JPS5940425Y2 - 転炉用レンガ積装置 - Google Patents

転炉用レンガ積装置

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Publication number
JPS5940425Y2
JPS5940425Y2 JP7141779U JP7141779U JPS5940425Y2 JP S5940425 Y2 JPS5940425 Y2 JP S5940425Y2 JP 7141779 U JP7141779 U JP 7141779U JP 7141779 U JP7141779 U JP 7141779U JP S5940425 Y2 JPS5940425 Y2 JP S5940425Y2
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JP
Japan
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deck
converter
pole
brick
carriage
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Expired
Application number
JP7141779U
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English (en)
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JPS55172357U (ja
Inventor
義治 木下
慶吉 村上
Original Assignee
川崎重工業株式会社
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Publication date
Application filed by 川崎重工業株式会社 filed Critical 川崎重工業株式会社
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  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は転炉用レンガ積装置、すなわち転炉内にレン
ガを搬入して、転炉内壁を形成させる装置に関するもの
である。
従来、この種の装置はキャリッジ装置をその下端部に備
えた長尺のタワーを転炉内に垂直に吊持して、転炉内の
レンガ積み高さに応じて上記タワーが順次上昇するよう
構成しており、このため、上記タワーを転炉に挿入する
際、転炉上に位置・する転炉の廃ガス捕集ダクトを移動
させねばなら作業が大掛かりになる欠点がある。
また、上記タワーの上昇に伴なって、転炉の内径が変化
するので、上記キャリッジ装置に取付けられ、レンガパ
レットや作業台などが設置されるデツキも、上記内径の
変化に応じて移動させる必要があり、この移動を簡単に
行なえる装置の開発が望まれている。
この考案は転炉上の廃ガス捕集ダクトのランスホールを
利用して、上記欠点を解消するとともに、デツキの移動
を簡単に行なえる装置を設けることにより、転炉用レン
ガ積装置を提供することを目的とする。
以下、この考案の実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図において、20は転炉であり、この転炉20上に
は転炉廃ガスフード移動台車用レール21が敷設されて
いる。
22は上記レール21上に設けられた自走式の据付台、
23は転炉20上に配置された廃ガス捕集ダクトであり
、転炉20の操業時には上記ダクト23と転炉20との
間に廃ガスフード(図示せず)が介装される。
24は上記ダクト23に設けられたランスホール、25
はランスホール24に挿入されたポール、26は下部ラ
ンス切換台車である。
上記据付台22には第2図、第3図および第4図のよう
にレンガパレット搬送機構27が設けられている。
この搬送機構27はガイドローラ28゜29.30によ
り上下左右の各方向に位置規制されたローラテーブル3
1と、このローラテーブル31をチェーン伝動機構81
を介して前後方向に駆動さする駆動装置32とでなる。
82はローラテーブル本体である。
据付台22には、さらにポール支持台33が立設され、
この支持台33および第1図に示された下部ランス切換
台車26にはポール25を昇降自在に支持するガイドロ
ーラ34.35が設けられる。
第5図のように、ポール25の外側部にはランク36が
設けられ、このラック36にはポール支持台33に設け
られたピニオン37がかみ合っている。
ピニオン37にはポール支持台33に設けられたブレー
キ38付きの駆動装置39が連結されている。
第6図において、40はキャリッジであり、その上方に
突出した支持台41の上端部は上記ポール25の下端部
に着脱自在に連結されていて、キャリッジ40は支持筒
41に旋回自在に設けられている。
キャリッジ40にはスプロケット42と傾動アーム43
の一端部とを固定した回転軸44が水平に設けられてい
る。
傾動アーム43の他端部には上記回転軸44と平行な回
転軸45を介してデツキ46が回転自在に装着されてい
る。
また、上記スプロケット42と同径のスプロケット47
が上記回転軸45と同心にこのデツキ46に固定されて
いる。
両スプロケット42.47間にはチェーン48が掛装さ
れ、キャリッジ40側の回転軸44にはチェーン伝動機
構83を介して駆動装置49が連結されている。
第6図において、回転軸44を時計方向へ回転すると、
傾動アーム43も同方向へ同角度回転する。
しかしデツキ46側のスプロケット47は回転しないの
で、デツキ46は常に水平を保持しながら、ポール25
の中心線からの距離を変える。
デツキ46が常に水平に保持されることにより、後述の
レンガ積作業が可能になる。
第6図および第7図において、50はキャリッジ旋回用
の駆動装置である。
上記デツキ46上にはレンガパレット受台51の昇降ガ
イド体52が設けられ、このガイド体52の上部にはチ
ェーン53の駆動によって、レンガパレット受台51上
のレンガパレット54の最上層に位置するレンガを逐次
ローラテーブル55上に切り出すとともに、上方へ反転
して元に戻るブツシャ56が設けられている。
ローラテーブル55は回転アーム57により昇降ガイド
体52に支持されて、ブツシャ56の上部に収納可能に
構成されている。
また、レンガパレット受台51はレンガパレット54の
1層毎に上昇可能に構成されている。
第7図において、80はブツシャ56の駆動装置である
第8図のように、上記デツキ46は矢印58の方向へ伸
縮自在に構成されている。
デツキ46に内蔵される可動デツキ59は第9図にも示
すようにデツキ本体60に設けられたローラ61により
水平に支持されている。
可動デツキ59の内端部分にはローラ62が設けられ、
このローラ62は可動デツキ59が矢印58方向へ進出
したとき、可動デツキ59の内端部分が浮上して、可動
デツキ59が傾斜するのを防止する。
可動デツキ59にはピニオン63とラック64を介して
駆動装置65が連結されている。
66.67は可動デツキ59の進出量を制限するストッ
パである。
上記構成において、転炉20の内壁のレンガ積作業を行
う場合、転炉20直上の廃ガスフードが転炉20上から
移動された後、第10a図のようにローラテーブル31
上にキャリッジ40を乗載した据付台22が転炉20直
上まで走行し配置される。
また、第1図のように屋内のポール待機場所から下部ラ
ンス切換台車26上に、吊下げフック68をランスクレ
ーンにより吊持されたポール25が運搬される。
そして、ポール25が徐々に降ろされ、その下端部が上
記台車26のガイドローラ34,34間、廃ガス捕集ダ
クト23のランスホール24およびポール支持台33の
ガイトローラ35.35間に順次挿入され、両ガイドロ
ーラ34.35により昇降自在に支持されるとともに、
第5図に示すようにこの挿入時、ポール25のラック3
6がポール支持台33のピニオン37にかみ合わされる
ポール25はさらに降ろされて、その下端部をキャリッ
ジ40の支持筒41の上端部に当接させる。
これより、第10a図のように、ポール25の下端部に
支持筒41の上端部が連結され、この連結後、ポール2
5の吊下げフック68からランスクレーンが外される。
つぎに、第5図に示されたピニオン37の駆動によりキ
ャリッジ40と一体になったポール25が少し上昇し、
第10b図のようにキャリッジ40がローラテーブル3
1上に浮上する。
これより、ローラテーブル31がキャリッジ40に対し
て後退しレンガパレット乗載位置まで移動される。
ローラテーブル31の先端部はレンガパレット乗載位置
では、第1図および第3図のように補助ローラ69に支
持される。
つぎに、第10c図のように傾動アーム43の上方への
回転操作により、デツキ46がポール25側に寄せられ
、キャリッジ40は転炉20の炉口部を通過しえる姿勢
をとる。
この後、ポール25が下降駆動され、第10d図第11
図のようにデツキ46上のレンガ受台51がローラテー
ブル31と対応する高さで停止される。
つぎに、ローラテーブル31上からレンガパレット受台
51上にレンガパレット54が乗載される。
そして、作業員がデツキ46上に乗り込み、ポール25
の下降操作によりレンガパレット54とともに据付台2
2を貫通して転炉20内に下降する。
転炉20内ではレンガ積作業位置に応じて、ポール25
つまりデツキ46が段階的に上昇駆動される。
また、傾動アーム43の傾動操作により、デツキ46の
小寸な高さ調整が行われるほか、キャリッジ40の旋回
操作により、デツキ46の向きが調整される。
また、第6図に示すようにデツキ46に内蔵された可動
デツキ59がレンガ積作業位置に応じて進出され、かつ
、ローラテーブル55がレンガ切り出し位置に設定され
る。
この状態で、ブツシャ56が駆動され、このブツシャ5
6によりレンガパレット受台51上の最上層のレンガが
ローラテーブル55上に逐次切り出される。
ローラテーブル55上に切り出されたレンガは作業員に
より所定のレンガ積み位置に積み上げられる。
レンガパレット受台51上の最上部のレンガがローラテ
ーブル55上に切り出されると、レンガパレット受台5
1がレンガ1層分だけ上昇駆動され、再び最上層のレン
ガが上記同様にローラテーブル55上に逐次切り出され
る。
ローラテーブル55は作業者に対して不動の高さに保持
されるので、作業員はローラテーブル55上に切り出さ
れたレンガを無理な姿勢で持ち運ぶ必要がなく、作業の
安全性が確保される。
レンガパレット受台51上のレンガがなくなると、レン
ガパレット受台51が下げられ、可動デツキ59がデツ
キ46内に引き込まれ、ローラ←プル55がブツシャ5
6の上部に収納され、かつ、デツキ46が傾動アーム4
3の回転操作により第10d図のようにポール25側に
寄せられる。
また、キャリッジ40が、レンガパレット受台51が据
付台220ローラテーブル31と対応する位置まで旋回
される。
これより、ポール25つまりキャリッジ40が上昇駆動
され、レンガパレット受台51が第11図のようにロー
ラテーブル31と対向配置され、レンガパレット54の
搬入準備が完了する。
以下、同様の操作により転炉20内にレンガが運搬され
レンガ積作業が行なわれる。
転炉20内のレンガ積作業が完全に終了すると、キャリ
ッジ40は炉内への搬入操作と逆の操作により据付台2
2のローラテーブル31上に取り出され、かつ、連室作
業床(図示せず)上の所定位置に保管される。
第12図のように、先端部に吸着盤70をもったマニプ
レータ71をデツキ46上に設け、デツキ46上に積み
込まれたレンガパレット54を上記吸着盤70で順次吸
着して転炉内壁部に積み上げるよう構成することができ
る。
第13図のように、廃ガスフード72が固定式の場合に
は、このフード72に扉73を設け、連室作業床74上
のレール75の上端部76を上記界73からフード72
を貫通して連室作業床74に強固に支持し、上記界73
を開放したま\で、据付台22を転炉20上に走行配置
するよう構成すればよい。
また、第14図のように、運搬架台77の先端部に据付
台22を搭載して、この運搬架台77をクレーンにより
吊り上げ、かつ、フード72の扉73を開放して、上記
据付台22をフードγ2内に挿入するとともに、第15
図のように転炉20にまたがって連室作業床74上に下
降設置するよう構成することができる。
もちろん、上記運搬架台77は据付台22の設置後、そ
の下部から抜き取られる。
このような構成では、連室作業床74上に据付台走行用
レールが不要である。
第14図において、78は据付台22の他端部に設けら
れたカウンタウェイトである。
以上のように、この考案によれば、キャリッジの昇降ガ
イドポールは、転炉の廃ガス捕集ダクトのランスホール
から挿入され、キャリッジを持った据付台は転炉上の廃
ガス捕集フードの狭い開口部を利用して設置されるので
、特に廃ガス捕集ダクトを移動させる必要はなく、連室
内の装置が簡単になる。
また新設連室のみならず既設連室においても例示した据
付に従えば既設の連室をほとんど改造することなく、本
考案によるレンガ積装置を導入することが可能であり、
レンガ積作業に省力化が著しく進められる。
また、本考案によるレンガ積装置は従来技術によるレン
ガ積装置に比ベレンガパレットを転炉内レンガ積作業位
置直近まで運搬するので、レンガ単個毎に転炉内に搬入
する従来技術の方法よりも、装置の構造がはるかにさら
に、本考案によれば、レンガパレットや作業台などを設
置するデツキを、転炉の内径の変化に応じて簡単に移動
できるので、レンガ積作業が一層円滑になされる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案の実施例にかかる転炉用レンガ積装置
の据付状態図、第2図は据付台の一部切欠平面図、第3
図は第2図の縦断側面図、第4図は第2図の一部拡大断
面図、第5図はポール支持部の拡大平面図、第6図は転
炉内でのレンガ搬出状態図、第7図は第6図の平面図、
第8図はデツキの一部縦断側面図、第9図は第8図の縦
断正面図、第10aないし第10d図は動作図、第11
図はレンガ乗載状態図、第12図はこの考案の第2実施
例を示す一部切欠側面図、第13図は第3実施例を示す
側面図、第14図は第4実施例を示す側面図、第15図
は第14図の一部拡大図である。 22・・・据付台、23・・・廃ガス捕集ダクト、24
・・・ランスホール、25・・・ポール、27・・・レ
ンカハレット搬送機構、33・・・ポール支持台、34
゜35・・・ガイドローラ、40・・・キャリッジ、4
2・・・スプロケット、43・・・傾動アーム、44・
・・回転軸、46・・・デツキ、47・・・スプロケッ
ト、48・・・チェーン、49・・・駆動装置、5ルン
ガパレット受台、54・・・レンガパレット、56・・
・ブツシャ、71・・・マニプレータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (υ ポール支持台およびレンガパレット搬送機構を有
    して転炉上に配置される据付台と、転炉の上方部に設け
    られたガイドローラ間、転炉の廃ガス補修ダクトのラン
    スホールおよび上記ポール支持台に設けられたガイドロ
    ーラ間に順次挿入して昇降自在に支持されるポールと、
    このポールを上昇して上記搬送機構上でポールの下端部
    に連結され、上記搬送機構からレンガパレットを受は取
    り、上記ポールとともに下降してレンガパレットを転炉
    内の所定位置まで下降させるキャリッジとを具備し、上
    記キャリッジに、スプロケットに固定された傾動アーム
    の一端部を水平な回転軸を介して回転自在に支持し、上
    記傾動アームの他端部に上記回転軸と平行な回転軸を介
    してデツキを回転自在に装着し、上記スプロケットと同
    径のスプロケットを上記デツキの回転軸と同心にこのデ
    ツキに固定し、上記スプロケット間にチェーンを掛装す
    るとともに、上記キャリッジのスプロケットを回転させ
    て、上記デツキを水平を保持しながらポールの中心線に
    対して移動させる駆動装置を設けたことを特徴とする転
    炉用レンガ積装私 (2)デツキ上に設けられたレンガパレット受台をレン
    ガパレットのレンガ1層毎に上昇可能に構成し、上記レ
    ンガパレット受台に載置された最上層部のレンガをブツ
    シャにより切り出すよう構成した実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の転炉用レンガ積装置。 (3)デツキを転炉の径方向へ伸縮自在に構成した実用
    新案登録請求の範囲第1項または第2項記載の転炉用レ
    ンガ積装置。
JP7141779U 1979-05-28 1979-05-28 転炉用レンガ積装置 Expired JPS5940425Y2 (ja)

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JP7141779U JPS5940425Y2 (ja) 1979-05-28 1979-05-28 転炉用レンガ積装置

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JP7141779U JPS5940425Y2 (ja) 1979-05-28 1979-05-28 転炉用レンガ積装置

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Publication Number Publication Date
JPS55172357U JPS55172357U (ja) 1980-12-10
JPS5940425Y2 true JPS5940425Y2 (ja) 1984-11-16

Family

ID=29305121

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