JPS5939248Y2 - 流体制御用コツクの壁体内への取付け構造 - Google Patents

流体制御用コツクの壁体内への取付け構造

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Publication number
JPS5939248Y2
JPS5939248Y2 JP8614179U JP8614179U JPS5939248Y2 JP S5939248 Y2 JPS5939248 Y2 JP S5939248Y2 JP 8614179 U JP8614179 U JP 8614179U JP 8614179 U JP8614179 U JP 8614179U JP S5939248 Y2 JPS5939248 Y2 JP S5939248Y2
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JP
Japan
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wall
cock
sleeve
case
fluid control
Prior art date
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Expired
Application number
JP8614179U
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English (en)
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JPS564078U (ja
Inventor
輝 井内
Original Assignee
大阪瓦斯株式会社
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Publication date
Application filed by 大阪瓦斯株式会社 filed Critical 大阪瓦斯株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ガスコックなどの流体制御用コックを、壁体
に形成した貫通孔内に収納固定するための取付は構造の
改良に関する。
従来のこの種の取付は構造は、第8図に示すように、壁
体W′ に形成した貫通孔11′ 内にその壁体W′の
肉厚とほぼ同長のスリーブ4′ を挿通し、そのスリー
ブ4′の両端ねじ部に壁体W′の両壁面W;、W′2に
当て付は可能なフランジ部材3’、5’を螺合させてそ
の両者3’、 5’により壁体W′を挟持押圧させる
と共に、前記スリーブ4′内に流体制御用コック1′
を内装固定保持させるように構成されていた。
かかる従来構成のものでは、スリーブ4′の長さが壁体
W′の肉厚によって規定されてしまうため、そのスリー
ブ4′ としでは多品種少量生産によって多種の長さの
ものを準備しておく必要があり、経済的に非常に不利で
ある。
しかも、如何に多種のスリーブ4′ が用意されていて
も、実際に対象とする壁体W′の肉厚にぴったり合うも
のを選べる場合は少なく、選ばれたスリーブ4′ が、
壁体W′の肉厚に比べて短かすぎる場合には、壁体W′
に対する強固な取付けが不能又は困難となったり、ま
た、長すぎる場合には壁体W′外方への突出量が大きく
なってしまって、仕上りが悪くなるとともに雨仕舞が不
良になるなど、種々の不都合を招く。
そして、このような不都合を避けるためには、現場にて
スリーブ4′の正確な長さ調整のための切断やねじ切り
といった面倒な加工が必要で、施工能率が極めて悪くな
ってしまう。
本考案は、上記実情に鑑みてなされたものであって、そ
の目的は、−品種のスリーブをもって、広い肉厚範囲の
壁体に対して適用できるようにして、経済面および施工
面での改善を図ることにある。
上記目的を遠戚するために、本考案による流体制御用コ
ックの壁体内への取付構造は、 前記壁体の一方の壁面に当て付は可能なフランジを一端
に有する筒状コックケース内に前記コックを内装固定保
持させると共に、そのコックケースの筒状部分を前記貫
通孔内にその一方の開口側から挿入し、 前記壁体の他方の壁面に当て付は可能なフランジを有す
るスリーブの筒状部分を前記貫通孔の他方の開口側から
前記コックケースに外嵌させ、かつ、 前記コックケースとスリーブの間に設けた引き寄せ用ね
じ機構によって、前記コックケースとスリーブとを壁体
を挾んで互いに引き寄せて前記両フランジにより壁体を
挟持押圧させることにより前記コックを壁体内に収納固
定させるべく構成しである、という特徴構成を備えてい
る。
上記特徴構成により発揮される独特の作用および効果は
次の通りである。
即ち、従来のように壁体の肉厚とほぼ同長のスリーブを
その壁体内に貫設してそのスリーブ内にコックを内装固
定保持させるのでは無く、本考案のものでは、スリーブ
とコックケースとを互いに軸方向移動できるようにして
、その軸方向合計長さを壁体の肉厚に応じて自在に変更
調節できるように構成しであるため、つまり、スリーブ
とコックケースとのラップ部分長さの調節をもって肉厚
に対応できるようにしであるため、スリーブの長さは従
来のものに比べて短いものでよく、また、一種類のスリ
ーブで広い肉厚範囲の壁体に精度良く対応でき、従って
、経済面で極めて有利となるばかりでなく、現場におけ
る施工も非常に手軽で容易なものとなったのである。
以下、本考案の実施例を図面(第1図〜第7図)に基い
て説明する。
第1図は第1実施例を示す。
ここで2は流体制御用コック1を内装固定保持する筒状
コックケースで、壁体Wに形成の貫通孔11内の、室内
側聞口11a寄り位置に内嵌収納されており、かつ、こ
のコックケース2の一端には壁体Wの内壁面W1に当で
付は可能なフランジ3を設けである。
4は前記貫通孔11の室夕H則開口11bからこの孔1
1内に挿嵌し、かつ前記コックケース2に外嵌するスリ
ーブであり、このスリーブ4には、壁体Wの外壁面W2
に環状のパツキン6を介して当て付けるフランジ5が設
けられているとともに、その内周面に雌ねじ4aが形成
されている。
7は前記コック1に連通接続した流体配管、8はこの流
体配管7に対する挿通孔8bを有するとともにその外周
に前記雌ねじ4aに螺合する雄ねじ8aを形成した閉塞
部で、図示のように設けることで室夕H則開口11bを
閉塞する。
9は配管7外周面と挿通孔8b内周面との間に介在させ
たパツキンである。
Aは、前記両フランジ3,5を、両壁面Wl、 W2に
対して押付けるべく引寄せるために、スリーブ4とコッ
クケース2との間に構成したねじ機構で、この第1実施
例ではスリーブ4の前記雌ねじ4aとこれに螺合可能な
状態でコックケース2の外周に形成した雄ねじ2aとか
ら構成しである。
第2図は第2実施例を示す。
ここでは、両フランジ3,5引寄せ用ねじ機構Aを構成
するに、スリーブ4に螺合連結された閉塞部材8の周方
向複数箇所に挿通係止され、かつ、コックケース2の背
板に螺合する螺軸10・・・・・・をもって構成しであ
る。
この場合、コックケース2の外周には雄ねじがなくても
よい。
その他の構成は第1実施例と同様である。
第3図は第3実施例を示す。
これはコックケース2の軸芯方向長さに比し壁体Wの肉
厚が小さい場合のもので、スリーブ4はそのフランジ5
より室夕H則へ延出する部分が一体的に連設され、この
延長部分を含めて内周面全長範囲に雌ねじ4aが形成さ
れている。
その他の構成は第1実施例と同様である。
第4図は第4実施例を示す。
これも壁体W肉厚がコックケース2よりも小さい場合で
、スリーブ4はフランジ5から外方への延長部分のみを
有し、又、ねじ機構Aとして第2実施例と同態に螺軸1
0・・・・・・を用いている。
但し、螺軸10はより短いものを用いる。
第1実施例ないし第4実施例の何れの場合も、壁体Wの
肉厚の多少の変化に対しては、ねじ機構Aの締付は量の
変更調整をもって十分に対処でき、両フランジ3,5を
両壁面に対し確実、強力に押付けて、コックケース2の
取付は姿勢を安定性のあるものとできる。
そして第5図のように、スリーブ4の素材として、筒状
部分4Aの長平方向中間にフランジ5を設けてなるもの
を準備し、これを、第1、第2実施例の場合にはP位置
で、又第3実施例の場合はQ位置で、そして第4実施例
の場合はR位置で切断して使用すれば、第1実施例と第
3実施例、或は第2実施例と第4実施例のように壁体肉
厚を大きく異にする場合に広く適用し得る。
勿論化の部材も共用化できる。
本考案は、第6図および第7図に示すように、コックケ
ース2を、内側ケース2′ と99則ケース2″ とで
構成し、この99則ケース2″ にフランジ3を設ける
とともに、この99則ケース2″の筒状部分2A″に、
これまで述べてきたスリーブ4を外嵌させ、かつ、この
スリーブ4又は閉塞部材8との間に両フランジ3,5引
寄せ用のねじ機構Aを介在させても良い。
勿論、この変形例として、第3および第4実施例のよう
なスリーブ4,4を用いる場合も良い。
上記構成によれば、前記ねじ機構Aによる引寄せ作用に
より、壁体Wの肉厚状態の如何に拘わらず、両フランジ
3,5を両壁面Wl、 W2に対して常に確実かつ強力
に押付けることができ、従って、コックケース2、スリ
ーブ4、閉塞部材8等スリーブ構造全体を、壁体Wに対
し安定良く位置固定することができる。
そして、前記引寄せ作用故に、パツキン6をフランジ5
と壁面W2との間に確実かつ強力に締付けることができ
、このことと、閉塞部材8を設けたこととの相乗により
、雨仕舞を良好にできる。
また、前記閉塞部材8をして貫通孔11の内部を外界に
対し視覚的に遮閉していること、および前述のように姿
勢が安定していることとの相乗で、全体仕]二げを美麗
なものとできる。
以上によって、1品種多量生産といった経済性有利な加
工手段をとり入れながら、しかも、いかなる肉厚の壁体
に対しても、強固にかつ雨仕舞ならびに仕上り体裁の良
好な状態でコックを取付は得るに至った。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る流体制御用コックの壁体内への取付
は構造の実施例を示し、第1図〜第4図は夫々第1〜第
4実施例にかかる断面図、第5図は第1〜第2実施例に
共用可能な筒状部材の1新面図、そして、第6図および
第7図は夫々第5、第6実施例に係る断面図である。 また第8図は従来構成の取付は構造を示す断面図である
。 1・・・・・・コック、2・・・・・・コックケース、
3・・・・・・フランジ、4・・・・・・スリーブ、4
a・・・・・・雄ねじ、5・・・・・・フランジ、6・
・・・・・パツキン、7・・・・・・流体配管、8・・
・・・・閉塞部材、8a・・・・・・雄ねじ、8b・・
・・・・挿通孔、11・・・・・・貫通孔、lla、
llb・・・・・・開口、A・・・・・・ねじ機構、W
・・・・・・壁体、Wl、 W2・・・・・・壁面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 壁体Wに形成した貫通孔11内に流体制御用コック1を
    収納固定するための取付は構造であって、前記壁体Wの
    一方の壁面W1に当て付は可能なフランジ3を一端に有
    する筒状コックケース2内に前記コック1を内装固定保
    持させると共に、そのコックケース2の筒状部分を前記
    貫通孔11内にその一方の開口11a側から挿入し、 前記壁体Wの他方の壁面W2に当て付は可能なフランジ
    5を有するスリーブ4の筒状部分を前記貫通孔11の他
    方の開口11b側から前記コックケース2に外嵌させ、
    かつ、 前記コックケース2とスリーブ4の間に設けた引き寄せ
    用ねじ機構Aによって、前記コックケース2とスリーブ
    4とを壁体Wを挾んで互いに引き寄せて前記両フランジ
    3,5により壁体Wを挟持抑圧させることにより前記コ
    ック1を壁体W内に収納固定させるべく構成しであるこ
    とを特徴とする流体制御用コックの壁体内への取付は構
    造。
JP8614179U 1979-06-22 1979-06-22 流体制御用コツクの壁体内への取付け構造 Expired JPS5939248Y2 (ja)

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JPS564078U JPS564078U (ja) 1981-01-14
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JP8614179U Expired JPS5939248Y2 (ja) 1979-06-22 1979-06-22 流体制御用コツクの壁体内への取付け構造

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JPS564078U (ja) 1981-01-14

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