JPS5937570B2 - 電子回路 - Google Patents

電子回路

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JPS5937570B2
JPS5937570B2 JP8075279A JP8075279A JPS5937570B2 JP S5937570 B2 JPS5937570 B2 JP S5937570B2 JP 8075279 A JP8075279 A JP 8075279A JP 8075279 A JP8075279 A JP 8075279A JP S5937570 B2 JPS5937570 B2 JP S5937570B2
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JP
Japan
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inductor
capacitor
strip
base
conductor
Prior art date
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Expired
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JP8075279A
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English (en)
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JPS566422A (en
Inventor
紘二郎 西本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aerojet Rocketdyne Holdings Inc
Original Assignee
Gencorp Inc
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Publication date
Application filed by Gencorp Inc filed Critical Gencorp Inc
Priority to JP8075279A priority Critical patent/JPS5937570B2/ja
Publication of JPS566422A publication Critical patent/JPS566422A/ja
Publication of JPS5937570B2 publication Critical patent/JPS5937570B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は超小型の電子回路に関するもので、特に誘電基
体または絶縁基体などの基体上に被膜として形成された
インダクタの値を容易に調整変更できるようにした電子
回路に関するものである。
超小型の電子回路は、超小型携帯用無線機を含む無線機
器、ラジオ受信機、テレビジョン受像機、各種信号発生
装置、各種信号受信装置などを小型化する目的で幅の広
い分野で使用され、また開発されている。その中で、イ
ンダクタを螺旋状またはマイクロ細条の導体被膜として
基体上に形成することは電子回路の超小型化という点で
非常に好ましい。しかし、被膜として形成されたインダ
クタといえどもインダクタの値を調整または変更する必
要がある。この種の技術として特開昭51一38602
号公報「超小形電子回路」がある。特開昭51−380
62号公報では、基体上に複数個の並列支路を有するイ
ンダクタを導体の一部分により形成し、これら並列支路
を有するインダクタをレーザビームにより選択的に開放
回路とすることによりインダクタの値を変化し得るよう
に構成している。ところが、並列支路を開放回路にした
後に、その回路のインダクタを小さい値に修正したい場
合、または別の周波数帯域幅に適用し得るインダクタ値
に変えたい場合には、並列支路を切除されているため、
容易に変更ができない。また、並列支路の切除のために
、レーザビームを使用しているが、レーザビームは特殊
装置であり、一般的ではない。しかるに、本発明の第1
の目的は、基体上にマイクロ細条としてのインダクタを
被膜形成した後に、マイクロ細条間をチツプタイプのコ
ンデンサなどにより短絡し、インダクタ値を可変調整す
るようにした電子回路を提供するものである。
本発明の第2の目的は、さらにチツプタイプのコンデン
サなどにより直流電流阻止作用を併せて有する電子回路
を提供するものである。本発明の第3の目的は、さらに
π型の整合回路を構成する電子回路を提供するものであ
る。
以下、図面に基づいて、本発明に係る電子回路を説明す
る。第1図に本発明に係る第1の実施例を示す。
第1図において、1は誘電基体または絶縁基体などの基
体で、具体的にはセラミツク板、プリント配線板などで
ある。2は導体で、基体1上に厚膜技術または薄膜技術
により被膜として形成される。
導体2は一対の端子3と4とを有し、また端子3と4と
の間はコの字形をした細条5によつて一体に形成される
。これによりインダクタLが構成されるが、このインダ
クタLを調整するにはチツプタイプのコンデンサ6を使
用し、細条5の相隣る導体2間に目的のインダクタ値に
合わせて固定する。コンデンサ6を所定の位置に固定す
る方法としては、ハンダペーストをコンデンサ6の各電
極および導体2間の該当面に塗布した後にハンダ炉を使
用して固定する方法、あるいはハンダコテにより(低温
)ハンダ付けする方法などがある。したがつて、導体2
間上に固定されるコンデンサ6の位置を可変すると端子
3と4との間の導体2の長さを可変することができるの
で、インダクタLを部分的にコンデンサ6により短絡し
て可変することができる。なお、コンデンサ6の取付に
際しては、その位置を明確にするため、レジスト印刷処
理による位置決め、パターン上にマーキングを施すこと
による位置決め、あるいは基体に凹部または凸部を形成
するなどの特殊加工を施すことによる位置決めなどの方
法をとると良い。第2図に本発明に係る第2の実施例を
示す。
第2図において、第1図と同様の箇所については同一の
符号を付す。第1の実施例と異なる点につき説明すると
、コの字形をした細条5の中央の共通の接続端7が開放
となり、そこには直流電流阻止用のコンデンサ8が設け
られている。このコンデンサ8により、端子3よら細条
5を介し端子4に流れる直流電流成分を阻止できる。第
3図に本発明に係る第3の実施例を示す。
第3図は第1と第2の実施例を組合わせ、第4図に示す
ような、主としてインダクタLl,L2とコンデンサC
l,C2,C3からなるπ型の整合回路を構成するもの
である。第3図において、10は基体である。11およ
び12は導体で、基体10上に被膜として形成される。
一方の導体11は接地線を構成する。導体12は主とし
てインダクタL1とL2を構成するものである。導体1
2は一対の端子13と14を有し、また両端子13と1
4の間はコの字形をした第1の細条15と第2の細条1
6とにより蛇行状に接続される。コンデンサC1は、端
子13と第1の細条15との間の導体12と接地線11
との間に設けられる。また、コンデンサC2は、第1の
細条15と第2の細条16との間の導体12と接地線1
1との間に設けられる。さらに、コンデンサC3は端子
14と第2の細条16との間の導体12と接地線11と
の間に設けられる。コンデンサC4は第2の細条16の
中央の開放端17に直流電流阻止用として設けられたも
のである。特に、直流電流を阻止する必要がない場合に
は、コンデンサC4は不要で、この場合は開放端17は
構成しないで、第1の細条15のように短絡しておく。
このような構成において、第1の細条15の導体2間上
にコンデンサ18を設けると、インダクタL1のインダ
クタ値を変えることができる。また、第2の細条16の
導体2間上にコンデンサ19を設けると、インダクタL
2のインダクタ値を変えることができる。以上に述べた
ように、本発明はコの字形の細条のインダクタの導体間
をコンデンサにて短絡するように構成したため、容易に
インダクタ値を調整することができる。
また、別の目的のインダクタ値に変えたい場合、例えば
周波数帯域を134〜150MHzから158〜174
MHz帯に変更する場合も、コンデンサの位置を変える
ことにより非常に簡単にインダクタ値を変えることがで
きるものである。このような電子回路は上述のように高
周波回路の整合回路として使用できるばかりでなく、発
振回路の共振回路としても利用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す図、第2図は本発
明の第2の実施例を示す図、第3図は本発明の第3の実
施例を示す図、第4図は第3図の等価回路である整合回
路の配線図である。 図中、1および10は基体、2および12は導体、3,
4,13および14は端子、5,15および16は細条
、6,8,18,19,C1,C2,C3およびC4は
コンデンサ、7および17は開放端、11は接地線であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 誘電基体または絶縁基体からなる基体と、該基体上
    に少なくともコの字形の細条を有する導体により形成さ
    れたインダクタと、該インダクタの相隣る導体間に設け
    られ、導体間を短絡することによつてインダクタ値を変
    化するようにしたコンデンサと、からなる電子回路。 2 特許請求の範囲1において、該インダクタのコの字
    形の細条の一部に直流電流阻止用のコンデンサを設けて
    なる電子回路。 3 特許請求の範囲1および2において、誘電基体また
    は絶縁基体からなる基体と、該基体上に少なくともコの
    字形の第1の細条を有する導体により形成された第1の
    インダクタと、コの字形の第2の細条の一部に直流電流
    阻止用のコンデンサを設けた導体により形成され、かつ
    該第1のインダクタと接続された第2のインダクタと、
    少なくとも両インダクタのいずれか一方の相隣る導体間
    に設けられ、導体間を短絡することによつてインダクタ
    値を変化するようにしたコンデンサと、からなる電子回
    路。 4 特許請求範囲3において、該基体上に接地線を設け
    ると共に、該接地線と該第1または第2のインダクタの
    導体との間にコンデンサを設けてなる電子回路。
JP8075279A 1979-06-28 1979-06-28 電子回路 Expired JPS5937570B2 (ja)

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JPS566422A JPS566422A (en) 1981-01-23
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JPS5545603Y2 (ja) * 1975-05-29 1980-10-25
JPH0715858B2 (ja) * 1981-05-15 1995-02-22 ティーディーケイ株式会社 Lc複合部品
JPS6430925U (ja) * 1987-08-19 1989-02-27
JPS6433220U (ja) * 1987-08-21 1989-03-01
JPS6472612A (en) * 1987-09-12 1989-03-17 Tokin Corp Noise filter
JPH051137Y2 (ja) * 1987-09-22 1993-01-13

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