JPS5940523B2 - 熱間圧延法 - Google Patents

熱間圧延法

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Publication number
JPS5940523B2
JPS5940523B2 JP2164280A JP2164280A JPS5940523B2 JP S5940523 B2 JPS5940523 B2 JP S5940523B2 JP 2164280 A JP2164280 A JP 2164280A JP 2164280 A JP2164280 A JP 2164280A JP S5940523 B2 JPS5940523 B2 JP S5940523B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slab
rolling
crop
present
hot rolling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2164280A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56119605A (en
Inventor
克 岡戸
米章 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
Nippon Kokan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kokan Ltd filed Critical Nippon Kokan Ltd
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Publication of JPS56119605A publication Critical patent/JPS56119605A/ja
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Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は連続鋳造又は分塊圧延によるスラブを圧延する
際に、鋼板先後端にクロップが生ずるのを適正に抑止す
ることができる熱間圧延法を提供せんとするものである
ホットストリップ圧延におけるクロップは主としてその
粗圧延段階において生じ易く、生じたクロップは通常は
仕上げ圧延機入側でクロップシャーによって切り落され
る。
このクロップロスは、圧延スケジュールによって若干の
幅はあるが、連続鋳造によるスラブの場合も、分塊圧延
によるスラブの場合もほぼ0.3〜0.6%程度出るの
が普通である。
鋼板製造においては、このクロップロスを減少させるこ
とが歩留り管理上重要なポイントとなるが、従来におい
では圧延段階でこのようなりロッゾの発生は不可避的な
ものとされ、これに対して積極的な防止対策をしていな
いのが現状である。
本発明は以上のような現状に鑑みて創案されたもので、
スラブの圧延段階における鋼板先後端のクロップの発生
を従来使用されていた直方体スラブと異なった形状のス
ラブを使用することにより減少せしめんとするものであ
る。
スラブを熱間圧延する場合、その上下ロールによる水平
圧延時には、スラブの先後端はスラブ中央部に較べ圧延
方向に伸びにくく、幅方向に伸び易いため、水平圧延を
繰り返すと、扇形のクロップがスラブ先後端に生ずる。
また1対の竪ロールによるエツジング圧延時には、スラ
ブの先後端はその側面がスラブ中央部に較べ伸び易いた
め、その圧延を繰り返すとフイシュテール状のクロップ
がスラブ先後端に生ずる。
しっ)シて、実際の熱間圧延の粗圧延段階は、上記した
ような水平圧延とエツジソゲ圧延が組み合された圧延で
あり、水平圧f量、エツジング圧下量によって様々な形
状のクロップが生じる。
本発明はこのような事実から、スラブ先後端の非定常変
形域、即ちクロップとなる部分の体積が圧延方向にほぼ
板厚の2倍の範囲内に限られでいることに鑑み、その部
分の体積をスラブの段階から少なくしておき、これによ
ってクロップを減少せしめんとするものであり、このた
めスラブをその先後端面が圧延方向に傾斜した形状とな
して圧延するようにしたものである。
第1図は本発明において使用されるスラブ形状を示すも
ので、スラブの先後端面はスラブ表裏面tこ対する法線
から所定角度θだけ圧延方向に対して傾斜状に形成され
、スラブは平行六面体形状となっている。
また第2図a及びbは、連続鋳造において上記第1図に
示す如きスラブ形状を得るための方法を示すものである
連続鋳造スラブの通常の切断法は、連続鋳造スラブ凝固
完了後、ガス切断トーチで切断するものであり、本発明
においてはこのガス切断トーチ1,1をスラブ表裏面に
対する法線から所定の傾斜角度θだけ傾けて切断するも
のである。
な′j6、分塊圧延スラブ等lこおいでは、例えば又ラ
ブの先後両端面をガス切断トーチにて切断するようにし
てもよい。
また以上のようなスラブ切断には他の手段を採用し得る
ことは言うまでもない。
次に第3図は先後端傾斜角θ=45°のスラブを用いた
本発明による方法の粗圧延段階でのクロップ発生量を従
来方法のものと比較して示したもので、その圧延パスス
ケジュールは下記の表に示す通りである。
即ち、スケジュールAはエツジヤ−を使わない場合、ス
ケジュールBは一般的な圧下量、スケジュールCは圧下
量が比較的大きい場合を示すものである。
しかして第3図から明らかなように、いずれの圧延パス
スケジュールの場合も本発明の方法によって生じたクロ
ップロスは従来の直方体スラブを用いた場合のそれに較
べ1/2〜2/3であり、スラブ先後端の非定常圧延領
域の体積を減することがクロップロスを減少させるのに
有効であることが判る。
第4図は先後端の傾斜角θとクロップロス量との関係t
、 J:記表におけるスケジュールA及びCにおいて示
すものである。
この図から判るように。傾斜角度θを増加させるに伴い
クロップロスは減少する傾向にある。
しっ)シ傾斜角度θが60°以上では殆どその効果は変
らず、よって600以上にすることは無意味である。
以と述べたように本発明の方法によれば、スラブをその
先後端面が圧延方向に傾斜した形状となして圧延するの
で、圧延時に先後端に生ずるクロップを従来のものに較
べ大幅に減少せしめることを可能とし、クロップロスを
減少せしめ歩留りを大きく図ることができるという優れ
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施に使用するスラブ形状を示す斜視
図である。 第2図a及び第2図すは連続鋳造スラブから第1図に示
す如き形状のスラブを得るための方法を示す説明図であ
る。 第3図は本発明の方法によるクロップ量を従来のものと
比較しで示すものである。 第4図は本発明の実施に使用するスラブの先後端傾斜角
度とクロップ量との関係を示すものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 スラブをその先後端面が圧延方向に傾斜した形状と
    なして圧延することを特徴とする熱間圧延法。
JP2164280A 1980-02-25 1980-02-25 熱間圧延法 Expired JPS5940523B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2164280A JPS5940523B2 (ja) 1980-02-25 1980-02-25 熱間圧延法

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JP2164280A JPS5940523B2 (ja) 1980-02-25 1980-02-25 熱間圧延法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56119605A JPS56119605A (en) 1981-09-19
JPS5940523B2 true JPS5940523B2 (ja) 1984-10-01

Family

ID=12060709

Family Applications (1)

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JP2164280A Expired JPS5940523B2 (ja) 1980-02-25 1980-02-25 熱間圧延法

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JP (1) JPS5940523B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6159843U (ja) * 1984-09-26 1986-04-22

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6159843U (ja) * 1984-09-26 1986-04-22

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JPS56119605A (en) 1981-09-19

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