JP2000136575A - 防水建材及び防水工法 - Google Patents
防水建材及び防水工法Info
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Abstract
水性、透湿性、施工性等に優れた防水建材及び防水工法
を提供することである。 【解決手段】 透湿防水シート14と波状成形シート1
2とが重ね合わされた防水建材10とされることであ
る。さらに、透湿防水シート14が防水シートとされる
ことであり、つづれ針保持強さが15N以上の防水建材
10とされることである。さらにまた、長尺又は長方形
であって、その長手方向の一辺に沿って波状成形シート
単独部分又は/及び透湿防水シート単独部分が設けられ
た防水建材10とされることである。また、透湿防水シ
ート14と波状成形シート12とが重ね合わされた防水
建材10を、波状成形シート12側を外壁材または屋根
材の裏側に向けて外壁下地又は屋根下地に取り付ける防
水工法とすることであり、さらに、波状成形シート12
とほぼ同一の波状表面を有するジョイントスペーサーを
用いて防水建材10を上記下地に取り付けることであ
る。
Description
さらに詳しくは、外壁裏や屋根裏に用いられて防水性や
透湿性や強度に優れた防水建材、および、通気層があっ
て防水性と透湿性に優れた外壁や屋根の防水工法に関す
る。
の間に通気層を設ける場合には、断熱材の外側に、防
水、防風の機能と内部結露防止の機能を備えた透湿防水
シートが使用されている。その使用方法の一例を図16
に示すが、透湿防水シートを横に広げながら固定してい
く、いわゆる横張り工法の例である。まず、透湿防水シ
ート50を建物の土台52に沿って一周するまで張り、
柱54や間柱56にタッカーで留める。次に、すでに張
られた透湿防水シート50と90mm以上重ね合わせな
がら、その上方に透湿防水シート50を新たに張り、順
次同様にして、外壁下地部分の全面を透湿防水シート5
0で覆う。透湿防水シート50の外側に縦胴縁60を適
当な間隔で設けサイディング材等の外壁材62を張りつ
ける。その結果、図17に示されるように、透湿防水シ
ート50と外壁材62との間に、縦胴縁60と同じ厚さ
の通気層64が形成されるので、外壁材62の裏を上下
に空気が移動できるようになる。
50の外側に外壁材62を張りつけるのは、透湿防水シ
ート50を張ってから直ちに行われるのではなく、一般
的にかなりの期間、長ければ2か月もの後に行われる。
したがって、この間は透湿防水シート50が裸でさらさ
れることになり、強風等を受ければ破損するトラブルが
発生する。特に、タッカー留めの部分が破れることが多
い。このため、透湿防水シート50のJIS(A 61
11)にもタッカー留め強さの規程が設けられている
が、この値は平均的な状況を想定して定められたもので
あり、建築現場が受ける種々様々な状況下では、透湿防
水シートが破損するトラブル発生を防止するための十分
な歯止めにはなっていない。
0がスペーサーとなって通気層64が形成されている。
したがって、横張りの外壁材62が用いられる時には、
縦胴縁60としなければならないため上下に長い通気層
となり、縦張りの外壁材が用いられる時には、横胴縁と
しなければならないため横に長い通気層となる。通気層
の通気方向は、本来、建物内の温度や湿度をコントロー
ルする手段として自由に選択されるべきであり、上述の
ように、外壁材の制約を受けて受動的に定められるもの
ではない。このため、通気の方向を自由に選択できる工
法の開発が期待されている。また、胴縁を設ける面倒な
作業を省略できる工法の開発も待たれている。
が指摘されている。すなわち、合板等の屋根下地材にア
スファルトルーフィング等の非透湿性水シート防水シー
トを重ねる従来の防水工法では、防水シートと屋根下地
材間に水分が溜まり、結露して断熱機能が低下したり、
合板や木板等の屋根下地材が腐朽しやすくなる等の問題
があった。外壁に対するのと同様に透湿防水シートを用
いることが検討されたが、屋根防水では、外壁の防水よ
りさらに確実な防水機能が要請されることや、透湿防水
シートを留めるタッカー等の留め穴から水が浸透する問
題などがあり、実用に至ってない。
性、防水性、強風等に対する抵抗性等々に優れた防水建
材、及び、外壁裏や屋根裏における通気性防水を容易に
実施できる防水工法について鋭意検討を重ねた結果本発
明に至ったのである。
要旨とするところは、透湿防水シートと波状成形シート
とが複合されたことにあり、さらに、波状成形シートが
防水シートとされたことにあり、また、そのつづり針保
持強さが15N以上とされたことにある。
尺又は長方形のシートであって、その長手方向の一辺に
沿って波状成形シート単独部分が設けられたことにあ
る。
尺又は長方形のシートであって、その長手方向の一辺に
沿って透湿防水シート単独部分が設けられ、透湿防水シ
ート単独部分の波状成形シート側表面に粘着材が塗布さ
れたことにある。
形シート表面に滑り止め加工が施されたことにある。
ところは、透湿防水シートと波状成形シートとが複合化
された防水建材を、波状成形シート側を外壁材又は屋根
材の裏側に向け、柱、間柱、外壁下地材、屋根下地材等
に取り付けることにある。
形シートとほぼ同一の波状表面を有するジョイントスペ
ーサーが用意され、ジョイントスペーサーと波状成形シ
ートとが重ねられた部分を介し、釘又はボルトによって
外壁材を柱、間柱、外壁下地材、屋根下地材等に取り付
けることにある。
水工法の実施の形態を図面に基づいて詳しく説明する。
を示し、波状成形シート12と透湿防水シート14とが
複合されていて、両者の間には筒状の通気層13が形成
されている。透湿防水シート14は特に限定されない
が、JIS(A 6111)で規程される透湿性、防水
性、結露防止性等々を備えていることが好ましい。例え
ば、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン
からなる不織布やフィルムを好ましく使用できる。
4を強風等から保護すると共に、透湿防水シート14と
の間に通気層13を形成する機能を有する。したがって
その形状は、図1又は図2(a)に示されるような、断
面が曲線だけからなる形状に限定されず角張った断面を
有する形状であってもよい。例えば、図2(b)に示さ
れるように、矢板鋼板のように台形部分が反復連続した
形状、あるいは図2(c)に示されるように、コの字形
部分が反復連続した形状とされてもよい。あるいはま
た、図2(d)に示されるように、半円形部分が反復連
続した形状とされれば、透湿防水シート14を貼って半
円形部分を通気層13とすることにより、特に通気性の
優れた防水建材10を構成できる。波形状の高さは10
mm〜20mm位が好ましいが、この範囲に限定される
ものではない。
ないが、波状に成形された形状が安定に保たれるだけの
剛性が必要とされる。また、波状に成形される加工性の
良さも要求される。例えば、ポリオレフィン、ポリ塩化
ビニル等の樹脂、厚紙、鋼板等々を用いることが出来
る。波状に成形する手段は、ダンボールの製造と同様に
して、平板状物を連続的に曲げ加工する方法、樹脂の押
出し成形、鋼板のプレス成形等々を利用できる。
固定は、接着や熱融着等によって行われる。特に熱融着
法は接着剤などを必要としないので、コストが軽減され
リサイクル使用しやすい等のメリットがある。熱融着す
るためには、波状成形シートと透湿防水シートの材質が
類似しなければならず、例えば、ポリエチレンの不織布
からなる透湿防水シートと、ポリエチレン又はポリプロ
ピレンからなる波状成形シート等を組み合わすことがで
きる。
されないが、長尺又は長方形であることが好ましい。長
方形を基本とした家屋の外壁や屋根に敷設し易いためで
あり、ロール状に巻いたり積み重ねたりして保管や運搬
が楽になるためでもある。波状成形シートと透湿防水シ
ートとが重合された防水建材は、従来の透湿防水シート
に較べて剛性が高く腰があるので、外壁下地や屋根下地
への取り付け作業が大幅に改善される。
外壁の内側に通気性の防水を施した例を示している。そ
の構成を説明すれば、まず、柱18、間柱20、グラス
ウール等の断熱材22からなる層を挟んで、その内側に
プラスターボード等からなる内壁材16が張られ、その
外側に防水建材10が張られている。防水建材10は、
波状成形シート12がサイディング等からなる外壁材2
4に対するように張られており、その波状形状と同様の
表面形状を有するジョイントスペーサー26を介し、外
壁材24が柱18や間柱20に釘やボルト等により固定
されている。
は透湿防水シート14を通過して防水建材10自体が有
する通気層13に自由に出入りすることができるので、
結露等が生ぜず断熱機能が有効に維持される。また、外
壁材24、透湿防水シート14の防水機能に加えて波状
成形シート12の防水機能も寄与するので、従来の外壁
より防水機能がさらに向上する。壁内の通気に関して
は、防水建材10内の通気層13が上下の通気路とな
り、ジョイントスペーサー26と等しい厚さで新たに形
成される通気層15が横方向の通気を可能とするので、
全体として、外壁内の通気性は大幅に向上する。
4が張られる前の防水建材10が裸でさらされている時
でも、波状成形シート12が透湿防水シート14を保護
しているので、従来のように透湿防水シート14が強風
等を受けて破損することがない。波状成形シート12が
防水シートとされれば、透湿防水シート14の防水機能
に加えてさらに防水機能を高めることができる。このた
め、外壁材24が張られる前の時期の漏水や、外壁が完
成した後の漏水や腐朽がさらに防止される効果がある。
る方法、あるいは、2×4工法の場合には、合板等から
なる外壁下地に固定する方法は特に限定されないが、作
業性の良さからタッカー留めによるのが好ましい。波状
成形シート12があまり固ければタッカー留めできな
い。また、あまり弱ければ強風等で破損してしまい、透
湿防水シート14を保護することができないので好まし
くない。タッカー留めが可能であり、少なくともJIS
(A 6111)で規定されるつづれ針保持強さが15
N以上であることが好ましい。
た例を示す。すなわち、屋根下地材28に、波状成形シ
ート12が屋根材30に対するように防水建材10を固
定し、桟32を介して屋根材30を配設した例である。
屋根下地材28に含まれる水分は、透湿防水シート14
を透過して通気層13に移動できるので結露が生じな
い。また、屋根裏にこもる熱気も透湿防水シート14を
通過して拡散するので、夏期の室温上昇を緩和できる効
果がある。
材30に漏水箇所が発生したとしても、そこから漏れる
雨水は波状成形シート12の上に落ち、その列状窪みを
樋のように伝わって流れるので、従来のアスファルトル
ーフィングを使用する場合に較べ、より安全確実に防水
できる。
造した場合、その表面が滑りやすくなって、防水建材1
0上に屋根材30を敷設する作業が危険となりやすい。
したがって波状成形シート12の表面を滑らないように
加工しておくことが好ましい。この滑り留めを施す加工
方法は特に限定されないが、例えば、波状成形シート1
2の成形時に、その畝状突起の頂点部を熱的に粗面化す
る方法や、セメントや樹脂等を吹き付け塗布する方法等
々を利用できる。施工する前に予め防水建材10に滑り
留め加工しておくことが好ましいが、少量使用の場合等
には、防水建材10を敷設しながら現場で加工してもよ
い。
のが好ましいが、特にこれらの形状に限定されるもので
はない。波状成形シート12の畝状突起が、長尺状又は
長方形の長手方向と直角に伸びるように成形されれば、
長尺状又は長方形の防水建材10は、その長手方向に丸
めて巻きやすくなり、ハンドリングや保管や運搬が非常
に便利になる。防水建材10の幅は、ハンドリング性を
考慮して1mから2m位とされるのが好ましい。また、
その重量は1kg/m2 位とされるのが好ましい。
0の大きさより大きいため、施工に当たっては、防水建
材10の継ぎ目が必ず発生する。継ぎ目の防水性が不備
であればそこから水が漏れてしまうので慎重な対応が必
要である。図5及び図6は、横張り工法において波状成
形シート12が重なるように継ぎ、継ぎ目の防水性を確
保しようとする工夫の説明図である。すなわち、図5に
示される防水建材10では、その長手方向に沿った下辺
部の透湿防水シート14が切欠され波状成形シート単独
部分38とされている。この波状成形シート単独部分3
8を、下方に配設した防水建材11の上辺部に重ねれ
ば、図6に示されるように、波状成形シート12が2重
に重ねられて漏水しにくい継ぎ目34が形成される。ま
た通気層13も継ぎ目34を通して連続するので、上下
方向の通気性も損なわれることがない。
る同様の工夫を説明するものである。すなわち図7に示
されるように、防水建材10の、その長手方向に沿った
右辺部に波状成形シート単独部分38が設けられてい
る。この波状成形シート単独部分38を、右側にすでに
配設された防水建材11の左辺部に重ねることにより、
図7に示されるように、波状成形シート12が2重に重
ねられて漏水しにくい継ぎ目34を形成できる。
するための別の工夫を説明するものであり、横張り工法
を例にしている。すなわち、図9に示される防水建材1
0では、その長手方向に沿った上辺部の波状成形シート
12が切欠され透湿防水シート単独部分40とされてい
る。この透湿防水シート単独部分40の波状成形シート
12側表面には粘着層36が設けられている。図10に
示されるように、下方に配設された防水建材10の透湿
防水シート単独部分40に、防水建材11の下辺部を重
ね、透湿防水シートどうしを粘着層36で貼り合わすこ
とにより継ぎ目34が形成される。本継ぎ目34では、
透湿防水シート14どうしが粘着層36で貼り合わさ
れ、波状成形シート12どうしも密接されるので漏水す
ることがない。また、図11及び図12は、縦張り工法
における同様の工夫を説明するものである。
るように、上辺部に透湿防水シート単独部分40を設
け、下辺部に波状成形シート単独部分38が設けられた
防水建材10とすることである。図14に示されるよう
に、上辺では波状成形シート12が2重に重ねられ、下
辺では透湿防水シート14どうしが粘着層36で貼り合
わされた継ぎ目34が形成されるので、防水性がさらに
向上する。
状突起が上下方向に並ぶように防水建材10を配設して
いたが、横方向に畝状突起が並ぶように施工することも
可能である。屋内の換気システムや温調システム等との
関係で、通気層13内を通る空気の方向を上下にするか
横にするかの得失を判断して適切に対応できる。
6は、外壁材を釘やボルト等で固定する際に波状成形シ
ートが潰れないようにする目的で主に使用される。図1
5に(a)に例示されるジョイントスペーサー26は、
畝状突起を跨ぐようにして用いられる横型であり、同図
(b)に例示されるジョイントスペーサー26は、畝状
突起に沿って用いられる縦型である。波状成形シートが
比較的固くて潰れにくい場合には、ジョイントスペーサ
ーを用いないで、防水建材を挟んで外壁材を直接柱や外
壁下地に固定することができるが、その結果、従来工法
で使用されていた胴縁を省略しても通気層13が備えら
れた透湿性防水となり、胴縁の材料コストや胴縁張りの
作業コストが省ける効果が得られる。
囲内で、透湿防水シートの材質、波状成形シートの材質
や形状、透湿防水シートと波状成形シートの重合方法、
ジョイントスペーサーの材質や形状、防水建材を取り付
ける部位や方法等につき、当業者の知識に基づき種々な
る改良、修正、変形を加えた態様で実施し得るものであ
る。
(d)に示されるのと同様形状の、ポリエチレンからな
る防水性の波状成形シート12を製造した。その畝状突
起の高さは15mmであり700g/m2 の重さであっ
た。透湿防水シートは市販のポリエチレンからなる不織
布(デュポン株式会社製、タイベック、60g/m2 )
を使用した。波状成形シート12と透湿防水シート14
とをカレンダー方式で熱融着し図13に示されるのと同
様の防水建材10を得た。波状成形シート単独部分38
の幅は910mm、透湿防水シート単独部分40の幅は
960mmであった。また、粘着層36は、上述の熱融
着工程で両面粘着テープ(住化プラステック株式会社
製、カットエースSBW・50mm)を貼りつけて形成
した。本防水建材は通常建築現場で行われているタッカ
ー留めが可能であった。
れるのと同様の外壁を構築した。発泡ポリスチレンから
なるジョイントスペーサー26は図15(a)に示され
るのと同様の形状であり、幅10cm、厚さ5cmであ
った。
の畝状突起部頂点部に、熱ギヤロールを接触させてピッ
チ6mmの溝を刻み粗面加工した。本波状成形シート1
2と14mm×36mmの木製桟32を用い、図4に示
されるのと同様の屋根を構築した。
防水シートが波状成形シートによって保護されるので、
強風を受けたりしても透湿防水シートが破損しない。ま
た、波状成形シートと透湿防水シートとの間に通気層が
形成されているので、胴縁等を用いてわざわざ通気層を
設ける手間を省くことが可能である。
れれば、透湿防水シートの防水機能に加えてさらに防水
機能が高まるので、外壁材が張られる前の時期の漏水
や、外壁が完成した後の漏水や腐朽から家屋を確実に守
ることができる。また、屋根材の下に用いられる場合に
は、波状成形シートの列状窪みが樋として機能するの
で、防水機能がさらに向上する。
材で、そのつづれ針保持強さが15N以上とされれば、
防水建材を取り付ける作業が容易になり、強風等による
損傷を防ぐことができる。
て、その長手方向に沿った一辺に波状成形シート単独部
分が設けられれば、この波状成形シート単独部分を隣接
する防水建材の一部に重ねることにより、波状成形シー
トが2重に重ねられて漏水しにくい継ぎ目を形成でき
る。
湿防水シート単独部分が設けられ、その表面に粘着層が
設けられれば、この透湿防水シート単独部分を隣接する
防水建材の一部に重ね、透湿防水シートどうしを粘着層
で貼り合わすことにより継ぎ目34を形成できる。この
継ぎ目では、透湿防水シートどうしが粘着層で貼り合わ
され、波状成形シートどうしも密接されるので漏水する
ことがない。
透湿防水シートと波状成形シートからなる防水建材が用
いられるので、透湿性があり通気層を備えた防水を、外
壁や屋根等の施すことができる。
形状をしたジョイントスペーサーを介して外壁材を固定
すれば、防水建材の損傷や変形が防止されて十分の防水
機能と通気・透湿機能を有する外壁を構築できる。
る。
的に説明する側面図であり、同図(a)は波板状に曲面
が連なる形状、同図(b)は台形が反復して連なる形
状、同図(c)はコの字形が反復して連なる形状、同図
(d)は半円形が連なる形状の例である。
て外壁を構成した例を模式的に示す斜視断面図である。
て屋根が構成される例を模式的に示す斜視断面図であ
る。
であり、同図(a)は正面図、同図(b)は側面図であ
る。
の継ぎ目を示すものであり、同図(a)は正面図、同図
(b)は側面図である。
であり、同図(a)は正面図、同図(b)は上面図であ
る。
の継ぎ目を示すものであり、同図(a)は正面図、同図
(b)は上面図である。
であり、同図(a)は正面図、同図(b)は側面図であ
る。
しの継ぎ目を示すものであり、同図(a)は正面図、同
図(b)は側面図である。
面図である。
うしの継ぎ目を示す上面図である。
のであり、同図(a)は正面図、同図(b)は側面図で
ある。
うしの継ぎ目を拡大して示すものであり、同図(a)は
正面図、同図(b)は側面図である。
サーの例を示す斜視図であり、同図(a)は横型、同図
(b)は縦型の例である。
築すための、透湿防水シートの横張り工法を模式的に説
明する正面図である。
って構築された外壁の構造を示す斜視断面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 透湿防水シートと波状成形シートとが複
合されたことを特徴とする防水建材。 - 【請求項2】 前記波状成形シートが防水シートである
ことを特徴とする前記請求項1に記載する防水建材。 - 【請求項3】 つづり針保持強さが15N以上であるこ
とを特徴とする前記請求項1又は請求項2に記載する防
水建材。 - 【請求項4】 長尺又は長方形のシートであって、その
長手方向の一辺に沿って前記波状成形シート単独部分が
設けられたことを特徴とする前記請求項1乃至請求項3
に記載する防水建材。 - 【請求項5】 長尺又は長方形のシートであって、その
長手方向の一辺に沿って前記透湿防水シート単独部分が
設けられ、該透湿防水シート単独部分の前記波状成形シ
ート側表面に粘着材が塗布されたことを特徴とする前記
請求項1乃至請求項4に記載する防水建材。 - 【請求項6】 前記波状成形シート表面に滑り止め加工
が施されたことを特徴とする前記請求項1乃至請求項5
のいずれかに記載される防水建材。 - 【請求項7】 透湿防水シートと波状成形シートとが複
合化された防水建材を、該波状成形シート側を外側に向
け、柱、間柱、外壁下地材、屋根下地材等に取り付ける
ことを特徴とする家屋の防水工法。 - 【請求項8】 前記波状成形シートとほぼ同一の波状表
面を有するジョイントスペーサーが用意され、該ジョイ
ントスペーサーと該波状成形シートとが重ねられた部分
を介し、釘又はボルトによって前記外壁材を前記柱、間
柱、外壁下地材、屋根下地材等に取り付けることを特徴
とする前記請求項7に記載する防水工法。
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JP31034098A JP4085296B2 (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | 防水構造及び防水工法 |
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