JPS5940225Y2 - 包装材 - Google Patents

包装材

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Publication number
JPS5940225Y2
JPS5940225Y2 JP9495479U JP9495479U JPS5940225Y2 JP S5940225 Y2 JPS5940225 Y2 JP S5940225Y2 JP 9495479 U JP9495479 U JP 9495479U JP 9495479 U JP9495479 U JP 9495479U JP S5940225 Y2 JPS5940225 Y2 JP S5940225Y2
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JP
Japan
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exterior
interior
exterior material
printing
grids
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JP9495479U
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JPS5614030U (ja
Inventor
卓夫 田所
Original Assignee
凸版印刷株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は光学的モアレ現象を応用した、意匠的に優れた
効果を奏する包装材に関するものである。
“モアレ”とは幾何学的に規則正しく分布された点また
は線を重ね合わせるときに生ずる斑紋のことであり、一
般に印刷に於ける不良要素として知られている。
とくに凸版、平版、網グラビア等で多色印刷する場合は
、このモアレを完全に無くする事が不可能であり、網撮
りの際にモアレが最小になるようスクリーン角度を調整
しているのである。
本考案では前述の如くのモアレを逆に利用しようとする
ものであるが、ただ単に同一面上に印刷したのではモア
レパターンが一定化しそれ以上の効果は期待できない。
そこで互いに角度の異なる格子または万線を異なる2面
以上に印刷し重ね合わせることによってヱアレを発生さ
せ、しかも各印刷面間に間隔がある為、見る角度により
モアレパターンが変化して立体的に見えるような包装材
を考案したものである。
即ち、外装材と内装材とから構成される装材において、
少くとも外装材には透明材料を使用し、外装材及び内装
材には格子または万線等を施し、両者を重ね合わせ二重
包装した際に、夫々の格子または万線等が完全に重なり
合って一致することのないようにしてモアレを発生させ
るものである。
以下に、図面に基いて本考案をさらに詳細に説明する。
第1図は本考案にかかる包装材を模式的に示したもので
、1は外装材、2は内装材、3,4は格子である。
外装材1には内装材が透視可能な透明な材料を使用する
ことが不可欠となる。
即ちセロファン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
エステル、ナイロン、アイオノマー等及びこれらの積層
フィルムが使用可能である。
また格子3は印刷により施され、外装材10表面、裏面
、或いは外装材1が積層フィルムにあっては中間層等格
子を印刷すべき面については何等限定されるものではな
い。
内装材2については透明、不透明いずれも適用可能であ
り、内装材2が透明であれば外装材1と全く同様の構成
でよ、いが、不透明の場合は格子4を表面に印刷する必
要がある。
ちなみにこの印刷層の表面側に透明層を設けることも可
能である。
なお、外装材1及び内装材2には格子3,4に加えて通
常のデザイン等を印刷しても、また格子3.4をカラー
印刷しても何等問題はない。
また、格子3,4はここでは印刷により施すものとして
説明を進めたものであるが、前述の如くエンボスによっ
てもよく、他のいかなる手段であっても格子模様が現出
するものであればよい。
さらに格子3,4は直線でも曲線でも線幅が変化しても
よく、また格子のネガ状態即ち四角形、三角形、円形、
星型等の模様が連続的に施されているものであっても同
様の効果が得られる。
その他いわゆる万線と称される多数の直線の集合でもよ
い。
このような構成を有する包装材で実際に被包装物を包装
するに際しては、外装材及び内装材を重ねあわせるとき
に両者に施されている格子等が完全に重なり合ってしま
うことのないよう(完全に重合一致したときは当然モア
レは発生しない)留意しなければならない。
以上に述べた如く本考案によれば外装材及び内装材に格
子または万線等を施し、夫々の格子または万線等が完全
に重なり合うことのないよう外装材及び内装材を組み合
わせることにより被包装物を包装したためにモアレが発
生し、しかも外装材と内装材に施されている夫々の格子
間の間隔が一定ではないためモアレパターンが様々に変
化し、従来の包装材にない、意匠的に優れた効果を奏す
るものである。
以下に本考案の実施例について述べる。
〈実施例〉 第2図に示す如く、防湿セロファン5の裏面に通常のデ
ザインと併に150線/インチの格子を印刷し、この印
刷層6に接着層7を介して延伸ポリプロピレン8を貼り
合わせ、更にその裏面に防湿セロファン9を貼り合わせ
て外装材1を形成する。
他方内装材2はコーディング紙110表面に120線/
インチの格子を印刷して印刷層10を形成してなるもの
である。
上記の如くの構成を有する外装材1と内装材2でキャラ
メルを包装する場合、まず内装材2により個々のキャラ
メルを包み、次にこのようなキャラメルを複数個まとめ
て外装材1により二重包装する。
このようになした包装物においては、印刷層6と印刷層
10の間に間隙12を含む間隔が存在するために見る角
度によってモアレパターンが変化し、しかも内装材2の
外装材1に対する格子の角度が個々のキャラメルによっ
て異なり、1個の包装物においても種々のモアレパター
ンが現出し、通常のデザインと相まって非常に美麗なも
のとなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の外観的説明図、第2図は本考案の一実
施例の断面的説明図である。 1・・・・・・外装材、2・・・・・・内装材、3,4
・・・・・・格子、5・・・・・・防湿セロファン、6
・・・・・・印刷層、7・・・・・・接着層、8・・・
・・・延伸ポリプロピレン、9・・・・・・防湿セロフ
ァン、10・・・・・・印刷層、11・・・・・・コー
テイング紙、12・・・・・・間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外装材及び内装材とからなる包装材において、少くとも
    外装材は透明材料により構成し、外装材及び内装材には
    格子等を施し、夫々の格子等によリモアレが発生するよ
    うに外装材及び内装材を組み合わせてなる包装材。
JP9495479U 1979-07-10 1979-07-10 包装材 Expired JPS5940225Y2 (ja)

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JPS5614030U JPS5614030U (ja) 1981-02-06
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