JPS5936692Y2 - 気化器の分岐管 - Google Patents
気化器の分岐管Info
- Publication number
- JPS5936692Y2 JPS5936692Y2 JP2975679U JP2975679U JPS5936692Y2 JP S5936692 Y2 JPS5936692 Y2 JP S5936692Y2 JP 2975679 U JP2975679 U JP 2975679U JP 2975679 U JP2975679 U JP 2975679U JP S5936692 Y2 JPS5936692 Y2 JP S5936692Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bore
- throttle
- rotating shaft
- mixing
- branch pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ｌキャブ複数スロットルバルブ式の気化器、
即ち一つのミキシングボアが複数のスロットルボアに分
岐される形式の気化器における分岐管の構造に関するも
のであり、混合気の流路を、各気筒の特性等に応じて調
整し、均等出力となるよう混合気の分配を行ないうるよ
うにすることを目的としている。
即ち一つのミキシングボアが複数のスロットルボアに分
岐される形式の気化器における分岐管の構造に関するも
のであり、混合気の流路を、各気筒の特性等に応じて調
整し、均等出力となるよう混合気の分配を行ないうるよ
うにすることを目的としている。
第１図および第２図は実施の１例を示しておへり、気化
器１のミキシングボア２は、分岐部３において、該ミキ
シングボアと一体に形成された第１のスロットルボア４
と第２のスロットルボア５とに分岐サレ、各スロットル
ボア内にスロットルバルブ６．７が配置されている。
器１のミキシングボア２は、分岐部３において、該ミキ
シングボアと一体に形成された第１のスロットルボア４
と第２のスロットルボア５とに分岐サレ、各スロットル
ボア内にスロットルバルブ６．７が配置されている。
本考案では、分岐部３の直上流のミキシングボア内に、
その中心に臨んで、平板よりなる整流板８が回転軸９で
軸支されている。
その中心に臨んで、平板よりなる整流板８が回転軸９で
軸支されている。
この回転軸９は、ミキシングボア２から各スロットルボ
ア４，５へ流れる混合気流路の中心線（ｏ−ｏ’）、
（ｏ−ｏ”）に略垂直に、気化器壁１０を貫いて設けら
れており、軸頭１１のドライバー溝１２を利用し、任意
に回動され、その位置に固定される。
ア４，５へ流れる混合気流路の中心線（ｏ−ｏ’）、
（ｏ−ｏ”）に略垂直に、気化器壁１０を貫いて設けら
れており、軸頭１１のドライバー溝１２を利用し、任意
に回動され、その位置に固定される。
第２図中符号１３は気化器壁１０に設けられた軸承部で
あり、ドライバー等を使用して回動させる際の外は、回
転軸９を不動に軸支している。
あり、ドライバー等を使用して回動させる際の外は、回
転軸９を不動に軸支している。
前述の整流板８は、回転軸９の回動により第１図中実線
で示す位置から右あるいは左方向に任意所望の角度回動
でき、その回動角は、回転軸９の周りに３６０度の範囲
で任意に選定できる。
で示す位置から右あるいは左方向に任意所望の角度回動
でき、その回動角は、回転軸９の周りに３６０度の範囲
で任意に選定できる。
第１図中符号１４で示す位置に整流板８を回動させれば
、ミキシングボア２からスロットルボア５側へ流れる混
合気が多くなり、逆に符号１５で示す位置に整流板８が
あると、スロットルボア４側へ多量の混合気が流れる。
、ミキシングボア２からスロットルボア５側へ流れる混
合気が多くなり、逆に符号１５で示す位置に整流板８が
あると、スロットルボア４側へ多量の混合気が流れる。
従って、エンジン側気筒の特性あるいは個々のスロット
ルボアの特性のバラツキ等のため、混合気の均等配分が
不可能な除には、上述の整流板８の角度調整により均等
な配分を実現しうるものである。
ルボアの特性のバラツキ等のため、混合気の均等配分が
不可能な除には、上述の整流板８の角度調整により均等
な配分を実現しうるものである。
なお゛、４気筒エンジンの場合、スロットルバルブが広
く開かれる領域では、１番気筒と４番気筒とに高濃度の
混合気が吸い込まれる傾向があり、その際には１番気筒
と４番気筒への混合気を相対的に薄くすべく混合気流量
を調整することが好ましい。
く開かれる領域では、１番気筒と４番気筒とに高濃度の
混合気が吸い込まれる傾向があり、その際には１番気筒
と４番気筒への混合気を相対的に薄くすべく混合気流量
を調整することが好ましい。
第３図および第４図、第５図に示す各実施例はかかる要
望を満たすものである。
望を満たすものである。
第３図に示すものは、第１図、第２図に示される整流板
８と同一の整流板１６の回転軸１７に揺動レバー１８を
固着し、レバ一端１９とダイヤフラム２０等の作動体と
をロッド２１で結合し、該ダイヤフラム２０を気化器２
２のベンチュリ２３から負圧を導入して作動させること
により、整流板８を回動させるようにしたものである。
８と同一の整流板１６の回転軸１７に揺動レバー１８を
固着し、レバ一端１９とダイヤフラム２０等の作動体と
をロッド２１で結合し、該ダイヤフラム２０を気化器２
２のベンチュリ２３から負圧を導入して作動させること
により、整流板８を回動させるようにしたものである。
第４図、第５図に示すものは、第３図に示されるダイヤ
フラム２０の代りに、スロットルバルブ２４２５の軸２
６と、整流板２７の回転軸２８とを、リンク２９連結杆
３０、リンク３１で機械的に結合し、スロットルバルブ
２４．２５が高開度に開かれるとき、その軸２６の回動
に伴ない、整流板２８が所定方向に回動されるように横
取されている。
フラム２０の代りに、スロットルバルブ２４２５の軸２
６と、整流板２７の回転軸２８とを、リンク２９連結杆
３０、リンク３１で機械的に結合し、スロットルバルブ
２４．２５が高開度に開かれるとき、その軸２６の回動
に伴ない、整流板２８が所定方向に回動されるように横
取されている。
第５図中符号３２は逃がしのための長孔であり、この長
孔はリンク３１側に設けられていてもよい。
孔はリンク３１側に設けられていてもよい。
本考案は、以上説明した横取、作用のものであって、一
つのミキシングボアから複数のスロットルボアに分岐す
る位置において、個々のスロットルボアに流入する混合
気の量を、整流板の取付角度の調節によって変更、調整
できるので、各気筒等の特性に応じて最適の混合気を供
給でき、各気筒をバランスよく作動させうる効果があり
、更に整流板は混合気流路の中心線に略垂直な回転軸に
より広い範囲にわたって回動角を調整しうるので、単一
構造であらゆるエンジン条件に即応でき、その調整操作
もきわめて容易である等の効果を有している。
つのミキシングボアから複数のスロットルボアに分岐す
る位置において、個々のスロットルボアに流入する混合
気の量を、整流板の取付角度の調節によって変更、調整
できるので、各気筒等の特性に応じて最適の混合気を供
給でき、各気筒をバランスよく作動させうる効果があり
、更に整流板は混合気流路の中心線に略垂直な回転軸に
より広い範囲にわたって回動角を調整しうるので、単一
構造であらゆるエンジン条件に即応でき、その調整操作
もきわめて容易である等の効果を有している。
また気化器と一体のスロットルボアの分岐部の直上流に
整流板が配置されているので、製造上、高い寸法精度が
得られ、かつ整流板を乱流板のごとく利用して霧化の向
上を図りうるので、インテークマニホールドが省略され
ている場合とか、スロットルバルブがエンジンに近接し
て設けられている場合などで、吸気脈動がメインノズル
に掛って燃料の吹き返しが生じやすい場合とか、吸気の
タイミングによる吸気の不均等が生じやすい場合でも、
混合気の分配を良好ならしめうる効果を奏する。
整流板が配置されているので、製造上、高い寸法精度が
得られ、かつ整流板を乱流板のごとく利用して霧化の向
上を図りうるので、インテークマニホールドが省略され
ている場合とか、スロットルバルブがエンジンに近接し
て設けられている場合などで、吸気脈動がメインノズル
に掛って燃料の吹き返しが生じやすい場合とか、吸気の
タイミングによる吸気の不均等が生じやすい場合でも、
混合気の分配を良好ならしめうる効果を奏する。
第１図は実施の１例の要部の暗示横断面図、第２図はそ
の縦断側面図、第３図は別の実施例の第１図同様の暗示
横断面図、第４図は更（二異なる実施例の要部の暗示横
断面図、第５図はその側面図である。 １・・・・・・気化器、２・・・・・・ミキシングボア
、３・・・・・・分岐部、４，５・・・・・・スロット
ルボア、８・・・・・・整流板、９・・・・・・回転軸
、（ｏ−ｏ’）、（ｏ−ｏ”）・・・・・・混合気流路
の中心線。
の縦断側面図、第３図は別の実施例の第１図同様の暗示
横断面図、第４図は更（二異なる実施例の要部の暗示横
断面図、第５図はその側面図である。 １・・・・・・気化器、２・・・・・・ミキシングボア
、３・・・・・・分岐部、４，５・・・・・・スロット
ルボア、８・・・・・・整流板、９・・・・・・回転軸
、（ｏ−ｏ’）、（ｏ−ｏ”）・・・・・・混合気流路
の中心線。
Claims (1)
- 一つのミキシングボアが該ミキシングボアと一体に形成
された複数のスロットルボアに分岐する気化器において
、スロットルボアの分岐部の直上流域のボア内の中心に
臨み、平板よりなる整流板が回転軸によって軸支されて
おり、該回転軸は、前記ミキシングボアから各スロット
ルボアに至る混合気流路の中心線に略垂直であり、整流
板の回動角は回転軸周りの３６０度の範囲であることを
特徴とする気化器の分岐管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2975679U JPS5936692Y2 (ja) | 1979-03-08 | 1979-03-08 | 気化器の分岐管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2975679U JPS5936692Y2 (ja) | 1979-03-08 | 1979-03-08 | 気化器の分岐管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55130054U JPS55130054U (ja) | 1980-09-13 |
| JPS5936692Y2 true JPS5936692Y2 (ja) | 1984-10-09 |
Family
ID=28878132
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2975679U Expired JPS5936692Y2 (ja) | 1979-03-08 | 1979-03-08 | 気化器の分岐管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5936692Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-08 JP JP2975679U patent/JPS5936692Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55130054U (ja) | 1980-09-13 |
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