JPS5938220A - イオン結合を有する含金属硬化ゴムの製造方法 - Google Patents

イオン結合を有する含金属硬化ゴムの製造方法

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JPS5938220A
JPS5938220A JP14693782A JP14693782A JPS5938220A JP S5938220 A JPS5938220 A JP S5938220A JP 14693782 A JP14693782 A JP 14693782A JP 14693782 A JP14693782 A JP 14693782A JP S5938220 A JPS5938220 A JP S5938220A
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松田 ひで明
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はイオン結合を有する新規な含金属硬化ゴムの製
造方法に関するものである。さらに詳しくは、金属イオ
ンによって部分的に中和された末端カルボキシル基を有
する液状ゴムと重合性二重結合を有するエポキシ化合物
との反応により得られた末端に重合性二重結合を有する
含金属液状ゴムとビニル系単量体とを共重合させること
を特徴とするイオン結合を有する含金属硬化ゴムの製造
方法に関するものである。その発明の目的とするところ
は新規なイオン結合を有する擾れた含金属硬化ゴムを得
るための工業的に有利な製造方法を提供することにある
従来より、ゴム状ポリマー中にイオン結合を導入する方
法としてよく行われているものに、まず公知の方法で分
子中にカルボキシル基を有するゴム状ポリマーを調製し
、次に該ポリマーのカルボキシル基を金属イオン生成剤
を加えそ中和する方法がある。しかし、この方法は中和
反応が充分に進行しないとか、未反応の金属イオン生成
剤の除去等に難点があり、除かれない未反応の金属イオ
ン生成剤の41在がポリマーの不透明性の原因になる場
合かある。また、中和反応によって、例えば、水などの
副生成物が生成する。特にこの方法を三次元化したゴム
状ポリマーにイオン結合を効果的[4人するのに適用す
ることは極めて困難である。
本発明者らは、イオン結合を含有する優れた含金属硬化
ゴムの工業的に有利な製造方法を鋭意検討した結果、す
でに金属イオンによって、部分的に中和されている末端
カルボキシル基を有する液状ゴムと重合性二重結合を有
するエポキシ化合物との反応により得られる末端に重合
性二重結合を有する含金属液状ゴムをゴム成分として、
これとビニル系単量体とを共重合させるとイオン結合が
導入された新規な含金属硬化ゴムが一段で得られること
を見出したのである。
本発明における末端に二重結合を有する含金属液状ゴム
を調製するのに用いられる金属イオンによって部分的に
中和された末端カルボキシル基を有する液状ゴムは分子
中に末端カルボキシル基な平均二ヶ有する液状ゴムを部
分的に中和することによって得られる。この目的に好ま
しい液状ゴムとしては、例えば、末端力ルボキソル基を
有するポリブタジェン、ブタジェン−アクIJ ロニト
リル共重合体等が挙げられる。これらは単独で使用して
もよいし、二種具」1併用してもよい。
該液状ゴムの末端カルボキシル基を中和するのに用いら
れる金属イオンとしては特に制限はないが、通常二価金
属を用いると好結果が得られる。二価金属としては、ア
ルカリ土族、亜鉛族の金属が挙げられるが、゛環境汚染
等の問題を考慮するとMy 、 Oa、 Zn等が好ま
しい。上記液状ゴムの末端カルボキシル基を上記金属イ
オン生成剤で完全に中和することは極めて困難であるが
、部分的に中和することは容易である。末端カルボキシ
ル基の部分的中和11次の如き方法によって効果的に行
うことができる。即ち、該液状ゴムの所定量と望む中和
度に必要な量の金属イオン生成剤とff:50〜200
℃、好ましくは100〜150℃で反応容器中でよく攪
拌すると容易にF9[定量の中和度に到達し、本発明に
おいて使用される部分的に中和された液状ゴムを得るこ
とができる。
該液状ゴムの中和度については、中和度が低くなると得
られる硬化ゴムのイオン結合量が少なくなり、一方、高
くなり過ぎると該液状ゴムの未反応カルボキシル基の濃
度が低くなる。通常、中111度を5〜60%、好まし
くは25〜50チにするのがよい。例えば、中オIIK
50%のときは該液状ゴムは次の如き平均構造を有して
いるものと考えられる。
HOOC−COOMOOC−ハ^−COOH前日己の如
き部分中和された液状ゴムから末端に重合性二重結合を
有する含金属液状ゴムを得るには、部分中和された液状
ゴムに重合性二重結合を有するエポキシ化合物を反応さ
せる方法が好適である。この隙用いられる重合性二重結
合を有するエポキシ化合物の量は部分中和された液状ゴ
ム1モルに対して5モル以−L使用するのが好ましい。
また、この反応に於いて重合性二重結合を有するエポキ
シ化合物を化学量論的に過剰に用いることによって系の
粘度を低下させると共に反応を容易に進行させることが
できる。
反応終了後過剰に用いられた1合性二重結合を有するエ
ポキシ化合物は適当な溶媒中で再沈して精製を行なった
後にビニル系単量体と共重合を行なってもよいし、ある
いは重合性二重結合を有するエボキ、シ化合物の過剰分
を含んだままビニル系単量体と共重合させてもなんらさ
しつかえない。
また、部分中和された液状ゴムと重合性二重結合を有す
るエポキシ化合物の付加反応(エステル化反応)に於い
て触媒として公知のエステル化触媒を使用してもなんら
さしつかえはないが、部分中和された液状ゴムのメタル
力ルポキ/レート基がエステル化反応に対して優れた触
媒作用を有していることが見出されているので、特に触
媒を使用しなくても円滑にエステル化反応が進行する。
反応温度としては50℃〜15(1℃が用いられ反応の
進行は酸価の測定によって追跡することができる。」1
記反応に用いられる重合性二車結合を有するエポキ/化
合物としては、グリシジルメタクリレート、グリソジル
アクリレ−1・、アリルグリシジルエーテル等が挙げら
れる。
さて、本発明においては、」1記の如くして得られた末
端に重合性二乗結合を有する含金属液状ゴムをビール系
単量体と混合して均一な組成物を調製し該組成物ff:
重合開始剤の存在下室温又は加熱下で共重合させるので
ある。この際用いられるビニル系単量体としては、メタ
クリル酸、アクリル酸のメチル、エチル、グロビル、ヒ
ドロキシエチル、ヒドロキシグロビルエステル、及びス
チレン、−ジビニルベンゼン、アクリロニトリル等が挙
げられる。これらは二種以り併用してもよい。なお、該
組成物中の含金属液状ゴムとビニル系単量体の縫的割合
は含金属液状ゴム20〜60重量部に対しビニル糸車電
体80〜40重量部が好ましい。
才た、重合開始剤としては2.5−ジメチル−2,5−
ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、過酸化ベンゾイ
ル等のジアルキル又はジアシルパーオキサイド、クメン
ハイドロバーオキザイド等のハイドロバーオキザイド等
が挙げられる。
更に、共重合を効果的に行わせるために硬化促進剤とし
てエチレンチオ尿素等の含硫黄化合物、ナフテン酸コバ
ルト等の金属セッケンまたはバナジルアセチルアセトネ
ート等の金属キレ−1・化合物等を使用することが出来
る。これらは二種以」二倍用してもよい。更に用途に応
じて充填剤、顔料、増稠剤、老化防止剤、空気硬化性付
与剤等を添加することも可能である。このようにして得
られる共重合体はイオン結合を有する新規な含金属硬化
ゴムであシ、優れた物性を有している。
本発明において得られるイオン結合を有する新規な含金
属液状ゴムは注型樹脂、接着剤などをはじめ、その他多
くの用途において有用であり斯業、の今後の発展に大き
く貢献するものである。
次に実施例及び比較例によって本発明を更に具体的に説
明する。以下に示す部は矩喰部である。
実施例J カルボキ/ル基末端液状ポリブタジェン(B。
F、0oodrich  社製グレードHycar C
T B 2000X゛l (i 2末端基定縫法による
分子量54.06 )をMg   によって部分的に中
第11された部分中和物(中111度50%)2’IO
,7fJ部、プリンジルメタクリレート43.フ8部、
ハイドロキノンモノメチルエーテル0.28部を同時に
仕込み、70℃で2時間反応させる。こうして得られた
生成物にクロロホルムを加えて溶解後大量のメタノール
中に滴下再沈し、精製後乾燥すると末端に重合性二車結
合を有する含金属液状ゴムが得られる。得られた含金属
液状ゴム21部、スチレン49部、2.5−ジメチル−
2,5−ジ(七−ブチルパーオキシ)ヘキサン0.56
部を均一に混合してゴム含量30%の硬化性組成物を調
する強靭な含金属硬化ゴムが得られた。このゴムは引張
り強度228 kfcm’ 、沖び161〕係、引裂き
強度140 kg/cm2、シコアーft1l)72を
示した。
比較例】 実施例1の部分中和された含金属液状ゴムの比較として
、Hycar CT B 2000 ”= 162を2
48.06部、グリシジルメタクリレ−)91.54部
、ハイドロキノンモノメチルエーテル0.34部、及び
触媒としてN、N−ジメチルベンジルアミン1.70部
を仕込み80℃で3時間反応させた。こうして得られた
生成物を実施例1と同様の方法で再沈精製し末端に重合
性二車結合を有する液状ゴムが祷られた。得られた液状
ゴム2■部、ス千しン49部、2.5−ジメチル−2,
5−ジ(1−ブチルパーオキシ)ヘキサン0.56部を
均一に混合してゴム含i30%の硬化性組成物′Ir調
製また。脱気後、この組成物を70℃−17hr、90
℃−4h、r、120℃−4hr6!!!化させて硬化
ゴム含量た。得られた硬化ゴムは引張り強度105 k
V/cTn2、伸び293%、引裂強度106kV/c
rn11、ショアー硬度D ((13ff示し実施例1
の金属を含有する硬化ゴムと比べて物性の劣るものであ
った。
実施例2 カルボキシル基末端液状ブタジェン−アクリロニトリル
共重合体(B、F、Goodrich  社製、グレー
ドHycar 0TBN  1300 k 8末端基定
量法による分子量3800)をMf  によって部分的
に中和された部分中和物(中和度50%) 243.8
7部、グリシジルメタクリレート+35.28部、ノ1
イトロキノンモノメチルエーテル0.31 部t 同時
に仕込み70℃で2.5時間反応させた。こうして得ら
れた生成物にクロロホルムを加えて溶解後大量のメタノ
ール中に滴下再沈し、精製後乾燥すると末端(C重合性
二重結合を有する含金属液状ゴムが得られる。得られた
含金属液状ゴム21部、スチレン49部、2.5−ジメ
チル−2,5−シ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン0
.56部を均一に混合してゴム含量3.0%の硬化性組
成物を調製した。脱気後、この組成物を70℃−17h
r、90℃−4hr、120℃−4hr 硬化させると
弾力性を有する強靭な含金属11HLゴムが得られた。
このゴムは引張強度217ky/cmζ沖び260チ、
引裂き強度138 kjj/−ζショアー硬度D75を
示した。
比較例2 実施例2の部分中和された含金属液状ゴムの比較として
、Hycar CT B N 1300:*8t239
.45部、グリシジルメタクリレート125゜as部、
ハイドロキノンモノメチルエーテル0.36部、及び触
媒としてN、N−ジメチルベンジルアミン1.82部を
同時に仕込み80℃で3時間反応させた。得られた生成
物を実施例2と同様に可法精製した。このようにして得
られた末端(C@合性二車結合を有する液状ゴムを実施
例2と同様の方法により硬化させてゴム含量が130%
の硬化ゴムを得た。得られた硬化ゴムは引張強度197
 ky/肩2、伸び10%、引裂き強度117 k17
箱2、ショアー峻度D71を示し実施例2の金属を含有
する硬化ゴムと比べて物性の劣るものであった。
実施例:( 実施例1で得られた末端に重合性=、11結合を有する
含金属液状ゴム35部、スチレン35部。
2.5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ
)ヘキサン0.56部を均・−に混合させてゴム含酸が
50%の硬化性組成物を調製した。脱気後、この組成物
を70℃−17hr% 90℃−/Ihr、120℃−
4hr硬化させると弾力性を有する強靭な含金属硬化ゴ
ムが得られた。このゴムは引張強度73 kg−7cm
” 、伸び273チ、引裂き強度35 kg/cm2、
ショアー峻度D47を示した。
比較例3 比厳例1で得られた末端に重合性二重結合を有する金属
を含有していない液状ゴムを実施例3と同様の方法によ
り硬化させてゴム含量が50係の硬化ゴムを得た。得ら
れた硬化ゴムは引張強度63 kg/cm’、伸ひ21
8チ、引裂き強度32 kg/cm’、ショアー硬度D
38を示し、実施例3の金属を含有する硬化ゴムと比べ
て物性の劣るものであった。
実施例4 カルボキシル基末端液状ポリブタジェンHycarCT
B2000x102をMf によって部分的に中和した
部分中和物(中和度10%) 28.03部、グリシジ
ルメタクリレート4.01部、ハイドロキノンモノメチ
ルエーテル0..0035部、N、N−ジメチルベンジ
ルアミン0.16部を同時に仕込み80℃−4,5時間
反応させた。反応終了後メタクリル酸メチル65.86
部、過酸化ベンゾイル0.49部を加えて均一に混合し
て、メタクリル酸メチルと末端に重合性二重結合を有す
る含制属液状ゴムと過剰のグリンジルメタクリレ−トヲ
含んだゴム合成30%の硬化性組成物を調製した。税気
後、この組成物を70℃−17hr、  り 0℃−/
Ihr、  120 ℃−4hr(f化させると弾力性
全有する強靭な含σ属硬化ゴムがイ# l’) t’し
た。このゴムは引張強1度243 kg、/(jn*、
伸ひ73%、引裂き強度75 kg10n’、ショアー
硬度D72を示した。
比較例4 実l111例4の部分中和された液状ゴムの比較と(7
て、Hycar CT B 2000 x J、 (3
2を28.25部、グリ7ジルメタクリレー)’1.5
2部、ハイドロキノンモノメチルエーテルv、o o 
a 5 部、N、N−ジメチルベンジルアミン0.16
部を同時に仕込み80℃で5.5時1’i1反応させた
。反応終了伎メタクリル酸メチル0 (L’1.3部、
過酸化ベンゾイル0.49部金加えて均一に混合し、メ
タクリル酸メチル七末端lて重合性二車結合を冶するゴ
ム含険30%の合金軒液状ゴムと過剰こりグリシジルメ
タクリレ−トラ含んだ硬化性組成物を調製した。この組
成物を実施例4と同様の方法により硬化させて硬化ゴム
を得た。得られた硬化ゴムは引張強度237 kg/c
m2、伸び68%、引裂き強度70 kg/cm2、シ
ョアー硬度D71を示し、実施例1の金属を含有する硬
化ゴムと比べて物性の劣るものであった。
実施例5 実施例1により得られた末端に重合性二車結合を有する
含金属液状ゴム40部、メタクリル酸メチル160部を
混合溶解させて三等分し、A液、B液とする。A液10
0部にクメンハイドロパーオキサイド2部、パラフィン
ワックスo、g部、Bmにエチレンチオ尿素i、o部、
パラフィンワックス0.3部を添加して二液型の接着剤
として以斗の方法で接着試験を行なった。即ち、主剤A
及びBを23℃で被着体(材質は鉄)に等重量塗布して
重ねあわせた後固定し、同温度で24時間養生1〜で引
張せん断強度(ASTM−Di(JO2−64)、剥離
強度(l5O4578)及び衝撃強度(A S TM−
D950−54 )を測定した。その結果全表1に示す
実施例(3 実施例2により優られた末端に取合性二重結合を有する
含欲属液状ゴムを用いて、実施例5と同様の組成で同じ
ように接着試験を行なった。
その結果を表1に示す。
実施例7 カルホキノル基末端液状ブタジェン−アクリロニトリル
共重合体Hycar OT B N I 300 x8
をZn  で816分的に中和した部分中和物(中第1
]度50% ) 59.(’f 8部、グリシジルメタ
クリレ−ト15.+32 部、ハイドロキノンモノメチ
ルエーテル0.0757部を同時に仕込み70℃、−3
時間反応後、実施例2と同様の操作を行ない末端に小合
性二市結合を有する含金属液状ゴムが(# I”)れる
。傅られた含金属液状ゴムを用いて実施例5と同様の組
成で同じように接着試験を行なった。その結果を表1に
示す。
表   1 実が9例8 カルボキシル基本温液状ポリブタジェンHycar O
T B 2000 x 162 fca++にょッテ部
分的に中和した部分中和物(中和度50%)、9.87
’s、 グリシジルメタクリレ−) 1.79部、ハイ
ドロキノンモノメチルエーテル0.0021i’91(
を同時に仕込み90℃で3時間反応させると過剰のグリ
シジルメタクリレートを含んだ末端に東合性二東結合を
有する含金属液状ゴムが得られた。これにメタクリル酸
メチルa 9.49 部を加えて均一な溶液の主剤を寿
た。この主剤]、 00部(C対しクメンノ・イドロバ
−オキサイド2部、パラフィンワックス0.3部を添加
してA液とした。同様ζで主剤100部に対しナフテン
酸コバルト0.1部及び、バナジルアセチルアセトネ−
ト0.2部、 ハラフィンワックス0.3部を加えてB
液とした。これらの接着試験を実施例5と同様の方法で
行なった。その結果を表2に示す。
実施例9 カルボキシル基末端敵状ブタジェン−アクリo=トリル
共重合体Hycar CT B N l 300 x8
をM2  で部分的に中和した部分中和物(中和度50
%) 10.51部、グリシジルメタクリレ−) 2.
79 =Vr、ハイドロキノンモノメチルニーデル0.
0022部を同時に仕込み70℃で5時間反応させると
過剰のグリシジルメタクリレートを含んだ末端に車合性
二屯結合を有する含金属、液状ゴムが得られる。これに
メタクリル酸メチル41.25部を加えて均一な溶液の
主剤を得た。この主剤から実施例8と同様の組成でAg
、B液を調製し、これの接着試験を実施例5と同様の方
法で行なった。その結果を表2に示す。
表   2 と10j−てりる。
以−Lの結果より実施例で得られたイオン結合を有する
含金属硬化ゴム及び接着剤はいづれもa(現なものであ
り、金属(イオン結合)の導入によって物性が著しく向
上していることは注目すべきである。
特許出願人   大倉工業株式会社 手続補正書(自熱正) 昭和57年9月16日 特許庁長官  若 杉 和 夫 殿 L 事件の表示1りぐ昭52−/¥乙237号2 発明
の名称  イオン結合を有する含金属硬化ゴムの製造方
法 a 補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所    香川県丸亀市中津町/j/!番地名称 
  大倉工業株式会社 生代理人 G 補正の内容

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  金属イオンによって部分的に中和された末端
    カルボキシル基を有する液状ゴムと重合性二重結合を有
    するエポキシ化合物との反応により得られた末端に重合
    性二重結合を有する含金属液状ゴムとビニル系単量体と
    を共重合させることを特徴とするイオン結合を有する含
    金属硬化ゴムの製造方法。
  2. (2)  末端カルボキシル基を有する液状ゴムとして
    タ カルホキフル幕末端ポリマスジエン又はカルボキシル基
    末端ブタジェン−アクリロニトリル共重合体である液状
    ゴムを使用する特許請求の範囲第1項記載のイオン結合
    を有する含金属硬化ゴムの製造方法。
  3. (3)  金属イオンがMy 、  Ca  、又はz
    n  である部分的に中和された末端カルボキシル基を
    有する液状ゴムを使用する特許請求の範囲第1項又は第
    2項記載のイオン結合を有する含金属硬化ゴムの製造方
    法。
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