JPH0325398Y2 - - Google Patents

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JPH0325398Y2
JPH0325398Y2 JP17497386U JP17497386U JPH0325398Y2 JP H0325398 Y2 JPH0325398 Y2 JP H0325398Y2 JP 17497386 U JP17497386 U JP 17497386U JP 17497386 U JP17497386 U JP 17497386U JP H0325398 Y2 JPH0325398 Y2 JP H0325398Y2
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terminal plate
horizontal groove
protrusion
aluminum
terminal
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は大容量アルミニウム電解コンデンサの
端子板とアルミニウムケースとの封口構造に関す
るものである。
〔従来技術〕
第2図及び第3図は、それぞれ従来の大容量ア
ルミニウム電解コンデンサの封口構造を示す図で
あり、第2図は封開する前の断面図、第3図は封
閉後の一部断面図である。
第1図に示すように、従来のアルミニウム電解
コンデンサ封口構造は、上部に横溝2を入れた筒
状のアルミニウムケース1の該横溝2の上部に端
子板3とゴムパツキン4を挿入した後、第2図に
示すように、アルミニウムケース1の上端部1a
を内側に折り曲げ、これにより、端子板3を横溝
上部に固定すると共に、端子板3の端子ネジ6に
接続されたコンデンサ素子5をアルミニウムケー
ス1内に封入するものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記従来の封口構造では、アルミ
ニウムケース1の外径が小さい寸法のものでは、
端子板3を固定する強度が弱く、外部回路を接続
する際に端子ネジ6を締め付けたとき、端子板3
が回り、アルミニウムケース1内部でリード線7
が交差して接触して短絡したり或いは断線する等
の問題が発生するという欠点があつた。
本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、端
子板をアルミニウムケースの横溝上に強固に固定
し、端子ネジを締め付けた時等、端子板が回らな
いようにしたアルミニウム電解コンデンサ封口構
造を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため本考案は、上記構造
のアルミニウム電解コンデンサ封口において、ア
ルミニウムケース1の横溝上部に突起部を設ける
と共に、端子板3には該突起部が嵌合する形状寸
法の凹部を設けた。
〔作用〕
アルミニウム電解コンデンサ封口構造を上記の
ような構造にすることにより、アルミニウム電解
コンデンサに外部回路を接続する際、端子ネジ6
を締め付けても、アルミニウムケース1の横溝上
部の突起部と端子板3の凹部が嵌合しているため
端子板3の固定強度が増し、端子板3はアルミニ
ウムケース1内で回ることがない。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図は本考案に係るアルミニウム電解コンデ
ンサの封口構造を示す図で、同図aは一部断面
図、同図bはA−A線上断面図である。第1図に
おいて、第2図及び第3図と同一番号を付した部
分は同一又は相当部分を示す。図示するように、
アルミニウムケース1の横溝2の上部に突起部8
を設ける。また、端子板3の下面には該突起部8
に嵌合する形状寸法の凹部9を設ける。突起部8
は、例えば横溝2上部の外側所定位置を強圧する
ことにより該部分の内側を突出させて形成し、端
子板3の下面の凹部9は、例えば端子板3をモー
ルドする時に形成する。
上記の如く、横溝2の上部に突起部8を形成し
てなるアルミニウムケース1の横溝2上に、端子
板3及びゴムパツキン4を挿入する。この時突起
部8と凹部9は嵌合するように位置決めして挿入
する。その後、アルミニウムケース1の先端部1
aを内側に折り曲げ端子板3を横溝2上に固定す
る。これにより、上記従来例と同様、端子板3の
端子ネジ6にリード線7を介して接続されたコン
デンサ素子5がアルミニウムケース1内に封入さ
れる。
上記構造のアルミニウム電解コンデンサの封口
構造において、アルミニウム電解コンデンサに外
部回路を接続する際、端子ネジ6を締め付けて
も、アルミニウムケース1の横溝2の上部に形成
された突起部が端子板3の凹部9に嵌合している
から、端子板3がアルミニウムケース1内で回転
することがない。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係るアルミニウム
電解コンデンサ封口構造は、アルミニウムケース
の横溝上部に突起部を設けると共に、端子板には
該突起部が嵌合する形状寸法の凹部を設けたの
で、アルミニウム電解コンデンサに外部回路を接
続する際等、端子ネジを締め付けても、アルミニ
ウムケースの横溝上部の突起部と端子板の凹部が
嵌合しているため端子板の固定強度が増し、端子
板がアルミニウムケース内で回転することがない
から、素子リード線の交差による短絡や断線等の
事故がなくなるという極めて優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るアルミニウム電解コンデ
ンサの封口構造を示す図で、同図aは一部断面
図、同図bは同図aのA−A線上断面図、第2図
及び第3図はそれぞれ従来の大容量アルミニウム
電解コンデンサの封口構造を示す図で、第2図は
封閉する前の断面図、第3図は封閉後の一部断面
図である。 図中、1……アルミニウムケース、2……横
溝、3……端子板、4……ゴムパツキン、5……
コンデンサ素子、6……端子ネジ、7……リード
線、8……突起部、9……凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部に横溝を入れた筒状ケースの該横溝上部に
    端子板とゴムパツキンを挿入し、該筒状ケースの
    上端部を内側に折り曲げて前記端子板を押さえる
    ことにより前記端子板を横溝上に固定するアルミ
    ニウム電解コンデンサ封口構造において、前記筒
    状ケースの横溝上部に突起部を設けると共に、前
    記端子板には該突起部が嵌合する形状寸法の凹部
    を設けたことを特徴とするアルミニウム電解コン
    デンサ封口構造。
JP17497386U 1986-11-14 1986-11-14 Expired JPH0325398Y2 (ja)

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JP17497386U JPH0325398Y2 (ja) 1986-11-14 1986-11-14

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JP17497386U JPH0325398Y2 (ja) 1986-11-14 1986-11-14

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JPS6380841U JPS6380841U (ja) 1988-05-27
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JP5834508B2 (ja) * 2011-06-07 2015-12-24 日本ケミコン株式会社 コンデンサ
FR2986656B1 (fr) * 2012-02-07 2017-07-28 Batscap Sa Dispositif et procede de fabrication d'un ensemble de stockage d'energie electrique

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