JPS5936817B2 - 電子部品 - Google Patents

電子部品

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JPS5936817B2
JPS5936817B2 JP11043978A JP11043978A JPS5936817B2 JP S5936817 B2 JPS5936817 B2 JP S5936817B2 JP 11043978 A JP11043978 A JP 11043978A JP 11043978 A JP11043978 A JP 11043978A JP S5936817 B2 JPS5936817 B2 JP S5936817B2
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JP
Japan
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layer
external lead
solder
capacitor element
lead
Prior art date
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JP11043978A
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English (en)
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JPS5536985A (en
Inventor
功 猪俣
則義 小林
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子部品、主として固体電解コンデンサの改良
に関するものである。
一般に、この種固体電解コンデンサは例えば第1図に示
すように、タンタル、ニオブ、アルミニウムなどのよう
に弁作用を有する金属粉末を円柱状に加圧成形し焼結し
てなるコンデンサエレメント1に予め弁作用を有する金
属線を陽極リード2として植立し、この陽極リード2の
突出部分にL形に屈曲された第1の外部リード部材4を
溶接すると共に、第2の外部リート1附5をコンデンサ
エレメント10周面に形成された電極引出し層3に半田
付け6し、然る後、コンデンサエレメント1を含む主要
部分を樹脂材8にて被覆して構成されている。
ところで、このコンデンサは例えば第2図に示すように
、プリント板9に実装されるのであるが、この際にプリ
ント板9の裏面より突出する第1、第2の外部リード部
材4,5は、例えば265°C程度にコントロールされ
た溶融半田槽10に10秒程度浸漬してプリント導体に
半田付けされている。
しかし乍ら、通常第1、第2の外部リード部材4.5&
塔又は鉄を主成分とする芯線に銅を被覆して構成されて
おり、その銅の使用量は30重量係にも達している関係
で、第1、第2の外部リード部材4,5を溶融半田槽1
0に浸漬した場合、コンデンサエレメント1は溶融半田
槽10から第1、第2の外部リード部材4,5を介して
伝導される熱によって短時間のうちに高温に加熱される
これによって、コンデンサエレメント1の周面における
半田部材6は溶融状態となって第2の外部リート部材5
に沿って樹脂材8より溶出するために、第2の外部リー
ド部材5が電極引出し層3より電気的に開放されてしま
い、コンデンサとしての機能を奏しえなくなるという欠
点がある。
本発明の目的は、外部リード部材を介して伝導される熱
によって半田部材が溶融状態になっても、外部リード部
材が部品本体に対して充分の接続性を維持しつる電子部
品を提供することにある。
本発明によれば、半田部と外装樹脂部との間に半田部材
より高融点でかつ半田部材以外の導電部材を設けたこと
を特徴とする電子部品が得られる。
以下、実施例について説明する。
第3図〜第4図において、1は部品本体であつて、図示
例は弁作用を有する金属粉末を円柱状に加圧成形し焼結
してなるコンデンサエレメントである。
2はコンデンサエレメント1より導出された弁作用を有
する金属線よりなる陽極リードであって、図示例はコン
デンサエレメント1の中心に植立されている。
3はコンデンサエレメント1の周面に酸化層、半導体層
を介して形成された電極引出し層であって、例えばグラ
ファイト層上に銀ペースト層を重合して構成されている
が、他の導電部材にて構成することもできる。
4は例えばL形に形成された第1の外部リード部材であ
って、それの屈曲部4aは陽極リード2の突出部分2a
に交叉して溶接されている。
5は第2の外部リード部材であって、その一端5aは電
極引出し層3に近接配置されている。
6は電極引出し層30周面に形成された半田部材の層で
あって、例えば溶融半田槽に浸漬することによって形成
され、これと同時に第2の外部リード部材5は電極引出
し層3に半田付けされる。
7は少くとも第2の外部リード部材5を電極引出し層3
に半田付けしている半田部材の層6が被覆されるように
被着された半田部材を除く導電性部材であって、図示例
は、銀ペースト層であり浸漬法によって被着されている
同、この導電性部材7は樹脂材に銀の粉末を混入する他
、銅、ニッケル、アルミニウム、カーボンなどの粉末を
混入して構成することもできるし、又、金属単体とする
こともできる。
8はコンデンサエレメント1を含む主要部分が被覆され
るように被着された絶縁部材であって、モールド法の他
、浸漬法、溶射法などによって外装することもできる。
尚、この絶縁部材8としてはエポキシ樹脂が好適である
次にこのコンデンサの製造方法並びにプリント板への実
装方法について説明する。
まず、弁作用を有する金属粉末を円柱状に加圧成形し焼
結してなるコンデンサエレメント10周面に酸化層、半
導体層を形成すると共に、半導体層上にグラファイト層
、銀ペースト層を順次重合して電極引出し層3を形成す
る。
そして、コンデンサエレメント1の陽極リード2に第1
の外部リード部材4を溶接すると共に、第2の外部リー
ド部材5の一端5aを電極引出し層3の側面に近接位置
させる。
そして、この状態で、鉛−錫系半田部材を用いた溶融半
田槽に浸漬し、引上げることによって、電極引出し層3
上に半田部材の層6を形成すると同時に、第2の外部リ
ード部材5を電極引出し層3に半田付けする。
引続き、このコンデンサエレメント1を例えば銀の粉末
及び樹脂液よりなる導電性部材の混合液槽に浸漬し引上
げることによって、半田部材の層6上に銀ペースト層(
導電性部材)7が形成される。
然る後、コンデンサエレメント1を含む主要部分を樹脂
材などの絶縁部材8にて被覆して固体電解コンデンサを
得る。
次にこのコンデンサを第5図に示すようにプリント板9
に、第1、第2の外部リード部材4,5が裏面に突出す
るように装着し、プリント板9の裏面より突出する第1
、第2の外部リード部材4゜5を、半田部材6の融点よ
り高い温度にコントロールされた溶融半田槽10に浸種
すると、コンデンサエレメント1は第1、第2の外部リ
ード部材4.5を伝導する熱によって高温に加熱される
やがて、電極引出し層3上の半田部材6は溶融状態とな
って第2の外部リード部材5に沿って流下し内部圧力が
高くなることと相俟って絶縁部材8より溶出するように
なる。
これと同時に、導電性部材7としての銀ペースト層の銀
が半田部材6と合金化するためか、銀ペースト層7に接
触する半田部材6の流下が抑制され、第6図に示すよう
に第2の外部リード部材5と電極引出し層3との間に半
田部材6が存在しなくても銀ペースト層7が電極引出し
層3に接続されている上、銀ペースト層7が第2の外部
リード部材5に確実に接続されていることもあって、第
2の外部リード部材5は電極引出し層3に対し充分の接
続性を維持する。
そして、プリント板9を溶融半田槽10より引上げるこ
とによって第1、第2の外部リード部材4゜5のプリン
ト導体への半田付けを完了する。
このように第2の外部リード部材5を電極引出し層3に
半田付けしている半田部材の層6上には導電性部材7が
被覆されているので、第1、第2の外部リード部材4,
5を介してコンデンサエレメント1が加熱されて半田部
材6が溶融状態となり、一部が絶縁部材8より溶出する
ことになっても、第2の外部リード部材5は一電極引出
し層3−に対し充分の電気的接続状態を維持できる。
この点、本発明者らはタンタル粉末を直径が1.0φ胴
、高さが1.05mmとなるように加圧成形し焼結して
なるコンデンサエレメントの周面に酸化槽、半導体層、
電極引出し層を形成し、コンデンサエレメントより延び
る0、25φのタンタル線(陽極リード)に線径が0.
5φ皿の第1の外部リード部材を溶接すると共に、第1
の外部リード部材と同一材質の第2の外部リート1附を
電極引出し層に近接して溶融半田槽に浸漬し引上げるこ
とによって半田付げし、さらにコンデンサエレメントを
銀の粉末、樹脂、酢酸アルミよりなり、銀を70重量係
に設定した導電性部材の液に浸漬して半田部材を被覆し
、然る後、エポキー封脂にて被覆してタンタル固体電解
コンデンサを製作しこれを1.2mm厚のプリント板に
装着し、第1、第2の外部リード部材を265°Cにコ
ントロールされた溶融半田槽に10秒間浸漬し引上げた
後、第2の外部リード部材の電極引出し層に対する接続
不良発生状況を調査した処、120個中発生数はOであ
った。
しかし乍ら、従来構造のものは120個中8個接続不良
が発生した。
この結果より、導電性部材による半田部材の被覆効果が
顕著に認められる。
第1図は本発明の他の実施例を示すものであって、コン
デンサエレメント1には酸化層、半導体層が順次形成さ
れており、その半導体層には第2の外部リード部材5の
一端5aが超音波振動を用いて半田付け6′されている
そして、半田部材の層6′は導電性部材7にて被覆され
ている。
この実施例によれば、上記実施例と同様の効果が得られ
る上、電極引出し層を省略できる関係で作業能率を著し
く改善できるのみならず、コストをも低減できる。
第8図は本発明のさらに異った実施例を示すものであっ
て、コンデンサエレメント1における半導体層上にはグ
ラファイト層3、が形成されており、さらにそれの上面
の一部例えばグラファイト層3、の1/2〜1/3程度
の範囲に銀ペースト層32 が形成されている。
そして、第2の外部リード部材5の一端5aはこの銀ペ
ースト層32ニ半田付け6されている。
さらに、この半田部材の層6並びにグラファイト層3□
の露出部分は導電性部材7によって被覆されている。
この実施例によれば、第2の外部リード部材5の−fi
i5 aに隣接する部分はグラファイト層3、に対して
導電性部材7によって電気的に接続されているので、仮
にそれの一端5a部分における半田部材6が完全に流出
しても、第2の外部リード部材5の電極引出し層3□に
対する電気的接続性が損なわれることはない。
従って、例えばプリント板に半田付けする際の溶融半田
槽への浸漬時間、温度の管理が少マラフになっても接続
不良を皆無にできる。
同、本発明は何ら上記実施例にのみ制約されることなく
、例えば固体電解コンデンサ以外のコンデンサ、抵抗、
コイルなどの電子部品にも適用できるし、又導電性部材
は浸漬法によって被着する他、溶射法などによって被着
することもできる。
さらには外部リード部材の本数は2本の他、1本ないし
3本以上にすることもできる。
以上のように本発明によれば、外部リード部材を介して
伝導される熱によって半田部材が溶融状態になっても外
部リード部材の部品本体(電極部分)に対する充分の電
気的接続性を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の固体電解コンデンサの側断面図、第2図
は固体電解コンデンサのプリント板への半田付は方法を
説明するための側断面図、第3図は本発明の一実施例を
示す側断面図、第4図は第3図のI−I断面図、第5図
は第3図の固体電解コンデンサをプリント板に半田付け
する方法を説明するための側断面図、第6図は半田部材
の流出時における第2の外部リード部材の電極引出し層
に対する電気的接続状態を示す横断面図、第7図〜第8
図は本発明の他のそれぞれ異った実施例を示す側断面図
である。 図中、1・・・・・・部品本体、4,5・・・・・・外
部リード部材、6,6・・・・・・半田部材、7・・・
・・・導電性部材、8・・・・・・絶縁部材である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 部品本体から導出した外部リード部材のうち、少く
    とも1本を部品本体に半田部材により接続し絶縁部材に
    て被覆した電子部品において、前記半田部材の外周を、
    半田部材より高融点でかつ半田部材を除く導電性部材に
    て被覆したことを特徴とする電子部品。
JP11043978A 1978-09-07 1978-09-07 電子部品 Expired JPS5936817B2 (ja)

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JP11043978A JPS5936817B2 (ja) 1978-09-07 1978-09-07 電子部品

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JP11043978A JPS5936817B2 (ja) 1978-09-07 1978-09-07 電子部品

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JPS5536985A JPS5536985A (en) 1980-03-14
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