JPS6012278Y2 - 電解コンデンサ - Google Patents
電解コンデンサInfo
- Publication number
- JPS6012278Y2 JPS6012278Y2 JP17188280U JP17188280U JPS6012278Y2 JP S6012278 Y2 JPS6012278 Y2 JP S6012278Y2 JP 17188280 U JP17188280 U JP 17188280U JP 17188280 U JP17188280 U JP 17188280U JP S6012278 Y2 JPS6012278 Y2 JP S6012278Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- electrolytic capacitor
- capacitor element
- capacitor
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はリード線端子反対方向形電解コンデンサの改良
に関するものである。
に関するものである。
従来の電解コンデンサは第１図に示すようにコンデンサ
素子１の一方より引出した陽極タブ２および陽極タブ２
と接続したリード線３を弾性封口体４に貫通し、コンデ
ンサ素子１の他方より引出された陰極タブ５をあらかじ
め底部にリード線６ヲ接続したアルミニウムなどのケー
ス７の内側底部で溶接などにより接続し、上記ケース７
にコンデンサ素子１および弾性封口体４を挿入し、該ケ
ース７の開口部を巻締して密封したものである。
素子１の一方より引出した陽極タブ２および陽極タブ２
と接続したリード線３を弾性封口体４に貫通し、コンデ
ンサ素子１の他方より引出された陰極タブ５をあらかじ
め底部にリード線６ヲ接続したアルミニウムなどのケー
ス７の内側底部で溶接などにより接続し、上記ケース７
にコンデンサ素子１および弾性封口体４を挿入し、該ケ
ース７の開口部を巻締して密封したものである。
この構造においては特に小形のものを製作する場合、ケ
ース７にコンデンサ素子１を挿入したり接続して組立て
るのに時間を要する、自動化が容易にできない、また陰
極がケース７と接続されているために、小形で高圧の電
解コンデンサでは弾性封口体４の内部または表面を通し
て電流が漏洩し、絶縁耐力が低下したり、漏れ電流が増
加するなどの欠点があった。
ース７にコンデンサ素子１を挿入したり接続して組立て
るのに時間を要する、自動化が容易にできない、また陰
極がケース７と接続されているために、小形で高圧の電
解コンデンサでは弾性封口体４の内部または表面を通し
て電流が漏洩し、絶縁耐力が低下したり、漏れ電流が増
加するなどの欠点があった。
本考案は上記の欠点を除去するために考案されたもので
ある。
ある。
以下、本考案を第２図〜第４図に示す実施例について説
明する。
明する。
第２図は切欠き部を設けた両端開口のケースの斜視図、
第３図は完成した電解コンデンサの横断面図、第４図は
同電解コンデンサの縦断側面図を示す。
第３図は完成した電解コンデンサの横断面図、第４図は
同電解コンデンサの縦断側面図を示す。
リード線３および６を互いに反対方向より引出したコン
デンサ素子８を両端開口のケース９に挿入し、リード線
３および６を挿入後、折り曲げて切欠き部１０へ嵌挿し
、ケース９の開口部へ樹脂またはゴムなどからなる非金
属キャップ１１の内側へ電解液と反応しない接着剤１２
を塗布し密閉したものである。
デンサ素子８を両端開口のケース９に挿入し、リード線
３および６を挿入後、折り曲げて切欠き部１０へ嵌挿し
、ケース９の開口部へ樹脂またはゴムなどからなる非金
属キャップ１１の内側へ電解液と反応しない接着剤１２
を塗布し密閉したものである。
なお、非金属キャップ１１の内側には素子固定用の凸部
１３を設けても良い。
１３を設けても良い。
また接着剤９の代わりに超音波溶着、熱圧着などして密
封してもよい。
封してもよい。
本考案は以上のようにして構成されているのでコンデン
サ素子８の陰極タブ５をケースに溶接する必要がなく、
コンデンサ素子８をケース９へ挿入後、折り曲げ非金属
キャップ１１にて密閉されるため、組立が簡単で自動化
し易い。
サ素子８の陰極タブ５をケースに溶接する必要がなく、
コンデンサ素子８をケース９へ挿入後、折り曲げ非金属
キャップ１１にて密閉されるため、組立が簡単で自動化
し易い。
またコンデンサ素子８の軸方向に金属が存在しないので
、コンデンサ素子の軸方向に磁束によるループ電流の発
生もなく、音響機器に使用したとき音質が著しく改善さ
れるなどの効果がある。
、コンデンサ素子の軸方向に磁束によるループ電流の発
生もなく、音響機器に使用したとき音質が著しく改善さ
れるなどの効果がある。
なお、切欠き部の数、位置、形状などの実施例のものに
限定せず、目的に応じて設計できるものである。
限定せず、目的に応じて設計できるものである。
叙上のように本考案の電解コンデンサは切欠き部を設け
た両端開口ケース９にコンデンサ素子８を挿入し、リー
ド線３，６の根元を折り曲げて切欠き部１０へ嵌挿し、
ケース９の開口部を樹脂、ゴムなどの非金属キャップ１
１にて密封してなるコンデンサで、生産性が高く、また
音響機器の音質改善に大きく寄与するなどの効果を有し
、工業的ならびに実用的価値大なるものである。
た両端開口ケース９にコンデンサ素子８を挿入し、リー
ド線３，６の根元を折り曲げて切欠き部１０へ嵌挿し、
ケース９の開口部を樹脂、ゴムなどの非金属キャップ１
１にて密封してなるコンデンサで、生産性が高く、また
音響機器の音質改善に大きく寄与するなどの効果を有し
、工業的ならびに実用的価値大なるものである。
第１図は従来の電解コンデンサの断面図、第２図は本考
案に係る電解コンデンサのケースの斜視図、第３図は本
考案の電解コンデンサの一実施例の横断面図、第４図は
同電解コンデンサの縦断側面図である。 ３．６：リード線、８：コンデンサ素子、９：ケース、
１０：切欠き部、１１：非金属キャップ。
案に係る電解コンデンサのケースの斜視図、第３図は本
考案の電解コンデンサの一実施例の横断面図、第４図は
同電解コンデンサの縦断側面図である。 ３．６：リード線、８：コンデンサ素子、９：ケース、
１０：切欠き部、１１：非金属キャップ。
Claims (1)
- 両端に開口部を有し、該開口部に切欠き部を形成したケ
ースと、該ケースに挿入されたコンデンサ素子と、上記
ケース切欠き部に嵌挿しコンデンサ素子より引出したリ
ードと、上記ケースの開口部に嵌合し密封した非金属キ
ャップとを具備してなる電解コンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17188280U JPS6012278Y2 (ja) | 1980-11-29 | 1980-11-29 | 電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17188280U JPS6012278Y2 (ja) | 1980-11-29 | 1980-11-29 | 電解コンデンサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5793134U JPS5793134U (ja) | 1982-06-08 |
| JPS6012278Y2 true JPS6012278Y2 (ja) | 1985-04-20 |
Family
ID=29530218
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17188280U Expired JPS6012278Y2 (ja) | 1980-11-29 | 1980-11-29 | 電解コンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6012278Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-11-29 JP JP17188280U patent/JPS6012278Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5793134U (ja) | 1982-06-08 |
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