JPS5937952B2 - 抗生物質サフラマイシンa,b,c,d,eおよびその製造法 - Google Patents

抗生物質サフラマイシンa,b,c,d,eおよびその製造法

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JPS5937952B2 JP52109692A JP10969277A JPS5937952B2 JP S5937952 B2 JPS5937952 B2 JP S5937952B2 JP 52109692 A JP52109692 A JP 52109692A JP 10969277 A JP10969277 A JP 10969277A JP S5937952 B2 JPS5937952 B2 JP S5937952B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な抗生物質サフラマイシンA、B、C、D
、Eおよびその製法に関するものである。
ここに、サフラマイシンA、B、C、DおよびEは下記
の式を有する。
CH3OR^2 CH2NHC0C0CH3 式中、 サフラマイシンAはR^1がシアノ基、R^2およびR
^3が共に水素原子を示し、サフラマイシンBはR^1
、R^2およびR^3が共に水素原子を示し、サフラ
マイシンCはR1およびR2が共に水素原子、R3がメ
トキシ基を示し、サフラマイシンDはR1が水素原子、
R2およびR3が一緒になつて酸素原子を示し、サフラ
マイシンEはR1およびR2が共に水素原子、R3が水
酸基を示す。
これまで、約3,000の抗生物質が単離報告され新規
抗生物質の発見は次第に因難となりつつあるが、従来の
抗生物質に対する耐性菌の出現広域抗生物質、ステロイ
ドホルモン、制癌剤、免疫抑制剤の汎用による新しい感
染症の出現により新規抗生物質の要求は益々高い。
本発明者は既知の抗生物質生産菌であつても培養条件を
改良し、微量な共存抗生物質の生産量を著しく高める方
法について研究を重ねて来た。
この研究によつて、既知抗生物質であるストレプトスラ
イシンの生産放線菌から新規かつ有用な抗生物質サフラ
マイシンA,B,C,D,E(Safr−Amycin
A,B,C,D,E)が得られることを見い出した。そ
して更に、これらの新抗生物質は特にストレプトマイセ
ス ラベンデユレ ▲314株が高単位に生産すること
を見い出し本発明をなした。本発明はストレプトマイセ
ス ラベンデユレ扁314株を培養し、培養物から新抗
生物質サフラマイシン複合体ならびに、この複合体より
サフラマイシンA,B,C,D,Eを得る方法である。
本発明に用いるストレプトマイセス ラベンデユレ 煮
314株は京都の土壌より分離されたストレプトマイセ
ス属に属する菌で工業技術院微生物工業技術研究所に寄
託され、微生物受託番号3218号として登録されてい
る。ストレプトマイセス ラベンデユレ ▲314株の
気菌糸の形態、胞子表面構造の観察はISP(国際スト
レプトマイセス協力機構)の基準〔シヤーリング・アン
ド・ゴツトリーブ(Shirling.E.B.&D.
GOttlied;InternatiOnalJ−S
ys一TematicBacterlOl.l6,3l
3〜340,1966)〕による培地、即ち、イースト
スターチ塞天、無機塩・澱粉塞天およびマルトース加炭
素源利用能検索基礎培地(ゴツトリーブおよびプリダム
)のそれぞれ塞天平板に27℃1週間乃至2週間培養し
、遂日行つた。
また成熟した胞子着生菌糸、栄養菌糸その他の色調の決
定の記載には「デイスクリプデイプ カラー ネイム
デイクシヨナリ一(DescriptiveCOlOr
NameDictiOnary.)」゛(コンテイナ一
コーポレーシ′ヨン オブ アメリカ(COntai
nersCOrpOrat一10n0fAmerica
1950年出版)および「カラー ハーモニイ マニユ
アル(COlOrHarmOnyManual)」(1
958年 コンテイナ一 コーポレーシヨン オブ ア
メリカ社発行)に含まれるカラー チツプ ナンバー(
COlOrchipnum−Ber)に準拠して行つた
扁314株は、イースト・スターチ塞天平板においては
、直径約0.6〜1.0μの長い分岐を形成する波状に
くねつた気菌糸を進展し多数の円柱状の胞子を着生する
胞子の大きさは0.6〜1.0μ×0.8〜2.0μで
ある。
この形態はISPの基準によれば セクシヨンレクチフ
レキシビレス(SectiOnRectiflexib
i一1es)に属する。
しかし無機塩・澱分寒天平板やマルトース 加炭素源利
用能検索培地平板では、気菌糸はループ、不完全もしく
は、長く引き伸ばした1〜2回転のラセンを形成した。
したがつて煮314株は形態学的には、セクシヨン レ
チナクリアパーテイ一(SectiOnRetinac
nliaperti)に属すると決定された。電子顕微
鏡下でこれら培地上で着生した胞子の表面構造を研究し
た結果、この菌の胞子は平滑(スムーズ)な表面構造を
示すことが判明した漸314株は、このように気菌糸が
セクシヨンレチナクリアパーテイ一の形態を示し、成熟
した胞子を着生した気菌糸は各種の培地でバラ色からラ
ベンダ一の色調を呈し、また合成培地で時に青色乃至青
褐色の栄養菌糸を生じメラニン色素の生産性が陽性であ
る点などが主な特徴である。
そこで、ワツクスマン著「ジ アクチノミセーテス(S
,A.WaksmanTheActinOmycete
s)2巻」(ウイリアム ウイルキンス社1959年発
行)、′「(パージ一の分類書第8版(Bergeys
Deter一MinativeBacterilOgy
)」(ウイリアム ウイルキンス社1974年発行)の
ストレプトマイセス属を検索し、ストレプトマイセス
ラベンデユレに最も類似点が多いことが推察された。
また煮314株を通常の抗生物質生産培地に接種し、2
7℃で振盪培養すれば、培養時間18乃至72時間で大
腸菌に高い力価を有する培養淵養淵液が得られ、この淵
液をアルカリ性で活性炭処理、酸性アセトン溶出もしく
は弱陽イオン交換樹脂IRC−50による吸着、0.1
N塩酸脱着により抗大腸菌物質が抽出され、更にCG−
50によるクロマトグラフイ一によつて精製した有効物
質をライネツケ塩、ピクリン酸塩により結晶化すること
によつて、この物質がストレプトスライシンであること
が同定される。更に、本菌株の最終的同定のためストレ
プトスライシン生産菌であるストレプトマイセス ラベ
ンデユレ IFMlO3lおよびストレプトマイセス
ラベンデユレと同種と考えられるストレプトスライシン
を生産するストレプトマイセス ラセモクロモゲーネス
IFMlO3l株と培養諸性状ならびに生理学的に比較
検討した。
その成績を第1,2,3表に示した。即ち、黒314株
はL−アラビノースの利用能など一部に些細な相違はあ
るが、現在ストレプトマイセス菌種同定規準に使用され
る諸性状においてすべてストレプトマイセス ラベンデ
ユレに一致し、本菌株をストレプトマイセス ラベンデ
ユレと同定した。なおストレプトマイセス ラセモクロ
モゲーネスもストレプトスライシンを生産するが、この
性状比較からもストレプトマイセス ラベンデユレであ
ることは明らかである。本発明により得られるサフラマ
イシン複合体は前記公知のストレプトマイセス ラベン
デユレの菌の培養液中から未だ見い出されなかつたもの
である。
この発明によるサフラマイシン複合物の生産はストレプ
トマイセス ラベンデユレ 扁314株を培養すること
によつておこなわれる。
培養方法は原則的には、一般微生物の培養方法に準する
が通常は液体培地による深部培養法が有利である。培地
に用いられる培地は ストレプトマイセス属に属する煮
314株が利用する栄養源を含有する培地であればよい
。すなわち合成培地、半合成培地あるいは天然培地が用
いられ培地の組成としては、炭素源として、例えばグル
コース、マルトース、フルクトース、キシロース、澱粉
、グリセロースなどであり、窒素源としては肉工キズ、
ペプトン、グルテン・ミール、棉実油、大豆粉、コーン
スターチリカ一、乾燥酵母、酵母工キズ、硫酸アンモン
、塩化アンモン、尿素その他の有機または無機の窒素源
が用いられる。この他金属の炭酸塩や燐酸塩等が添加さ
れることがある。培養中発泡の著しい時は、シリコン、
大豆油等の植物油、ポリオキシアルキレン系、アデカノ
ール等の鉱物油の消泡剤を添加するとよい。培養温度は
27℃から30℃前後が適当であつて培養容量の増量に
従つて適宜前培養を行つて接種する。
本培養の培養時間は18〜24時間位である。以上述べ
た培養条件は使用生産菌株の特性に応じて、それぞれの
最適の条件を選択して適用される。
このようにして培養物中に著積された抗生物質は通常菌
体および培養液中に含有されるので遠心分離または済過
により菌体を集めた後菌体および淵液から有効物質の抽
出を行う。すなわち適当な溶媒に対する溶解性および溶
解度の差、溶液からの析出性および析出速度の差、種々
の吸着剤に対する吸着親和力の差、2種の液相間におけ
る分配の差などを利用する一般の天然物の製造に用いら
れる手段によつて分離、採取、精製される。これらの方
法は必要に応じて単独に用いられ、あるいは任意の順序
に組合わせ、また反復して適用できる。その例をあげる
と次のとおりである。培養終了後培養液を済過し、済液
と菌体に分ける。済液を10Nの水酸化ナトリウムでP
H8.Oに調整する。溶媒による抽出効率を良くする目
的で予め培養淵液を%〜%に濃縮しておいても良い。こ
の溶媒抽出操作で、煮314株によつて同時に生産され
る塩基性水溶性抗生物質ストレプトスライシンなどは淵
液に残留し、サフラマイシン複合体は溶媒層に抽出され
る。溶媒層に抽出される。溶媒層を減圧にして濃縮乾固
後、これを少量の酢酸エチルに溶解し、炭酸ナトリウム
の水溶液で溶媒層と振盪後、分液すれば酸性物質は水層
に転溶される。この溶媒層を1N塩酸で抽出し、この水
層を再びアンモニア水でPH8〜9とし、クロロホルム
で抽出する。この操作を数回繰り返し、溶媒層を減圧に
て濃縮乾固すれば、サフラマイシン複合体を含んだ粗塩
基成分が得られる。この粗塩基成分をシリカゲルのカラ
ムクロマトグラフイ一でベンゼン・酢酸エチル混液で展
開後、サフラマイシンAを主として含有するフラクシヨ
ンが得られる。このフラクシヨンをセフアデツクスLH
−20のカラムクロマトグラフイ一でメチルアルコール
を溶出液として用いることにより、サフラマイシンAが
黄色のシラツプとして得られ、冷エーテルで処理するこ
とにより黄色粉末として得られる。粗塩基成分の初回ク
ロマトグラフイ一のカラムを更に酢酸エチル・メチルア
ルコールの混液で抽出すれば、主としてサフラマイシン
B,C,D,Eを含有するフラクシヨンが得られ、この
フラクシヨンを濃縮乾固することによつて得られたサフ
ラマイシンB,C,D,E混合物を更にシリカゲルのク
ロマトグラフイ一およびメチルアルコールを溶出液とし
て用いたセフアデツクスLH−20カラムクロマトグラ
フイ一で精製することにより、サフラマイシンB,C,
D,Eは黄色粉末として得られる。
サフラマイシンB,C,Dはエーテルから、それぞれ橙
黄色プリズム状結晶、橙赤色針状結晶、黄色針状結晶と
して得られる。サフラマイシンEはアセトンから黄色粉
末として得られる。サフラマイシンA,B,C,D,E
は塩基性抗生物質であり、酸付加塩を形成することが可
能である。この種の塩の典型的なものは塩酸、硫酸、リ
ン酸、ステアリン酸、プロピすン酸、酒石酸、マレイン
酸などと共に形成した塩である。予期しうる如く、この
種の塩も遊離の抗生物質と同様の抗生作用を発揮するも
のである。但し通常はその力価および溶解特性に相違が
ある。次にサフラマイシンA,B,C,D,Eの理化学
的性状を示す。メチルアルコールλ . Nm(10g
ε): Mln 232( 3.86),330( 3.10)8 赤外
線吸収スペクトル(第5図)CHCl3 IRν CTn− 1: 3430,1720,max
1690,1660,16209 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3)(第6図)δ:
1.90(3H,S),1.98(3H,S),2.2
3(3H,S),2.28(3H,S)4.00(6H
,S),6.28(IH,bs)[相]溶解度易溶:低
級アルコール、クロロホルム、エステル、アセトン、ベ
ンゼン 難溶:ェチルエーテル 不溶:水、ノルマルヘキサン @ 呈色反応 ドラーゲンドルフ、マイヤー反応陽性 ニンヒドリン、エールリツヒ陰性 〔C〕 サフラマイシンC塩基の理化学的性状1 物質
の色、形状橙赤色針状結晶 2 融点 143〜160℃ 3 元素分析 C:61.61%,H:5.96%,N:7.39% 4 分子量(マススペクトル) 5実験式 C29H33N3O96 比旋光度 〔α〕〒= − 20゜( C = 1.0)メチルア
ルコール)7 紫外線吸収スペクトル(第T図) メチルアルコール UVλ Nm(130gε): Max 266.5( 4.32),368( 3.19)メチ
ルアルコールλ . Nm( 10gε): Mln 23O( 3.86),330( 3.16)8 赤外
線吸収スペクトル(第8図)CHCe3 IRν (V7l− 1:3400,1720,max
1685,1655,16159 核磁気共鳴スペクトル(CDCe3)(第9図)δ:
1.86(3H,S),2.00(3H,S),2.3
8(3H,S),2.44(3H,S),3.46(3
H,S),3.96(3H,S),6.60(IH,b
s)[相] 溶解度 易溶:低級アルコール、クロロホルム、エステル、アセ
トン、ベンゼン 難溶:エチルエーテル 不溶:水、ノルマルヘキサン Θ 呈色反応 ドラーゲンドルフ、マイヤー反応陽性 ニンヒドリン、エールリツヒ反応陰性 〔D〕 サフラマイシンD塩基の理化学的性状1 物質
の色、形状黄色針状結晶 2 融点 150〜154・C 3元素分析 C:60.48%,H:5.68%,N,7.59% 4 分子量(マススペクトル) 5実験式 C28H3lN3O9 6比旋光度 〔α〕〒=+141゜(C=1.0、メチルアルコール
)7 紫外線吸収スペクトル(第10図) メチルアルコール Uvλ Nm( 10gε): Max 243( 4.14),274( 4.24),369
( 3.75)メチルアルコール 1.nm(EOgε): Mln 23l( 4.08),253( 4.06),319
(3.30)8 赤外線吸収スペクトル(第11図) CHCe3 IRν CWL− 1:3560,3400,max1
720,1685,1660,16309核磁気共鳴ス
ペクトル(CDce,)(第12図)δ:1.91(3
H,S),2.17(3H,S),2.28(3H,S
),2.45(3H,S),3.97(3H,S),4
.06(3H,S)[相] 溶解度易溶:低級アルコー
ル、クロロホルム、ピリジン 難溶:エステル類、アセトン、エチルエーテル 不溶:水、ノルマルヘキサン @ 呈色反応 ドラーゲンドルフ反応陽性 〔E〕 サフラマイシンE塩基の理化学的性状1 物質
の色と形状黄色粉末 2 融点 146〜148℃ 3 元素分析 C:58.52%,H:5.89%,N:7.36% 4 分子量(トリアセチル体のマススペクトルより換算
)5実験式 C28H33N3O9゜H2O6 比旋光度 〔α〕〒= − 37.3゜( C = 0.53、メ
チルアルコール)7 紫外線吸収スペクトル(第13図
) メチルアルコール UVInm( 10gε): MaX 272( 4.10),363( 2.98)メチルア
ルコールλ . Nm(EOgε): Mln 24l( 3.84),340( 2.90)8 赤外
線吸収スペクトル(第14図)KBrI RJ/ CTn−1:3380,1720,maX16
85,1655,16209 核磁気共鳴スペクトル(d−5ピリジン)(第15図) δ:1.83(3H,S),2.17(3H,S),2
.30(3H,S),2.48(3H,S),3.82
(3H,S),3.95(3H,S),5.22(IH
,S)[相] 溶解度 易溶:低級アルコール、ピリジン 難溶:アセトン、エステル類、クロロホルム不溶:水、
ノルマルヘキサンo 呈色反応 ドラーゲンドルフ反応陽性 サフラマイシンA,B,C,D,Eの生物活性としては
抗菌作用、抗腫瘍作用を示し医薬として用いられるもの
である。
サフラマイシンA,B,C,D,Eの抗菌スペクトルを
第4表に示したが、主としてグラム陽性菌に抗菌作用を
示し、大部分のグラム陰性菌には殆んど抗菌力を示さな
い。マウス白血病Ll2lO培養細胞に対してサフラマ
イシンAは0.02μ9/ゴ,B,5μg/TfLf−
,C,D,E,2Opg/mlで細胞の増殖を完全に阻
害する。培地と培養条件・ 細菌は1%グルコース加普通寒天(ただし抗酸性菌は3
%グリセリン加普通寒天、ストレフトコッカス ヘモリ
チカスとブルセラ アボルタスは血液寒天培地)で37
℃,24時間又は48時間培養后に判定した。
真菌はサブロー・デキストロース寒天27℃,48時間
培養后に判定した。
ただし、トリコフイートン メンタグロフアイテスは7
2時間培養を行つた。サフラマイシンA,B,C,D,
Eは比較的毒性の少ない物質で18〜209のマウスに
、静脈内注射により、サフラマイシンAについてLD,
O=12ワ/KPl腹腔内投与によりLD5O=40η
/Kfの価が得られ、B,C,D,Eについては腹腔内
投与で250即/KP投与に耐過した。
サフラマイシンAをマウスのエールリツヒ腹水癌に腹腔
内投与で効果を試験した。サフラマイシンAは腹腔内4
0μg/マウス/日、1週間投与で全例のマウスが、2
0μg/マウス/日で60%のマウスが30日以上の延
命効果がみられた。検定培養経過ならびに抽出精製経過
の抗菌力は被検菌として、バシラス サブチリスPCI
2l9を使用する寒天平板デイスク法により試験する。
黒314株はストレプトスライシンも大量に生産するが
ストレプトスライシンの検定は大腸菌(F,)株を使用
する。溶媒に転溶される部分即ちサフラマイシン複合物
には大腸菌に対する活性がないからストレプトスライシ
ンが混在するか否かは、大腸菌に対する活性の有無で容
易に判断することができる。実施例 1 振盪フラスコ発酵 A種培養 ストレプトマイセス ラベンデユレF3l4株の凍結乾
燥したものを生理的食塩水で浮遊液とし、下記の組成を
有する寒天斜面に接種する。
これを27℃,1週間培養すれば旺盛に発育し、多量の
胞子を着生するので、これを種とする。B発酵段階 下記の培養基を500m1容量の振盪フラスコ(坂ロコ
ルベン)に100m1宛分注したもの100本に、上記
斜面寒天培養より、胞子をかきとり2白金耳宛無菌的に
接種する。
このフラスコを往復型振盪機により(125ストローク
、振幅8CT1L)27℃,40時間培養する。
培養終了後フラスコの内容物を集め、菌体を連続遠心沈
澱器で除去し、上澄み部分10eをPH8.Oに調節し
、%量のクロロホルムで3回抽出する。溶媒層を合併し
、淵紙淵過後、減圧にて濃縮乾固すれば濃褐色の固型分
2.8gが得られる。この固型物を50m1の酢酸エチ
ルに溶解し、次いで25m1の1N炭酸ナトリウムで振
盪抽出して酸性物質を除去した後、溶媒層を1N塩酸2
5m1で5回抽出する。酢酸エチル層は濃縮乾固して中
性粗抽出物220W1fを得る。水層を合併しアンモニ
ア水でPH8〜9にした後、等量のクロロホルムで5回
抽出する。溶媒層を合併後再び、減圧で乾固すればサフ
ラマイシン複合体を含む塩基性粗抽出物が、91即得ら
れる。中性粗抽出物220ワは69のシリカゲル(タル
ク社 70〜230メツシユ)を用いてカラムクロマト
グラフイ一を行ない、酢酸エチルリベンゼン(1:4)
で溶出すればサフラマイシンAを主として含有するフラ
クシヨン110W1fIが分離される。
これをセフアデツクスLH−20カラムクロマトグラフ
イ一をメチルアルコールを溶出液として用いて行なうと
サフラマイシンAの粗粉末187n9が得られる。塩基
性粗抽出物91mfは39のシリカゲル(タルク社 7
0〜230メツシユ)を用いたカラムクロマトグラフイ
一を行ない、酢酸エチルリベンゼン=(1:4),(1
:1)、酢酸エチル、5%メチルアルコール含有酢酸エ
チルで順次展開すればサフラマイシンA,D,C,B,
Eの順序で溶出される。
各々のフラクシヨンはセフアデツクスLH−20カラム
クロマトグラフイ一をメチルアルコールを溶出液として
用い行なうと大部分夾雑物が除かれる。サフラマイシン
Aのフラクシヨンは前記のサフラマイシンA粗粉末と合
併し、さらにシリカゲル(タルク社 230メツシユ)
を用いてくり返しカラムクロマトグラフイ一を行なうこ
とによつてサフラマイシンAの純粋な粉末11ワを得た
。サフラマイシンB,C,Dを含有する各々のフラクシ
ヨンは同様にシリカゲル(タルク社 230メツシユ)
を用いてカラムクロマトグラフイ一をくり返し行なうこ
とにより、サフラマイシンB,C,Dの粗粉末をそれぞ
れ41m(I,l8即,6巧を得、それぞれ冷エーテル
より再結晶し結晶状のサフラマイシンB,C,Dをそれ
ぞれ21即,8m7,3即を得た。サフラマイシンEを
含むフラクシヨンは、さらにセフアデツクスLH−20
カラムクロマトグラフイ一をくり返した後にシリカゲル
(タルク社 230メツシユ)を用いてカラムクロマト
グラフイ一をくり返し行なうことにより、粗粉末のサフ
ラマイシンEを18m7得た。さらにアセトンより再結
晶して純粋なサフラマイシンEの粉末を3m(i得た。
実施例 2ジヤーフアーメンタ一発酵 A実施例1と同一の方法により、接種菌の作製段階を実
施し、振盪培養段階、24時間のものを種培養とする。
B発酵段階 202容量のジヤーフアーメンタ一4基に夫夫15eの
培養液を仕込み常法に従つて高圧滅菌する。
培養液の組成は次の如くである。発酵条件は下記の如く
で、 させる。
8時間発酵を進行 無菌空気の流量、培養液の1溶/11t′n消泡剤(シ
リコンKM72、信越化学)は必要に応じて添加される
上記の時間経過後に生産されるサフラマイシン複合物の
力価は最大に達しこれ以後は急速に減少する。
発酵混合物のPHは6.0以下に下降後再び上昇し、6
.8附近となる。菌体量は急速に増加し、グルコースは
この時略々消費されつくす。サフラマイシンは最高値で
バシラス サブチリス PC2l9を被検菌とする稀釈
検定で512稀釈単位同じく寒天平板拡散法によつてバ
シラス サブチリス PCI2l9に対し40?前後の
阻止円を示す。ストレプトスライシンの生産は非常に遅
れて得られて、30時間前後で最高値に達するジヤーフ
アーメンタ一発酵によつて得られプールした培養(約2
40e)を連続遠心沈澱器により菌体を除去し、コント
ロ濃縮装置(瞬間減圧濃縮装置)で%に濃縮する。この
淵液を1N水酸化ナトリウム溶液でPH8.Oに調節す
る。
PHを調節した後培養液を等量のメチレンジクロライド
との1時間宛攪拌抽出を3回繰り返した後溶媒層を分液
、合併し、減圧で濃縮乾固すれば粗サフラマイシン複合
体16.4gを得る。これをメチルアルコール−n−ヘ
キサンによる分配抽出を3回くり返しメチルアルコール
層を合併し、減圧で濃縮乾固する。さらにこれをベンゼ
ン200m1に溶解した後、100m1の1N炭酸ナト
リウムで2回十分振盪洗浄する。このように洗浄したベ
ンゼン層を60m1の1N塩酸で5回振盪し、塩基性物
質を転溶した後塩酸層を合併し再びアンモニア水でPH
8〜9とし、等量のクロロホルムで5回抽出し溶媒層を
分取、減圧にて乾固する。このようにして粗塩基性抽出
物2.79を得た。ベンゼン層は別に濃縮乾固して中性
粗抽出物2.7gを得た。このような操作で4基のジヤ
ーフアーメンタ一発酵によつて得られる粗物質の量は約
0.2〜1.5gの間を変化するが4基ジヤーフアーメ
ンタ一発酵を20回くり返し、全量12002発酵液か
ら得られた中性粗抽出物12.49および塩基性粗抽出
物12,69よりのサフラマイシンA,B,C,D,E
の精製単離例を次に示す。中性粗抽出物12.49は、
120f1のシリカゲル(タルク社 70〜230メツ
シユ)を用いてカラムクロマトグラフイ一を行ない、酢
酸エチルリベンゼン(1:4)で溶出するとサフラマイ
シンAを含むフラクシヨン1.2f1が得られる。
さらにセフアデツクスLH−20カラムクロマトグラフ
イ一をメチルアルコールを溶出液として用いて行なうと
サフラマイシンAの粗粉末2201!!fが得られる。
塩基性粗抽出物12.69は1309のシリカゲル(タ
ルク社 70〜230メツシユ)を用いてカラムクロマ
トグラフイ一を酢酸エチルリベンゼン(1:1)を溶出
液として行なうと大部分の夾雑物がカラムに吸着される
サフラマイシン複合体を含む溶出液はさらにセフアデツ
クスLH−20のカラムクロマトグラフイ一により大部
分の夾雑物が除かれ、サフラマイシン複合体を含むフラ
クシヨン6.39が得られる。これをシリカゲル(タル
ク社 70〜230メツシユ)180f!を用いてカラ
ムクロマトグラフイ一を行ない、酢酸エチルリベンゼン
(1:4),(1:1)、酢酸エチル、5(F6メチル
アルコール含有酢酸エチルで順次展開すれば、サフラマ
イシンA,D,C,B,Eの順序で溶出される。各々の
フラクシヨンはセフアデツクスLH−20カラムクロマ
トグラフイ一をメチルアルコールを溶出液として用いて
行なうことにより大部分の夾雑物を除くとサフラマイシ
ンAのフラクシヨンは52Tnf得られ、前記のサフラ
マイシンA粗粉末2201!9と合併し、シリカゲル(
タルク社 230メツシユ)を用いてカラムクロマトグ
ラフイ一をくり返すことにより、サフラマイシンAの粗
粉末142711fが得られ、冷エーテルから再結晶し
、純粋なサフラマイシンA72ワが得られた。サフラマ
イシンB,C,D,Eを含む各々のフラクシヨンはそれ
ぞれシリカゲル(タルク社 230メツシユ)カラムク
ロマトグラフイ一およびセフアデツクスLH−20カラ
ムクロマトグラフイ一を同様にくり返すことにより、サ
フラマイシンB59O77?11サフラマイシンC6O
TflfilサフラマイシンD297llflサフラマ
イシンE29ワを粗粉末として得た。さらにそれぞれ冷
エーテルから再結晶し、サフラマイシンB4llワ、サ
フラマイシンC3277?、サフラマイシンDl2T!
1fを得た。またアセトンから再結晶してサフラマイシ
ンEの純粋な粉末9Wiを得た。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明で得られるサフラマイシンA,B,C
,D,Eの紫外部吸収スペクトル、赤外部吸収スペクト
ルおよび核磁気共鳴スペクトルを示したものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記の式を有する抗生物質サフラマイシンA、B、
    C、DおよびE並びにその酸付加塩。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、 サフラマイシンAはR^1がシアノ基、R^2およびR
    ^3が共に水素原子を示し、サフラマイシンBはR^1
    、R^2およびR^3が共に水素原子を示し、サフラマ
    イシンCはR^1およびR^2が共に水素原子、R^3
    がメトキシ基を示し、サフラマイシンDはR^1が水素
    原子、R^2およびR^3が一緒になつて酸素原子を示
    し、サフラマイシンEはR^1およびR^2が共に水素
    原子、R^3が水酸基を示す。 2 ストレプトマイセス属に属するサフラマイシンA、
    B、C、DおよびE生産菌を培養し、培養物から抗生物
    質サフラマイシン複合体を採取するごとを特徴とする抗
    生物質サフラマイシン複合体およびその酸付加塩の製造
    法。 3 ストレプトマイセス属に属するサフラマイシンA、
    B、C、DおよびE生産菌を培養し、培養物から抗生物
    質サフラマイシン複合体を採取し、次いで抗生物質サフ
    ラマイシン複合体をサフラマイシンA、B、C、D、E
    に分離することを特徴とするサフラマイシンA、B、C
    、D、Eおよびそれらの酸付加塩の製造法。
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