JPS5938224A - 液状ジエン系重合体組成物 - Google Patents

液状ジエン系重合体組成物

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JPS5938224A
JPS5938224A JP14874982A JP14874982A JPS5938224A JP S5938224 A JPS5938224 A JP S5938224A JP 14874982 A JP14874982 A JP 14874982A JP 14874982 A JP14874982 A JP 14874982A JP S5938224 A JPS5938224 A JP S5938224A
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JP
Japan
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diene polymer
liquid diene
active hydrogen
copolymer
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JP14874982A
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Hidetoshi Shimada
英俊 島田
Akio Inayoshi
稲吉 昭雄
Yuzo Kurashige
倉重 友三
Toshikazu Nakagawa
中川 俊和
Takashi Toda
隆司 戸田
Shigehiro Fujiwara
藤原 成弘
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Idemitsu Kosan Co Ltd
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Idemitsu Kosan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、作業性、物性にすぐれ、充てん剤の充てん量
範囲を大巾に拡大した液状ジエン系重合体組成物に関す
る。
従来、水酸基などの活性水素基を有する液状ジエン系重
合体はよく知られてお沙、これに有機ポリインンアネー
ト化合物を配合した組成物はポリウレタン反応硬化物と
して各種用途に用いられている。この硬化物はすぐれた
耐熱特性、耐水特性を有しているが、通常用いられてい
る数平均分子量が3000近くの液状ジエン系重合体を
用いたものでは、その機械的特性が十分でないという欠
点がある。
このため、■他の活性水素基含有化合物(短鎖ポリエー
テルポリオールなど)を併用する方法、■エチレン系不
飽和単量体をグラフト共重合しだ液状ジエン系共重合体
を用いる方法などが提案されている。しかしながら■の
方法では機械的特性は改善されるものの、液状ジエン系
重合体が有する耐水性、電気特性など大きな特徴が失な
われる欠点がある。また■の方法ではグラフト共重合と
いう新たな、工程を付加する必要があり、工程が煩雑に
なると共に高価になるという欠点を有している。
さらに従来用いられている液状ジエン系重合体は比較的
分子量が高いものであり、これ自体粘度が比較的高く、
取扱いや作業性が十分でないものであるが、特に各稲光
てん剤を配合した場合にその影響が著しく、その作業性
は大巾に低下する欠点がある。従って充てん剤の配合量
は著しく制限され、その適用範囲も限られたものであっ
た。
本発明者等は、活性水素基含有液状ジエン系重合体の有
するすぐれた特性を生かしたポリウレタン組成物につい
て鋭意検討を重ねた結果、比較的数平均分子量の低い液
状ジエン系重合体を選択するとき、伸びの低下がなく機
械的物性が向上することを見いだした。さらに、その後
これら組成物に対して種々の充てん剤の配合を検討した
結果、物性向上と共に、作業性よく、しかも充てん量を
犬「1]に増やすことが可能であることを見いだした。
本発明は、これらの知見によりなされたものである。
すなわち本発明は、数平均分子量300−200’0の
活性水素基含有液状ジエン系重合体、充てん剤および有
機ポリインシアネート化合物からなる液状ジエン共重合
体組成物を提供するものである。
以下、本発明を具体的に説明する。
本発明で用いる数平均分子量;It 00−2000の
活性水素基含有液状ジエン系重合体とは、分子末端に水
酸基、アミノ基、イミノ基、カルボキシル基、メルカプ
ト基などの活性水素基を有する液状ジエン系重合体であ
って、比較的低分子量のものである。
これら液状ジエン系重合体としては、数平均分子量が3
00−2000、好ましくは500−1800の炭素数
4−12個のジエン重合体、ジエン共重合体、さらには
これらジエンモノマーと炭素数2−22のα−オレフィ
ン性付加重合性モノマーとの共重合体がある。また、こ
れら液状ジエン系重合体に対して、たとえば無水マレイ
ン酸などの不飽和カルボン酸あるいはその誘導体を伺加
することによって変性されたものなども包含すルモノで
ある。具体的にはブタジェンホモポリマー、インゾレン
ホモポリマー、ブタジェンースチレンコホリマー、ブタ
ジエンーイソゾレンコホリマー、ブタジェン−アクリロ
ニトリルコポリマー。
ブタジェン−2−エチルへキシルアクリレートコポリマ
ー、ブタジェン−n−オクタデシルアクリレートコポリ
マーなどを例示することができる。
これら液状ジエン系重合体は、たとえば液状反応媒体中
で共役ジエンモノマーヲ該モノマーの10重量%以上の
過酸化水素と加熱−ト反応することによって製造するこ
とができる。このようにして得られた液状ジエン系重合
体の平均官能基数は1.7−3.0である。
これら液状ジエン系重合体のなかでも、粘度が50ボイ
ズ(30°C)以下、微細構造として1゜4−結合が5
0%以上の重合体あるいは共重合体が好ましく用いられ
る。
次に、充てん剤としては、特に限定されるものではなく
種々のものを用いることができ、無機充てん剤あるいは
有機充てん剤であってもよい。
たとえば、沈降性炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム
、軽微性炭酸カルシウム、ケイ酸、メルク、クレー、水
酸化アルミニウム、硫酸カルシウム、亜硫酸カルシウム
、酸化カルシウム、水酸化カルシウム、酸化マグネシウ
ム、水酸化マグネシウム、ケイ砂、がラス粉、ガラスピ
ーズ、ガラスフレーク、ポルトランドセメント、アルミ
ナセメント、フライアッシュセメント、高炉水砕スラグ
粉末、カーがンブラック、酸化チタンなどの無機充てん
剤、あるいは木粉、加硫ゴム粉末、樹脂粉末などの有機
充てん剤がある。
さらに、ガラスせんい、炭素せんい、アスベスト、金属
せんい、あるいは、ナイロン、アクリル。
ポリエステル、ポリオレフィンなどの有機せんいをはじ
めとする各種せんい類がある。
これら充てん剤は、単独あるいは各種組合せて用いるこ
ともできる。その充てん量は、本発明の組成物が用いら
れる用途、要求性状1作業性などを考慮して決定される
。通常液状ジエン系重合体100重量部に対して5−5
00重量部、好ましくは10−300重量部であり、比
較的高充てん量を可能にしたところに本発明の特徴があ
る。
本発明の組成物は基本的には数平均分子量が300−2
000の活性水素基含有液状ジエン系重合体と充てん剤
との配合物と後述の有機ポリイソシアネート化合物とか
らなる組成物であるが。
本発明の目的を妨げない範囲において、数平均分子量が
2000を越える活性水素基含有液状ジエン系重合体、
短鎖ポリオール、ポリアミンなどを併用することができ
る。
これらポリオール、ポリアミンとしては、1゜4−ブタ
ンジオール、トリメチロールプロパン。
エグ−レンクリコール、ビスフェノールへのエチレンオ
キノド3モル伺加物、エチレンジアミン、トリエチレン
ジアミン、N、N−ビス(2−ヒドロギンプロピル)ア
ニリンなどがある。
さらに本発明の組成物にあっては、特定の液状ジエン系
重合体を選択するととにより、その相溶性の向上がみら
れポリエーテル系ポリオール、ポリエステル系ポリオー
ルなどを併用することも可能である。
次に本発明で用いる、有機ポリイソノアネート化合物と
しては、たとえばトリレンジイソシアネート、ジフェニ
ルメタンジイソノアネート、ジフェニルメタンジイソノ
アネートの液状変性物、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、キシリレンジイソンアネ−1・、シクロヘキサンフ
ェニレンジイノシアネート、クロロフェニレンジインシ
アネート。
ナフタレン−1,5−ジイソンアネート、キシリレン−
2,2′−ジイノソアネート、イソゾロビルベンゼン−
2,4−ジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニル
イソシアネ−1・、トリノエニルメタントリインシアネ
ート、トリス−4−フェニルイソンアネートチオホスフ
エー)、3.3′、4゜4′−ジフェニルメタンデトラ
イノシアネート、ポリプロピレングリコールまたはトリ
オールとトリレンジイソシアネート伺加反応物、トリメ
チロールプロパン1モルとトリレンジイソシアネート3
モルとの伺加反応物、前記ジエン系重合体とポリイノシ
アネートとのプレポリマーなどを例示することができる
この有機ポリイソシアネート化合物の配合量は、NGO
基と液状ジエン系重合体あるいは併用する場合のポリオ
ール、ポリアミンなどの全活性水素基との当量比(NC
O基/活性水素基)で0.5−2.0の範囲、好ましく
は0.6−1.5の範囲になるように決めればよい。こ
の範囲は、本発明の組成物の用途により異なり、完全硬
化物を得るだめには帆95以」二、また、粘着性、接着
性などが要求される用途においては0.6−0.9程度
になるようにすればよい。
本発明の組成物にあっては、さらに硬化反応促進のため
に、ジ−n−ブチルスズジラウレート。
スタナスオクトエ−1・、トリエチレンジアミン。
ジエチレンジアミン、トリエチルアミン、ナフテン酸金
属塩、オクチル酸金属塩などのウレタン触媒を用いるこ
ともできる。また、ジオクチルノタレ−1・、ジブチル
フタレートなどの可塑剤;プロセスオイル、溶剤、瀝青
系物質、粘着性樹脂などの改質剤;酸化防止剤、老化防
止剤9着色剤9発泡剤などを使用目的などによって適宜
添加することもできる。
以上詳述したように、本発明の液状ジエン系重合体組成
物は、活性水素基含有液状ジエン系重合体の中から従来
全く用いられていなかった特定の分子量範囲のものを選
択して用いることによって得られたものである。この選
択によって、粘度が低いことから予想される作業性、成
形性などの改良に加えて、充てん剤配合系硬化物は、従
来の予想とはまったく異なり、大巾な強度の改善と共に
、すぐれた伸び特性を維持もしくはさらに改善すること
を可能にしたものである。従って同一作業性。
同一強度において、従来用いられたものに比較しておよ
そ2倍量の充てん剤の充てんを可能にしたものであり、
その経済的効果も非常に高いものである。
このため、物性改良、成形性、取扱い作業性の向上など
の効果を生かして、各種一般成形品、注型品2発泡体な
どの成形体、連続成形によるシート状成形品として防水
行別、防振材料として利用することができる。また各種
塗膜防水剤、防食剤。
塗料、シーリング剤、粘着剤、接着剤などの分野に好適
に用いることができる。
次に、本発明を実施例、比較例および参考例にもとづい
てさらに詳細に説明する。
実施例、比較例および参考例 第1表に示す水酸基含有液状ポリブタジェンに充てん剤
を所定量加え、手で予備攪拌を行なった後、三本ペイン
トミルロールで3回通しを行なった。次いでこの配合物
に4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート液状変
性物(NGO含量28.74重量%)をNGO10H=
1.05となる量およびジーn−プチルスズジラウレー
) 0.06重量部を加え手で十分攪拌した後、2X1
50X300間の金型を用い120°Cで1時間加熱加
圧硬化後、75℃で15時間養生を行ない硬化物シート
を得た。
なお高粘度の配合物については、イソシアネートを加え
三本ペイントミルロール租通し一回、触媒を加えて一回
通しを行なった後成形した。
配合物の粘度、硬化物シートの物性をJISK6301
に準じて測定した結果を第1表に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)数平均分子量300−2000の活性水素基含有液
    状ジエン系重合体、充てん剤および有機ポリインンアネ
    ート化合物からなる液状ジエン系重合体組成物。 2)液状ジエン系重合体100重量部と充てん剤5−5
    00重量部からなる特許請求の範囲第1項記載の組成物
JP14874982A 1982-08-27 1982-08-27 液状ジエン系重合体組成物 Granted JPS5938224A (ja)

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Citations (7)

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JPH0440370B2 (ja) 1992-07-02

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