する誤動作が問題となっていた。
そこで、本発明は上記欠点に鑑み、これを改良したもの
で、対向している二個のクレーン衝突防止装置を駆動し
ている電源の周波、例えば商用電源の周波を利用すれば
離れた2点間の同期が容易に実施できることを考察して
各クレーンに設置された対向する装置の送信器の出力を
電源周波の正負の半サイクル期間毎に交互に断続させる
と同時に、異常接近検知受信器を相手側送信器のマイク
ロ波発射時に合せて動作させるようにし、マイクロ波の
伝送方向をある半サイクル期間は装置gl A jj→
装置tt B″′、次の半サイクル期間には装置tt
B n→装置tt A jjと電源周波に同期せしめて
、切換えるようにしたものである。
また同一装置内の送信器と異常接近検知受信器は同時に
動作することがなく、異常接近検知受信器の休止時、す
なわち自己の送信器の送信時に別に設けた自己の故障監
視受信器を動作状態にし、自己の送信器より発射された
マイクロ波の漏洩波を受信し、この漏洩波が検知されな
くなったときには故障の警報信号を発生させることによ
り、送信器の故障監視をも同時に行うようにしたもので
ある。
第2図にこれらの機器の動作タイムチャートを示すが、
イは電源周波、口、ハ、二はそれぞれ装置tt A p
pの送信器、異常接近検知受信器、故障監視受は器の動
作時間を、またホ、へ、トはそれぞれ装置tt B j
jの送信器、異常接近検知受信器、故障監視受信器の動
作時間を示す。
以下に本発明の詳細な説明すると次のとおりである。
第3図に本発明の実施例を示すが、1は受信アンテナ、
2はマイクロ波検波器、3は低周波増幅器、4は主警報
信号と故障監視信号とを分離する切換器、5〜9は主警
報信号処理回路系統(異常接近検知受信器)、10〜1
4は故障監視信号処理回路系統(故障監視受信器)で、
このうち5゜10は低周波検波器、6,11は積分器、
7゜12は直流増幅器、8,13はシュミット回路、9
.14はリレー等の出力回路を示す。
また、15は送信アンテナ、16はマイクロ波切換器、
17はマイクロ波発振器、18は振幅変調回路、19は
低周波発振器を示し、21は切換タイミングを与える電
源周波発生器、20は210波形整形回路を示す。
マイクロ波発振器17は低周波発振器19より振幅変調
回路18を通し、振幅変調され、その出力はマイクロ波
切換器16で電源周波に同期して断続され、送信アンテ
ナ15により空間にマイクロ波信号22として発射され
る。
これが送信器の動作である。
この時漏洩波24も同時に発生する。対向装置より発射
されたマイクロ波信号23或いは漏洩波24は受信アン
テナ1で受信されマイクロ波検波器2に於いて低周波信
号に復調される。
この信号は低周波増幅器3により十分なレベルまで増幅
され、切換器40入力となる。
この切換器4は、マイクロ波切換器16と同様に、電源
周波発生器21の出力を波形整形器20に加えて得られ
た矩形波信号により駆動される。
すなわち、マイクロ波切換器16が゛′断″の状態の半
サイクル期間は切換器4は主警報信号処理回路系統5〜
9(異常接近検知受信器)に接続され、マイクロ波切換
器16が゛続″の状態の次の半サイクル期間は切換器4
は故障監視信号処理回路系統10〜14(故障監視受信
器)へ接続される。
従って、マイクロ波信号23を検波して得られた低周波
信号は主警報信号処理回路系統5〜9へ、漏洩波24を
検波して得られた低周波信号は故障監視信号処理回路系
統10〜14へ導かれることになる。
この低周波信号はそれぞれ低周波検波器5,10および
積分器6,11にて直流信号に変換され、さらに直流増
幅器7,12にて増幅され、次のシュミット回路8,1
3にて信号レベルの弁別を行ない、リレー等の出力回路
9,14を駆動し、異常接近の警報信号並びに故障の警
報信号を発生させる。
次に第4図により本発明によるクレーン衝突防止装置を
実際の動作に即して説明する。
第4図において、 イは電源周波 口は装置((A31の送信器出力波形 ハは装置it Anの受信器の主警報信号出力二は
〃 の受信器の故障監視信号波形ホは装置(j B
jjの送信器出力波形へは 〃 の受信器の主警報
信号出力トは 〃 の受信器の故障監視信号波形で
ある。
最初にクレーンit A ppおよびクレーン゛′B″
が遠隔点にある場合、すなわち危険区域外に位置してい
る場合、装置tt A 13および装置″B′″1の受
信器の主警報信号出力はハ、へに示す如く出ていないが
、故障監視信号出力は二、トの如く出ている。
次にクレーン((Ajjおよびクレーン1(13jfi
カ接近して危険区域内に位置している場合、装置tt
Anおよび装置″B′″の受信器の主警報信号出力が
出て、異常接近の警報信号を発生する。
このときも故障監視信号出力は出ていて、双方の送信器
が正常であることを示している。
このとき何らかの原因で装置it A jjの送信器に
故障が生じた場合、装置((Ajjの受信器の故障監視
信号二が絶え、装置11 A llに何処か異常が発生
したことを通報するが、主警報信号出カバはそのままの
状態を保ち、危険区域内に位置していることを知らせて
いる。
この状態で危険区域を出て危険区域外に位置した場合は
装置6g A ljの受信器の主警報信号出カバは断と
なり安全地帯に位置したことを示す。
このときも故障監視信号二は依然断″となり、装置1(
A 91カ故障であることを示している。
以上説明したように本発明によれば、電源周波に送信、
受信時間が同期しているから、対向する送信器からのマ
イクロ波信号のみを選択して受信することができ自己の
送信器からのマイクロ波信号の建屋およびワイヤ、ロー
プ等による反射波を受けることなく、誤動作を防止でき
る。
また同一装置の送信器からの漏洩波を故障監視の目的の
ために積極的に利用するので、従来の装置のような送受
信器間の干渉防止器が不明になると共に、送受信器間の
故障監視が常時性なわれて、装置の故障によりクレーン
の衝突事故を未然に防止でき極めて安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図はマイクロ波によるクレーン衝突防止装置をクレ
ーンに取付けた状態を示す図、第2図は本発明のクレー
ン衝突防止装置の各送信器、異常接近検知受信器、及び
故障監視受信器の動作時間と電源周波との同期状態を示
す図、第3図は本発明のクレーン衝突防止装置の実施例
を示す回路のブロック図、第4図はクレーン衝突防止装
置の実際の動作を説明する各回路の波形図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 天井を走行する二個のクレーンに夫々設置され、二
    個のクレーンが互に接近し過ぎた場合にこれを検出して
    何れのクレーンにも警報を発生させ、且つこの検出機能
    が故障した場合にも警報を発生させる一対のクレーン衝
    突防止装置であって、各装置が送信器、異常接近検知受
    信器、故障監視受信器、及び電源周波に同期してこれら
    送受信器の動作非動作を切換える切換器を具備し、上記
    切換器により、各装置の送信器を電源周波の半サイクル
    期間毎に交互に送信状態にすると同時に、一方の装置の
    送信器が送信状態にあるときは、その装置の故障監視受
    信器及び他方の装置の異常接近検知受信器のみが受信状
    態になるように切換え、各装置において、異常接近検知
    受信器がマイクロ波を検知したときには異常接近の警報
    信号を発生させ、また故障監視受信器がマイクロ波を検
    知しなくなったときには故障の警報信号を発生させるよ
    うにしたことを特徴とするマイクロ波を利用したクレー
    ン衝突防止装置。
JP10460575A 1975-08-28 1975-08-28 マイクロ波によるクレ−ン衝突防止装置 Expired JPS5940748B2 (ja)

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JPS5229063A JPS5229063A (en) 1977-03-04
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JPS60132895A (ja) * 1983-12-22 1985-07-15 株式会社東芝 搬送システム
JPS62277915A (ja) * 1986-05-27 1987-12-02 伊東 璋 落し込み形食器収納装置

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JPS5229063A (en) 1977-03-04

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