JPS62270527A - 4181−2物質及びその誘導体を有効成分とする抗腫瘍剤 - Google Patents

4181−2物質及びその誘導体を有効成分とする抗腫瘍剤

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JPS62270527A
JPS62270527A JP11332486A JP11332486A JPS62270527A JP S62270527 A JPS62270527 A JP S62270527A JP 11332486 A JP11332486 A JP 11332486A JP 11332486 A JP11332486 A JP 11332486A JP S62270527 A JPS62270527 A JP S62270527A
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Yuji Yamada
山田 雄次
Ichiro Yamawaki
一郎 山脇
Toshio Otani
大谷 敏夫
Yoshinori Minami
南 慶典
Hitoshi Saito
等 斉藤
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、新規抗腫瘍剤に関する。
従米■辣詣 微生物が産生ずる物質については多数の化合物が単離さ
れ、医薬品として開発されている。しかし、後記する本
発明で有効成分とする化合物はもちろん当該化合物の基
本骨格を有する化合物についても、これまで抗腫瘍作用
を有することは知られていない。
発明の開示 本発明は、後記一般式(I>で表わされる化合物を有効
成分とする抗腫瘍剤に係る。
本発明者らは、種々の微生物が産生ずる物質の抗腫瘍活
性について研究を進めていたところ、ス]・レプトミセ
ス属に属するある種の微生物を培養して得られる物質お
よびその物質に化学修飾を加えた化合物に、優れた抗腫
瘍作用を見い出し、本発明を完成するに至った。
本発明抗腫瘍剤の有効成分は、下記一般式(1,)で表
わされる。
(I> (式中、R1及びR2は同−又は相異なって水素原子、
アルキル基又はアシル基を示す。)一般式(I>で示さ
れる化合物において、R1及びR2で定義されるアルキ
ル基としては、炭素数1〜5の直鎖状もしくは分校状の
アルキル基、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプ
ロピル、t−アミル基等を例示することができる。また
アシル基としては、炭素数2〜5の例えばアセデル基、
プロピオニル基、ブチリル基、バレリル基等を挙げるこ
とができる。
次に、前記一般式(工)で表わされる化合物の製造方法
について説明する。
一般式(I>で示される化合物のうち、置換基R1及び
R2が共に水素原子で置換された化合物(以下418’
l−2物質と称する。)は、微生物の培養により得るこ
とができる。すなわち、4181−2物質の生産能力を
右する菌株(以下4、 ’I 81−2物質生産菌と称
する。)を適当な条件下で培養することによって、菌体
または培養液から採取することができる。
更に、本発明有効成分のアシル誘導体又はアルキル誘導
体は、4181−2物質を原料として通常用いられるア
シル化反応またはアルキル化反応により合成することが
できる。例えば有機溶媒の存在下又は非存在下、アンモ
ニア或いはピリジン、[・リエチルアミン等の有機塩基
類、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の金属水酸化
物、炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム等の無機塩類、
酸化銀等の金属酸化物等の無機塩基の存在下、または非
存在下に4181−2物質とアシルハライドまたはアル
コールとのエステル体を反応させることにより、アシル
誘導体を得ることができる。また、アルキルハライド、
アルキルエステルを同様の条件で反応させることにより
アルキル誘導体を得ることができる。
有機溶媒としては、ヘキサジ等の炭化水素類、クロロホ
ルム等のハロゲン系炭化水素類、エチルエーテル、ジオ
キサン等のエーテル類、アセトン等のケトン類、ベンゼ
ン、トルエン等の芳香族炭化水素類、ニトロメタン、ジ
メチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等の非プロ
トン性極性溶媒を単独であるいは、複数混合して使用す
ることができる。また上記塩基類は必要に応じ溶媒とし
ても使用できる。
4181−2物質の製造に用いる菌株としては、418
1−2物質を生産できる菌株であれば、どのような菌株
でも良いが、−例として本発明者らが分離したストレゾ
1〜ミセス属に属する4181菌株が挙げられる。この
4181−菌株は、本発明者らが中華人民共和国四用省
峨媚山(ウーメイシャン)の土壌から新たに分離したス
トレプトミセス属に属する菌株であり、通商産業省工業
技術院微生物工業技術研究所に受託番号[微工研条奇第
1010号J (FFRM  BP−10’IO>とし
て寄託されている。この菌株の菌学的性質は次の通りで
ある。
菌学的諸性質 (a)形態 胞子形成菌糸の分校法:単純分枝。
胞子形成の形態:直状(胞子の形は円筒状)。
胞子の数:10胞子以上。
胞子の表面構造:平滑。
胞子の大きさ二〇、8〜1.OX1.1〜1.5ミクロ
ン。
鞭毛胞子の有無:無。
胞子のうの有無:無。
胞子柄の着生位置:気菌糸。
菌核形成性の有無:無。
(b)各種培地における生育状態を第1表に示す。
(c)生理的諸性質 1)生育温度範囲:26〜30℃の温度範囲で良好に生
育する。401上の温度範 囲では生育しない。
2)ゼラチンの液化(グルコース・ペプトンゼラチン培
地):陽性(3週間以上)。
3)ミルクの凝固:陰性。
ミルクのペプトン化:陽性。
4)メラミン様色素の生成:チロシン寒天(ISP−7
培地)及びペプトン・酵 母エキス・鉄寒天培(ISP−7培地)培地上で陰性。
5)硫化水素の産生:陰性。
6)スターチの加水分解(スターチ寒天培地):陽性。
7)硝酸塩の還元;陰性。
8)セルロースの分解性:陽性。
(d)炭素厚の利用性(ブリードハム・ゴ]・リーブ寒
天培地、l5P−9培地) 1−−アラビノース、D−キシロース、D−グルコース
、D−7ラクトース、イノシトール、1−−ラムノース
、ラフィノース、D−マンニトール、シュークロース、
スターチ、D−マンノース、マル]〜−ス、D−ソルビ
トール、セルロース、イヌリンのいずれの炭素源をも良
く利用して生育する。
(e)菌体組成 ベラカー(Becker )らの方法[アプライ・マイ
クロバイオロジー(Appl、Microbiol、 
 )、12.421〜423 (1964)]により分
析した結果、L L−型のジアミノピメリン酸及び少量
のグリシンが検出された。
以上の菌学的性質から本4181菌株は基中菌糸より多
数の胞子の連鎖を有する気菌糸を形成し、ジアミノピメ
リン酸がLL−型であり、鞭毛胞子や胞子のうを形成し
ない性質を有することより、スj・レプトミセス属に属
する菌株であることは明らかである。よって本菌株をス
トレプトミセススピーシーズ4 1 8 1 (str
eptomyces species。
1、 1 8 1 >と称することとした。
本発明の4181−2物質を例えば上記のようなストレ
プトミセス属に属するス]・レプトミセス・スピーシー
ズ4 1 8 1 ( streptomyces s
pecies。
4、 1 8 1 ”)又はその各種変異株を適当な培
地に培養することによって製造する場合について説明す
る。
培養方法は原則的には一般微生物の培養方法に準するが
、通常は液体培養による撮盪培養法、通気撹拌培養法な
どの好気的条件下で行なうのが良い。培養に用いられる
培地としては、ストレゾ1〜ミセス属に属する4181
−2物質生産菌が利用できる栄養源を含有する培地であ
ればよい。
すなわち、合成培地、半合成培地あるいは天然培地を用
いることができる。培地の組成は炭素源としてグルコー
ス、シュークロース、フラグt− −ス、グリセリン、
デキストリン、澱粉、糖蜜、コーン・ステイープ・リカ
ー、有機酸等が単独又は組合せで用いられる。窒素源と
してはファーマメディア、ペプトン、肉エキス、酵母エ
キス、大豆粉、カビイン、アミノ酸、尿素等の有機窒素
源、硝酸すl・リウム、硫酸アンモニウム等の無機窒素
源が単独又は組合せで用いられる。ナ]〜リウム塩、カ
リウム塩、マグネシウム塩、リン酸塩、その仙の重金属
塩等も必要に応じて添加される。
また、培養中発泡の著しい時は、例えば大豆油、亜麻仁
油等の植物油、オクタデカノール、テトラデカノール、
ヘプタデカノール等の高級アルコール類、各種シリコン
化合物等の消泡剤を適宜添加してもよい。
培地のl)Hは、やや酸性ないし中性付近で培養を行な
うのが好ましい。培養温度は418”l−2物質生産菌
が通常20〜37°C程度の温度下で生育するので、通
常20〜37°C1特に好ましくは27〜30℃付近に
保つのが良い。培養時間は液体培養の場合、2〜5日間
程度を行なうと4181−2物質が生成蓄積される。
以上述べた培養条件から使用生産菌株の種類や特性、外
部の条件などに応じてそれぞれの最適条件を適宜選択、
調節して適用することができる。
この培養により生産された4181−2物質を単離する
には発酵生産物を採取する一般的な方法に準じて行なう
ことができる。例えば溶媒抽出、液体交換、あるいは結
晶化等の各種手段を単独または任意の順序に組合せて用
いることができる。
詳しくは、培養して得られた培養物中に蓄積された4.
 1 8 1−2物質は培養炉液と菌体に含有されるの
で、遠心分離又は濾過等の手段で培養炉液と菌体に分離
した後、得られた菌体についてはアセ1ヘン、メタノー
ルなどの溶媒にて目的物質を抽出する。又得られた=1
. 1 8 1−2物質を含む培養炉液については、水
と混合しない酢酸エチル、クロロホルム、ブタノール等
の溶媒を用いて4181−2物質を有機溶媒層に転溶さ
せ、得られた溶媒層に芒硝を加え、脱水後、溶媒を減圧
下で留去すれば4181−2物質を含む粗抽出物を得る
ことができる。必要があれば、塩酸又は硫酸にてp I
−1を調節したり、又工業用食塩等を加えることにより
抽出効率を高くしたり、■マルジョン防止などの方法を
講じることができる。
更に精製するためには通常の脂溶性低分子物質の精製手
段を適用できる。すなわちシリカゲル、アルミナ、マク
ロポーラス非イオン系吸着樹脂等の吸着剤による種々の
吸着クロマトグラフィーが使用できるが、溶出溶媒クロ
ロホルム/メタノールの混合溶媒系を用いるシリカゲル
クロマトグラフィーが最も有効に利用できる。又、更に
精製を必要とする場合には上記のクロマトグラフィーを
くり返すか、あるいはクロロホルルム、メタノ−ル、ア
セ]・ン等の溶媒を用いる再結晶等の手段を適宜くみあ
わせて行なうことにより高純度の4181−2物質を単
離、精製することができる。
本発明の4181−2物質及びその誘導体を有効成分と
する抗腫瘍剤は、ヒト及び動物用抗腫瘍剤たる医薬とし
て、治療目的に応じて各種の投与形態を採用できる。該
形態としては、例えば経口剤、注射剤、単剤等のいずれ
でも良く、之等投与形態は、夫々当業者に公知慣用の製
剤方法により製造できる。経口用固型製剤を調製する場
合は、本発明有効成分に賦形剤、必要に応じて結合剤、
崩壊剤、滑沢剤、着色剤、矯味剤、矯臭剤等を加えた後
、常法により錠剤、被覆錠剤、顆粒剤、散剤、カプセル
剤等を製造することができる。注射剤を調製する場合は
、本発明有効成分にpH調整剤、緩衝剤、安定化剤、等
張化剤、局所麻酔剤等を添加し、常法により皮下、筋肉
内、静脈内用注射剤を製造することができる。単剤を調
製する場合には、本発明有効成分に基材、更に必要に応
じて界面活性剤等を加えた後、常法により単剤を製造す
ることができる。
錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤を製造する際に用いら
れる賦形剤としては、例えば乳糖、蔗糖、デンプン、タ
ルク、ステアリン酸マグネシウム、結晶セルロース、メ
チルセルロース、カルボキシメチルセルロース、グリセ
リン、アルギン酸ナトリウム、アラビアゴム等が、結合
剤としてはポリビニルアルコール、ポリビニルエーテル
、エチルセルロース、アラビアゴム、シェラツク、白糖
等が、滑沢剤としてはステアリン酸マグネシウム、タル
ク等が、その他、着色剤、崩壊剤等は通常公知のものを
用いることができる。尚錠剤は周知の方法によりコーテ
ィングしても良い。
単剤を製造する際の基材としては、例えばカカオ脂、ポ
リエチレングリコール、ラノリン、脂肪酸トリグリセラ
イド、ライテップゾル(登録商標ダイナマイトノーベル
社)等の油脂性基材を用いることができる。
上記の各投与単位形態中に配合されるべき本発明有効成
分の量はこれを適用すべき患者の症状ににり或いはその
剤型等により一定ではないが、一般に投与単位形態当り
経口剤では0.04〜71my、注射剤では0.004
〜2mg、単剤では0.04〜=1 jngとするのが
望ましい。又、上記投与形態を有する薬剤の1日当りの
投与量も症状等に応じ一概に決定できないが、通常的0
.004〜12mgとするのが好ましい。
次に本発明の有効成分の製造例を示ず。
精製工程中の有効物質の確認は、4. ”l 8 ’1
−2物質により増殖抑制作用のみられるスタフィロコッ
カス・アウレウス 209 P (5tapHvlOc
occusaureus  209P) 、ザルシナ・
ルティアATCC9341(Salctna 1ute
a  ATCC934、1)等の微生物を用いたバイオ
アッセイ= 17− 法及びバイオ・オートグラフ法、又はヒト鼻咽腔癌由来
の株化培養細胞(KB細胞)に対する殺細胞効果を調べ
ることにより行なった。
製造例 1 4、181−2物質[化合物(1)]の製造グルコース
0.1%、ポリペプトン0.1%、肉エキス0.3%、
酵母エキス0.5%、溶性デンプン2.4%、炭酸カル
シウム0.2%よりなる培地(1)H7,O>100m
12を500n12の三角フラスコに分注、滅菌後、ス
トレプ]〜ミセス・ス= 18− ビーシーズ4181株(微工研条奇第1010号)を−
白金耳間接種し、27°Cで18時間回転振盪培養した
(毎分、180回転、振幅10rm)。次にグリセロー
ル4.0%、ファーマメディア1.0%、塩化す(・リ
ウム0.2%、硫酸マグネシウム0.2%、炭酸カルシ
ウム0.2%よりなる培地(pH7,0>を500mQ
の三角フラスコに100mQずつ分注し、滅菌後、上記
の種菌を5%の割合で加え、27°C196時間回転振
盪培養した。培養終了後、培養液(7,4Lpl−17
,4)を採取し、遠心、濾過後、菌体をメタノール(約
19)で3回連続仙用した。得られた抽出液は減圧下で
留去後、酢酸エチル(0,39)で3回撹拌抽出した。
又培養液については希塩酸でpH3に調整し、酢酸エチ
ル(0,i)で3回撹拌抽出した。先の国体の抽出区分
とこの酢酸エチル抽出区分とを合せ、水で洗浄し、無水
硫酸すトリウムで乾燥後、減圧濃縮して褐色の油状物質
(6,42g>を得た。この油状物質を酢酸エチル(0
,39)に溶解後、n−ヘキサン(0,5Q)を、添加
して得られた沈澱物を乾固して4181−2物質を含む
赤褐色の粗粉末(801mg>を得た。
この粉末をクロロホルム(約10mQ)に溶解しシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(メルク社製、キーゼル
ゲル、5.9X19cm)に吸着させ、クロロホルム(
1,l)で洗浄後、次いでクロロホルム:メタノール で溶出した、クロロホルム:メタノール溶出区分の41
81−2物質を含む活性画分を集め、溶媒を留去後、夕
日ロホルムーアセトンより再結晶し、乾固して赤橙色粉
末(83m!j)を得た。
融点 >260’C(分解)。
’lー1ーNMRスペクトルを第1図に示す。紫外吸収
スペクトルを第2図に示す。赤外吸収スペクトルを第3
図に示す。
製造例 2 化合物(II)の合成 (II) 4181−2物質29Q?、りnロホルム15m(2、
ピリジン15mGの溶液に水冷下無水酢酸7.5m(!
を滴下した。滴下後室温で一夜撹拌した。反応液を濃縮
し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(メ゛
ルク社製、キーゼルゲル、5.9×19cm)に付し、
クロロホルム−メタノール(50 : 1 ’)で溶出
し、溶出液を濃縮乾固して上記ジアセチル誘導体28m
F!(収率83%)を得た。
融点 208〜212°C(分解)。
’l−INMRスペクトルを第4図に示す。
製造例 3 化合物(III)の合成 (III) 418’L−2物質(I)100msをりoロホルムー
メタノール(10:1)の混合溶媒100mQに溶解し
、酸化銀45.2#Igついでメチルアイオダイド27
.6#ljFを加え室温で一夜撹拌した。
反応液を濾過し、ろ液を濃縮後、シリカゲルカラムク目
マ[・グラフィー(メルり社製、キーゼルゲル、5.9
x19ra>に付し、クロロホルムで溶出し、溶出液を
濃縮乾固して上記メチルエーテル体20m1<収率19
.5%)を得た。
融点 >300℃(分解)。+ H−NMRスペクトル
を第5図に示す。
製造例 4 化合物(IV ’)の合成 (IV) 製造例3で(qだメチルエーテル化合物4.0mg、ク
ロロホルム2On+Lピリジン20mQの溶液に氷冷下
無水酢W110m(2を滴下した。滴下後製造例2と同
様に操作して、上記モノアセチル体35my(収率81
.6%)を得た。
融点 220〜225℃(分解)。
’ H−NMRスペクトルを第6図に示す。
〈薬理試験〉 次に本発明抗腫瘍剤の抗腫瘍効果及び毒性の薬理試験結
果を示す。
(a)抗腫瘍活性試験 試験動物としてBALB/CとDBA/2の交配第一マ
ウス(BDF/マウス)を用い、DBA/2マウス由来
の白血病P388細胞の106個の腹腔内移植をした。
0.2%ツイーン80の生理食塩水溶液に懸濁させた化
合物(I)〜(IV)3 mg / Kyを一群6匹の
マウスに翌日−同腹腔内投与し、平均生存日数を求め、
これらを無処置対照 24一 群と比較して下式に従い、延命増加率(%)を算出した
。結果を第2表に示す。
第   2   表 マウス白血病に対する延命効果 = 25− (b)急性毒性試験 ddY系雄性マウス(体重25g)を使用し、化合物(
I) 〜(IV)を0.2%ツイーン80(D生理食塩
水溶液に5i!!濁し、腹腔内投与により、50%致死
泄105 o  (IrIg/KFI)をアップタウン
法により求めた。結果を下記第3表に示す。
第   3   表 jス下、本発明化合物を用いた製剤例を挙げる。
製剤例 1 錠剤 化合物(I)            4mg乳糖  
            43mgトウモロコシデンプ
ン      50m5結晶セルロース       
  50m1ヒドロキシプロピルセルロース  15m
3タルク               2m3ステア
リン酸マグネシウム     2m9エチルセルロース
        30111g脂肪酸グリセリンエステ
ル     2myJヒチタン           
  2mFJ1錠当り         2007F1
g上記配合割合で錠剤を調製した。
製剤例 2 顆粒剤 化合物(IT)              2mgマ
ンニトール          738myトウモロコ
シデンプン      100mg結晶セルロース  
       100ffiffヒドロキシプロピルセ
ルロース   50mgタルク           
    1omi1包当り         1000
mg」−記配合割合で顆粒剤を調製した。
製剤例 3 細粒剤 化合物(III )             4. 
msマンニトール          716mg1〜
ウモ日コシデンプン      100mg結晶セルロ
ース         100mgヒドロキシプロピル
セルロース   70mgタルク          
     10mぴ1包中11000In 上記配合割合で細粒剤を調製した。
製剤例 4 カプセル剤 化合物(IV)             1■乳糖 
             99myトウモロコシデン
プン      97my結晶セルロース      
   50mぴタルク               
2mgステアリン酸マグネシウム     11rG1
カプセル当り      250mg上記配合割合でカ
プセル剤を調製した。
製剤例 5 注射剤 化合物(I>           0.04.mfi
注射 蒸留             適量1管中  
           2mQ上記配合割合で注射剤を
調製した。
製剤例 6 単剤 化合物(II )              1 m
gウイテツプゾールW−351499#Ig1個当り 
         1500#Ig上記配合割合で単剤
を調製した。
【図面の簡単な説明】
第1図に、4181−2物質(化合物(■))のDMS
O−d6中で測定した’1」−NMRスペク(〜ルの結
果を、第2図に紫外吸収スペクトルの結果を、第3図に
赤外吸収スペクトルの結果をそれぞれ示ず。また、第4
図に化合物(n)を、第5図に化合物(III)を、第
6図に化合物(IV)をそれぞれ重クロロホルム中で測
定した’l−!−NMRスペクトルの結果を示す。 く以 上)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1及びR_2は同一又は相異なつて水素原
    子、アルキル基又はアシル基を示す。)で表わされる4
    181−2物質及びその誘導体を有効成分とする抗腫瘍
    剤。 [2]R_1、R_2が共に水素原子である特許請求の
    範囲第1項記載の抗腫瘍剤。
JP11332486A 1986-05-16 1986-05-16 4181−2物質及びその誘導体を有効成分とする抗腫瘍剤 Granted JPS62270527A (ja)

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