JPS5936717A - ポリエステル糸条の直接紡糸延伸法 - Google Patents

ポリエステル糸条の直接紡糸延伸法

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JPS5936717A
JPS5936717A JP14607082A JP14607082A JPS5936717A JP S5936717 A JPS5936717 A JP S5936717A JP 14607082 A JP14607082 A JP 14607082A JP 14607082 A JP14607082 A JP 14607082A JP S5936717 A JPS5936717 A JP S5936717A
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JP
Japan
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yarn
roller
stretching
take
spinning
Prior art date
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Pending
Application number
JP14607082A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadao Miyashiro
宮代 貞雄
Akio Kobayashi
昭夫 小林
Yoshiyuki Takahashi
高橋 祥之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Publication of JPS5936717A publication Critical patent/JPS5936717A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリエステル糸条の改良された直接紡糸延伸法
に関するものである。
近年、生産性向上、プロセスの簡略化、高品質、コスト
低減を目的として紡糸工程と延伸工程を分けることなく
連続して延伸糸を得る、いわゆる直接紡糸延伸法が実用
化されるようになってきた。
ところが、かかる直接紡糸延伸法の中には、常温の引取
ローラによって紡出された糸条の速度を規制し1ξ後、
延伸ゾーンでスチームを噴射する方法(米国特許第3.
563.021号明、1(fl@’)やまた紡出糸条を
供給ローラに導き、該ローラで50〜70℃に加熱した
後、延伸ゾーン(、供給ローラと延伸ローラの中間シー
/)でスチームを噴射する方法(特公昭47−2265
0号公報)があるが、これらローラ延伸とスチーム噴射
の組合せによる延伸法においては延伸の均一化という点
では満足でない。
前記引用した2つの方法は溶融紡糸口金から吐出された
フィラメント糸条の冷却、同化に関し、特別な手段を用
いないかぎり、未延伸マルチフィラメントの前配向は均
一にならない。
特に直接紡糸延伸の場合は、未延伸糸を巻取って経時さ
せる機会がないため、このフィラメントの配向斑は加熱
姓伸時、顕著な延伸むらとなり、糸質、糸切れ欠点をも
たらすのであ−る。
このため従来法の紡糸、延伸工程分111111方式で
は未延伸糸を一旦巻取り、数時間から48時間程度の経
時を与えて未延伸糸の再配向を行なわしめて、均一延伸
を行なっているのでΦる。
この点にかんがみて、未延伸糸に経時を与えない直接紡
糸延伸法における均一延伸の改善方法について、種々の
方法が提案されている。
例えば、延伸+コーラ直前に固定した円筒ローラ2木を
配置し、これに、より糸条の走行方向を変えながら微少
摩擦延伸を行なった後、ローラ延伸する方法(特公昭4
7−43016号公報)があるが、張力レベルアップに
より、延伸ローラ上の糸道は安定するものの、紡出糸条
フィラメントの前配向の不均一性はもはやこの種の方法
では庁1決できず、逆に摩擦抵抗に上り糸の強度、伸度
劣化と糸切れの問題が懸念される。
その他、室温に維持した引取ローラを供給延伸ローラ前
に配置し、紡出糸条を約0.005〜約0.15g/デ
ニール(0,15g/デニールは緊張率0.2%に相当
する)の範囲に連続緊張させた後、延伸ゾーンでTg−
Tm’−5℃の温度で瞬間的に延111トノ−る方法(
特公昭5/)−61365号公報)があるが、この4′
1riの延伸ゾーンでの瞬間加熱延伸方法は、中糸間の
均−加熱化が困難であり、延伸点の局限化が困難であり
、均一延伸はできない。
また、設備費も高くプロセスの複雑さも問題である。
未延伸糸の均一配向化に関しては別方法として紡出糸条
冷却方法の改善が考えられるが、新規な冷却装置、条件
の適正化には莫大な費用と時間を要し不経済である。
本発明は、前記従来技術の欠点を解消し、設備的には若
干の手を加えることで、高品質(延伸均一性)の延伸糸
を得る方法について種々検討を重ねた結果得られたもの
である。
すなわち、本発明は溶融紡糸したポリエステル糸条を冷
却、給油後、室温に維持した引取ローラを通過させた後
、2〜8係の緊張率で緊張しつつ、加熱供給ローラに導
き、延伸した後巻上げることを特徴とするポリエステル
糸条の直接紡糸延伸法である。
本発明を図をもって説明する。
第1図は従来の直接延伸紡糸工程の代表的な例を示す概
略図、第2図は本発明における直接延伸紡糸工程の一例
を示す概略図である。1は紡糸口金、2は糸条、3は冷
却装置、4は給油部、5は加熱供給ローラ、6は延伸ロ
ーラ、7は巻上げドラムである。
第1図において、紡糸口金1から紡出しだ糸条2は冷却
装置3で空冷され、給油部4で油剤を付与し、加熱供給
ローラ5に導かれ、加熱供給ローラ5と延伸ローラ6と
の間で延伸した後、巻上げドラム7に巻上げる。
第2図の場合は、給油部4で油剤を旬与した後、常温の
引取ローラ8に囲撓し、加熱供給ロー25に導くのであ
る。
つまり、従来の工程では、油剤付与した後直ちに延伸ゾ
ーンの加熱供給ローラに導かれるが本発明の工程では、
一旦、引取ローラ8に囲撓し、紡糸速度を規制してから
加熱供給ローラへ導くのである。
本発明においては、引取ローラを配置するだけではなく
、引取ローラから加熱供給ローラへ導く際に、糸条に2
〜8チの緊張を与える。
通常、引取ロー2の配置によって、供給ローラ入りの糸
条の張力は低下するので、加熱供給ローラ上で糸条の自
己伸長により糸ゆれを起す。
このため、引取ローラの速度より加熱供給ローラの速度
を高くして緊張率を与えることにより糸道を安定化させ
ることは単糸切れ、毛羽発生の防止、あるいは延伸点の
局限化の面から必要なことである。
この緊張率は未延伸糸の一次降伏点以内、すなわち未延
伸糸の初期弾性限界内にとどめるべきである。
本発明の場合、緊張率の範囲としては2〜8%でよいこ
とがわかった。緊張率が2%未満では前記ローラ上の糸
ゆれ防止、延伸点の局限化の点で効果が乏しく、逆に8
チを超えると室温で糸条が延伸される結果、不均一延伸
をもたらすのである。したがって、緊張率は2〜8%と
する必要がある。
第1図における加熱、供給ローラ上にある糸条の状態を
ストロボスコープで確認すると延伸りルミのバラツキが
見られ、第5図に示すように糸質の均一性を表わすウー
スタ斑U%チャートJ−に未延伸糸の残存を示す針状波
形9が多くみられる。
これに対し1本発明のように引取ローラによつC1・旦
紡糸速度を実質的に規制した後、緊張しつつ加熱供給ロ
ーラへ導き、延伸することにより、処伸点はローラ上の
一点に局限化され、タル伸点のバラツキによる延伸時の
クルミはなく、延伸糸のウースタ斑U%チャート上での
針状波形および梁床もなく均一延伸ができる。
本発明の概略図を第2図に示したが、引取ローラは同一
径による2個のローラ組合せによるネルノンタイプのモ
ータ駆動方式でもよく、あるいは111M1の引取ロー
ラをモータで駆動し、近傍に従動型セパレー トローラ
を配置し糸条を回帰して紡糸速度を規制する方式であっ
てもよい。
また、本発明においては、引取ローラによって事実上紡
糸速度を規制することも重要であり、この引取口・−ラ
への回帰が2/6回以丁では紡出した糸条のスリップを
まねき、紡糸速度規制が完全に行なわれず、均−延伸上
好ましくない。
重要なことは紡糸速度を引取ローラ5で完全に規制する
に十分な糸条の回帰を行なうことである。
なお、本発明においていうポリエステルとはポリエチレ
ンテレフタレートおよびポリエチレンテレフタレート単
位を85モルチ以上を含有するコポリエステルを総称す
る。
これらのポリエステルには公知の手法により副加剤、例
えば艷消剤5顔料、螢光剤、安定剤等を含んでもよい。
以上詳述したように本発明による引取ローラ配置の工程
では延伸クルミ、ウースタ斑U96のチャート上の針状
波形、梁床、毛羽もなく、糸質、操与性両面できわめて
優れた効果を示す。
本発明におけるウースタ斑の測定は、市販のUster
 Evenness Te5ter(41測器工業株式
会社製)を用い、糸速25m/min、チャート速度5
 cm/minで第5図に示すようなチャートを描かぜ
る。
以下実Jjm例で説明する。
実施例1 固有粘度065で0.5%のTiO2を含有するポリニ
スデルポリマーを孔径0.23+u+ψ、孔数18と3
6の紡糸1」金がら紡糸温度2’90Cで孔数18のu
金では28g/minと40 g7min s孔数36
の1−1金では28g/minと39g/minの割合
いで吐出し、冷却、同化後水系エマルジョン油剤(濃度
15wt%)を1.’Owt%糸条にイ」着さぜ、引取
ローラに2回囲撓し、緊張率を第1表に示すように種々
変更し、あるいは引取ローラを用いないで直接加熱供給
ローラ(90℃)に7回巻4=Jけ、引続き延伸ローラ
(140℃)に5ユ回巻(=Jけて延伸、熱セットし、
第1表の延伸糸質を得た。
実験A 2.4.6.7.8.13は本発明の効果全明
確にするだめの比較例である。
なお、染色評価にあたってはシバセットダークブルーR
[3(アニ ライン社製) 3.0 % OW’L浴比
10.5t、助剤を用いて98℃×10分の染色条件を
採用した。
第1表における比較例中、実験&2と4は75デニール
−66フイラメントで行なっり引取ローラなしの結果で
あるが、延伸調子、ウースタ斑、梁床ともよくなかった
実験ノに6,7は50デニール−18フイラメントで行
なつへ引取ローンなしの結果であり、延伸調子、糸質と
も不良であった。
実験、Iに8は引取ローラを配置したが、加熱供給ロー
ラとの緊張率が1%であるため、ウースタ用、梁床およ
び延伸調子とも良くなる傾向は認められるものの完全で
はない。
実験扁16は緊張率が10%であるため室温延伸が一部
行なわれ不均一延伸を生じて、不良であった。
本発明に係る実験煮1.3.5.9.10.11.12
は延伸性、糸質とも優れていた。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の直接紡糸延伸工程の代表的な例を示す概
略図、第2図は本発明における直接紡糸延伸工程の一例
を示す概略図であ茗。第3図はウースタ斑U%のチャー
トを示す。 1:紡糸口金    バ糸  条 3=冷却装置    4:給油部 5 :加熱供給ローラ    6 :延伸ローラ7 :
巻上げドラム     8 :引取ローラ特許出願人 
 東し株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 溶融紡糸したポリエステル糸条を冷却給油後、室温に維
    j−4+シ1ヒ引取ローラを通過させた後、2〜8係の
    緊張率で緊張しつつ、加熱供給ローラに導き、延伸した
    後巻−トげることを特徴とするポリエステル糸条の直接
    紡糸延伸法。
JP14607082A 1982-08-25 1982-08-25 ポリエステル糸条の直接紡糸延伸法 Pending JPS5936717A (ja)

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JP14607082A JPS5936717A (ja) 1982-08-25 1982-08-25 ポリエステル糸条の直接紡糸延伸法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02200882A (ja) * 1989-01-31 1990-08-09 Iwashina Seisakusho:Kk 損紙処理機
JPH05186983A (ja) * 1990-01-10 1993-07-27 A Ahlstroem Oy 脱繊維化ドラム等の装置から糸状不純物を除去する装置

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JPS5063220A (ja) * 1973-10-08 1975-05-29
JPS5455620A (en) * 1977-10-11 1979-05-02 Toray Ind Inc Drawing of synthetic fiber
JPS57154410A (en) * 1981-03-13 1982-09-24 Toray Ind Inc Polyethylene terephthalate fiber and its production

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