JPS5938805Y2 - 建築用断熱板 - Google Patents

建築用断熱板

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Publication number
JPS5938805Y2
JPS5938805Y2 JP2342879U JP2342879U JPS5938805Y2 JP S5938805 Y2 JPS5938805 Y2 JP S5938805Y2 JP 2342879 U JP2342879 U JP 2342879U JP 2342879 U JP2342879 U JP 2342879U JP S5938805 Y2 JPS5938805 Y2 JP S5938805Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plywood
insulation board
waterproof sheet
adhesive layer
size
Prior art date
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Expired
Application number
JP2342879U
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JPS55121810U (ja
Inventor
英喜 滝口
Original Assignee
石川 尭
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は建築、構築物の下地材、特に断熱性と防水性と
施工現場における幅寸法を簡単に補正できると共に継目
部の防水性の改善に寄与する重合片を容易に形成できる
ようにした建築用断熱板に関する。
従来から建築用下地板として野地板または下地板と防水
シートを一体に形成した下地板、例えば、実公昭49−
43398号、実公昭50−21301号がある。
しかし、これら下地板は施工現場において建築物に応じ
て種々、裁断して装着しなげれば任意形状の建築物に対
応することができない。
そのため製品としては重合片があっても端部等では必ら
ず継目が直接に露出し、大部分が防水性に富んでいたと
しても全体としては防水性、防食性。
施工性に欠けるものとなっていた。
さらにこれら下地板は防水シートと合板とが全面に接着
剤等で接着されているため上記のような欠点の他に無駄
な接着剤を使用することになる。
また、この種、下地板はタルキ、胴縁等に釘を介して固
設するためその打着位置を何等かの方法で表示する必要
があり、そのため工程を付加しなげればならない等の不
都合があった。
本考案はこのような欠点を除去するため合板上に寸法位
置の表示と接着剤層とを兼ね、しかも継目(目地部)防
水用の重合片を規定製品にかかわることなく簡単に補正
できると共に断熱性をも具備した建築用断熱板を提案す
る。
以下に図面を用いて本考案に係る建築用断熱板の一実施
例について詳細に説明する。
第1図および第2図は上記断熱板を示す斜視図と正面図
であり、1はベニヤ板等の合板、2は断熱層で合板の片
面に一体に積層する。
3は裏面材、4は接着剤層兼寸法表示用突起であり、5
は防水シートで合板等より少なくとも一辺が突出し所謂
重合片5aを有する。
また防水シート5はその裏面の一部分を接着剤層兼寸法
表示用突起で接着する。
ここでさらに説明すると、合板1としてはベニヤ板、合
成樹脂板からなり、断熱層2は合成樹脂発泡体からなる
ものである。
さらに説明すると合成樹脂発泡体としては硬質のポリウ
レタンフォーム、ポリイソシアヌレートフオーム、フェ
ノールフオーム。
ユリアフォーム、ポリスチレンフオーム、ポリエチレン
フオーム等の一種もしくは二種を積層したものであり、
好ましくは圧縮強度がlKy/J丈上あるとよい。
裏面材3としてはクラフト紙2段ボール、アルミニウム
箔2合成樹脂フィルム、網状物、アスファルトフェルト
、ターフェルトの一種または二種以上をラミネートした
ものである。
接着剤層兼寸法表示用突起4は自己接着性と発泡性とを
有し、例えば約2〜4倍の発泡倍率であり、例えばポリ
ウレタンエラストマーを用いる。
この突起4は合板1の一側縁と平行で、かつ、胴縁、垂
木などの間隔と同じピッチPで、しかもこれらと平行に
形成する。
また高さは例えば2〜5航程度で、幅は例えば10w以
下である。
これは防水シート5の自由度、所謂接着されていない部
分の面積を広くとるためと温度、湿度差による伸縮にこ
の非接着部分の寸法的余裕によって十分に対応して所期
の防水性と寸法変化による接着剤層の破壊を防止するよ
うに機能させるためである。
また防水シート5はアスファルトフェルト、ターフェル
ト、クラフト紙にゴム膜を貼着したシート、その他紙製
シート防水処理、ラミネート等した部材であり、可撓性
があるものを用いる。
5aは重合片で合板等より外方に突出し、隣接する断面
板との継目をカバーする。
なお重合片5aは一辺〜四辺まで任意に選択する。
また前記突起4〜4間は使用位置によって合板、断熱層
等が切断された際に、重合片として機能する。
以上、説明したのは本考案の一実施例にすぎず、第3図
に示すように重合片5aを折曲げしたり、第2図におい
て二点鎖線で示すように接着剤層6゜剥離層7の如き層
を設けることができる。
また格子状、あるい(#+線状その他寸法表示可能な線
状に接着剤層兼寸法表示用突起4を形成することができ
る。
上述したように本考案に係る建築用断熱板によれば、釘
打ち位置、所謂寸法表示部位が垂木、胴縁等の間隔に対
応した位置で発泡膨張して突起させたため確実にその位
置を表示するので防水シートが不透明でも胴縁、垂木に
装着できる特徴がある。
また、接着剤層兼寸法表示用突起を垂木等の間隔で防水
シートを接着するため接着作業が容易なばかりでなく、
接着剤の使用量、植設工程が極めて少なくなる特徴があ
る。
また、接着剤層兼寸法表示用突起4は合板1の所定ピッ
チの部分にのみ植設したため、防水シート5と合板1と
の接着部分が極めて少な(、合板1、断熱層2の大きな
変形に対して十分に追従しうる構造としたために破断す
ることがない特徴がある。
さらに、防水シート5は合板1との接着部分が極めて少
ないため、施工時に建築物に応じて切断しても断熱板間
の継目に重合片を確実に、しかも簡単に形成した状態に
しうる特徴がある。
また前記突起4が存在するため、屋根下地板に使用した
ときに作業者がスベリ等しない等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案に係る建築用断熱板の一実
施例を示す斜視図と正面図、第3図はその他の実施例を
示す側面図である。 1・・・・・・合板、2・・・・・・断熱層、4・・・
・・・接着剤層兼寸法表示用突起、5・・・・・・防水
シート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベニヤ板等の合板と該合板と同じ大きさの裏面材間にこ
    れと同じ大きさで、かつ、硬質ポリウレタンフォーム程
    度の強度のある合成樹脂発泡体からなる断熱層を一体に
    積層し、また前記合板の表面にその一側縁と平行に、か
    つ、垂木、周縁等の間隔に対応して高さ2〜5rIrI
    L程度の発泡した接着剤層兼寸法表示用突起を植設する
    と共に、該突起のみを介して前記合板より大きい防水シ
    ートを上記合板の少なくとも一端縁から突出するように
    固着したことを特徴とする建築用断熱板。
JP2342879U 1979-02-21 1979-02-21 建築用断熱板 Expired JPS5938805Y2 (ja)

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JP2342879U JPS5938805Y2 (ja) 1979-02-21 1979-02-21 建築用断熱板

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Publication Number Publication Date
JPS55121810U JPS55121810U (ja) 1980-08-29
JPS5938805Y2 true JPS5938805Y2 (ja) 1984-10-29

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ID=28860019

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