JPH0131838Y2 - - Google Patents

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JPH0131838Y2
JPH0131838Y2 JP2387685U JP2387685U JPH0131838Y2 JP H0131838 Y2 JPH0131838 Y2 JP H0131838Y2 JP 2387685 U JP2387685 U JP 2387685U JP 2387685 U JP2387685 U JP 2387685U JP H0131838 Y2 JPH0131838 Y2 JP H0131838Y2
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JP
Japan
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fitting
pipe
pipes
connecting member
locking part
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JP2387685U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、パイプに対する嵌合用係止部を端部
に設けてあるパイプ接続部材に関する。
〔従来の技術〕
従来、上記パイプ接続部材には、端部に設けた
嵌合用係止部に、内嵌用係止部分又は外嵌用係止
部分のどちらか一つを設け、パイプに対する嵌合
手段が決められていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、パイプに通す流体又は流体を通す状況
によつては、パイプ接続部材を介して複数のパイ
プどうしを配管接続する際に相互の嵌合手段を変
える必要があり、例えば、 ○イ 伸縮自在なパイプどうしを、気密性を維持し
た状態で接続する場合は、パイプ接続部材の各
端部にパイプを外嵌係止させて、パイプの嵌合
部分の外側から締付け具で締付けて嵌合部分を
圧接させる。
○ロ 流体を上から下へ流すように、流れ方向の一
定した流路を形成する場合には、その流動をス
ムーズにさせるために、パイプ接続部材を流れ
方向に対する上手側のパイプに対しては外嵌係
止させ、下手側のパイプに対しては内嵌係止さ
せる。
○ハ パイプどうしを接続する際は、パイプ接続部
材によつて流動抵抗を与えることのないよう
に、パイプ接続部材の各端部をパイプに対して
外嵌状態にする。
様に、各状況に応じた嵌合構造を有するパイプ接
続部材を、各別に設計製造して選択使用しなけれ
ばならず、製造コストが高くつく欠点があつた。
本考案の目的は、一つのパイプ接続部材で前記
各状況に応じた嵌合ができるようにする点にあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のパイプ接続部材の特徴構成は、嵌合用
係止部のうちの少なくとも一つに、内嵌用係止部
分と外嵌用係止部分とを同軸状に並設し、前記内
嵌用係止部分と外嵌用係止部分との間に、前記両
係止部分に対するパイプの選択係止が可能な切断
部を形成してあることにあり、その作用効果は、
次の通りである。
〔作用〕
つまり、パイプ接続部材では、前記○イの場合
に、各接続端にパイプに対する内嵌用係止部分を
位置させ、また、前記○ロの場合には、流れ方向上
手側のパイプに対する接続端に外嵌用係止部分を
位置させると共に、流れ方向下手側にパイプに対
する接続端には内嵌用係止部分を位置させ、更
に、前記○ハの場合には、各接続端に外嵌用係止部
分を位置させる様に、切断部を必要に応じて切断
できる。
〔考案の効果〕
従つて、パイプ接続部材を一種類製造するだけ
で、多種の嵌合条件を満足させられ、そのため
に、製造コストを安価にできると共に、多種のパ
イプ接続部材を選択使用するのに比して、配管施
工のため作業性も向上する。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を、図面に基づいて説明
する。
第1図に示すように、2本の伸縮自在なパイプ
1,2の各端部どうしを、合成樹脂製のパイプ接
続部材3を介して接続して配管するに、前記パイ
プ接続部材3は、その両端部に設けてあるパイプ
1,2に対する嵌合用係止部4,4夫々に、端側
にパイプ1,2に対する内嵌用係止部分5を、内
側に外嵌用係止部分6を位置させて共に同軸状に
並設し、それら両係止部分5,6間に、全周にわ
たつて外方に膨出したりリング状の切断部7が形
成してあり、この切断部7をのこ刃等で切断する
ことで外拡りでパイプ1,2の端部を内嵌めしや
すい形状の端縁が形成されて、外嵌用係止部分6
とパイプ1,2の端部に形成した被係止部1A,
2Aとが相互に嵌合係止可能となる。
尚、前記切断部7を、切断しなければ内嵌用係
止部分5とパイプ1,2の被係止部1A,2Aと
が相互に嵌合係止可能である。
そこで、使用状態を説明すると、前述の○イの様
に、2本のパイプ1,2どうしを気密状に接続す
る場合、第1図に示すように、パイプ接続部材3
両端の内嵌用係止部分5夫々に、2本のパイプ
1,2の被係止部1A,2Aを外嵌させ、更にそ
れらの外周を締付け具8で締付けてパイプ1,2
とパイプ接続部材3とを圧密状態に相互に嵌合す
る。
次に、前述○ロの様に、液体を一定の方向に流す
場合には、第2図に示す様に、流れ方向に対する
上手側のパイプ1を内嵌させるために、パイプ接
続部材3の一方側の切断部7を切断して内嵌用係
止部分5を除去し、外嵌用係止部分6を係止可能
とする。そして、他方側の切断部7は切断せずに
内嵌用係止部分5に下手側のパイプ2を外嵌させ
る。
更に、前述○ハの様に、パイプ接続部材使用によ
る流動抵抗を少なくするために、第3図に示すよ
うに、パイプ接続部材3の両側の切断部7,7を
同時に切断して、残つた2つの外嵌用係止部分
6,6夫々に、パイプ1,2を内嵌接続係止させ
る。
〔別実施例〕
前記内嵌用係止部分5,5に前記パイプ1,2
を外嵌させ、締付け具8を締付けて気密性を得る
には、パイプは伸縮できる材質のものでなければ
ならないが、伸縮自在なパイプ接続部材3を使用
するならば、パイプ1,2に外嵌用係止部分6,
6を外嵌させてその外方から締付け具8で締付け
ると、金属又は硬質樹脂のパイプにでも気密性維
持に適用でき、つまり、パイプ又はパイプ接続部
材の一方が伸縮できれば良い。
前記パイプ接続部材3は、合成樹脂製以外に、
金属製でも良い。
前記嵌合用係止部4には、外側に内嵌用係止部
分5を形成する以外に、第4図に示すように、外
側に外嵌用係止部分6を形成し、且つ、内側に内
嵌用係止部分5を形成しても良い。
前記パイプ接続部材3の両端部に、夫々両係止
部分5,6を並設する以外に、一方には両係止部
分5,6を並設し、他方には内嵌用又は外嵌用の
どちらかの係止部分を1つだけ設けても良い。
前記パイプ接続部材3は、2本のパイプ1,2
を接続する以外に、3本以上のパイプを同時に接
続するものであつても良く、従つて、嵌合用係止
部4を設ける端部は、3つ以上形成される。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るパイプ接続部材の実施例を
示し、第1図は一部断面を示す側面図、第2図及
び第3図は、応用例を示す一部断面側面図、第4
図は別実施例一部断面を示す側面図である。 1,2……パイプ、4……嵌合用係止部、5…
…内嵌用係止部分、6……外嵌用係止部分、7…
…切断部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パイプ1,2に対する嵌合用係止部4を端部に
    設けてあるパイプ接続部材であつて、前記嵌合用
    係止部4のうちの少なくとも一つに、内嵌用係止
    部分5と外嵌用係止部分6とを同軸状に並設し、
    前記内嵌用係止部分5と外嵌用係止部分6との間
    に、前記両係止部分5,6に対する前記パイプ
    1,2の選択係止が可能な切断部7を形成してあ
    るパイプ接続部材。
JP2387685U 1985-02-21 1985-02-21 Expired JPH0131838Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2387685U JPH0131838Y2 (ja) 1985-02-21 1985-02-21

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JP2387685U JPH0131838Y2 (ja) 1985-02-21 1985-02-21

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JPS61140289U JPS61140289U (ja) 1986-08-30
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