JPS5938940Y2 - マットレス装置 - Google Patents
マットレス装置Info
- Publication number
- JPS5938940Y2 JPS5938940Y2 JP1981002445U JP244581U JPS5938940Y2 JP S5938940 Y2 JPS5938940 Y2 JP S5938940Y2 JP 1981002445 U JP1981002445 U JP 1981002445U JP 244581 U JP244581 U JP 244581U JP S5938940 Y2 JPS5938940 Y2 JP S5938940Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin sheet
- synthetic resin
- foamed synthetic
- spring unit
- elastic material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は保温性の向上を計るようにしたマツトレス装置
に関する。
に関する。
一般にマツトレス装置は、多数のコイルスプリングを平
板状に連結してスプリングユニットを構威し、このスプ
リングユニットの上下面にそれぞれ保護材を介して弾性
材を重合する。
板状に連結してスプリングユニットを構威し、このスプ
リングユニットの上下面にそれぞれ保護材を介して弾性
材を重合する。
そして、この重合体を袋状に縫製された外装地で被覆し
てなる。
てなる。
ところで、このような構成のマツトレス装置において従
来は、利用者の発汗などによって生じる湿気の吸収性を
高め、保護材や弾性材に湿気がこもるのを防止するため
に上記保護材と弾性材とを通気性の高い材料で形成して
いた。
来は、利用者の発汗などによって生じる湿気の吸収性を
高め、保護材や弾性材に湿気がこもるのを防止するため
に上記保護材と弾性材とを通気性の高い材料で形成して
いた。
そのため、利用者の発汗が極めて少ない冬期においては
、保護材と弾性材がもつ良好な通気性によってマツトレ
ス装置の内部から外部あるいはその逆、すなわち保護材
と弾性材との厚さ方向に空気が流通してしまうので、保
温性が極めて低く寝心地が悪いという問題があった。
、保護材と弾性材がもつ良好な通気性によってマツトレ
ス装置の内部から外部あるいはその逆、すなわち保護材
と弾性材との厚さ方向に空気が流通してしまうので、保
温性が極めて低く寝心地が悪いという問題があった。
本考案は上記事情にもとづきなされたもので、その目的
とするところは、弾性材と外装地との接合面間にこの外
装地に一体にキルテイングして発泡合成樹脂製シートを
設けることによって、保温性の向上を計るようにしたマ
ツトレス装置を提供することにある。
とするところは、弾性材と外装地との接合面間にこの外
装地に一体にキルテイングして発泡合成樹脂製シートを
設けることによって、保温性の向上を計るようにしたマ
ツトレス装置を提供することにある。
以下、本考案の一実施例を第1図と第2図を参照して説
明する。
明する。
図中1は多数のコイルスプリング2・・・・・・を平板
状に連結して形成されたスプリングユニットである。
状に連結して形成されたスプリングユニットである。
このスプリングユニット1の上下面には、それぞれこの
面積よりも大きなサイザルなどからなる保護林3,3、
ウレタンフオームなどからなる弾性材4,4および当布
5,5が順次層状に重合されている。
面積よりも大きなサイザルなどからなる保護林3,3、
ウレタンフオームなどからなる弾性材4,4および当布
5,5が順次層状に重合されている。
これらの周縁部はスプリングユニット1の最外周に位置
するコイルスプリング2・・・・・・にクリップ6・・
・・・・で連結され、スプリングユニット1の面上でず
れ動くことがないよう保持されている。
するコイルスプリング2・・・・・・にクリップ6・・
・・・・で連結され、スプリングユニット1の面上でず
れ動くことがないよう保持されている。
このように構成されたスプリングユニット1、保護林3
,3、弾性材4,4および当布5,5からなる重合体は
、外装地7によって被覆されでいる。
,3、弾性材4,4および当布5,5からなる重合体は
、外装地7によって被覆されでいる。
この外装地7は、重合体の上下面を被覆した鏡地8,8
およびこの鏡地8,8の周縁に上下端を玉縁9,9によ
って縫合し重合体の周側面に位置したまち地10とから
なり、一方の鏡地8の内面には、この鏡地8と弾性材4
との接合面間に位置するようポリエチレン、スチロール
あるいはポリプロピレンなどをシート状に発泡成形した
発泡合成樹脂製シート11および裏地12が設けられ、
これら鏡地8、発泡合成樹脂製シート11および裏地1
2は糸13によって一体にキルテイングされている。
およびこの鏡地8,8の周縁に上下端を玉縁9,9によ
って縫合し重合体の周側面に位置したまち地10とから
なり、一方の鏡地8の内面には、この鏡地8と弾性材4
との接合面間に位置するようポリエチレン、スチロール
あるいはポリプロピレンなどをシート状に発泡成形した
発泡合成樹脂製シート11および裏地12が設けられ、
これら鏡地8、発泡合成樹脂製シート11および裏地1
2は糸13によって一体にキルテイングされている。
上記発泡合成樹脂製シート11は、これを形成する材料
の特性お・よび発泡成形されていることによって厚さ方
向に通気性のない状態であるとともにたくさんの空気孔
11a・・・・・・を内蔵する。
の特性お・よび発泡成形されていることによって厚さ方
向に通気性のない状態であるとともにたくさんの空気孔
11a・・・・・・を内蔵する。
しかして、上記構成のマツトレス装置によれば冬期にお
いては弾性材4と鏡地8との間に発泡合成樹脂製シート
11が設けちれた面を上側にして利用する。
いては弾性材4と鏡地8との間に発泡合成樹脂製シート
11が設けちれた面を上側にして利用する。
この一方の面ば、発泡合成樹脂製シート11がもつ気密
性によってスプリングユニット1内から鏡地8あるいは
その逆の空気の流通が阻止されている。
性によってスプリングユニット1内から鏡地8あるいは
その逆の空気の流通が阻止されている。
しかも発泡合成樹脂製シート11は、第2図に示すよう
にたくさんの空気孔11a・・・・・・を有するから、
この空気孔11a・・・・・・によって大きな保温性を
呈する。
にたくさんの空気孔11a・・・・・・を有するから、
この空気孔11a・・・・・・によって大きな保温性を
呈する。
したがって、発泡合成樹脂製シート11が設けられた一
方の面を上側にすれば、冬期は大きな保温性を有するマ
ツトレス装置として利用することができる。
方の面を上側にすれば、冬期は大きな保温性を有するマ
ツトレス装置として利用することができる。
また、夏期にお・いては、発泡合成樹脂製シート11が
設けられていない他方の面を上側にして利用すれば、こ
の面は保護林3と弾性材4とがもつ通気性および吸湿性
によってこの面の厚さ方向に空気が流通するとともに利
用者から生じる汗などの湿気が鏡地8にこもることがな
いので、蒸し暑さの少ない快適なマツトレス装置としで
利用することができる。
設けられていない他方の面を上側にして利用すれば、こ
の面は保護林3と弾性材4とがもつ通気性および吸湿性
によってこの面の厚さ方向に空気が流通するとともに利
用者から生じる汗などの湿気が鏡地8にこもることがな
いので、蒸し暑さの少ない快適なマツトレス装置としで
利用することができる。
、、すなわち、前記構成によれば、
冬期と夏期においてどちらの面を上側にして利用するか
により、冬期は保温性に優れ、夏期は通気性に優れた寝
心地の良好なマツトレス装置となる。
冬期と夏期においてどちらの面を上側にして利用するか
により、冬期は保温性に優れ、夏期は通気性に優れた寝
心地の良好なマツトレス装置となる。
さらに、発泡合成樹脂製シート11が鏡地8と一体にキ
ルテイングされていることにより、この発泡合成樹脂製
シート11がずれ動いたり、しわが寄るなどしてマツト
レス装置の性能低下を招くということがない。
ルテイングされていることにより、この発泡合成樹脂製
シート11がずれ動いたり、しわが寄るなどしてマツト
レス装置の性能低下を招くということがない。
なお、本考案は上記・−実施例に限定されず、たとえば
第3図に示す第2の実施例のように発泡合成樹脂製シー
ト11はスプリングユニット1の上下両面の弾性材4,
4と鏡地8,8との間に設けてもよく、このような構成
(二よればマツトレス装置のどちらの面を利用しても良
好な保温性が得られる。
第3図に示す第2の実施例のように発泡合成樹脂製シー
ト11はスプリングユニット1の上下両面の弾性材4,
4と鏡地8,8との間に設けてもよく、このような構成
(二よればマツトレス装置のどちらの面を利用しても良
好な保温性が得られる。
また、発泡合成樹脂製シート11は第4図に示す第3の
実施例のように裏地12を介して弾性材4と接合する面
を凹凸面14に形成し、この凹凸面14によって弾性材
4との接合面間に空気層を形成すれば、この空気層によ
って保温性をさらに向」ニさせることができる。
実施例のように裏地12を介して弾性材4と接合する面
を凹凸面14に形成し、この凹凸面14によって弾性材
4との接合面間に空気層を形成すれば、この空気層によ
って保温性をさらに向」ニさせることができる。
さらに、本考案は第5図乃至第7図に示す第4乃至第6
の実施例のようにウレタンフオームなどからなる補助弾
性体15を設けるようにしてもよい。
の実施例のようにウレタンフオームなどからなる補助弾
性体15を設けるようにしてもよい。
すなわち、第5図は発泡合成樹脂製シート11と裏地1
2との間に上記補助弾性体15を設けるようにした。
2との間に上記補助弾性体15を設けるようにした。
また、第6図は発泡合成樹脂製シート11と鏡地8との
間に補助弾性体15を設けるようにした。
間に補助弾性体15を設けるようにした。
さらに、第7図は発泡合成樹脂製シート11の上下面に
補助弾性体15.15を接合して設けるようにした。
補助弾性体15.15を接合して設けるようにした。
このように、補助弾性体15を設けることによって、発
泡合成樹脂製シート11が設けられた面の感触をやわら
かなものとすることができる。
泡合成樹脂製シート11が設けられた面の感触をやわら
かなものとすることができる。
なお、なお・、第5図乃至第7図に示す実施例において
、発泡合成樹脂製シート11お・よび補助弾性体15を
スプリングユニット1の上下両面に設けてもよいこと熱
論である。
、発泡合成樹脂製シート11お・よび補助弾性体15を
スプリングユニット1の上下両面に設けてもよいこと熱
論である。
以上述べたように本考案は、スプリングユニットの上下
面に保護材を介して弾性材を重合し、この重合体を外装
地で被覆するものにおいて、上記外装地と弾性体との間
に発泡合成樹脂製シートを設け、この発泡合成樹脂製シ
ートと上記外装地とを一体にキルテイングした。
面に保護材を介して弾性材を重合し、この重合体を外装
地で被覆するものにおいて、上記外装地と弾性体との間
に発泡合成樹脂製シートを設け、この発泡合成樹脂製シ
ートと上記外装地とを一体にキルテイングした。
したがって、上記発泡合成樹脂製シートによって重合さ
れた保護材と弾性材との厚さ方向の通気性が遮断される
とともに発泡合成樹脂製シートがもったくさんの空気孔
によって大きな保温性を呈するから、とくに冬期におい
て良好な保温性を有するマツトレス装置として利用する
ことができる。
れた保護材と弾性材との厚さ方向の通気性が遮断される
とともに発泡合成樹脂製シートがもったくさんの空気孔
によって大きな保温性を呈するから、とくに冬期におい
て良好な保温性を有するマツトレス装置として利用する
ことができる。
しかも、上記発泡合成樹脂製シートが外装地と一体にキ
ルテイングされていることにより、これがずれ動いたり
、しわが寄るなどしてマツトレス装置の性能低下を招く
ことがないなどの利点を有する。
ルテイングされていることにより、これがずれ動いたり
、しわが寄るなどしてマツトレス装置の性能低下を招く
ことがないなどの利点を有する。
第1図は本考案の一実施例を示すマツトレス装置の一部
断面した側面図、第2図は同じく発泡合成樹脂製シート
の拡大図、第3図は本考案の第2の実施例を示すマツト
レス装置の一部断面した側面図、第4図は本考案の第3
の実施例を示す発泡合成樹脂製シートの拡大断面図、第
5図乃至第7図は本考案の第4乃至第6の実施例を示す
マットレス装置の一部断面した側面図である。 1・・・・・・スプリングユニット、2・・・・・・コ
イルスプリング、3・・・・・・保護材、4・・・・・
・弾性材、裂地、11・・・・・・発泡合成樹脂製シー
ト。 7・・・・・・外
断面した側面図、第2図は同じく発泡合成樹脂製シート
の拡大図、第3図は本考案の第2の実施例を示すマツト
レス装置の一部断面した側面図、第4図は本考案の第3
の実施例を示す発泡合成樹脂製シートの拡大断面図、第
5図乃至第7図は本考案の第4乃至第6の実施例を示す
マットレス装置の一部断面した側面図である。 1・・・・・・スプリングユニット、2・・・・・・コ
イルスプリング、3・・・・・・保護材、4・・・・・
・弾性材、裂地、11・・・・・・発泡合成樹脂製シー
ト。 7・・・・・・外
Claims (1)
- 多数のコイルスプリングを平板状に連結してスプリング
ユニットを形成し、このスプリングユニットの上下面に
保護材を介して弾性材を重合し、この重合体を外装地で
被覆してなるものにおいて、上記外装地と弾性材との少
なくとも一方の接合面間に通気性がなく空気孔を有する
発泡合成樹脂製シートを設け、この発泡合成樹脂製シー
トと上記外装地とを一体にキルテイングしたことを特徴
とするマツトレス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981002445U JPS5938940Y2 (ja) | 1981-01-12 | 1981-01-12 | マットレス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981002445U JPS5938940Y2 (ja) | 1981-01-12 | 1981-01-12 | マットレス装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57116160U JPS57116160U (ja) | 1982-07-19 |
JPS5938940Y2 true JPS5938940Y2 (ja) | 1984-10-30 |
Family
ID=29800881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981002445U Expired JPS5938940Y2 (ja) | 1981-01-12 | 1981-01-12 | マットレス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5938940Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5432663U (ja) * | 1977-08-09 | 1979-03-03 |
-
1981
- 1981-01-12 JP JP1981002445U patent/JPS5938940Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5432663U (ja) * | 1977-08-09 | 1979-03-03 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57116160U (ja) | 1982-07-19 |
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