JPS5938330Y2 - 成形容器 - Google Patents
成形容器Info
- Publication number
- JPS5938330Y2 JPS5938330Y2 JP12144078U JP12144078U JPS5938330Y2 JP S5938330 Y2 JPS5938330 Y2 JP S5938330Y2 JP 12144078 U JP12144078 U JP 12144078U JP 12144078 U JP12144078 U JP 12144078U JP S5938330 Y2 JPS5938330 Y2 JP S5938330Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- vinyl acetate
- acetate copolymer
- container
- molded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ガス遮断性が優れていて、しわやカールが発
生しない成形容器に関するものである。
生しない成形容器に関するものである。
従来から多層材料を成形した成形容器や、ガス遮断性の
優れた成形容器は、広く知られていた。
優れた成形容器は、広く知られていた。
しかし多層材料を成形した成形容器は、使用する多層材
料および多層材料の積層方法によりいろいろな障害が生
じている。
料および多層材料の積層方法によりいろいろな障害が生
じている。
まず、フィルムを接着剤を介してドライラミネーション
法により積層した多層フィルムをｆｆ形した成形容器は
、内容物を充填し保存しても、成形部の周辺のヒートシ
ール部にカールは発生しないが、成形容器内面にしわが
発生してしまった。
法により積層した多層フィルムをｆｆ形した成形容器は
、内容物を充填し保存しても、成形部の周辺のヒートシ
ール部にカールは発生しないが、成形容器内面にしわが
発生してしまった。
このようなしわの発生を防ぐため、上記多層フィルムを
共押出し法により製造し、容器を成形すると、しわの発
生は防げても周辺のヒートシール部がカールしてしまっ
た。
共押出し法により製造し、容器を成形すると、しわの発
生は防げても周辺のヒートシール部がカールしてしまっ
た。
これは、特にガス遮断性の優れた容器を得るために、外
側にナイロンやエチレン−酢酸ビニル共重合体げん化物
からなる場合、保存中に大気の水分の影響を受けやすく
カールが大きくなってしまった。
側にナイロンやエチレン−酢酸ビニル共重合体げん化物
からなる場合、保存中に大気の水分の影響を受けやすく
カールが大きくなってしまった。
本考案は、ガス遮断性の優れたもので、しかも保存中も
ヒートシール部にカールの発生がなく、容器内面にしわ
の発生がない成形容器である。
ヒートシール部にカールの発生がなく、容器内面にしわ
の発生がない成形容器である。
以下図面に従い本考案を詳細に説明する。
本考案の成形容器に用いる積層フィルムは第１図に示す
ように、エチレン−酢酸ビニル共重合体げん化物２、ポ
リアミド樹脂３および不飽和カルボン酸または、その誘
導体により変性した変性ポリオレフィン４からなる共押
出し三層フィルム１のエチレン−酢酸ビニル共重合体げ
ん化物２側に接着層５を介して熱接着性フィルム６を設
けたものである。
ように、エチレン−酢酸ビニル共重合体げん化物２、ポ
リアミド樹脂３および不飽和カルボン酸または、その誘
導体により変性した変性ポリオレフィン４からなる共押
出し三層フィルム１のエチレン−酢酸ビニル共重合体げ
ん化物２側に接着層５を介して熱接着性フィルム６を設
けたものである。
そして本考案の成形容器は、第１図の積層フィルムの熱
接着性フィルム６側が容器の内側、三層フィルム１の変
性ポリオレフィン４側が外側になるように成形した容器
である。
接着性フィルム６側が容器の内側、三層フィルム１の変
性ポリオレフィン４側が外側になるように成形した容器
である。
次に本考案で用いた材料および成形方法について説明す
る。
る。
まず三層フィルム１のエチレン−酢酸ビニル共重合体げ
ん化物２は、エチレン含有量２０〜５０モル条、げん化
度９０％以上であり、ポリアミド樹脂３ば、６−ナイロ
ン、６，６−ナイロン、６／６．６共重合ナイロン １
１−ナイロン、１２−ナイロンである。
ん化物２は、エチレン含有量２０〜５０モル条、げん化
度９０％以上であり、ポリアミド樹脂３ば、６−ナイロ
ン、６，６−ナイロン、６／６．６共重合ナイロン １
１−ナイロン、１２−ナイロンである。
また、不飽和カルボン酸またはその誘導体により変性ポ
リオレフィン４は、遊離カルボン酸、カルボン酸塩、カ
ルボン酸エステル、カルボン酸アミド、カルボン酸無水
物によりグラフト変性したポリエチレン、ポリプロピレ
ン等であり、これら不飽和カルボン酸またはその誘導体
の濃度は、１０−４〜３重量優である。
リオレフィン４は、遊離カルボン酸、カルボン酸塩、カ
ルボン酸エステル、カルボン酸アミド、カルボン酸無水
物によりグラフト変性したポリエチレン、ポリプロピレ
ン等であり、これら不飽和カルボン酸またはその誘導体
の濃度は、１０−４〜３重量優である。
そしてこの三層フィルムのエチレン−酢酸ビニル共重合
体けん化物側に熱接着性フィルムを接着させるため、こ
の熱接着性フィルムにイソシアネ−ト系等の接着層５を
設け、この接着剤層に共押出し三層フィルムを押出し貼
り合せる。
体けん化物側に熱接着性フィルムを接着させるため、こ
の熱接着性フィルムにイソシアネ−ト系等の接着層５を
設け、この接着剤層に共押出し三層フィルムを押出し貼
り合せる。
この熱接着性フィルム４は、ポリエチレン、アイオノマ
ー樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体等熱接着性を有
する樹脂で、その用途に応じて用いればよい。
ー樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体等熱接着性を有
する樹脂で、その用途に応じて用いればよい。
本考案の成形容器の成形方法は、真空成形法、圧空成形
法、プラグアシスト法等一般に深絞り成形とよばれる方
法である。
法、プラグアシスト法等一般に深絞り成形とよばれる方
法である。
このような積層フィルムからなり、上記成形方法により
成形した本考案の成形容器は、成形部の表面にしわが発
生せず、また内容物を充填し、保存しても成形部の周辺
のヒートシール部にカールが発生せず商品価値の高いも
のである。
成形した本考案の成形容器は、成形部の表面にしわが発
生せず、また内容物を充填し、保存しても成形部の周辺
のヒートシール部にカールが発生せず商品価値の高いも
のである。
第１図は、本考案の成形容器に用いる積層フィルムの断
面図、第２図は第１図の積層フィルムを成形した容器の
断面図である。 １・・・・・・三層フィルム ２・・・・・・エチレン
−酢酸ビニル共重合体けん化物、３・・・・・・ポリア
ミド樹脂、４・・・・・・変性ポリオレフィン ５・・
・・・・接着層、６・・・・・・熱接着性フィルム。
面図、第２図は第１図の積層フィルムを成形した容器の
断面図である。 １・・・・・・三層フィルム ２・・・・・・エチレン
−酢酸ビニル共重合体けん化物、３・・・・・・ポリア
ミド樹脂、４・・・・・・変性ポリオレフィン ５・・
・・・・接着層、６・・・・・・熱接着性フィルム。
Claims (1)
- エチレン−酢酸ビニル共重合体げん化物、ポリアミド樹
脂および不飽和カルボン酸またはその誘導体により変性
した変性ポリオレフィンからなる共押出し三層フィルム
のエチレン−酢酸ビニル共重合体げん化物側に接着層を
介して熱接着性フィルムを設けた積層フィルムを成形し
てなり、変性ポリオレフィン側を外側とした成形容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12144078U JPS5938330Y2 (ja) | 1978-09-04 | 1978-09-04 | 成形容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12144078U JPS5938330Y2 (ja) | 1978-09-04 | 1978-09-04 | 成形容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5539805U JPS5539805U (ja) | 1980-03-14 |
| JPS5938330Y2 true JPS5938330Y2 (ja) | 1984-10-25 |
Family
ID=29078586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12144078U Expired JPS5938330Y2 (ja) | 1978-09-04 | 1978-09-04 | 成形容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5938330Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-09-04 JP JP12144078U patent/JPS5938330Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5539805U (ja) | 1980-03-14 |
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