JPS5939316Y2 - テ−プレコ−ダ - Google Patents

テ−プレコ−ダ

Info

Publication number
JPS5939316Y2
JPS5939316Y2 JP1975137058U JP13705875U JPS5939316Y2 JP S5939316 Y2 JPS5939316 Y2 JP S5939316Y2 JP 1975137058 U JP1975137058 U JP 1975137058U JP 13705875 U JP13705875 U JP 13705875U JP S5939316 Y2 JPS5939316 Y2 JP S5939316Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking
button
locking piece
claw
playback
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1975137058U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5249609U (ja
Inventor
貴司 福島
Original Assignee
ソニー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ソニー株式会社 filed Critical ソニー株式会社
Priority to JP1975137058U priority Critical patent/JPS5939316Y2/ja
Publication of JPS5249609U publication Critical patent/JPS5249609U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5939316Y2 publication Critical patent/JPS5939316Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Push-Button Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はたとえば再生動作状態中に録音ボタンの追加押
込み等が行なえる操作ボタン追加ロック装置を備えたテ
ープレコーダに関するものである。
テープレコーダには録音、再生、早送り9巻戻し等の複
数個の動作状態があり、これら各状態の切換えを行なう
ために、たとえば第1図に示すように複数個の操作ボタ
ンが備えられる。
この第1図はカセットテープレコーダの例を示し、録音
ボタン1.早送りボタン2.再生ボタン3.停止ボタン
4.および巻戻しボタン5が配列されている。
一般用のテープレコーダの場合では、再生ボタン3の押
モロツク時には、録音ボタン1が押せない構成を有して
おり、使用者の操作ミスによる誤消去、誤録音を防止し
ている。
ところが特殊用途のテープレコーダ、たとえばLL(L
anguage Laboratoryすなわち語学
学習)用のテープレコーダの場合には、再生動作状態中
に録音動作を追加する必要が生じてくる。
すなわち、LL用テープレコーダでは、通常4トラツク
2チヤンネルのトラック形式において一方のチャンネル
を教師用、他方のチャンネルを生徒用として用いており
、生徒用のチャンネルで録音を行なっても、教師用のチ
ャンネルの情報は消去されない。
したがって再生動作状態で教師の発音等を聴きながら、
適宜な位置で生徒、すなわち使用者の声を録音した後、
教師と生徒の発音等を比較検討するという効果的な語学
学習が行なえる。
この場合、再生動作状態中に直接(ワンタッチで)録音
動作に移行できることが望ましいのは言うまでもない。
このためには、前述の誤録音防止機構を除去し、再生動
作中に録音ボタンを押せるようにしたうえに、さらに録
音ボタンを操作状態でロックする機構の付加が必要であ
る。
従来では2枚のロック板を用いたり、ロック板と他のロ
ック機構とを併用したりして再生動作中の録音ボタン追
加押込みを可能にしているが、構成が複雑となり、工作
や組立てが困難で製品の高価格化の原因となっている。
本考案は上記実情に鑑みてなされたもので、再生ボタン
の操作ロック時に、録音ボタンを操作し追加ロック可能
な操作ボタン追加ロック装置を備え、しかも構成簡単に
1−で製造容易であり、低価格化が可能なテープレコー
ダの提供を目的とする。
以下本考案に係る好ましい一実施例について図面を参照
しながら詳細に説明する。
第2図は第1図に示すような配列の操作ボタンを有する
LL用のテープレコーダのロック板10を示し、このロ
ック板10には各操作ボタン1゜2、 3. 4. 5
に応じた録音係止片11.早送り係止片12.再生係止
片13.停止片13.停止片14.および巻戻し係止片
15が形成されている。
これら各片11〜15はそれぞれ傾斜面11a〜15a
を有し、その頂部11b〜15bの高さは、録音、早送
り9巻戻し係止片の頂部11b。
12b、15bについてはHa□、再生係止片の頂部1
3bについてはHb、停止片の頂部14bについてはH
eとして、Ha(Hb(Hcの関係に設定している。
またロック板10はテープレコーダのシャーシ基板等(
図示せず)にピン16で回転自由に支持され、引張りバ
ネ1Tにより矢印A方向の回転する力が付与される。
第3図ないし第5図は再生ボタン3と再生係止片13と
の係合を説明するための図である。
再生ボタン3には棒状のスライダ23と、このスライダ
の先端付近に突設された爪33とを有している。
再生ボタン3を矢印B方向に押圧すれば爪33が係止片
13の傾斜面13aを押圧し、ロック板10は矢印C方
向に回転変位する。
この変位は最大値である係止片13の頂部13bの高さ
f(bまで達し、次に前記バネ17′の回転力(矢印A
方向)によりロック板10はもとの位置にもどり爪33
と係+h片13とが係合しく第4図参照)再生ボタン3
は操作状態(押圧状態)でロックされる。
このとき再生ボタン3には復帰バネ(図示せず)により
矢印り方向の復帰力が付与される。
他の操作ボタン1. 2. 4. 5も同様にスライダ
、爪および復帰バネを有してお□す、録音ボタン1.早
送りボタン2.および巻戻しボタン5についてはそれぞ
れ係止片11,12.15により操作状態でのロックが
行なわれる。
これらの操作ボタン1,2゜5の押圧時のロック板10
の最大変位量はHaである。
また停止ボタン4の抑圧時にはロック板10は最大He
の変位を生じ、他の操作ボタン1,2゜3.5のロック
をすべて解除する。
次に再生ボタン3のロック中(再生動作状態中)に早送
りボタン2や巻戻しボタン5を押圧操作すると、ロック
板10は最大Haだげ変位する(第5図参照)。
ところが再生係止片13の頂部の高さはHb()Ha)
であり、爪33と係止片13とはHb −Ha、の長さ
分だけ互いに係合している。
爪33と係止片13間には、これらの係合部18におい
て、再生ボタン3の復帰バネによる圧接力が働き、爪3
3.係止片13間に静止摩擦力が発生し、この静止摩擦
力で、前記バネ17による矢印A方向への回転を阻止し
ているので、ロック板10は第5図に示される状態(半
ロツク状態)で静止する。
したがって早送りボタン2や巻戻しボタン5の爪と早送
り係止片12や巻戻し係止片15との係合は行なわれず
、すなわちロックされず、早送りボタン2や巻戻しボタ
ン5はもとの状態に復帰する。
なおこれらボタン2,5の押圧中には、図示しない他の
機構によりピンチローラがキャプスタンから離れかつヘ
ッドが微小距離だけ後退し、早送りや巻戻しとともに再
生を行なういわゆるキューやレビュウ操作が行なわれる
次に再生ボタン3がロック状態にある再生動作状態中に
録音ボタン1を押圧する場合の動作を第6図を参照しな
がら説明する。
録音ボタン1は棒状のスライダ21.爪31.および図
示しない復帰バネを有し、さらに軸40に支持されたね
じりコイルバネ41を有している。
録音ボタン1を矢印B方向に押圧すると爪31が同B方
向に移動し、録音係止片11の傾斜面11aを押圧し、
ロック板10を矢印C方向に回転変位させる。
このときスライダ21の先端がねじりコイルバネ41の
一端を矢印B方向に押圧する。
この押圧力は軸40を中心とする回転力となり、ねじり
コイルバネ41の他端に伝達され、この端部はロック板
10を矢印E方向に押圧する。
ところでロック板10の録音係止片11の頂部11bの
高さはHaであるから、ロック板10の変位量の最大値
はHaとなり、このとき再生係止片13と爪33との係
合は第5図のようになる。
しかしロック板10には前記バネ170回転力(矢印A
方向)に加えて、ねじりコイルバネ41による押圧力(
矢印E方向)が、ともにロック板10を図の時計方向に
回転させるように付与される。
したがってこれらの和の力が係合部18での摩擦力にう
ち勝って、ロック板10を図の時計方向に回転させ、前
記のように半ロツク状態になっていたとしても再生ボタ
ン3、録音ボタン1がともにロック状態となる。
なお再生ボタン3、録音ボタン1をともにロック状態に
した後、停止ボタン4を押モすれば、ロック板10はH
c (>Hb >Ha )だけ変位し、再生ボタン3、
録音ボタン1ともにロック解除される。
また再生ボタン3と録音ボタン1とをともにロックした
状態の録音状態において、早送りボタン2または巻戻し
ボタン5を操作した場合には録音ボタン1のみのロック
が解除され、早送りボタン2または巻戻しボタン5を押
圧操作している間は上記再生ボタン3がロックされたま
ま早送り動作または巻戻し動作が行なわれ、これらのボ
タンの押圧操作をやめるとこれらのボタンは直ちに戻り
、再生ボタン3のみが第5図のような状態でロックされ
続け、再生動作に移る。
このように録音状態から直ちにキューやレビューが行な
えるので、いわゆるクイックキューあるいはクイックレ
ビューができる。
以上の説明から明らかなように、1枚のロック板にねじ
りコイルバネを付加するという極めて簡単な構成で操作
ボタンの追加ロックが行える。
したがってたとえば再生動作中にワンタッチで録音動作
を行な5LL用テープレコーダの製造が容易に行なえ、
安価に供給できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はテープレコーダの操作ボタンの配列を示した一
部省略乎面図、第2図ないし第6図は本考案に係る一実
施例を示し、第2図はロック板8の斜視図、第3図ない
し第5図は再生ボタン3の動作状態を示す説明図、第6
図は録音ボタン1の動作状態を示す説明図である。 1・・・・・・録音ボタン、2・・・・・・早送りボタ
ン、3・・・・・再生ボタン 4・・・・・・停止ボタ
ン 5・・・・・・巻戻シボタン、10・・・・・・ロ
ック板、11,12,13゜15・・・・・・係止片、
14・・・・・・停止片、21,23・・・・・スライ
ダ、31.33・・・・・・爪、40・・・・・・軸、
41・・・・・ねじりコイルバネ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 再生用、録音用及び早送りまたは巻戻しの高速送り用の
    各操作ボタンを復帰バネで付勢するとともに、これら各
    操作ボタンに爪をそれぞれ設け。 これら冬瓜に対応した係止片を有する単一のロック板を
    前記風が前記係止片に係止する方向に常時付勢する付勢
    手段を設け、押圧操作された前記各操作ボタンの爪が前
    記各係止片に係止することによって前記各操作ボタンを
    その押圧された位置にロックするようにし、且つ前記録
    音用操作ボタンの爪と係止片との係止深さを前記高速送
    り用操作ボタンの爪と係止片との係止深さと同一にする
    とともに、この係止深さより前記再生用操作ボタンの爪
    と係止片の係止深さを大とし、さらに、前記録音用操作
    ボタンと前記ロック板との間にバネを配し、このバネに
    よる前記録音用操作ボタンの押圧ストロークに比例した
    付勢力を前記ロック板が前記係止する方向に加算するよ
    うに与えるようにし、また前記再生用操作ボタンの爪と
    、その係止片との間の摩擦力を前記付勢手段による付勢
    力よりも犬となし、且つ前記付勢手段による付勢力と前
    記バネによる付勢力が加算されたときよりも小となるよ
    うにした押ボタン装置を備えたテープレコーダ。
JP1975137058U 1975-10-07 1975-10-07 テ−プレコ−ダ Expired JPS5939316Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975137058U JPS5939316Y2 (ja) 1975-10-07 1975-10-07 テ−プレコ−ダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975137058U JPS5939316Y2 (ja) 1975-10-07 1975-10-07 テ−プレコ−ダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5249609U JPS5249609U (ja) 1977-04-08
JPS5939316Y2 true JPS5939316Y2 (ja) 1984-11-01

Family

ID=28617020

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1975137058U Expired JPS5939316Y2 (ja) 1975-10-07 1975-10-07 テ−プレコ−ダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5939316Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50123306A (ja) * 1974-03-14 1975-09-27

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50123306A (ja) * 1974-03-14 1975-09-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5249609U (ja) 1977-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB1594235A (en) Magnetic tape recording-reproducing apparatus
JPS5939316Y2 (ja) テ−プレコ−ダ
CA1089563A (en) Recording and/or reproducing apparatus
JPS5847557Y2 (ja) テ−プレコ−ダ−の操作装置
JPH051537B2 (ja)
JPS5810779B2 (ja) ロクオンサイセイキノ ソウサボタンソウチ
JPS5811699B2 (ja) テ−プレコ−ダノ キユウソクシヨウキヨキコウ
JPS5928520Y2 (ja) テ−プレコ−ダ−の操作装置
JPS5931790B2 (ja) カセツトテ−プレコ−ダにおける巻戻し早送り装置
JPS6025708Y2 (ja) 磁気録音再生装置
JPH0240596Y2 (ja)
JPS6132738B2 (ja)
JPS6023776Y2 (ja) テ−プレコ−ダ
JPS6316031Y2 (ja)
JPS6037709Y2 (ja) テ−プレコ−ダ
JPH0614280Y2 (ja) テープレコーダの操作機構
JPS596534Y2 (ja) テ−プレコ−ダ
JPH0624017Y2 (ja) テ−プ走行装置用操作レバ−装置
JPS5942383B2 (ja) テ−プレコ−ダの動作切換装置
JPH0516644Y2 (ja)
JPH064420Y2 (ja) カセット式テープレコーダーの誤録音防止装置
JPS5932025Y2 (ja) テ−プレコ−ダ−
JPS624910Y2 (ja)
JPS6112599Y2 (ja)
JPH0753142Y2 (ja) カセツト式テ−プレコ−ダ−の操作レバ−ロツク装置