JPH0354616Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0354616Y2 JPH0354616Y2 JP1986065728U JP6572886U JPH0354616Y2 JP H0354616 Y2 JPH0354616 Y2 JP H0354616Y2 JP 1986065728 U JP1986065728 U JP 1986065728U JP 6572886 U JP6572886 U JP 6572886U JP H0354616 Y2 JPH0354616 Y2 JP H0354616Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tatami
- spring
- elastic material
- spring unit
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、上面側あるいは下面側のどちらか
を使用するかによつて硬さが異なるようにしたマ
ツトレス装置に関する。
を使用するかによつて硬さが異なるようにしたマ
ツトレス装置に関する。
一般に、従来のマツトレス装置は多数のスプリ
ングを平板状に連結してスプリングユニツトを構
成し、このスプリングユニツトの上下面に綿やウ
レタンフオーム等の弾性材を添設し、それらを外
装地で被覆して構成されている。したがつて、こ
の様なマツトレス装置の硬さは上面側あるいは下
面側のどちらかを使用しても同じである。すなわ
ち、1つのマツトレス装置は一定の硬さしか備え
ていないから、利用者が代わりこの利用者の好み
が異なる場合や体調などによつて硬さを変えたい
場合などは非常に不便であつた。又、従来のマツ
トレス装置では通気性、涼感が不充分であつた。
ングを平板状に連結してスプリングユニツトを構
成し、このスプリングユニツトの上下面に綿やウ
レタンフオーム等の弾性材を添設し、それらを外
装地で被覆して構成されている。したがつて、こ
の様なマツトレス装置の硬さは上面側あるいは下
面側のどちらかを使用しても同じである。すなわ
ち、1つのマツトレス装置は一定の硬さしか備え
ていないから、利用者が代わりこの利用者の好み
が異なる場合や体調などによつて硬さを変えたい
場合などは非常に不便であつた。又、従来のマツ
トレス装置では通気性、涼感が不充分であつた。
この考案は上記事情にもとづきなされたもの
で、その目的とするところは、上面側あるいは下
面側のどちらを使用するかによつて硬さが異なる
ようにすると共に、クツシヨン性、通気性、涼感
に優れたマツトレス装置を提供することにある。
で、その目的とするところは、上面側あるいは下
面側のどちらを使用するかによつて硬さが異なる
ようにすると共に、クツシヨン性、通気性、涼感
に優れたマツトレス装置を提供することにある。
この考案はスプリングユニツトの一方の面に畳
芯を添設し、他方の面に弾性材を添設し、それら
を畳表と鏡体及びマチ地とで構成した外装体で被
覆したものである。
芯を添設し、他方の面に弾性材を添設し、それら
を畳表と鏡体及びマチ地とで構成した外装体で被
覆したものである。
以下この考案の一実施例を図面にもとづいて説
明する。図中1はスプリングユニツトで、このス
プリングユニツト1は多数のスプリング2…をヘ
リカル線3…で平板状に連結するとともにこの上
面と下面の周辺に各々枠線4,4を上記スプリン
グ2…にクリツプ(図示せず)で連結して構成し
ている。
明する。図中1はスプリングユニツトで、このス
プリングユニツト1は多数のスプリング2…をヘ
リカル線3…で平板状に連結するとともにこの上
面と下面の周辺に各々枠線4,4を上記スプリン
グ2…にクリツプ(図示せず)で連結して構成し
ている。
そしてこのように構成されたスプリングユニツ
ト1の上面側にはフエルトなどからなる保護材5
を介して畳芯6が添設され、下面側には保護材5
を介して綿やウレタンフオーム等の弾性材7が添
設されている。そしてそれらが外装体8で被覆さ
れている。上記外装体8は上記畳芯6の上面に載
置される畳表9と、上記弾性材7の上面に載置さ
れる鏡体10と、上記スプリングユニツト1の周
縁部を被い、一端側が上記畳表9の周縁部と他端
側が上記鏡体10の周縁部とそれぞれテープエツ
ジ11と共に縫着されたマチ地12とで構成され
ている。そして、上記畳地9はイグサを編んでシ
ート状に形成されてなり、上記鏡体10は綿やウ
レタンフオーム等の詰物13を介在して鏡地14
と金布15をキルテイング加工施し、その内面周
辺にフランジ布16の一端を縫着してなり、この
フランジ布16の他端側を上記保護材5及び弾性
材7を巻き込んでクリツプ17…によりスプリン
グ2…に連結固定している。
ト1の上面側にはフエルトなどからなる保護材5
を介して畳芯6が添設され、下面側には保護材5
を介して綿やウレタンフオーム等の弾性材7が添
設されている。そしてそれらが外装体8で被覆さ
れている。上記外装体8は上記畳芯6の上面に載
置される畳表9と、上記弾性材7の上面に載置さ
れる鏡体10と、上記スプリングユニツト1の周
縁部を被い、一端側が上記畳表9の周縁部と他端
側が上記鏡体10の周縁部とそれぞれテープエツ
ジ11と共に縫着されたマチ地12とで構成され
ている。そして、上記畳地9はイグサを編んでシ
ート状に形成されてなり、上記鏡体10は綿やウ
レタンフオーム等の詰物13を介在して鏡地14
と金布15をキルテイング加工施し、その内面周
辺にフランジ布16の一端を縫着してなり、この
フランジ布16の他端側を上記保護材5及び弾性
材7を巻き込んでクリツプ17…によりスプリン
グ2…に連結固定している。
しかして上記構成のマツトレス装置によれば、
この上面側あるいは下面側のいずれかを使用する
場合の硬さは、畳芯6と弾性材7との弾力性の差
によつて異なつてくる。すなわち、たとえば上面
側に荷重が加わつた場合には、スプリングユニツ
ト1の各々スプリング2…が上記荷重に応じ畳芯
6を介して各々所定量の弾性変形しようとする。
しかしながら、上記スプリング2…には畳芯6を
介して荷重が加わるから、この畳芯6が荷重によ
つて変形しやすい場合には上記荷重が各々スプリ
ングに分散されこれらのスプリング2が分散され
た荷重に応じて各々弾性変形しようとする。だが
畳芯6は弾力性が小さく変形しずらいため、スプ
リングユニツト1の各スプリング2…に上記荷重
が分散されずらい。そのためスプリングユニツト
1のスプリング2…全体があたかも一体となるよ
うにして荷重を受けるから個々のスプリング2…
の弾性変形量が小となる。
この上面側あるいは下面側のいずれかを使用する
場合の硬さは、畳芯6と弾性材7との弾力性の差
によつて異なつてくる。すなわち、たとえば上面
側に荷重が加わつた場合には、スプリングユニツ
ト1の各々スプリング2…が上記荷重に応じ畳芯
6を介して各々所定量の弾性変形しようとする。
しかしながら、上記スプリング2…には畳芯6を
介して荷重が加わるから、この畳芯6が荷重によ
つて変形しやすい場合には上記荷重が各々スプリ
ングに分散されこれらのスプリング2が分散され
た荷重に応じて各々弾性変形しようとする。だが
畳芯6は弾力性が小さく変形しずらいため、スプ
リングユニツト1の各スプリング2…に上記荷重
が分散されずらい。そのためスプリングユニツト
1のスプリング2…全体があたかも一体となるよ
うにして荷重を受けるから個々のスプリング2…
の弾性変形量が小となる。
これに対して下面側の綿やウレタンフオームか
らなる弾性材7は弾力性が大であるから、この弾
性材7を介して加わる荷重は各々スプリング2…
に分散される。したがつて各々スプリング2…は
この分散された荷重に応じて弾性変形するから
各々スプリング2…の弾性変形量は上面側に比べ
て大となる。
らなる弾性材7は弾力性が大であるから、この弾
性材7を介して加わる荷重は各々スプリング2…
に分散される。したがつて各々スプリング2…は
この分散された荷重に応じて弾性変形するから
各々スプリング2…の弾性変形量は上面側に比べ
て大となる。
すなわち、このような構成のマツトレス装置に
よれば、この上面側を使用するか下面側を使用す
るかによつてスプリング2…の弾性変形量に差が
生じるから、どちらかの面を使用するかによつて
異なる硬さが得られる。又上記畳芯6の弾力性は
上記弾性材に比べて小であるが、畳芯6独特のク
ツシヨン性を有している。したがつて、スプリン
グユニツト1のクツシヨン性と畳芯6のクツシヨ
ン性とにより、硬い感触を有しながらも独特の寝
心地を呈する。更に、畳表9は特に通気性、吸湿
性に優れているので、特に夏季に於ては利用者に
涼感、爽快感を与え快適に就寝することができ
る。
よれば、この上面側を使用するか下面側を使用す
るかによつてスプリング2…の弾性変形量に差が
生じるから、どちらかの面を使用するかによつて
異なる硬さが得られる。又上記畳芯6の弾力性は
上記弾性材に比べて小であるが、畳芯6独特のク
ツシヨン性を有している。したがつて、スプリン
グユニツト1のクツシヨン性と畳芯6のクツシヨ
ン性とにより、硬い感触を有しながらも独特の寝
心地を呈する。更に、畳表9は特に通気性、吸湿
性に優れているので、特に夏季に於ては利用者に
涼感、爽快感を与え快適に就寝することができ
る。
以上述べたようにこの考案においては、多数の
スプリングを平板状に連結して構成されたスプリ
ングユニツトの一方の面に畳芯を添設し、他方の
面に弾性材を添設し、上記畳芯の上面に畳表を載
置した外装体でそれらを被覆するようにしたか
ら、これら畳芯と弾性材の弾力性の差に応じて上
面側と下面側のいずれを使用するかによつてマツ
トレス装置の硬さが異なる。
スプリングを平板状に連結して構成されたスプリ
ングユニツトの一方の面に畳芯を添設し、他方の
面に弾性材を添設し、上記畳芯の上面に畳表を載
置した外装体でそれらを被覆するようにしたか
ら、これら畳芯と弾性材の弾力性の差に応じて上
面側と下面側のいずれを使用するかによつてマツ
トレス装置の硬さが異なる。
したがつて、利用者の好みや体調などに応じた
最適な硬さどマツトレス装置を利用することがで
きる。更に畳芯による硬い感触とスプリングによ
るクツシヨン性とによる独特の寝心地を得ること
ができる。又、畳表通気性、吸湿性に優れている
ので、利用者に涼感、爽快感を与え、快適に就寝
できる。
最適な硬さどマツトレス装置を利用することがで
きる。更に畳芯による硬い感触とスプリングによ
るクツシヨン性とによる独特の寝心地を得ること
ができる。又、畳表通気性、吸湿性に優れている
ので、利用者に涼感、爽快感を与え、快適に就寝
できる。
図面はこの考案の実施例を示す一部を断面した
側面図である。 符号、1……スプリングユニツト、2……スプ
リング、6……畳芯、7……弾性材、9……畳
表。
側面図である。 符号、1……スプリングユニツト、2……スプ
リング、6……畳芯、7……弾性材、9……畳
表。
Claims (1)
- 多数のスプリングを平板状に連結してスプリン
グユニツトを構成し、このスプリングユニツトの
一方の面に畳芯を添設し、他方の面に弾性材を添
設しそれらを外装体で被覆するものにおいて、上
記外装体を畳表と鏡体及びマチ地とで構成し、上
記畳表を上記畳芯の上面に載置し、上記鏡体を上
記弾性材の上面に載置して構成した事を特徴とす
るマツトレス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986065728U JPH0354616Y2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986065728U JPH0354616Y2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62177351U JPS62177351U (ja) | 1987-11-11 |
JPH0354616Y2 true JPH0354616Y2 (ja) | 1991-12-03 |
Family
ID=30903070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986065728U Expired JPH0354616Y2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0354616Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5821361B2 (ja) * | 1978-06-16 | 1983-04-28 | 市光工業株式会社 | 車輌用灯具 |
JPS6010444U (ja) * | 1983-01-07 | 1985-01-24 | 宇都 秀一 | 解体できる通気植木鉢 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5821361U (ja) * | 1981-08-05 | 1983-02-09 | 伊原 芳雄 | 夏用敷布団 |
-
1986
- 1986-04-30 JP JP1986065728U patent/JPH0354616Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5821361B2 (ja) * | 1978-06-16 | 1983-04-28 | 市光工業株式会社 | 車輌用灯具 |
JPS6010444U (ja) * | 1983-01-07 | 1985-01-24 | 宇都 秀一 | 解体できる通気植木鉢 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62177351U (ja) | 1987-11-11 |
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