JPS5937715Y2 - 圧力計 - Google Patents

圧力計

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Publication number
JPS5937715Y2
JPS5937715Y2 JP703379U JP703379U JPS5937715Y2 JP S5937715 Y2 JPS5937715 Y2 JP S5937715Y2 JP 703379 U JP703379 U JP 703379U JP 703379 U JP703379 U JP 703379U JP S5937715 Y2 JPS5937715 Y2 JP S5937715Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibrator
pressure
pressure gauge
thin
walled
Prior art date
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Expired
Application number
JP703379U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55105143U (ja
Inventor
恭一 池田
元善 安藤
Original Assignee
横河電機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 横河電機株式会社 filed Critical 横河電機株式会社
Priority to JP703379U priority Critical patent/JPS5937715Y2/ja
Publication of JPS55105143U publication Critical patent/JPS55105143U/ja
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Publication of JPS5937715Y2 publication Critical patent/JPS5937715Y2/ja
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  • Measuring Fluid Pressure (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、圧力(差圧を含む)を直接又は力に変換して
振動子に与え、この振動子の固有振動数から圧力を測定
するような構成の圧力計に関するものである。
従来のこの種の圧力計として第1図に示すものがある。
この圧力計は、円筒容器でなる振動子Aを、励振用コ1
ルCおよび検出用コイルDを利用して、振動させるもの
である。
このときの振動子Aの振動数は、振動子Aの内側と外側
の圧力差に対応した大きさとなる。
この従来装置においては、励振コイルC1検出コイルD
を支えているボディBに振動エネルギーの一部が吸収さ
れたり、外部振動が流入したりして、振動子Aの見かげ
上のQが低下している。
これは、振動り腹の部分を加振しているためで、たとえ
ば円筒振動子Aからの反力はボディBに伝わり、固定部
より外部にエネルギーが流出してしまう。
また、駆動コイルCに流れる電流の振幅や検出コイルD
に流れているバイアス電流の変化によって、振動子Aの
固有振動数がかkり変化するという問題がある。
さらに、振動子Aの材質として非磁性の高耐食材料を用
いることができないという問題もある。
本考案の目的は、上記各問題を解決し、Qが高く高精度
の圧力測定が可能な圧力計を提供することにある。
以下図面を用いて本考案を詳細に説明する。
第2図は本考案に係る圧力計の一実施例を示す平面図、
第3図は第2図のXX′断面図である。
この第2図および第3図において、1は段部11を有す
る段付容器からなる振動子である。
この振動子1には中心軸にそってあげられた穴12によ
って、薄肉パイプ部13および厚肉パイプ部14が形成
されている。
厚肉バイブ部14外周部の段部11側には平面15,1
6が設けられ、この平面15,16によって薄肉部分1
7.18が形成される。
したがって、厚内パイプ部14の薄肉部分17.18側
に、薄肉パイプ部13が配置されることにkる。
2,3は、それぞれ振動子1の平面15,16(薄肉部
分17.18)に取付けられた励振用圧電素子、検出用
圧電素子である。
4はポティ、6は振動子1とボディ4とを結合するボル
トである。
ボディ4には、振動子1内に通ずる圧力導入口41が設
けられている。
この実施例においては、圧力導入口41から振動子1内
に測定すべき圧力を導く。
そして、振動子1がその固有振動数で振動するように、
励振用検出用の各圧電素子2,3が発振回路(図示せず
)に接続される。
このとき、振動子1の振動数fは次式を満足する。
ただし、 α:定数 Po:振動子1外部の圧力 Pi:振動子1内部の圧力 fo : P 1=Poにおける振動子1の固有振動数
したがって、foおよびαをあらかじめ求めておくこと
により、振動数fから圧力(Pi−Po)求めることが
できる。
振動子1外部を真空に保てば圧力(Pi−Po)は絶対
圧となる。
第4図は本考案に係る圧力計の他の実施例を示す断面図
である(第2図および第3図と同一部分には同一符号を
付して説明を省略する)。
この実施例と第2図および第3図の実施例との相違は、
振動子1の外側に、密刺室を作るためのキャップ7を振
動子1の厚肉パイプ部14に溶接するとともに、圧電素
子2,3との電気的接続を、厚内パイプ部14に接着固
定されたノ・−メチツクシート部を介して行うように構
成した点にある。
このように構成すれば、圧力Poとして種々の1直を与
えることができる。
上記の各実施例では、外周部に平面15,16を設げて
いるので、圧電素子の接着が容易である。
また平面15t16を設げることにより、厚肉パイプ部
に部分的に薄肉部を形成している。
厚内パイプは剛性が高いため歪みが伝わりにくいが、平
面15.16によって形成された薄肉部分17゜18は
柔らかいので歪みが伝わりやすい。
この結果、励振・検出が容易となり、挿入損失も小さく
することができる。
第3図の点線は振動子1の振動パターンを示している。
Eは振動の腹、F、Gは振動の節となる部分である。
励振用圧電素子2は振動の節の部分Gを励振しているの
で、振動の腹の部分を励振する従来の方法に比べ、エネ
ルギーが逃げにくくなり、その結果Qが高くなる。
(参考;水弁・近野「電子回路素子としての電気・機械
振動子とその応用」コロナ社) また電磁力で駆動するものでないから、バイアス磁界の
変動による問題が生じない。
さらに、振動子1の材質はどんなものでもよく、非磁性
の高耐食材料も使用できる。
なお、圧電素子を駆動素子、振動検出素子として用いた
場合を示したが、他の素子(手段)であっても良い。
特に振動検出に関しては、たとえば、振動の腹の部分の
変化を静電容量変化を利用して検出するようにしても良
い。
、また、駆動素子、振動検出素子を各々1個用いた例を
示したが、複数個用いて、振動子1に複数の振動モード
が混合した振動を生じさせるように構成することも可能
である。
以上説明したように、′本考案によれば、Qが高く高精
度の圧力測定が可能な圧力計を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のこの種の圧力計を示す構e、(断面)図
、第2図は本考案に係る圧力計の←実施例を示す断面図
、第3図は第2図のXX′断面図、第4図は本考案に係
る圧力計の他の実施例を示す断面図である。 1・・・・・振動子、13・・・・・・薄肉パイプ部、
14・・・・・・厚肉パイプ部、15,16・・・・・
・平面、17,18・・・・・・薄肉部、2,3・・・
・・・圧電素子、4・・・・・・ボディ、5・・・・・
・Oリング、6・・・・・・ボルト、7・・・・・・キ
ャップ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)圧力を振動子に与え、この振動子の固有振動数か
    ら圧力を測定するような構成の圧力計にお9・て、外周
    部に設けられた平面により薄肉部分が形成された厚内パ
    イプ部と、この厚内パイプ部の前記薄肉部分側に配置さ
    れた薄肉パイプ部とから、段付容器状の振動子を構成し
    、この振動子の前記平面に駆動素子を取けげるようにし
    た圧力計。
  2. (2)厚内パイプ部として、外周部に設けた複数の平面
    により複数の薄肉部分が形成されたものを用い、この厚
    肉パイプ部の平面に駆動素子だけでなく振動検出素子を
    も取付けるようにしたことを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の圧力計。
JP703379U 1979-01-19 1979-01-19 圧力計 Expired JPS5937715Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP703379U JPS5937715Y2 (ja) 1979-01-19 1979-01-19 圧力計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP703379U JPS5937715Y2 (ja) 1979-01-19 1979-01-19 圧力計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55105143U JPS55105143U (ja) 1980-07-22
JPS5937715Y2 true JPS5937715Y2 (ja) 1984-10-19

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ID=28814410

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP703379U Expired JPS5937715Y2 (ja) 1979-01-19 1979-01-19 圧力計

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JP (1) JPS5937715Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59153130A (ja) * 1983-02-22 1984-09-01 Yokogawa Hokushin Electric Corp 振動式トランスデユ−サ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55105143U (ja) 1980-07-22

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