JPS5938261Y2 - 断熱遮音板 - Google Patents
断熱遮音板Info
- Publication number
- JPS5938261Y2 JPS5938261Y2 JP11515481U JP11515481U JPS5938261Y2 JP S5938261 Y2 JPS5938261 Y2 JP S5938261Y2 JP 11515481 U JP11515481 U JP 11515481U JP 11515481 U JP11515481 U JP 11515481U JP S5938261 Y2 JPS5938261 Y2 JP S5938261Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound insulation
- sound
- heat
- thickness
- heat insulation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Building Environments (AREA)
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案の厚すの異る二枚のマクロセルの間へ薄板を挾
着することにより、断熱および遮音に優れた断熱遮音板
を提供することを目的としたものである。
着することにより、断熱および遮音に優れた断熱遮音板
を提供することを目的としたものである。
一般にマクロセル構造体(以下ハニカムコア等という)
は軽量で剛性が大きく、各種家具、建具、建材などの芯
材として多用されており、その両面に表面材が層着され
る為に、刺入空気層が断熱性を向上させる特性もある。
は軽量で剛性が大きく、各種家具、建具、建材などの芯
材として多用されており、その両面に表面材が層着され
る為に、刺入空気層が断熱性を向上させる特性もある。
然し乍ら剛性が大きい為にコインシデンス効果の影響に
より、遮音性に欠ける問題点があった。
より、遮音性に欠ける問題点があった。
そこでハニカムコア等の一面又は両面に粘弾性材を被着
して遮音性を向上させようとした提案もあんが(特開昭
54−13301号)、断熱性に関しては従来品と大差
なく、作業性も悪いなどの問題点があった。
して遮音性を向上させようとした提案もあんが(特開昭
54−13301号)、断熱性に関しては従来品と大差
なく、作業性も悪いなどの問題点があった。
本願の先願人は前記提案の遮音板を改良し、二枚のハニ
カムコア等の間へ粘弾性材を挾着し、ハニカムコア等の
外面へ表面材を夫々層着した断熱遮音材(実願昭56−
83485号)を提案した。
カムコア等の間へ粘弾性材を挾着し、ハニカムコア等の
外面へ表面材を夫々層着した断熱遮音材(実願昭56−
83485号)を提案した。
然し乍ら断熱遮音性の改善について引続き研究開発の結
果、更に優れた構造を完成したのでここに提案する次第
である。
果、更に優れた構造を完成したのでここに提案する次第
である。
即ち二枚のハニカムコア等の間へ薄板を挾着するに際し
、その厚さを変えることにより、断熱性を一層向上し、
遮音性についても高音域の安定性を一層良好にすること
が認められた。
、その厚さを変えることにより、断熱性を一層向上し、
遮音性についても高音域の安定性を一層良好にすること
が認められた。
次にコインシデンス効果を示す為にハニカムコアの厚さ
比と周波数とを表示する。
比と周波数とを表示する。
コア比 fc(H2)
0 3400
0.1 1 3760
8732 3940
12728 4030
16/24 4070
20/20 3540
「硅」 前記における「コア比O」とはハニカムコア
の一側面に粘弾性シートを層着した場合を示す。
の一側面に粘弾性シートを層着した場合を示す。
次にこの考案を実施例について説明する。
第1図は第2図乃至第4図に示す材料の遮音特性を示す
ものである。
ものである。
第2図は厚さ4Qllのハニカムコア1の上下両面に厚
さO*6xmの鋼板2,2aを層着し、鋼板2とハニカ
ムコア1の上面との間に厚さ2jII+の塩化ビニール
シート3を挾着したもので、その遮音特性は第1図中ミ
グラフで示すものである(この材料はほぼ特開昭54−
13301号に該当する)。
さO*6xmの鋼板2,2aを層着し、鋼板2とハニカ
ムコア1の上面との間に厚さ2jII+の塩化ビニール
シート3を挾着したもので、その遮音特性は第1図中ミ
グラフで示すものである(この材料はほぼ特開昭54−
13301号に該当する)。
次に第3図は厚さ201m+のハニカムコア4,48間
に厚さ2關の塩化ビニールシート3を挾着すると共に、
各ハニカムコア4,4aの外側に厚さQ、61111の
鋼板1,1aを層着したもので、その遮音特性は第1図
中Cグラフで示すものである(実願昭56−83485
号)。
に厚さ2關の塩化ビニールシート3を挾着すると共に、
各ハニカムコア4,4aの外側に厚さQ、61111の
鋼板1,1aを層着したもので、その遮音特性は第1図
中Cグラフで示すものである(実願昭56−83485
号)。
また第4図は厚さ24 inのハニカムコア5aと厚さ
16關のハニカムコア5との間へ厚さ2間の塩化ビニー
ルシートを挾着し、各ハニカムコア5,5aの外面へ厚
さ0116 ”Iの鋼板2,2aを夫々層着したもので
、その遮音特性は第1図中Cグラフで示すものである(
本願の実施例)。
16關のハニカムコア5との間へ厚さ2間の塩化ビニー
ルシートを挾着し、各ハニカムコア5,5aの外面へ厚
さ0116 ”Iの鋼板2,2aを夫々層着したもので
、その遮音特性は第1図中Cグラフで示すものである(
本願の実施例)。
上記比較例によればこの考案の実施例は600Hz付近
よりその優位性を表わし、1000Hz以上の高音域で
は全く安定した特性を示している。
よりその優位性を表わし、1000Hz以上の高音域で
は全く安定した特性を示している。
また低音域においても安定した特性を示し、この゛適業
の構造による防音性の信頼度が高いことが認められる。
の構造による防音性の信頼度が高いことが認められる。
次に第5図は断熱性の実験結果を示すものである。
即ち二枚のハニカムコア6.6aの間へ塩化ビニールシ
ート又はゴム薄板Tを挾着し、ハニカムコア6.6aの
上下両面へ鋼板8,8aを層着した構造において、第5
図はハニカムコアの厚味a、bの比を変化させた場合の
熱伝導率の変化を示すものである。
ート又はゴム薄板Tを挾着し、ハニカムコア6.6aの
上下両面へ鋼板8,8aを層着した構造において、第5
図はハニカムコアの厚味a、bの比を変化させた場合の
熱伝導率の変化を示すものである。
前記第5図のグラフにおいて、d(点a)は二枚のハニ
カムコアの厚’3a、bの和を401111とした場合
、e(実線)は厚さの和を6011Eとした場合を示す
。
カムコアの厚’3a、bの和を401111とした場合
、e(実線)は厚さの和を6011Eとした場合を示す
。
前記グラフにおいて断熱効果はa/bの値が0.3〜1
.0の場合であることを示している。
.0の場合であることを示している。
前記のように二枚のハニカムコアの厚さの比がl:3〜
1:lの間において遮音断熱共に優れていることが認め
られた。
1:lの間において遮音断熱共に優れていることが認め
られた。
前記実施例は粘弾性シートとして塩化ビニールシートを
用いたが、他の合成樹脂シートを用いることができる。
用いたが、他の合成樹脂シートを用いることができる。
また薄板としては、合成樹脂シートなどが考えられる。
また断熱を主として求める場合には合成樹脂シートに代
えて金属箔、合板又は合成樹脂板を用いることができる
。
えて金属箔、合板又は合成樹脂板を用いることができる
。
即ちこの考案によれば、二枚のハニカムコアの厚味を不
等にし、その比を1:3〜1:1の範囲としたので遮音
断熱共に優れている効果がある。
等にし、その比を1:3〜1:1の範囲としたので遮音
断熱共に優れている効果がある。
然して二枚のハニカムコア等の間に薄板を挾着し、かつ
その上下面へ表面材を層着したので、全体は一枚のパネ
ルとして取扱い得ることになり、作業性は勿論取扱い(
包装、運搬ンなどもきわめて容易であるなどの諸効果が
ある。
その上下面へ表面材を層着したので、全体は一枚のパネ
ルとして取扱い得ることになり、作業性は勿論取扱い(
包装、運搬ンなどもきわめて容易であるなどの諸効果が
ある。
また遮音と断熱性のみ々らず剛性が大きく、曲げに対し
ても優れている。
ても優れている。
第1図はこの考案の実施例と比較パネルとの遮音特性を
示すグラフ、第2図は従来の遮音パネルの一部断面図、
第3図はこの考案の先願の実施パネルの一部断面図、第
4図・はこの考案の実施パネルの一部断面図、第5図は
二枚のハニカムコアの厚さ比を変化させた場合の熱伝導
率の変化を示すグラフ、第6図は第5図の実験に用いた
パネルの一部断面図である。 1.4,4a、5,5a、6,6a・・曲ハニカムコア
、2,2a・・・・・・鋼板、3・・・・・・塩化ビニ
ールシート。
示すグラフ、第2図は従来の遮音パネルの一部断面図、
第3図はこの考案の先願の実施パネルの一部断面図、第
4図・はこの考案の実施パネルの一部断面図、第5図は
二枚のハニカムコアの厚さ比を変化させた場合の熱伝導
率の変化を示すグラフ、第6図は第5図の実験に用いた
パネルの一部断面図である。 1.4,4a、5,5a、6,6a・・曲ハニカムコア
、2,2a・・・・・・鋼板、3・・・・・・塩化ビニ
ールシート。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 厚さ比1:3〜1:lの二枚のマクロセル構造体間
へ粘弾性薄板を挾着し、前記マクロセル構造体の外面へ
表面材を夫々層着してなる断熱遮音板。 2 粘弾性薄板を合成樹脂シートとした実用新案登録請
求の範囲第1項記載の断熱遮音板。 3 マクロセル構造体の厚さ比を2:3前後とした実用
新案登録請求の範囲第1項記載の断熱遮音板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11515481U JPS5938261Y2 (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 断熱遮音板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11515481U JPS5938261Y2 (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 断熱遮音板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5821427U JPS5821427U (ja) | 1983-02-09 |
JPS5938261Y2 true JPS5938261Y2 (ja) | 1984-10-24 |
Family
ID=29909424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11515481U Expired JPS5938261Y2 (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 断熱遮音板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5938261Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-07-31 JP JP11515481U patent/JPS5938261Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5821427U (ja) | 1983-02-09 |
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