JPS5939803B2 - 記録担体用再生装置 - Google Patents
記録担体用再生装置Info
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- JPS5939803B2 JPS5939803B2 JP52093077A JP9307777A JPS5939803B2 JP S5939803 B2 JPS5939803 B2 JP S5939803B2 JP 52093077 A JP52093077 A JP 52093077A JP 9307777 A JP9307777 A JP 9307777A JP S5939803 B2 JPS5939803 B2 JP S5939803B2
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- Japan
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- signal
- amplitude
- carrier
- impedance
- filter
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/76—Television signal recording
- H04N5/91—Television signal processing therefor
- H04N5/93—Regeneration of the television signal or of selected parts thereof
- H04N5/931—Regeneration of the television signal or of selected parts thereof for restoring the level of the reproduced signal
- H04N5/9315—Regeneration of the television signal or of selected parts thereof for restoring the level of the reproduced signal the level control being frequency dependent
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、周波数変調された搬送波信号から成り、テレ
ビジョン信号を可とする信号をその上に記録した記録担
体の再生に当り、記録担体を走査するためのトランスデ
ューサ装置を備え、周波数変調された搬送波信号および
少くとも下側波帯における信号成分から成る前記トラン
スデューサ装置の出力信号をりミッタおよび復調器に供
給して記録信号を再生する記録担体用再生装置に関する
ものである。
ビジョン信号を可とする信号をその上に記録した記録担
体の再生に当り、記録担体を走査するためのトランスデ
ューサ装置を備え、周波数変調された搬送波信号および
少くとも下側波帯における信号成分から成る前記トラン
スデューサ装置の出力信号をりミッタおよび復調器に供
給して記録信号を再生する記録担体用再生装置に関する
ものである。
この種の再生装置においては、トランスデューサ装置が
記録担体を正確に走しない場合、トランスデューサ装置
の出力信号は比較的大きい振幅変動を呈する。磁気ヘッ
ドを備えるトランスデューサ装置においては、トランス
デューサ装置が記録担体を正確に走査しない事例として
、例えば記録担体が磁気ヘツドから持上げられ離間され
る場合がある。1μm以下の僅かな持上げによつても、
その影響は指数関数関係で現われるから、出力信号の振
幅が大幅に減少し、約15dB程度減少する。
記録担体を正確に走しない場合、トランスデューサ装置
の出力信号は比較的大きい振幅変動を呈する。磁気ヘッ
ドを備えるトランスデューサ装置においては、トランス
デューサ装置が記録担体を正確に走査しない事例として
、例えば記録担体が磁気ヘツドから持上げられ離間され
る場合がある。1μm以下の僅かな持上げによつても、
その影響は指数関数関係で現われるから、出力信号の振
幅が大幅に減少し、約15dB程度減少する。
テレビジヨン信号の再生に当り、再生された信号は、復
調以前に、実際の搬送波信号の振幅を一定に維持するリ
ミツタに供給されるが、上記の如き擾乱の発生により画
像中に雑音および黒い汚れが生ずることを発見した。本
発明の目的は上記の問題を簡単な態様で除去するにある
。
調以前に、実際の搬送波信号の振幅を一定に維持するリ
ミツタに供給されるが、上記の如き擾乱の発生により画
像中に雑音および黒い汚れが生ずることを発見した。本
発明の目的は上記の問題を簡単な態様で除去するにある
。
これを達成するため本発明の再生装置は、搬送波信号の
振幅に応じ変化できる伝達関数を有する少くとも1個の
フイルタを前記リミツタおよび復調器の前位に設け、搬
送波信号の振幅が減少した場合搬送波信号の振幅を下側
波帯における信号成分の振幅に対し増大させるよう構成
したことを特徴とする。従つて、搬送波信号の振幅が減
少した場合には、周波数レスポンスが調整されて、搬送
波信号の振幅に対し下側波帯における信号成分の振幅が
変化するか、または逆に下側波帯における信号成分の振
幅に対し搬送波信号の振幅が変化するので、擾乱が存在
しない場合と実際上同一の状態が得られる。かかる擾乱
の影響は再生された信号の周波数に左右され、一層高い
周波数においては下側波帯における信号成分の振幅が搬
送波信号の振幅より大きくなる範囲にまで増大し、この
場合にはリミツタおよび復調器は最早や正しく作動しな
くなる。本発明においては搬送波信号の振幅に応じて周
波数レスポンスに影響を及ぼすようにすることにより、
かかる周波数に左右される擾乱が除去され、リミツタお
よび復調器は正しく処理できる信号を供給されることと
なる。本発明の実施例においては、前記フイルタとして
T形回路網の半部で構成する高域通過フイルタを設け、
前記T形回路網の半部の一方の枝路にオーム抵抗を配置
しかつ他方の枝路にインピーダンス素子を配置し、前記
インピーダンス素子に少くとも1個の回路素子を並列に
接続し、前記回路素子のインピーダンスはその両端子間
に生ずる搬送波信号の振幅の直接の関数として変化し、
搬送波信号の振幅が増大する際前記インピーダンスを減
少させる如く構成したことを特徴とする。また、本発明
の他の実施例においては、前記フイルタとして、直列共
振回路で構成する低域通過フイルタを設け、前記直列共
振回路の一回路素子と並列に、そのインピーダンスが搬
送波信号の振幅に応じて変化する少くとも1個の別の回
路素子を接続し、搬送波信号の振幅が増大する際前記イ
ンピーダンスを減少させる如く構成したことを特徴とす
る。
振幅に応じ変化できる伝達関数を有する少くとも1個の
フイルタを前記リミツタおよび復調器の前位に設け、搬
送波信号の振幅が減少した場合搬送波信号の振幅を下側
波帯における信号成分の振幅に対し増大させるよう構成
したことを特徴とする。従つて、搬送波信号の振幅が減
少した場合には、周波数レスポンスが調整されて、搬送
波信号の振幅に対し下側波帯における信号成分の振幅が
変化するか、または逆に下側波帯における信号成分の振
幅に対し搬送波信号の振幅が変化するので、擾乱が存在
しない場合と実際上同一の状態が得られる。かかる擾乱
の影響は再生された信号の周波数に左右され、一層高い
周波数においては下側波帯における信号成分の振幅が搬
送波信号の振幅より大きくなる範囲にまで増大し、この
場合にはリミツタおよび復調器は最早や正しく作動しな
くなる。本発明においては搬送波信号の振幅に応じて周
波数レスポンスに影響を及ぼすようにすることにより、
かかる周波数に左右される擾乱が除去され、リミツタお
よび復調器は正しく処理できる信号を供給されることと
なる。本発明の実施例においては、前記フイルタとして
T形回路網の半部で構成する高域通過フイルタを設け、
前記T形回路網の半部の一方の枝路にオーム抵抗を配置
しかつ他方の枝路にインピーダンス素子を配置し、前記
インピーダンス素子に少くとも1個の回路素子を並列に
接続し、前記回路素子のインピーダンスはその両端子間
に生ずる搬送波信号の振幅の直接の関数として変化し、
搬送波信号の振幅が増大する際前記インピーダンスを減
少させる如く構成したことを特徴とする。また、本発明
の他の実施例においては、前記フイルタとして、直列共
振回路で構成する低域通過フイルタを設け、前記直列共
振回路の一回路素子と並列に、そのインピーダンスが搬
送波信号の振幅に応じて変化する少くとも1個の別の回
路素子を接続し、搬送波信号の振幅が増大する際前記イ
ンピーダンスを減少させる如く構成したことを特徴とす
る。
この場合には周波数に左右される極めて大きい振幅変動
も簡単な態様で補正することができる。また本発明の更
に他の実施例においては、前記フイルタが信号遅延を伴
わない1個のチヤンネルおよび遅延回路網によつて発生
させた信号遅延を伴う少くとも1個の別のチヤンネルを
備え、これらチヤンネルの出力信号を互に合成するよう
にし、少くとも1個のチヤンネルには、このチヤンネル
において伝送される信号の振幅に影響させるため、搬送
波信号の振幅に応じて変化するインピーダンスを有する
少くとも1個の回路素子を設ける如く構成したことを特
徴とする。
も簡単な態様で補正することができる。また本発明の更
に他の実施例においては、前記フイルタが信号遅延を伴
わない1個のチヤンネルおよび遅延回路網によつて発生
させた信号遅延を伴う少くとも1個の別のチヤンネルを
備え、これらチヤンネルの出力信号を互に合成するよう
にし、少くとも1個のチヤンネルには、このチヤンネル
において伝送される信号の振幅に影響させるため、搬送
波信号の振幅に応じて変化するインピーダンスを有する
少くとも1個の回路素子を設ける如く構成したことを特
徴とする。
かかるフイルタを使用することにより、フイルタの伝達
関数の変化のため包絡線遅延ひずみが実際上生じなくな
る。図面につき本発明の実施例を説明する。第1図にお
いて、1および2は再生装置における記録担体走査用ト
ランスデユーサ装置の磁気ヘツドを示す。
関数の変化のため包絡線遅延ひずみが実際上生じなくな
る。図面につき本発明の実施例を説明する。第1図にお
いて、1および2は再生装置における記録担体走査用ト
ランスデユーサ装置の磁気ヘツドを示す。
これら磁気ヘツド1,2の出力信号は変成器3を介し増
幅器5の入力端子4に供給する。通常の如く、記録担体
上の記録信号(本例ではテレビジヨン信号)は周波数変
調された搬送波信号の形態で記録される。従つて再生装
置における増幅器5の出力端子6には周波数変調された
搬送波信号および少くとも下側波帯における信号成分か
ら成る信号が生ずる。この周波数被変調信号は従来はこ
の信号を復調するためのリミツタおよび復調器8に直接
供給され、従つてリミツタおよび復調器8の出力端子9
に復調信号が生ずる。その場合リミツタおよび復調器8
のリミツタは既知の態様で作動して実際の搬送波信号の
振幅を一定に維持するので、周波数変調方式に関連する
利点はそのまま保持される。記録担体の走査に当りトラ
ンスデユーサ装置の磁気ヘツド1および2が記録担体か
ら若干持上げられた場合、例えば1μm程度持上げられ
た場合、この擾乱により磁気ヘツド1,2の出力信号の
振幅が著しく減少する。
幅器5の入力端子4に供給する。通常の如く、記録担体
上の記録信号(本例ではテレビジヨン信号)は周波数変
調された搬送波信号の形態で記録される。従つて再生装
置における増幅器5の出力端子6には周波数変調された
搬送波信号および少くとも下側波帯における信号成分か
ら成る信号が生ずる。この周波数被変調信号は従来はこ
の信号を復調するためのリミツタおよび復調器8に直接
供給され、従つてリミツタおよび復調器8の出力端子9
に復調信号が生ずる。その場合リミツタおよび復調器8
のリミツタは既知の態様で作動して実際の搬送波信号の
振幅を一定に維持するので、周波数変調方式に関連する
利点はそのまま保持される。記録担体の走査に当りトラ
ンスデユーサ装置の磁気ヘツド1および2が記録担体か
ら若干持上げられた場合、例えば1μm程度持上げられ
た場合、この擾乱により磁気ヘツド1,2の出力信号の
振幅が著しく減少する。
しかしかかる振幅の減少は磁気ヘツドおよび記録担体の
間に形成される間隙にだけ左右されるのではなく、一層
大きな範囲にわたり再生信号の瞬時周波数に左右され、
周波数の高い信号の方が周波数の低い信号より振幅の減
少が著しい。その場合かかる擾乱により搬送波信号の振
幅が下側波帯における信号成分の振幅より−層減少し、
例えば20dB程度の振幅の差になることがある。かか
る擾乱受けた信号をリミツタおよび復調器8に供給する
と、搬送波信号の振幅が小さい場合には下側波帯におけ
る信号成分の方が一層顕著に増大するから、復調信号に
おける雑音が一層顕著になる。更に、下側波帯における
信号成分の振幅が搬送波信号の振幅より大きくなること
がなり、その場合リミツタおよび復調器8は最早や正し
て作動できなくなるので実際の画像内容に対応しない信
号が発生し、これにより例えば再生テレビジヨン画像に
過渡的な不鮮明部分が生ずる。かかる問題を解決するた
め増幅器5の出力端子6と、リミツタおよび復調器8の
入力端子7との間の信号路に少くとも1個のフイルタ1
0を設け、このフイルタ10の伝達関数は搬送波信号の
振幅に応じて変化することができ、搬送波信号の振幅が
減少した場合下側波帯における信号成分の振幅に対し搬
送波を増大させるようにする。
間に形成される間隙にだけ左右されるのではなく、一層
大きな範囲にわたり再生信号の瞬時周波数に左右され、
周波数の高い信号の方が周波数の低い信号より振幅の減
少が著しい。その場合かかる擾乱により搬送波信号の振
幅が下側波帯における信号成分の振幅より−層減少し、
例えば20dB程度の振幅の差になることがある。かか
る擾乱受けた信号をリミツタおよび復調器8に供給する
と、搬送波信号の振幅が小さい場合には下側波帯におけ
る信号成分の方が一層顕著に増大するから、復調信号に
おける雑音が一層顕著になる。更に、下側波帯における
信号成分の振幅が搬送波信号の振幅より大きくなること
がなり、その場合リミツタおよび復調器8は最早や正し
て作動できなくなるので実際の画像内容に対応しない信
号が発生し、これにより例えば再生テレビジヨン画像に
過渡的な不鮮明部分が生ずる。かかる問題を解決するた
め増幅器5の出力端子6と、リミツタおよび復調器8の
入力端子7との間の信号路に少くとも1個のフイルタ1
0を設け、このフイルタ10の伝達関数は搬送波信号の
振幅に応じて変化することができ、搬送波信号の振幅が
減少した場合下側波帯における信号成分の振幅に対し搬
送波を増大させるようにする。
本例においてはフイルタ10として高域通過フイルタを
使用し、その入力端子を11で示し、その出力端子を1
2で示す。高域通過フイルタ10はT形回路網の半部で
構成し、その一方の枝路はオーム抵抗13を備え、他方
の枝路はインダクタで構成したインピーダンス素子14
を備える。互に逆極性で並列接続した2個のダイオード
15および16をインピーダンス素子14と並列に接続
し、これらダイオード15,16はそのインピーダンス
がこれらダイオードの両端子間に現われる搬送波信号の
振幅の直接の関数として変化する回路素子として作動し
、振幅が増大するに従つてそのインピーダンスは減少す
る。従つて回路素子のインピーダンスを変化させるため
の別の制御回路を不要ならしめることができる。第2図
は振幅の小さい搬送波信号および振幅の大きい搬送波信
号に対する高域通過フイルタ10の伝達特性を示し、周
波数fを横軸に示し、かつこのフイルタの出力信号U2
および入力信号U1の間の振幅の比を縦軸に示す。
使用し、その入力端子を11で示し、その出力端子を1
2で示す。高域通過フイルタ10はT形回路網の半部で
構成し、その一方の枝路はオーム抵抗13を備え、他方
の枝路はインダクタで構成したインピーダンス素子14
を備える。互に逆極性で並列接続した2個のダイオード
15および16をインピーダンス素子14と並列に接続
し、これらダイオード15,16はそのインピーダンス
がこれらダイオードの両端子間に現われる搬送波信号の
振幅の直接の関数として変化する回路素子として作動し
、振幅が増大するに従つてそのインピーダンスは減少す
る。従つて回路素子のインピーダンスを変化させるため
の別の制御回路を不要ならしめることができる。第2図
は振幅の小さい搬送波信号および振幅の大きい搬送波信
号に対する高域通過フイルタ10の伝達特性を示し、周
波数fを横軸に示し、かつこのフイルタの出力信号U2
および入力信号U1の間の振幅の比を縦軸に示す。
振幅の小さい搬送波信号に対し回路素子15および16
は高インピーダンスを呈し、17で示す伝達関数が得ら
れる。しかし搬送波信号の振幅が大きい場合には、回路
素子15および16は低インピーダンスを呈し、その結
果高域通過フイルタの遮断周波数が低い周波数の方へ推
移され、18で示す伝達関数が得られる。振幅の小さい
搬送波信号に対し高域通過フイルタの遮断周波数を適切
に選定して搬送波信号の周波数範囲内に位置するように
し、これを第2図においてFTの近くにおける破線によ
つて示す。下側波帯における主要信号成分は一層低い周
波数に位置し、これを第2図においてFsの近くにおけ
る破線によつて示す。回路素子15および16の動作の
ため搬送波信号の振幅が大きい場合の高域通過フイルタ
の遮断周波数は下側波帯における信号成分の周波数より
低くなる。高域通過フイルタの伝達関数18から明らか
なように、搬送波信号および下側波帯における信号成分
の両方は、磁気ヘツド1,2が記録担体と正しく共動し
、従つて搬送波信号の振幅が大きい場合と同一態様で高
域通過フイルタ10を介し転送される。
は高インピーダンスを呈し、17で示す伝達関数が得ら
れる。しかし搬送波信号の振幅が大きい場合には、回路
素子15および16は低インピーダンスを呈し、その結
果高域通過フイルタの遮断周波数が低い周波数の方へ推
移され、18で示す伝達関数が得られる。振幅の小さい
搬送波信号に対し高域通過フイルタの遮断周波数を適切
に選定して搬送波信号の周波数範囲内に位置するように
し、これを第2図においてFTの近くにおける破線によ
つて示す。下側波帯における主要信号成分は一層低い周
波数に位置し、これを第2図においてFsの近くにおけ
る破線によつて示す。回路素子15および16の動作の
ため搬送波信号の振幅が大きい場合の高域通過フイルタ
の遮断周波数は下側波帯における信号成分の周波数より
低くなる。高域通過フイルタの伝達関数18から明らか
なように、搬送波信号および下側波帯における信号成分
の両方は、磁気ヘツド1,2が記録担体と正しく共動し
、従つて搬送波信号の振幅が大きい場合と同一態様で高
域通過フイルタ10を介し転送される。
擾乱により搬送波信号の振幅が減少した場合には、高域
通過フイルタは伝達関数17に従つて作動し、その結果
搬送波信号の振幅は下側波帯における信号成分の振幅に
対し、第2図に双頭矢印19で示した量だけ増大する。
従つて、擾乱のために下側波帯における信号成分の振幅
に対し搬送波信号の振幅が一層大幅に減少するのが再び
補正される。従つて、搬送波信号の振幅に応じて周波数
被変調信号の周波数レスポンスに影響を及ぼすようにす
ることにより、上記擾乱に起因して搬送波信号の振幅が
減少する場合にも、実際上擾乱がない状態に対応しかつ
リミツタおよび復調器8の正しい動作を保証する信号関
係が得られる。上述した所から明らかなように、使用す
るフイルタはその回路構成が極めて簡単であり、特に搬
送波信号の振幅に応じて伝達関数に影響を及ぼすように
するため逆極性で並列接続した2個のダイオードを使用
して、そのインピーダンスがこれらダイオードの両端に
現われる信号の振幅に直接依存して変化するようにする
。これらダイオードは、そのインピーダンスを同様な態
様で変化できる他の回路素子例えば被制御電界効果トラ
ンジスタによつても置換できることは明らかである。一
層大きい振幅の差を補正する必要がある場合には、かか
る高域通過フイルタを複数個縦続接続できることも明ら
かである。また同様な態様で、逆極性並列接続ダイオー
ド15および16を抵抗13と並列に接続することもで
きる。かかる高域通過フイルタの他の例を第3図に示し
、本例の回路構成は第1図の実施例におけるフイルタと
逆関係にある。
通過フイルタは伝達関数17に従つて作動し、その結果
搬送波信号の振幅は下側波帯における信号成分の振幅に
対し、第2図に双頭矢印19で示した量だけ増大する。
従つて、擾乱のために下側波帯における信号成分の振幅
に対し搬送波信号の振幅が一層大幅に減少するのが再び
補正される。従つて、搬送波信号の振幅に応じて周波数
被変調信号の周波数レスポンスに影響を及ぼすようにす
ることにより、上記擾乱に起因して搬送波信号の振幅が
減少する場合にも、実際上擾乱がない状態に対応しかつ
リミツタおよび復調器8の正しい動作を保証する信号関
係が得られる。上述した所から明らかなように、使用す
るフイルタはその回路構成が極めて簡単であり、特に搬
送波信号の振幅に応じて伝達関数に影響を及ぼすように
するため逆極性で並列接続した2個のダイオードを使用
して、そのインピーダンスがこれらダイオードの両端に
現われる信号の振幅に直接依存して変化するようにする
。これらダイオードは、そのインピーダンスを同様な態
様で変化できる他の回路素子例えば被制御電界効果トラ
ンジスタによつても置換できることは明らかである。一
層大きい振幅の差を補正する必要がある場合には、かか
る高域通過フイルタを複数個縦続接続できることも明ら
かである。また同様な態様で、逆極性並列接続ダイオー
ド15および16を抵抗13と並列に接続することもで
きる。かかる高域通過フイルタの他の例を第3図に示し
、本例の回路構成は第1図の実施例におけるフイルタと
逆関係にある。
このフイルタ10はT形回路網の半部で構成し、その一
方の枝路はオーム抵抗20を備え、他方の枝路はコンデ
ンサで構成したインピーダンス素子21を備え、このコ
ンデンサはフイルタ10の入力端子11に接続する。2
個の逆極性並列接続ダイオード15および16をインピ
ーダンス素子21と並列に接続する。
方の枝路はオーム抵抗20を備え、他方の枝路はコンデ
ンサで構成したインピーダンス素子21を備え、このコ
ンデンサはフイルタ10の入力端子11に接続する。2
個の逆極性並列接続ダイオード15および16をインピ
ーダンス素子21と並列に接続する。
このフイルタの動作は搬送波信号の振幅に応じて伝達関
数が変化する点で第1図の実施例のフイルタと同様であ
り、下側波帯における信号成分の振幅は搬送波信号の振
幅が大きい場合に比べ搬送波信号の振幅が小さい場合に
一層顕著に減衰する。第4図に示したフイルタ10は同
じくT形回路網の半部から成る高域通過フイルタであり
、フイルタ10の入力端子11に接続される一方の枝路
はコンデンサ21を備えるが、他方の枝路ではオーム抵
抗を可変インピーダンス素子で置換し、この可変インピ
ーダンス素子を出力回路によつて制御できる電界効果ト
ランジスタ22で構成する。この電界効果トランジスタ
22を制御するため振幅検出器23を設け、その入力端
子24には第4図に図示しない増幅器5の出力端子6に
生ずる再生された周波数被変調信号を供給する。振幅検
出器23の出力端子25は電界効果トランジスタ22の
ゲート電極に接続する。電界効果トランジスタ22を適
切に制御して、搬送波信号の振幅が大きい場合にはその
出力インピーダンスが増大し、従つてフイルタ10の遮
断周波数が低下し、一方搬送波信号の振幅が小さい場合
にはその出力インピーダンスが減少し、従つてフイルタ
10の遮断周波数が高くなるようにする。かかる態様に
おいてフイルタ10により、第2図に示したように、搬
送波信号の振幅に応じて変化する伝達関数が得られる。
第5図に示したフイルタ10は搬送波周波数に同調した
並列共振回路26を備え、このフイルタ10は抵抗27
を介して駆動される。
数が変化する点で第1図の実施例のフイルタと同様であ
り、下側波帯における信号成分の振幅は搬送波信号の振
幅が大きい場合に比べ搬送波信号の振幅が小さい場合に
一層顕著に減衰する。第4図に示したフイルタ10は同
じくT形回路網の半部から成る高域通過フイルタであり
、フイルタ10の入力端子11に接続される一方の枝路
はコンデンサ21を備えるが、他方の枝路ではオーム抵
抗を可変インピーダンス素子で置換し、この可変インピ
ーダンス素子を出力回路によつて制御できる電界効果ト
ランジスタ22で構成する。この電界効果トランジスタ
22を制御するため振幅検出器23を設け、その入力端
子24には第4図に図示しない増幅器5の出力端子6に
生ずる再生された周波数被変調信号を供給する。振幅検
出器23の出力端子25は電界効果トランジスタ22の
ゲート電極に接続する。電界効果トランジスタ22を適
切に制御して、搬送波信号の振幅が大きい場合にはその
出力インピーダンスが増大し、従つてフイルタ10の遮
断周波数が低下し、一方搬送波信号の振幅が小さい場合
にはその出力インピーダンスが減少し、従つてフイルタ
10の遮断周波数が高くなるようにする。かかる態様に
おいてフイルタ10により、第2図に示したように、搬
送波信号の振幅に応じて変化する伝達関数が得られる。
第5図に示したフイルタ10は搬送波周波数に同調した
並列共振回路26を備え、このフイルタ10は抵抗27
を介して駆動される。
並列共振回路26と並列に、逆極性で並列接続したダイ
オード15および16を第1j6よび3図の例における
と同様の態様で接続する。搬送波信号の振幅が大きい場
合これらダイオード15および16は低インピーダンス
を呈し、これにより並列共振回路26の動作は大幅に抑
えられ、その共振状態の高揚は実際上何等の影響も及ぼ
さない。しかし搬送波信号の振幅が小さい場合ダイオー
ド15および16は高インピーダンスを呈し、これによ
り並列共振回路26の動作は最早や抑えられなくなり、
従つてその共振状態の高揚は十分な効果を奏し、その結
果搬送波信号が下側波帯における信号成分に対し増大す
る。従つてフイルタ10に供給される再生された周波数
被変調信号の周波数レスポンスは搬送波信号の振幅に応
じて影響を受けることとなる。第6図に低域通過フイル
タの形態のフイルタ10の例を示し、搬送波信号の周波
数より高い周波数に同調した直列共振回路で構成し、こ
の直列共振回路はインダクタ28およびコンデンサ29
と共にT形回路網の半部の形態に構成する。
オード15および16を第1j6よび3図の例における
と同様の態様で接続する。搬送波信号の振幅が大きい場
合これらダイオード15および16は低インピーダンス
を呈し、これにより並列共振回路26の動作は大幅に抑
えられ、その共振状態の高揚は実際上何等の影響も及ぼ
さない。しかし搬送波信号の振幅が小さい場合ダイオー
ド15および16は高インピーダンスを呈し、これによ
り並列共振回路26の動作は最早や抑えられなくなり、
従つてその共振状態の高揚は十分な効果を奏し、その結
果搬送波信号が下側波帯における信号成分に対し増大す
る。従つてフイルタ10に供給される再生された周波数
被変調信号の周波数レスポンスは搬送波信号の振幅に応
じて影響を受けることとなる。第6図に低域通過フイル
タの形態のフイルタ10の例を示し、搬送波信号の周波
数より高い周波数に同調した直列共振回路で構成し、こ
の直列共振回路はインダクタ28およびコンデンサ29
と共にT形回路網の半部の形態に構成する。
コンデンサ29と並列に逆極性並列接続ダイオード15
および16を接続するが、これらダイオードはインダク
タ28と並列に接続することもできる。第7図はこのフ
イルタ10の伝達関数を搬送波信号の振幅の関数として
示し、逆極性並列接続ダイオード15および16の両端
に生ずる信号の振幅に応じがこれらダイオードにより付
与されるインピーダンスに従つて、搬送波の振幅が大き
い場合には30で示した伝達関数が得られ、搬送波の振
幅が小さい場合には31で示した伝達関数が得られる。
従つて搬送波信号は、振幅が小さい場合下側波帯におけ
る信号成分に対し第7図に双頭矢印19で示した如く増
大する。かかるフイルタによれば大きな相対振幅変動を
簡単な態様で補正することができる。これは、直列共振
回路の共振周波数が搬送波信号の周波数に近似しかつ直
列共振回路のQ値が増大するに従つて一層顕著になる。
本発明によれば第8図に示したフイルタ10も有利に使
用することができ、このフイルタは遅延回路網、または
特別な形態においてくし形フイルタとして構成される。
本例のフイルタ10は信号遅延を伴わないチヤンネル3
3および遅延回路網34によつて生ぜしめた信号遅延を
伴うチヤンネル32を備える。2個のチヤンネル32お
よび33の出力信号を回路配置35において互に合成し
、本例ではこれを差信号を形成することによつて達成す
る。
および16を接続するが、これらダイオードはインダク
タ28と並列に接続することもできる。第7図はこのフ
イルタ10の伝達関数を搬送波信号の振幅の関数として
示し、逆極性並列接続ダイオード15および16の両端
に生ずる信号の振幅に応じがこれらダイオードにより付
与されるインピーダンスに従つて、搬送波の振幅が大き
い場合には30で示した伝達関数が得られ、搬送波の振
幅が小さい場合には31で示した伝達関数が得られる。
従つて搬送波信号は、振幅が小さい場合下側波帯におけ
る信号成分に対し第7図に双頭矢印19で示した如く増
大する。かかるフイルタによれば大きな相対振幅変動を
簡単な態様で補正することができる。これは、直列共振
回路の共振周波数が搬送波信号の周波数に近似しかつ直
列共振回路のQ値が増大するに従つて一層顕著になる。
本発明によれば第8図に示したフイルタ10も有利に使
用することができ、このフイルタは遅延回路網、または
特別な形態においてくし形フイルタとして構成される。
本例のフイルタ10は信号遅延を伴わないチヤンネル3
3および遅延回路網34によつて生ぜしめた信号遅延を
伴うチヤンネル32を備える。2個のチヤンネル32お
よび33の出力信号を回路配置35において互に合成し
、本例ではこれを差信号を形成することによつて達成す
る。
信号を遅延を伴うことなく転送するチヤンネル32にお
いては、搬送波信号の振幅に応じてこの信号の振幅に影
響を及ぼす機能を付与する。この目的のため抵抗36並
に逆極性並列接続ダイオード15および16から成る分
圧器を設け、その分圧比はダイオード15および16の
両端子間における信号の振幅に左右される。チヤンネル
32において伝送すべき信号の振幅に影響を及ぼすよう
にするためのかかる構成はチヤンネル33に適用するこ
ともできる。同様に、第4図の例と類似の態様で逆極性
並列接続ダイオード15および16はインピーダンス素
子、例えば振幅検出器によつて制御される電界効果トラ
ンジスタで置換できること明らかである。第9図はかか
るフイルタの伝達関数を示し、この伝達関数は搬送波信
号の振幅に応じて変化する。
いては、搬送波信号の振幅に応じてこの信号の振幅に影
響を及ぼす機能を付与する。この目的のため抵抗36並
に逆極性並列接続ダイオード15および16から成る分
圧器を設け、その分圧比はダイオード15および16の
両端子間における信号の振幅に左右される。チヤンネル
32において伝送すべき信号の振幅に影響を及ぼすよう
にするためのかかる構成はチヤンネル33に適用するこ
ともできる。同様に、第4図の例と類似の態様で逆極性
並列接続ダイオード15および16はインピーダンス素
子、例えば振幅検出器によつて制御される電界効果トラ
ンジスタで置換できること明らかである。第9図はかか
るフイルタの伝達関数を示し、この伝達関数は搬送波信
号の振幅に応じて変化する。
搬送波信号の振幅が大きい場合には37で示した伝達関
数が得られ、搬送波信号の振幅が小さい場合には38で
示した伝達関数が得られる。搬送波信号の振幅が大きい
場合この搬送波信号は伝達関数37に従つて、双頭矢印
39で示したように、下側波帯の信号成分に対し特別の
比率を有する。搬送波信号の振幅が小さい場合にこの比
率が異なり、伝達関数38に従つて双頭矢印40で示し
たようになる。搬送波信号の振幅が小さい場合下側波帯
における信号成分の振幅に対する搬送波信号の振幅の比
率は搬送波信号の振幅が大きい場合に比べ著しく大きく
なるから、搬送波信号はその振幅が小さい場合下側波帯
における信号成分の振幅に対し振幅が増大する。従つて
、搬送波信号の振幅が減少する場合再生された周波数被
変調信号が再び影響を受けるので、この信号はリミツタ
および復調器において正しく処理することができるよう
になる。
数が得られ、搬送波信号の振幅が小さい場合には38で
示した伝達関数が得られる。搬送波信号の振幅が大きい
場合この搬送波信号は伝達関数37に従つて、双頭矢印
39で示したように、下側波帯の信号成分に対し特別の
比率を有する。搬送波信号の振幅が小さい場合にこの比
率が異なり、伝達関数38に従つて双頭矢印40で示し
たようになる。搬送波信号の振幅が小さい場合下側波帯
における信号成分の振幅に対する搬送波信号の振幅の比
率は搬送波信号の振幅が大きい場合に比べ著しく大きく
なるから、搬送波信号はその振幅が小さい場合下側波帯
における信号成分の振幅に対し振幅が増大する。従つて
、搬送波信号の振幅が減少する場合再生された周波数被
変調信号が再び影響を受けるので、この信号はリミツタ
および復調器において正しく処理することができるよう
になる。
かかるフイルタは群遅延ひずみを殆んど導入しないから
特に好適である。かかるフイルタは、信号に対し遅延を
導人するチヤンネルの数に応じ、または遅延回路網がど
のように構成配置され、かつ如何なる態様においてチヤ
ンネルの出力信号が加算もしくは減算により互に合成さ
れるかに応じ、多種多様な伝達関数と共に実現すること
ができる。
特に好適である。かかるフイルタは、信号に対し遅延を
導人するチヤンネルの数に応じ、または遅延回路網がど
のように構成配置され、かつ如何なる態様においてチヤ
ンネルの出力信号が加算もしくは減算により互に合成さ
れるかに応じ、多種多様な伝達関数と共に実現すること
ができる。
第1図は本発明の再生装置の実施例を示す回路網、第2
図は第1図のフイルタの作動説明図、第3図、第4図、
第5図、第6図は第1図のフイルタの他の4例を示す回
路図、第7図は第6図のフイルタの作動説明図、第8図
は第1図のフイルタの更に他の例を示す回路図、第9図
は第8図の作動説明図である。 1,2・・・・・・磁気ヘツド、3・・・・・・変成器
、5・・・・・・増幅器、8・・・・・・リミツタおよ
び復調器、10・・・・・・フイルタ、13・・・・・
・オーム抵抗、14・・・・・・インピーダンス素子、
20・・・・・・オーム抵抗、21・・・−・・インピ
ーダンス素子、22・・・・・・電界効果トランジスタ
、23・・・・・・振幅検出器、26・・・・・・並列
共振回路、27・・・・・・オーム抵抗、32,33・
・・・・・チヤンネル、34・・・・・・遅延回路網、
35・・・・・・差信号発生回路。
図は第1図のフイルタの作動説明図、第3図、第4図、
第5図、第6図は第1図のフイルタの他の4例を示す回
路図、第7図は第6図のフイルタの作動説明図、第8図
は第1図のフイルタの更に他の例を示す回路図、第9図
は第8図の作動説明図である。 1,2・・・・・・磁気ヘツド、3・・・・・・変成器
、5・・・・・・増幅器、8・・・・・・リミツタおよ
び復調器、10・・・・・・フイルタ、13・・・・・
・オーム抵抗、14・・・・・・インピーダンス素子、
20・・・・・・オーム抵抗、21・・・−・・インピ
ーダンス素子、22・・・・・・電界効果トランジスタ
、23・・・・・・振幅検出器、26・・・・・・並列
共振回路、27・・・・・・オーム抵抗、32,33・
・・・・・チヤンネル、34・・・・・・遅延回路網、
35・・・・・・差信号発生回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 周波数変調された搬送波信号から成り、テレビジョ
ン信号を可とする信号をその上に記録した記録担体の再
生に当り、記録担体を走査するためのトランスデューサ
装置を備え、周波数変調された搬送波信号および少くと
も下側波帯における信号成分から成る前記トランスデュ
ーサ装置の出力信号をリミッタおよび復調器に供給して
記録信号を再生する記録担体再生装置において、搬送波
信号の振幅に応じて変化できる伝達関数を有する少くと
も1個のフィルタを前記リミッタおよび復調器の前位に
設け、搬送波信号の振幅が減少した場合搬送波信号の振
幅を下側波帯における信号成分の振幅に対し増大させる
よう構成したことを特徴とする記録担体用再生装置。 2 前記フィルタとしてT形回路網の半部で構成する高
域通過フィルタを設け、前記T形回路網の半部の一方の
枝路にオーム抵抗を配置しかつ他方の枝路にインピーダ
ンス素子を配置し、前記インピーダンス素子に少くとも
1個の回路素子を並列に接続し、前記回路素子のインピ
ーダンスはその両端子間に生ずる搬送波信号の振幅の直
接の関数として変化し、搬送波信号の振幅が増大する際
前記インピーダンスを減少させる如く構成した特許請求
の範囲第1項記載の再生装置。 3 前記フィルタとして、直列共振回路で構成する低域
通過フィルタを設け、前記直列共振回路の一回路素子と
並列に、そのインピーダンスが搬送波信号の振幅に応じ
て変化する少くとも1個の別の回路素子を接続し、搬送
波信号の振幅が増大する際前記インピーダンスを減少さ
せる如く構成した特許請求の範囲第1項記載の再生装置
。 4 前記フィルタが信号遅延を伴わない1個のチャンネ
ルおよび遅延回路網によつて発生させた信号遅延を伴う
少くとも1個の別のチャンネルを備え、これらチャンネ
ルの出力信号を互に合成するようにし、少くとも1個の
チャンネルには、このチャンネルにおいて伝送される信
号の振幅に影響させるため、搬送波信号の振幅に応じて
変化するインピーダンスを有する少くとも1個の回路素
子を設ける如く構成した特許請求の範囲第1項記載の再
生装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
AT0000A5821/76 | 1976-08-05 | ||
AT582176A AT346099B (de) | 1976-08-05 | 1976-08-05 | Wiedergabegeraet |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5319011A JPS5319011A (en) | 1978-02-21 |
JPS5939803B2 true JPS5939803B2 (ja) | 1984-09-26 |
Family
ID=3579932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52093077A Expired JPS5939803B2 (ja) | 1976-08-05 | 1977-08-04 | 記録担体用再生装置 |
Country Status (12)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4152733A (ja) |
JP (1) | JPS5939803B2 (ja) |
AT (1) | AT346099B (ja) |
AU (1) | AU510778B2 (ja) |
BE (1) | BE857448A (ja) |
CA (1) | CA1093687A (ja) |
CH (1) | CH619313A5 (ja) |
DE (1) | DE2733350C2 (ja) |
ES (1) | ES461316A1 (ja) |
FR (1) | FR2361028A1 (ja) |
GB (1) | GB1532108A (ja) |
IT (1) | IT1085626B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61114612U (ja) * | 1984-12-25 | 1986-07-19 |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS54145111A (en) * | 1978-05-02 | 1979-11-13 | Sony Corp | Video signal recorder-reproducer |
JPS55124338A (en) * | 1979-03-14 | 1980-09-25 | Rca Corp | Signal strain attenuating device |
US4306256A (en) * | 1979-03-14 | 1981-12-15 | Rca Corporation | Preemphasis and clipping apparatus for reducing distortions |
JPS5661011A (en) * | 1979-10-23 | 1981-05-26 | Sony Corp | Reproduction circuit for angular modulation signal |
JPS56140042A (en) * | 1980-03-27 | 1981-11-02 | Kamaya Kagaku Kogyo Kk | Decorating method of brilliant metallic letter, figure or the like for glass surface |
JPS5845605A (ja) * | 1981-09-12 | 1983-03-16 | Canon Inc | 磁気記録再生方式 |
EP0109674B1 (en) * | 1982-11-19 | 1987-09-30 | Hitachi, Ltd. | Multitrack pcm reproducing apparatus |
US4491903A (en) * | 1982-11-19 | 1985-01-01 | Montague Herbert R | Combination low-pass filter and high frequency transient suppressor |
DE3516913C1 (de) * | 1985-05-10 | 1986-10-02 | Philips Patentverwaltung Gmbh, 2000 Hamburg | Automatische FM-Seitenband-Pegelregelung fuer Video-Recorder |
ATE123610T1 (de) * | 1988-03-21 | 1995-06-15 | Nokia Deutschland Gmbh | Videogerät mit einer entzerrerschaltung im signalweg für die frequenzmodulierten signale. |
JP2701388B2 (ja) * | 1988-12-09 | 1998-01-21 | ソニー株式会社 | Fm復調回路 |
US5430551A (en) * | 1990-11-07 | 1995-07-04 | Nokia Unterhaltungselektronik Gmbh | Video recorder with distortion corrector circuit |
DE4035309A1 (de) * | 1990-11-07 | 1992-05-14 | Nokia Unterhaltungselektronik | Videorecorder mit einer entzerrerschaltung |
TW595221B (en) * | 2003-04-17 | 2004-06-21 | Realtek Semiconductor Corp | Analog front-end device having filtering function with tunable bandwidth |
ES2296460B1 (es) * | 2005-07-20 | 2009-03-01 | Alcad, S.A | "un circuito de proteccion de descargas transitorias de baja energia". |
US7729667B2 (en) * | 2006-02-16 | 2010-06-01 | Raytheon Company | System and method for intermodulation distortion cancellation |
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---|---|---|---|---|
NL108353C (ja) * | 1959-01-19 | |||
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US3163826A (en) * | 1962-07-02 | 1964-12-29 | Collins Radio Co | Frequency modulation detector having a linear slope output |
US3340367A (en) * | 1963-07-24 | 1967-09-05 | Ampex | Playback equalization scheme for a reproduced frequency modulated signal |
US3390341A (en) * | 1964-07-24 | 1968-06-25 | North American Rockwell | Voltage sensitive integration circuit |
US3288930A (en) * | 1964-11-12 | 1966-11-29 | Winston Res Corp | Wide-band signal-translating channel |
US3436490A (en) * | 1964-11-16 | 1969-04-01 | United Control Corp | Adjustable equalizer circuit for magnetic reproducer |
US3524081A (en) * | 1968-04-04 | 1970-08-11 | Us Army | S-filter |
US3582680A (en) * | 1968-12-05 | 1971-06-01 | Bendix Corp | Variable impedance circuit |
GB1284349A (en) * | 1970-10-28 | 1972-08-09 | Tokyo Shibaura Electric Co | Amplitude limiter |
US3944853A (en) * | 1974-08-12 | 1976-03-16 | Basf Aktiengesellschaft | Video recorder pre-emphasis, de-emphasis circuits |
-
1976
- 1976-08-05 AT AT582176A patent/AT346099B/de not_active IP Right Cessation
-
1977
- 1977-07-15 US US05/815,940 patent/US4152733A/en not_active Expired - Lifetime
- 1977-07-23 DE DE2733350A patent/DE2733350C2/de not_active Expired
- 1977-08-01 AU AU27482/77A patent/AU510778B2/en not_active Expired
- 1977-08-02 CH CH948777A patent/CH619313A5/de not_active IP Right Cessation
- 1977-08-02 IT IT26425/77A patent/IT1085626B/it active
- 1977-08-02 GB GB32368/77A patent/GB1532108A/en not_active Expired
- 1977-08-03 BE BE179882A patent/BE857448A/xx not_active IP Right Cessation
- 1977-08-03 ES ES461316A patent/ES461316A1/es not_active Expired
- 1977-08-04 JP JP52093077A patent/JPS5939803B2/ja not_active Expired
- 1977-08-04 FR FR7724007A patent/FR2361028A1/fr active Granted
- 1977-08-04 CA CA284,098A patent/CA1093687A/en not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61114612U (ja) * | 1984-12-25 | 1986-07-19 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CH619313A5 (ja) | 1980-09-15 |
JPS5319011A (en) | 1978-02-21 |
AT346099B (de) | 1978-10-25 |
BE857448A (fr) | 1978-02-03 |
FR2361028A1 (fr) | 1978-03-03 |
FR2361028B1 (ja) | 1981-09-04 |
DE2733350C2 (de) | 1986-01-02 |
CA1093687A (en) | 1981-01-13 |
US4152733A (en) | 1979-05-01 |
AU510778B2 (en) | 1980-07-10 |
IT1085626B (it) | 1985-05-28 |
DE2733350A1 (de) | 1978-02-09 |
ATA582176A (de) | 1978-02-15 |
GB1532108A (en) | 1978-11-15 |
ES461316A1 (es) | 1978-05-16 |
AU2748277A (en) | 1979-02-08 |
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