JP2006072168A - 変化するモアレにより立体的視覚効果の得られるシート体及びその製造方法並びに袋体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 この発明の、変化するモアレにより立体的視覚効果の得られるシート体は、透光性材料で形成された第1シート3と、透光性材料または非透光性材料で形成された第2シート2とを備えてなり、前記第1シート3と前記第2シート2とは、相互に少なくとも一部が非接合状態で重ね合わせ状に配置されて、両シート間に隙間4が形成されていると共に、前記第1シート3及び前記第2シート2に、光学的な干渉縞を生じるように表面処理が施されていることを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
厚さ30μmの透明な低密度ポリエチレンフィルムの左側の半体部の上面(2a)にドットをフレキソ印刷すると同時に右側の半体部の上面(3a)にもドットをフレキソ印刷した(図10(イ)参照)。
前記フレキソ印刷の後に、前記左側の半体部の上面(2a)及び前記右側の半体部の上面(3a)に波状のエンボス加工を施すものとした以外は、実施例1と同様にして袋体(10)を得た。
前記三角板を有する半折機構付きのシール機を用いて、半折体の外周縁部において両半体部をシール接合する際に、左側の半体部(第2シート)の張力を右側の半体部(第1シート)の張力よりも大きくした状態でシール接合するものとした以外は、実施例1と同様にして袋体(10)を得た。
左側の半体部の上面(2a)にドット印刷(マゼンタとイエロー混合)により鳥の羽をモチーフにした模様をドット印刷すると共に、右側の半体部の上面(3a)における対応位置にドット印刷(マゼンタとシアン混合)により同様の鳥の羽をモチーフにした模様を印刷するものとした以外は、実施例1と同様にして袋体(10)を得た。
各袋体を手で普通に触れ、その際のモアレ模様の変化の多様性等について下記判定基準に基づいて評価した。
(判定基準)
「◎」…モアレ模様の変化の多様性が特に大きく、動きも非常に大きい
「○」…モアレ模様の変化の多様性が大きく、動きも大きい
「×」…モアレ模様の変化の多様性が小さく、動きも小さい
2…第2シート
2a…重ね合わせ面
3…第1シート
3a…重ね合わせ面
4…隙間
5…接合部
10…袋体
β…角度
M…線画の軸線方向
N…ドットの配列方向
G…折り線
R…接合領域
S…非接合領域
Claims (11)
- 透光性材料で形成された第1シートと、
透光性材料または非透光性材料で形成された第2シートとを備えてなり、
前記第1シートと前記第2シートとは、相互に少なくとも一部が非接合状態で重ね合わせ状に配置されて、両シート間に隙間が形成されていると共に、前記第1シート及び前記第2シートに、光学的な干渉縞を生じるように表面処理が施されていることを特徴とする変化するモアレにより立体的視覚効果の得られるシート体。 - 透光性材料で形成された第1シートと、
透光性材料または非透光性材料で形成された第2シートとを備えてなり、
前記第1シートに線画またはドットが印刷され、前記第2シートに線画またはドットが印刷され、前記第1シートと前記第2シートとは、相互に少なくとも一部が非接合状態で重ね合わせ状に配置されて、両シート間に隙間が形成されていると共に、この重ね合わせ状態において前記第1シートの線画の軸線方向またはドットの配列方向と、前記第2シートの線画の軸線方向またはドットの配列方向とが相違するように又は一致するように配置されていることを特徴とする変化するモアレにより立体的視覚効果の得られるシート体。 - 前記重ね合わせ状態において、前記第1シートの線画の軸線方向またはドットの配列方向と、前記第2シートの線画の軸線方向またはドットの配列方向とがなす角度が0°以上45°以下の範囲である請求項2に記載の変化するモアレにより立体的視覚効果の得られるシート体。
- 前記第1シート及び前記第2シートにおける線画またはドットの配置数は、2.54cm当たり10本(個)以上である請求項2または3に記載の変化するモアレにより立体的視覚効果の得られるシート体。
- 前記第1シートと前記第2シートとが外周縁部において接合されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の変化するモアレにより立体的視覚効果の得られるシート体。
- 前記第1シート又は/及び前記第2シートの重ね合わせ面にエンボス加工が施されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の変化するモアレにより立体的視覚効果の得られるシート体。
- 前記第1シート及び前記第2シートは、いずれも厚さ10〜200μmの熱可塑性樹脂フィルムからなる請求項1〜6のいずれか1項に記載の変化するモアレにより立体的視覚効果の得られるシート体。
- 請求項1〜7のいずれか1項に記載のシート体を用いて構成されたことを特徴とする変化するモアレにより立体的視覚効果の得られる袋体。
- 1枚のシートの一方の半体部に線画またはドットを印刷すると共に、同シートの他方の半体部に、前記一方の半体部の線画の軸線方向またはドットの配列方向と相違する方向に軸線方向が伸びる線画または配列方向が伸びるドットを印刷する印刷工程と、
前記一方の半体部と前記他方の半体部との間の中間領域を折り線にして半折することによって両半体部同士を重ね合わせて半折体を得る半折工程と、
前記半折体の外周縁部の少なくとも一部において前記両半体部を接合する接合工程とを包含することを特徴とする変化するモアレにより立体的視覚効果の得られるシート体の製造方法。 - 1枚のシートの一方の半体部の上面に線画またはドットを印刷すると共に、同シートの他方の半体部の上面に、前記一方の半体部の線画の軸線方向またはドットの配列方向と相違する方向に軸線方向が伸びる線画または配列方向が伸びるドットを印刷する印刷工程と、
前記一方の半体部と前記他方の半体部との間の中間領域を折り線にして谷折りすることによって両半体部の印刷面同士を重ね合わせて半折体を得る半折工程と、
前記半折体の外周縁部の少なくとも一部において前記両半体部を接合する接合工程とを包含することを特徴とする変化するモアレにより立体的視覚効果の得られるシート体の製造方法。 - 前記半折体の外周縁部の少なくとも一部において前記両半体部を接合する際に、一方の半体部の張力と他方の半体部の張力に差を設けた状態で接合する請求項9または10に記載の変化するモアレにより立体的視覚効果の得られるシート体の製造方法。
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