JPH0233088Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0233088Y2 JPH0233088Y2 JP1985026687U JP2668785U JPH0233088Y2 JP H0233088 Y2 JPH0233088 Y2 JP H0233088Y2 JP 1985026687 U JP1985026687 U JP 1985026687U JP 2668785 U JP2668785 U JP 2668785U JP H0233088 Y2 JPH0233088 Y2 JP H0233088Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- flange
- bathtub
- fitted
- cylindrical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 15
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims description 6
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 6
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 3
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 2
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- 230000010354 integration Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 229910001209 Low-carbon steel Inorganic materials 0.000 description 1
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- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は外釜式風呂釜と浴槽間を連結する連
結パイプにおいて、特に浴槽に設けられた吸水ソ
ケツト又は給湯ソケツトと連結される連結パイプ
の改良に関する。
結パイプにおいて、特に浴槽に設けられた吸水ソ
ケツト又は給湯ソケツトと連結される連結パイプ
の改良に関する。
[従来の技術]
従来の連結パイプは、第3図に示す様に、フラ
ンジ付パイプ9とパイプ本体10とが独立して構
成されていた。これはフランジ付パイプ9には給
湯ソケツト11と螺合する螺子部12を切削加工
によつて形成する必要から、フランジ付パイプ9
の管厚は切削分をも考して厚めにしなければなら
ないことに起因している。しかしこの種の別個独
立の構成の連結パイプでは、異なる厚みの部品を
用意しなければならないのみならず、フランジ付
パイプ9ととパイプ本体10とをろう付け等で固
着する工程を格別必要とし、生産性の点できわめ
て問題が大きかつた。
ンジ付パイプ9とパイプ本体10とが独立して構
成されていた。これはフランジ付パイプ9には給
湯ソケツト11と螺合する螺子部12を切削加工
によつて形成する必要から、フランジ付パイプ9
の管厚は切削分をも考して厚めにしなければなら
ないことに起因している。しかしこの種の別個独
立の構成の連結パイプでは、異なる厚みの部品を
用意しなければならないのみならず、フランジ付
パイプ9ととパイプ本体10とをろう付け等で固
着する工程を格別必要とし、生産性の点できわめ
て問題が大きかつた。
そこで考案者は鋭意検討の結果、この螺子部を
パイプ端部内面に直接転造加工した一体成形の螺
子部とし、かつフランジを、パイプ端部に加工し
た突隆状の膨出部を圧潰して一体成型した2重壁
のフランジ構造とする単一パイプからなる連結パ
イプを提案した(特公昭59−38683号)。
パイプ端部内面に直接転造加工した一体成形の螺
子部とし、かつフランジを、パイプ端部に加工し
た突隆状の膨出部を圧潰して一体成型した2重壁
のフランジ構造とする単一パイプからなる連結パ
イプを提案した(特公昭59−38683号)。
[考案が解決しようとする課題]
しかし特公昭59−38683号の連結パイプは単一
パイプで製造するため前記の従来のものに比しす
れば生産性は向上するが、連結バイプの厚みを薄
くすればするほど、2重壁とはいえフランジ部の
強度の点では問題があり、さらには転造螺子部の
強度も必ずしも十分なものとはいえない。この点
強度を向上るためパイプの素材を強度のあるもの
に変えることも考えられるが、そうすると螺子部
の加工の点で問題が生じる。またそもそも螺子部
は転造加工の容易な素材であることが望ましい。
パイプで製造するため前記の従来のものに比しす
れば生産性は向上するが、連結バイプの厚みを薄
くすればするほど、2重壁とはいえフランジ部の
強度の点では問題があり、さらには転造螺子部の
強度も必ずしも十分なものとはいえない。この点
強度を向上るためパイプの素材を強度のあるもの
に変えることも考えられるが、そうすると螺子部
の加工の点で問題が生じる。またそもそも螺子部
は転造加工の容易な素材であることが望ましい。
一方、転造加工による螺子部の凹凸がパイプの
外面に直接表れるため、外観上好ましくない欠点
もあり、できれば外観をストレートなパイプ面と
する構成が望まれる。
外面に直接表れるため、外観上好ましくない欠点
もあり、できれば外観をストレートなパイプ面と
する構成が望まれる。
この考案の目的は前記従来のものに比して大幅
な生産性の向上が図られると同時に、さらに特公
昭59−38683号の連結バイプと比較してフランジ
部及び螺子部の強度の向上が図られ、かつ転造加
工性も良好であり、しかも外観がきわめて美麗な
ストレートパイプ形状となし得る風呂釜と浴槽の
連結パイプを提供する点にある。
な生産性の向上が図られると同時に、さらに特公
昭59−38683号の連結バイプと比較してフランジ
部及び螺子部の強度の向上が図られ、かつ転造加
工性も良好であり、しかも外観がきわめて美麗な
ストレートパイプ形状となし得る風呂釜と浴槽の
連結パイプを提供する点にある。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するためこの考案は、浴槽側に
位置するフランジ付端部に浴槽内より吸水ソケツ
トあるいは給湯ソケツトを螺合し前記フランジと
の間で浴槽壁を挟着して取付けられる風呂釜と浴
槽の連結パイプにおいて、上記フランジは、パイ
プ端部に加工した突隆状の膨出部を圧潰して一体
成型した2重壁のフランジ構造で、吸水ソケツト
あるいは給湯ソケツトを螺合する螺子部は、前記
フランジの、圧潰される膨出部に嵌合して挟着、
固定される鍔部と、この鍔部と一体に形成されパ
イプ内に嵌め込まれる円筒部からなり、この円筒
部に雌螺子を直接転造加工し、かつパイプ内に嵌
め込まれる円筒部とパイプ内壁間ならびに圧潰さ
れる膨出部内にパツキンを介在させる構成を採用
した。
位置するフランジ付端部に浴槽内より吸水ソケツ
トあるいは給湯ソケツトを螺合し前記フランジと
の間で浴槽壁を挟着して取付けられる風呂釜と浴
槽の連結パイプにおいて、上記フランジは、パイ
プ端部に加工した突隆状の膨出部を圧潰して一体
成型した2重壁のフランジ構造で、吸水ソケツト
あるいは給湯ソケツトを螺合する螺子部は、前記
フランジの、圧潰される膨出部に嵌合して挟着、
固定される鍔部と、この鍔部と一体に形成されパ
イプ内に嵌め込まれる円筒部からなり、この円筒
部に雌螺子を直接転造加工し、かつパイプ内に嵌
め込まれる円筒部とパイプ内壁間ならびに圧潰さ
れる膨出部内にパツキンを介在させる構成を採用
した。
[作用]
従つて前記従来の如く、切削加工のため管厚の
大きいフランジ付パイプを用意する必要はなく、
単に薄手のパイプを用意すれば加工でき、しかも
ろう付等をする必要がないので、生産性は大幅に
向上する。勿論パイプに直接螺子部を形成する特
公昭59−38683号の連結パイプに比すれば部品点
数は増大し、その分生産性の点では劣るが、予め
螺子部を形成した円筒部を鍔部においてパイプ端
のフランジ形成時の膨出加工とと同時に一体化で
きる構造であるので、生産性の低下はさほど大き
くはなく、むしろこの鍔部と円筒部の存在によつ
てフランジ部と螺子部とが補強される。しかも螺
子部を形成する円筒体の素材を、転造加工性に富
む例えば黄鋼や低炭素鋼等を使用することがで
き、パイプ本体とは別個の素材とすることができ
るので、特公昭59−38683号の連結パイプに比し
て強度が向上するほか、加えて転造の加工性のア
ツプともなり、生産性と耐久性との調和の点で実
用上極めて優れている。
大きいフランジ付パイプを用意する必要はなく、
単に薄手のパイプを用意すれば加工でき、しかも
ろう付等をする必要がないので、生産性は大幅に
向上する。勿論パイプに直接螺子部を形成する特
公昭59−38683号の連結パイプに比すれば部品点
数は増大し、その分生産性の点では劣るが、予め
螺子部を形成した円筒部を鍔部においてパイプ端
のフランジ形成時の膨出加工とと同時に一体化で
きる構造であるので、生産性の低下はさほど大き
くはなく、むしろこの鍔部と円筒部の存在によつ
てフランジ部と螺子部とが補強される。しかも螺
子部を形成する円筒体の素材を、転造加工性に富
む例えば黄鋼や低炭素鋼等を使用することがで
き、パイプ本体とは別個の素材とすることができ
るので、特公昭59−38683号の連結パイプに比し
て強度が向上するほか、加えて転造の加工性のア
ツプともなり、生産性と耐久性との調和の点で実
用上極めて優れている。
しかも螺子部はパイプ内に内装された円筒体に
形成されているので、パイプ外面に表れていない
ので、外観はストレートなパイプ形状であり、美
麗である。
形成されているので、パイプ外面に表れていない
ので、外観はストレートなパイプ形状であり、美
麗である。
またパイプと円筒体とは、鍔部において一体化
してはいるが、この考案ではパイプ内に嵌め込ま
れる円筒部とパイプ内壁間ならびに圧潰される膨
出部内にパツキンを介在させているので、パイプ
と円筒体との一体化はきわめて強固である。
してはいるが、この考案ではパイプ内に嵌め込ま
れる円筒部とパイプ内壁間ならびに圧潰される膨
出部内にパツキンを介在させているので、パイプ
と円筒体との一体化はきわめて強固である。
[実施例]
第1図はこの考案に係る連結パイプの一実施例
を示す側面図、第2図は同要部拡大断面図であ
る。
を示す側面図、第2図は同要部拡大断面図であ
る。
1はステンレス製の比較的肉厚の薄いパイプ
で、この端部には突隆状の膨出部が加工されてお
り、この膨出部を圧潰して二重壁のフランジ2が
一体成型されている。3は吸水ソケツトあるいは
給湯ソケツトを螺合する螺子部で、パイプ1内に
嵌め込んだ円筒部4と、その一方端に一体成形し
た鍔部5からなり、鍔部5を膨出部に嵌合し、そ
の圧潰によつて挟着、固定している。円筒部4に
は雌螺子が直接転造加工されている。6は風呂釜
と浴槽間における設置誤差を補正るための屈撓用
ジヤバラ部である。
で、この端部には突隆状の膨出部が加工されてお
り、この膨出部を圧潰して二重壁のフランジ2が
一体成型されている。3は吸水ソケツトあるいは
給湯ソケツトを螺合する螺子部で、パイプ1内に
嵌め込んだ円筒部4と、その一方端に一体成形し
た鍔部5からなり、鍔部5を膨出部に嵌合し、そ
の圧潰によつて挟着、固定している。円筒部4に
は雌螺子が直接転造加工されている。6は風呂釜
と浴槽間における設置誤差を補正るための屈撓用
ジヤバラ部である。
なおこの実施例では、雌螺子を転造加工した円
筒部4とパイプ1の内面との間及びフランジ2と
鍔部5間にパツキン7,8がそれぞれ設けられて
おり、冷水や熱水の漏れを防止すると同時に、特
にパイプ1と螺子部3とま固定を強固なものとし
ている。
筒部4とパイプ1の内面との間及びフランジ2と
鍔部5間にパツキン7,8がそれぞれ設けられて
おり、冷水や熱水の漏れを防止すると同時に、特
にパイプ1と螺子部3とま固定を強固なものとし
ている。
なおこの考案は上記の実施例に限定されるもの
ではない。
ではない。
[考案の効果]
以上の通りこの考案は、本体の切削ねじ加工で
は回避できなかつたパイプ厚という点での制約が
なくなり、しかも単一パイプに起因する転造加工
性の素材面からの制約をなくし得るため、従来に
比して大幅な加工性の向上が図ることが出来る。
は回避できなかつたパイプ厚という点での制約が
なくなり、しかも単一パイプに起因する転造加工
性の素材面からの制約をなくし得るため、従来に
比して大幅な加工性の向上が図ることが出来る。
しかもフランジ部と円筒部の補強を図ることが
できるとともに、また螺子部がパイプ外面に表れ
ないためにストレートパイプ形状をなし得るの
で、外観上美麗である。
できるとともに、また螺子部がパイプ外面に表れ
ないためにストレートパイプ形状をなし得るの
で、外観上美麗である。
第1図はこの考案に係る連結パイプの一実施例
を示す側面図、第2図は同要部拡大断面図、第3
図は連結パイプの従来例の使用状態を示す要部拡
大断面図である。 1……パイプ、2……フランジ、3……螺子
部、4……円筒部、5……鍔部、7,8……パツ
キン。
を示す側面図、第2図は同要部拡大断面図、第3
図は連結パイプの従来例の使用状態を示す要部拡
大断面図である。 1……パイプ、2……フランジ、3……螺子
部、4……円筒部、5……鍔部、7,8……パツ
キン。
Claims (1)
- 浴槽側に位置するフランジ付端部に浴槽内より
吸水ソケツトあるいは給湯ソケツトを螺合し、前
記フランジとの間で浴槽壁を挟着して取付けられ
る風呂釜と浴槽の連結パイプにおいて、上記フラ
ンジは、パイプ端部に加工した突隆状の膨出部を
圧潰して一体成型した2重壁のフランジ構造で、
吸水ソケツトあるいは給湯ソケツトを螺合する螺
子部は、前記フランジの、圧潰される膨出部に嵌
合して挟着、固定される鍔部と、この鍔部と一体
に形成されパイプ内に嵌め込まれる円筒部からな
り、この円筒部に雌螺子を直接転造加工し、かつ
パイプ内に嵌め込まれる円筒部とパイプ内壁間な
らびに圧潰される膨出部内にパツキンを介在させ
たことを特徴とする風呂釜と浴槽の連結パイプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985026687U JPH0233088Y2 (ja) | 1985-02-26 | 1985-02-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985026687U JPH0233088Y2 (ja) | 1985-02-26 | 1985-02-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61142267U JPS61142267U (ja) | 1986-09-02 |
JPH0233088Y2 true JPH0233088Y2 (ja) | 1990-09-06 |
Family
ID=30522931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985026687U Expired JPH0233088Y2 (ja) | 1985-02-26 | 1985-02-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0233088Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4893229U (ja) * | 1972-02-09 | 1973-11-08 | ||
JPS5330440U (ja) * | 1976-08-20 | 1978-03-15 | ||
JPS5938683U (ja) * | 1982-09-02 | 1984-03-12 | 松下冷機株式会社 | 冷蔵庫 |
-
1985
- 1985-02-26 JP JP1985026687U patent/JPH0233088Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4893229U (ja) * | 1972-02-09 | 1973-11-08 | ||
JPS5330440U (ja) * | 1976-08-20 | 1978-03-15 | ||
JPS5938683U (ja) * | 1982-09-02 | 1984-03-12 | 松下冷機株式会社 | 冷蔵庫 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61142267U (ja) | 1986-09-02 |
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