JPS5938046Y2 - 電解コンデンサ - Google Patents
電解コンデンサInfo
- Publication number
- JPS5938046Y2 JPS5938046Y2 JP14450278U JP14450278U JPS5938046Y2 JP S5938046 Y2 JPS5938046 Y2 JP S5938046Y2 JP 14450278 U JP14450278 U JP 14450278U JP 14450278 U JP14450278 U JP 14450278U JP S5938046 Y2 JPS5938046 Y2 JP S5938046Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal case
- opening
- metal
- electrolytic capacitor
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は角形形状の電解コンデンサの封口構造に関する
ものである。
ものである。
従来ヨり電解コンデンサのほとんどが封口作業の容易さ
から円筒形状のものであったが、最近、電子機械の小形
化、高密度化に伴ない、円筒形状の電解コンデンサを2
個以上並べて取付ける時や他の部品と接して取付ける時
などにむけるスペースファクターの悪さが指摘されるよ
うになってきた。
から円筒形状のものであったが、最近、電子機械の小形
化、高密度化に伴ない、円筒形状の電解コンデンサを2
個以上並べて取付ける時や他の部品と接して取付ける時
などにむけるスペースファクターの悪さが指摘されるよ
うになってきた。
これを解決するためには、角形のケースを用いて電解コ
ンデンサを角形形状とすることが有効な手段として考え
られるが、このように角形ケースを用いた場合、封口作
業にローラ絞りによる加工を用いることが不可能であり
、設計上、作業上の問題となっていた。
ンデンサを角形形状とすることが有効な手段として考え
られるが、このように角形ケースを用いた場合、封口作
業にローラ絞りによる加工を用いることが不可能であり
、設計上、作業上の問題となっていた。
従って、簡単な方法で封口作業を行なうためには、第1
図に示すようにコンデンサ素子1を収納した角形金属ケ
ース2の開口部の段部2a上に樹脂端子板3を載置する
とともに、その樹脂端子板3に取付けた外部端子4にコ
ンデンサ素子1から引出したリードを接続し、そして樹
脂端子板3土全面に亘って樹脂5を充填するか、または
第2図に示すように樹脂端子板3の金属ケース2との接
触部である周囲上に樹脂6を充填するとい、う構造をと
らざる得ないが、樹脂5,6による密刺だげであるため
、封口性が悪く、またその強度も弱く、外部からの衝撃
により封口部が破壊されるという欠点がある。
図に示すようにコンデンサ素子1を収納した角形金属ケ
ース2の開口部の段部2a上に樹脂端子板3を載置する
とともに、その樹脂端子板3に取付けた外部端子4にコ
ンデンサ素子1から引出したリードを接続し、そして樹
脂端子板3土全面に亘って樹脂5を充填するか、または
第2図に示すように樹脂端子板3の金属ケース2との接
触部である周囲上に樹脂6を充填するとい、う構造をと
らざる得ないが、樹脂5,6による密刺だげであるため
、封口性が悪く、またその強度も弱く、外部からの衝撃
により封口部が破壊されるという欠点がある。
また、第1図に示すものにおいては多量の樹脂を必要と
する問題があった。
する問題があった。
本考案はこのような従来の問題点を解決するために考案
したものであり、以下本考案の一実施例を示す第3図1
よび第4図の図面を用いて説明する。
したものであり、以下本考案の一実施例を示す第3図1
よび第4図の図面を用いて説明する。
図に釦いて、10はコンデンサ素子、11はコンデンサ
素子10を収納した角形で有底筒状の金属ケースであり
、この金属ケース11の開口部には段部11aが設けら
れている。
素子10を収納した角形で有底筒状の金属ケースであり
、この金属ケース11の開口部には段部11aが設けら
れている。
12はこの金属ケース11の開口部に取付けられてその
開口部を塞ぐ角形の金属端子板であり、この金属端子板
12vCは前記コンデンサ素子10から引出したリード
が接続される外部端子13が絶縁されて取付けられてお
り、昔たこの周囲には、前記金属ケース11の段部11
aから開口端側の内面と接する側面14aと前記金属ケ
ース11の段部11aに接する底面14bとを有する凹
形の折曲部14が設けられている。
開口部を塞ぐ角形の金属端子板であり、この金属端子板
12vCは前記コンデンサ素子10から引出したリード
が接続される外部端子13が絶縁されて取付けられてお
り、昔たこの周囲には、前記金属ケース11の段部11
aから開口端側の内面と接する側面14aと前記金属ケ
ース11の段部11aに接する底面14bとを有する凹
形の折曲部14が設けられている。
この金属端子板14の折曲部14の側面14aと金属ケ
ース11の開口部内面とはスポット溶接、超音波溶接等
の溶接により接合され、そしてその溶接部(第4図の段
部11aと側面14aとの間の斜線部分)を覆うように
金属ケース11の開口部には、熱硬化性、光硬化性等の
樹脂15が充填されている。
ース11の開口部内面とはスポット溶接、超音波溶接等
の溶接により接合され、そしてその溶接部(第4図の段
部11aと側面14aとの間の斜線部分)を覆うように
金属ケース11の開口部には、熱硬化性、光硬化性等の
樹脂15が充填されている。
ここで、前記金属端子板12の折曲部14の側面14a
の端面は、前記金属ケース11の開口端面より下にあり
、これによって金属端子板12と金属ケース11との溶
接部が外気に触れなく、溶接部の酸化を防止することが
できるとともに、気密性がより完全となる。
の端面は、前記金属ケース11の開口端面より下にあり
、これによって金属端子板12と金属ケース11との溶
接部が外気に触れなく、溶接部の酸化を防止することが
できるとともに、気密性がより完全となる。
また、折曲部14の底面14bは、金属ケース11の段
部11aよりも広く構成されており、これによって金属
ケース11と金属端子板12との間隔が広くなり、溶接
作業が容易となる。
部11aよりも広く構成されており、これによって金属
ケース11と金属端子板12との間隔が広くなり、溶接
作業が容易となる。
地上のように本考案による電解コンデンサは、金属端子
板と余積ケースとを用い、両者を溶接により接合すると
ともに、溶接部に樹脂を充填することにより封口を行な
うものであり、角形形状の電解コンデンサの封口部にお
ける気密性が向上しまた外部からの衝撃によって封口部
における気密性が悪くなることがない等、角形形状の電
解コンデンサの普及に大きく貢献するものである。
板と余積ケースとを用い、両者を溶接により接合すると
ともに、溶接部に樹脂を充填することにより封口を行な
うものであり、角形形状の電解コンデンサの封口部にお
ける気密性が向上しまた外部からの衝撃によって封口部
における気密性が悪くなることがない等、角形形状の電
解コンデンサの普及に大きく貢献するものである。
第1図および第2図はそれぞれ従来の角形形状の電解コ
ンデンサを示す断面図、第3図は本考案の一実施例によ
る電解コンデンサを示す断面図、第4図は同コンデンサ
の要部を拡大して示す断面図である。 10・・・コンデンサ素子、11・・・金属ケース、1
1a・・・段部、12:・・金属端子板、13・・・外
部端子、14・・・折曲部、148・・・側面、14b
・・・底面、15・・・樹脂。
ンデンサを示す断面図、第3図は本考案の一実施例によ
る電解コンデンサを示す断面図、第4図は同コンデンサ
の要部を拡大して示す断面図である。 10・・・コンデンサ素子、11・・・金属ケース、1
1a・・・段部、12:・・金属端子板、13・・・外
部端子、14・・・折曲部、148・・・側面、14b
・・・底面、15・・・樹脂。
Claims (3)
- (1) コンデンサ素子10を収納する角形の金属ケ
ース11と、この金属ケース11の開口部に取付けられ
てその開口部を塞ぎかつ前記コンデンサ素子10から引
き出したリードが接続される外部端子13を備えた角形
の金属端子板12とを有し、前記金属ケース11の開口
部に段部11、を設げ、かつ前記金員端子板12の周囲
に前記金属ケース11の段部11aより開口端側の内面
に接する側面14aと前記段部11aに接する底面14
bとを有する凹形の折曲部14を設け、前記金属端子板
12の折曲部14の前記側面14aを前記金属ケース1
1の開口部に溶接するとともに、その溶接部を覆うよう
に金属ケース11の開口部に樹脂15を充填してなる電
解コンデンサ。 - (2)金属端子12の金属ケース11の開口部内面と接
する折曲部14の側面14aの端面を前記生馬ケース1
1の開口端面より下にしてなる実用新案登録請求の範囲
第1項に記載の電解コンデンサ。 - (3)金属端子板12の金属ケース11の段部と11a
と接する折曲部14の底面14bをその金はケース11
の段部11aより広くしてなる実用新案登録請求の範囲
第1項に記載の電解コンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14450278U JPS5938046Y2 (ja) | 1978-10-19 | 1978-10-19 | 電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14450278U JPS5938046Y2 (ja) | 1978-10-19 | 1978-10-19 | 電解コンデンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5562040U JPS5562040U (ja) | 1980-04-26 |
JPS5938046Y2 true JPS5938046Y2 (ja) | 1984-10-22 |
Family
ID=29123181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14450278U Expired JPS5938046Y2 (ja) | 1978-10-19 | 1978-10-19 | 電解コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5938046Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-10-19 JP JP14450278U patent/JPS5938046Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5562040U (ja) | 1980-04-26 |
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