JPS5935566Y2 - 転炉用レンガ積装置 - Google Patents

転炉用レンガ積装置

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Publication number
JPS5935566Y2
JPS5935566Y2 JP6971079U JP6971079U JPS5935566Y2 JP S5935566 Y2 JPS5935566 Y2 JP S5935566Y2 JP 6971079 U JP6971079 U JP 6971079U JP 6971079 U JP6971079 U JP 6971079U JP S5935566 Y2 JPS5935566 Y2 JP S5935566Y2
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JP
Japan
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converter
tower
brick
carriage
wall
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Application number
JP6971079U
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JPS55172356U (ja
Inventor
義治 木下
英二 井上
Original Assignee
川崎重工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は転炉用レンガ積装置、すなわち転炉内にレン
ガを搬入して、転炉内壁を形成させる装置に関するもの
である。
従来、この種の装置はキャリッジ装置をその下端部に備
えた長尺のタワーを転炉内に垂直に吊持して、転炉内の
レンガ積高さに応じて上記タワーを順次上昇するよう構
成しているが、タワーが長尺であるため上記タワーの転
炉に対する挿入、脱抜のためおよびレンガ積作業のため
には、離京の高さを高くしてタワーの上昇を許容しなけ
ればならない欠点がある。
この改善策として、上記タワーを伸縮自在として、タワ
ーの転炉に対する挿入、脱抜およびレンガ積作業時のタ
ワー長さを短く調整するものがあるが、これではタワー
の伸縮動作に連動して、レンガ搬入用パケットのドライ
ブチェーンの長さ調整を行う必要があり、装置が複雑に
なる欠点がある。
また、転炉内壁へのレンガ積み作業は人力によってなさ
れるので、作業の能率が悪い。
この考案は上記欠点を解消したものであり、以下、その
実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図において、10は転炉であり、この転炉10上に
は転炉廃捕集ガスフード移動台車用レール11が敷設さ
れている。
12は上記レール11上に設けられた自走式の据付台で
あり、この据付台12には上下に伸縮自在なタワー13
の固定筒身34を固定したタワー支持台14が設けられ
る。
一方第1図のA−A線矢視である第2図に示すように、
タワー支持台14の一側部にはキャリッジ搬送機構15
のローラテーブル16が、また、この2本のローラテー
ブル16の間にはレンガパレット搬送機構17のローラ
テーブル18がそれぞれ設けられている。
上記両搬送機構15.17は第3図に示すようにローラ
テーブル16.18間に配置されたブツシャ19付きの
チェーン20を共有し、このブツシャ19によりキャリ
ッジ21または第1図に示すレンガパレット22が矢印
23の方向へ駆動される。
上記タワー支持台14の脚体24には油圧ジヤツキ25
が内蔵され、このジヤツキ25により脚体24ノ長さが
調整される。
上記据付台12には、さらにタワー伸縮装置26が設置
されている。
この装置26はモータ27、ブレーキ28、ウィンチ2
9を有し、このウィンチ29のワイヤ30は定滑車31
によりタワー13内に導入され、かつ、タワー13内の
下部に設けられた動滑車32に掛けられている。
タワー13は上記ワイヤ30の繰り出しにともなって、
その自重により下方へ伸長し、また、ワイヤ30の巻き
取りにより上方へ縮小、すなわちタワー13の各可動筒
身33が下部のものから順次引き上げられる。
タワー13の上記各筒身33.33間、および最上部の
可動筒身33とタワー支持台14に固定された固定筒身
34との間には、第4図のように可動筒身33の回転を
防止し、かつ、昇降を円滑に行わせるローラ35とレー
ル36とが複数組設けられている。
第1図と第5図に示すように、タワー13の下端部には
キャリッジ21の中央上方に突出した吊持用筒体37が
ボトル38とナツト39とにより着脱自在に連結されて
いる。
キャリッジ21は吊持用筒体37に対してその軸心回り
に旋回自在に設けられている。
キャリッジ21には第1図のように昇降自在なレンガパ
レット受台40と、矢印41方向つまり転炉10の内壁
部に対して進退自在な作業台42とが、また、この作業
台42には先端部に吸着盤43ヲモったマニプレータ4
4およびローラコンベア45がそれぞれ設けられている
上記キャリッジ21の旋回装置(図示せず)および作業
台42の進退装置(図示せず)はキャリッジ21内に設
けられている。
また、上記レンガパレット受台40はレンガパレット2
2上のレンガ1層毎に上昇可能に構成されている。
第1図と第6図に示すように、キャリッジ21上に設け
られた架構46には、第7図に示すチェーン駆動により
矢印47方向へ駆動して、上記レンガパレット受台40
に乗載したレンガパレット22上のレンガをローラコン
ベア45上に切り出すとともに、上方へ反転して元に戻
るブツシャ48が設けられている。
第7図において、49はレンガ切出用ローラ、50は切
り出されるレンガのストッパである。
上記構成において、転炉10の内壁のレンガ積作業を行
う場合、まず、転炉10上の廃ガス捕集フードが転炉1
0上から移動された後、第3図のように自走式の据付台
12が転炉10上に配置される。
そして、離京作業床51に待機していたキャリッジ21
がローラテーブル16上に乗載される。
また、第3図に示すように、縮小された状態にあるタワ
ー13の直下であってローラテーブル16を延長した位
置に別のローラテーブル52が据付台12より第2図中
の矢符60の方向に移動して設置される。
この場合、後述のようにキャリッジ21が転炉10の炉
口部53を通過できるように、作業台42がキャリッジ
の中心側に後退し、マニプレータ44が折り畳まれた状
態にある。
つぎに、チェーン20が駆動され、そのブツシャ19に
よりキャリッジ21がローラテーブル16上からローラ
テーブル52上に搬送され、このローラテーブル52上
で、キャリッジ21のタワー13に対する芯合わせが行
われるとともに、第5図のようにキャリッジ21の吊持
用筒体37がボルト38、ナツト39によりタワー13
の下端部に連結される。
つぎに、油圧ジヤツキ25の作動によりタワー支持台1
4の脚体24が伸長され、キャリッジ21がローラテー
ブル52上に浮上する。
これよりローラテーブル52が据付台12から取除され
、続いてキャリッジ21が、片側のレンガ受台40がレ
ンガパレット受取位置つまりローラテーブル18に対応
する位置まで旋回される。
つぎに、油圧ジヤツキ25によりタワー支持台14の脚
体24が、レンガパレット受台40の上面がローラテー
ブル18の上面と一致する位置まで縮められるとともに
、レンガパレット22が作業床51よりローラテーブル
18上に乗載される。
これより、チェーン20が駆動され、そのブツシャ19
によりローラテーブル18上のレンガパレット22が上
記レンガパレット受台40に載置される。
この後、キャリッジ21が180°旋回し、他の片側の
レンガパレット受台40にも上記同様にレンガパレット
22が乗載される。
つぎに、作業員がキャリッジ21の各作業台42に乗り
込み、タワー13の伸長操作により上記2つのレンガパ
レット22とともに転炉10内に下降する。
転炉10内ではレンガ積作業位置に応じて、夕ワー13
の縮小操作により、作業台42が段階的に上昇駆動され
る。
また、キャリッジ21の旋回操作により、作業台42つ
まりローラコンベア45の向きがレンガ積作業位置に応
じて調整される。
さらに、作業台42が第1図の仮想線状態へ前進駆動さ
れ、ローラコンベア45の先端部が転炉10の内壁所定
のレンガ積位置近傍に延出される。
次に、第7図に示されたブツシャ48が駆動され、この
ブツシャ48によりレンガパレット受台40上のレンガ
パレット22の最上層部のレンガがローラコンベア45
上に切り出され、ローラコンベア45の駆動によりその
先端部へ搬送される。
ローラコンベア45の先端部に搬送されたレンガは、マ
ニプレータ44の吸着盤43に吸着され、ローラコンベ
ア45上から所定のレンガ積位置に積み上げられる。
このように、転炉10内壁へのレンガ積み上げ作業は、
マニプレータ44によって行なわれるので、作業の能率
が良好である。
また、ローラコンベア45は作業者に対して不動の高さ
に設けられているので、作業具はマニプレータ44の吸
着盤43によりローラコンベア45上に切り出されたレ
ンガを吸着するとき、常にほぼ一定の姿勢でその吸着操
作を行うことができ、作業能率が良好である。
上記のようにして、レンガパレット受台40上の最上層
部のレンガがローラコンベア45上に切り出されると、
レンガパレット受台40がレンガの1層分だけ上昇駆動
され、次のレンガが切り出し高さに位置し、上記同様逐
次レンガ切り出用ローラ49を介してローラコンベア4
5上に切り出される。
レンガの切り出し作業はキャリッジ21上の2箇所で同
時に行われるのでレンガ積作業は能率良く行われる。
また、転炉10の上部(炉口部53近傍)は上方が狭ま
った形状をしているが、キャリッジ作業床42の伸縮量
を調整することにより、炉体半径の減少に対しても難な
く本装置によりレンガ積作業を行うことができる。
レンガパレット受台40上のレンガがなくなると、レン
ガパレット受台40が下げられるとともに、キャリッジ
21の上昇のための準備、つまり作業台42が後退駆動
され、かつマニプレータ44が折りたたまれる。
つぎに、キャリッジ21がレンガパレット搬入時の状態
まで旋回され、再びキャリッジ21のレンガパレット受
台40が据付台12のローラコンベア18に対向配置さ
れる位置で停止する。
キャリッジ21は炉口部53を通過し、レンガパレット
搬送用ローラテーブル18の上面と一致する位置まで上
昇し、再びレンガパレットを乗載する。
以下同様の動作が行われる。転炉10内のレンガ積作業
が完全に終了すると、キャリッジ21は炉内への搬入操
作と逆の操作により据付台12のローラテーブル16上
に取り出され、かつ、違憲作業床51上の所定位置に保
管される。
第8図のように、転炉10の廃ガス捕集フード54が固
定式の場合には、このフード54に扉55を設け、違憲
作業床51上のレール56の先端部57を上記扉55か
らフード54を貫通して離京作業床51に強固に支持し
、上記扉55を開放したまま、据付台12を転炉10上
に走行配置するよう構成すれは゛よい。
また、第9図のように、運搬架台58の先端部に据付台
12を搭載して、この運搬架台58をクレーンにより吊
り上げ、かつ、フード54の扉55を開放して、上記据
付台12をフード54内に挿入するとともに、第10図
のように転炉10にまたがって違憲作業床51上に下降
設置するよう構成することができる。
もちろん、上記運搬架台58は据付台12の設置後、そ
の下部から抜き取られる。
このような構成では、離京作業′床51上に据付台走行
用レールが不要である。
第9図において59は据付台12の他端部に設けられた
カウンタウェイトである。
なお、第2図に示されたキャリッジ搬送機構15のロー
ラテーブル16とレンガパレット搬送機構17のローラ
テーブル18とは共用形に構成することもできる。
以上のように、この考案によれば、タワーは伸縮自在で
あり、縮小された状態で転炉上より除去されるので、従
来技術によるレンガ積装置のように転炉上の長尺なタワ
ーの上昇を許容する空間を必華とせず、転炉工場違憲を
低くすることができる。
従って離京の狭さのために従来技術によるレンガ積作業
の導入が阻まれ、レンガ積作業の省力化が進まない既設
の離京に対してもこの考案に係るレンガ積装置を導入す
ることが可能となり、例示した据付を適用することで既
存の離京をほとんど改造することなくレンガ積作業の省
力化が著しく進められる。
また、タワーの縮小状態において据付台上でレンガパレ
ット搬送機構からレンガパレットをキャリッジ上に搬送
し、タワーを伸長することによりキャリッジとともにレ
ンガパレットを転炉内に下降させるよう構成したので、
従来のように、タワーの伸縮動作に連動して、レンガ搬
入用パケットのドライブチェーンの長さ調整を行うよう
な装置が不要になり、装置が簡単化される。
さらに、転炉内壁へのレンガ積作業は、作業台上に設け
たマニプレータによって行なわれるので、レンガ積み作
業の能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例に係る転炉用レンガ積装置の
使用状態図、第2図は第1図のA−A線矢視図、第3図
はキャリッジの搬入説明図、第4図はタワーの断面図、
第5図はタワーとキャリッジ間の連結構成図、第6図は
キャリッジ部の平面図、第7図はレンガ切出部の斜視図
、第8図はこの考案の第2実施例を示す概略側面図、第
9図はこの考案め第3実施例を示す概略側面図、第10
図は第9図のB−B線矢視図である。 10・・・転炉、12・・・据付台、13・・・タワー
、14・・・タワー支持台、15・・・キャリッジ搬送
機構、17・・・レンガパレット搬送機構、21・・・
キャリッジ、22・・・レンガパレット、40・・・レ
ンガパレット受台、42・・・作業台、44・・・マニ
プレータ、45・・・ローラコンベア、48・・・ブツ
シャ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タワー支持台、レンガパレット搬送機構および、キャリ
    ッジ搬送機構を有して転炉上に配置される据付台と、上
    記タワー支持台に固定された伸縮自在なタワーと、この
    タワーが縮小状態のときに上記据付台上でタワーの下端
    部に連結され、タワーの伸長によって転炉内の所定位置
    まで下降するキャリッジとを具備し、このキャリッジは
    、転炉の内壁部に対して進退自在の作業台と、レンガパ
    レットをレンガの一層毎に上昇可能に支持するレンガ受
    台と、転炉の内壁近傍に延出し、ブツシャによって切り
    出された最上部のレンガを上記内壁近傍に搬送するロー
    ラコンベアと、上記作業台上に設けられ、上記ローラコ
    ンベア上に切り出されたレンガを吸着して転炉の内壁部
    に所定位置に積み上げるマニプレータとを有する転炉用
    レンガ積装置。
JP6971079U 1979-05-24 1979-05-24 転炉用レンガ積装置 Expired JPS5935566Y2 (ja)

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JP6971079U JPS5935566Y2 (ja) 1979-05-24 1979-05-24 転炉用レンガ積装置

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JP6971079U JPS5935566Y2 (ja) 1979-05-24 1979-05-24 転炉用レンガ積装置

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Publication Number Publication Date
JPS55172356U JPS55172356U (ja) 1980-12-10
JPS5935566Y2 true JPS5935566Y2 (ja) 1984-10-01

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ID=29303507

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