JPS5936617A - 抗潰瘍医薬組成物及びその製造方法 - Google Patents

抗潰瘍医薬組成物及びその製造方法

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JPS5936617A
JPS5936617A JP8290283A JP8290283A JPS5936617A JP S5936617 A JPS5936617 A JP S5936617A JP 8290283 A JP8290283 A JP 8290283A JP 8290283 A JP8290283 A JP 8290283A JP S5936617 A JPS5936617 A JP S5936617A
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ethyl
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JP8290283A
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エレメル・エゼル
ラツロ・ツポニ−
ユデイト・マツツ
ジヨルジ・ハヨス
マリアン・スクボレツクツ
カタリン・パラツギ
エバ・パロシ
エツエル・チヨルノキ−
ジヨツオ・ホルトバギ−
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Richter Gedeon Nyrt
Richter Gedeon Vegyeszeti Gyar Nyrt
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Richter Gedeon Nyrt
Richter Gedeon Vegyeszeti Gyar RT
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) この発明は、新規な抗潰瘍医薬組成物及びその製造方法
に関する。さらに詳しくは、この発明は、胃腸管潰瘍に
対して有効であシ、そして所望たより抗炎症剤として使
用される2種類又はそれより多くの活性成分を含有する
医薬組成物に関する。
(従来技術) H2−受容器拮抗物質(Natura 236 、38
5(1962年)〕が記載されて以来、この新規な群の
抗潰瘍剤が広く実験的及び臨床的に研究されてきた。数
年の間に、シメチジン(61metidln・)[N“
−シアノ−N′−メチル−N−[2−1(5−メチル−
1−H−イミダゾール−4−イル)−メチル)−チオ)
−エチル〕グアニジン」が市場に現われ、そして、先例
を見ない商業的成功をおさめた。過去数年の間に多数の
H2−受容器拮抗物質が製造され、そして研究された。
シメチジンが世界的に導入されて以来過去数年の間に、
この物質に関し1500を超える報告が公表された。例
えば、P、デル・ソルダ) (DelSoldato)
等(Br、 J、 Pharmae、 67 e 33
(1979年)〕によシ、ラットに関する実験において
、シメチジンによシ、インドメサチン(indomet
hacin ) r 1− (p−りoaベンゾイル)
−5−メトキシ−2−メチルインドール−3−イル酢酸
」によシ誘導される腸潰瘍を予防することができないこ
とが示された。最近、同様の観察がw、s、ミッチェル
(Mitchell )等[Br1t。
Mad、J、284,731(1982年)〕によシ、
ヒトの臨床において報告された。若干の患者の症例にお
いてシメチジンとインドメサチンの同時投与により潰瘍
の穿孔が生ずることが報告されたO 文明社会に特有の典型的な疾患である胃腸潰瘍によシ多
くの人々が苦しめられていることはよく知られている。
潰瘍患者の中には炎症疾患又は退化運動疾患にも罹患し
ている者が多い。このような条件下で深刻な副作用を伴
わないで効果的に使うな症例においては、医療は実際上
解決することができない状況に直面する。抗潰瘍剤と非
ステロイド性抗炎症剤の同時投与によυ潰瘍の穿孔が加
速される可能性が非常に強い。
この発明は、上記のよう力欠点が無く、シかも抗潰瘍活
性成分の活性が増強されている医薬組成物を提供するこ
とを目的とする。
非ステロイド性抗炎症剤が共通に有する不所望の副作用
は、その潰瘍形成作用である。多くの報告によれば、イ
ンドメサチン、フェニルブタシン(phenylbut
azone ) r 4−ブチル−1,2−ジフェニル
ピラゾリジン−3,5−ジオン」、ナゾロキセン(na
prox@n ) r d −2−(6−メドキシー2
−ナフチル)プロピオン酸」、ニフルミン酸(nifl
umic acid ) r 3− (3−)リフルオ
ロメチルアニリノ)ニコチン酸」、及びアセチルサリチ
ル酸が潰瘍形成副作用を示す。抗炎症剤が有する上記の
不所望の副作用を緩和するための若干の方法が存在する
。発明者等自身の実験によれば、ある種のサリチル酸化
合物(英国特許明細書第1.483,165号)により
副作用をある程度減少せしめることが可能であるが、こ
れらの薬剤を抗潰瘍活性成分と組合わせることを示唆す
る文献は存在しない。これとは逆に、サリチル酸化合物
は胃腸管状態に不所望の作用を有することが一般に指摘
されている(例えば、ム5p1rln andRela
tsd Drugs : Thelr Actions
 and YIIss。
K、D、 Vイ:/7オにド(Ra1nford ) 
t K−2ルーメ(Brume ) 、 M、W*ホウ
イトホース(Whltehou+se ) 、 Blr
khauser Verlmg 。
Ba5al und Stuttgart 、 197
7年)。最近性われた種々の薬理学的研究によシ、サリ
チル酸ナトリウムが胃腸管細胞保護作用を有することが
明確に示された〔例えば、J、 Pharm Phar
mac。
28.655(1976年) :Prostaglau
dins21.5upp1.139 、 (1981年
)〕が、サリチル酸す) IJウムの胃腸管細胞保護作
用は胃酸の分泌と関係がないととも報告された[ Ad
v。
Physiol、 Sc1. 、 Vol、 29 、
Ga5trointestinalDef@nse  
Meehanlmms  、Pergamon  Pr
ess  。
Akadamlai Kiado 、ブダペスト、71
ンガリー。
(1981年)〕。
発明者等は、種々の抗炎症剤、特にインドメサチンとシ
メチジンの同時使用において、ある濃度範囲のシメチジ
ンは抗炎症剤の腸内潰瘍形成作用を阻害せず、むしろ不
所望の作用を助長することを見出した。従って、追加の
成分としである量のサリチル酸又はサリチル酸塩の投与
により不所望の副作用が抑制されることは予想し得ない
ことであった。
この発明は、公知の抗潰瘍剤をサリチル酸ナトリウムと
組合わせた場合、シメチジン単独よりもよシ有意な、す
なわち相乗的な抗潰瘍効果が得られ、同時に、3種類の
活性成分を組合わせて使用することによシ非ステロイド
性抗炎症剤の不所望の副作用が回避されるという認識に
基礎を置いている。
(発明の構成) この発明は、常用の医薬担体及び/又は添加剤と共に、
0.1〜10重量部のサリチル酸又はそのアルカリ金属
塩、及び1重量部の抗潰瘍活性成分を含んで成シ、場合
によってはさらに0.01〜1重量部の非ステロイド性
抗炎症剤を含んで成る医薬組成分に関する。
(構成の具体的な説明) この発明の好ましい態様に従えば、抗潰瘍剤として、シ
メチジン、ラニチジン(ranitidine )rN
−(2−(((5−(ジメチルアミノ)−メチル−2−
フラニル)−メチル)−チオ)−エチル)−N′−メチ
ル−2−ニトロ−1,1−エチレンジアミン」、プロペ
ンセリ=y (propantheline )r N
、N−ジイソゾロピル−N−メチル−2−(キサンセン
−9−カルボニルオキシ)−エチルアンモニウムヒドロ
キシド」、ガストリキソン(gaatrixone )
 rキサンセン−9−カルがン酸トロピンエステルメチ
ルヒドロクロリド」、又はシリミジン(zollmid
ina ) r 2− (P−メチルスルホニルフェニ
ル)イミダゾCI、2− a 〕ヒljジン」を含有す
る組成物が提供される。
この発明のさらに好ましい態様に従えば、医薬組成物は
非ステロイド性抗炎症剤としてインドメサチン、ナプロ
キセン、フェニルブタシン、アセチルサリチル酸、又は
ニフルミン酸を含有する。
この発明の好ましい組成物は、例えば、常用の担体及び
/又は追加の添加剤との混合物として、1重量部のシメ
チジン及び0.1〜1重量部のサリチル酸ナトリウム、
そして場合によってはさらに0.01〜1重量部のイン
ドメサチンを含有し、あるいは又、1重量部のシメチジ
ン及び0.01〜1重量部のサリチル酸ナトリウムを含
有する。
この発明はさらに、医薬の製造に常用される担体及び/
又は添加剤と共に、1重量部の抗潰瘍剤、好ましくはシ
メチジン、ラニチジン、プロペンセリン、ガストリキソ
ン、もしくはシリミジン、又はこれらの塩、及び0.1
〜10重量部のサリチル酸又はこのアルカリ金属塩、並
びに所望によシ0.01〜1重量部の非ステロイド性抗
炎症剤又はその塩、好ましくはインドメサチン、ナプロ
キセン、フェニルブタシン、アセチルサリチル酸もしく
はニフルミン酸、又はこれらの塩を混合することを特徴
とする新規な医薬組成物の製造方法に関する。
この発明の方法の好ましい態様に従えば、1重量部のシ
メチジンが0.1〜1重量部のサリチル酸す) IJウ
ム、及び常用の担体及び/又は添加剤と混合され、ある
いは又0.1〜1重量部のサリチル酸ナトリウム及び0
.1〜1重量部のインドメサチンが1重量部のシメチジ
ン及び常用の担体及び/又は添加剤と混合され、あるい
は又、1重量部のラニチジンが0.1〜10重量部のサ
リチル酸ナトリウム及び常用の担体及び/又は添加剤と
混合される。
実鹸方法 (1)インドメサチン誘導腸管潰瘍形成それぞれ120
〜150?の体重を有するノ・ツバ−・ウィスターラッ
トに、トウイーン80に懸濁したインドメサチンを15
m97〜投与し、致命的な腸管潰瘍を形成せしめた。被
験物質は、インドメサチン処理の直後に、同様に経口的
に投与した。潰瘍の形成により生じた浸食によシ腸管壁
の強度が低下するため、いわゆるインフレーシロン法(
J、 Pharm、 Phamae、 27 、86’
7 (1975年)〕によシ腸管壁の引張シ強さを測定
することによシ小腸潰瘍の進行を評価した。インドメサ
チン処理をして48時間及び72時間後にエーテル麻酔
によシ動物を殺した。幽門から盲腸までの小腸を注意深
く摘出し、その一端を結紮し、他端をポリエチレンチュ
ーブを介してW+W電子Bpレコーダー8005(ユー
ゴ・パーシス(Ug。
Ba5ile、イタリー〕に連結した。小腸の全体を3
7℃の生理的食塩水に浸漬し、そして腸壁の弱化した部
分から空気泡が生ずるまで圧力を上昇せしめた。との圧
力を引張り強さくT、S、)と定義し、wHgで表わす
。インドメサチン誘導腸管潰瘍の発達と平行して腸管壁
の引張シ強さ、いわゆる腸壁の耐性が第1図に示すよう
にしだいに低下する。
(2)無水アルコール誘導胃壊痘 ロパート(Robert )等の変法(Gastroe
ntarology77.433(1979年)〕の方
法によシ、酸性アルコールを用いて胃壊痕を誘導した。
それぞれが120〜1501の体重を有する雌のノ・ツ
バ−・ウィスターラットを24時間絶食せしめ、水は任
意摂取せしめた。
被験化合物は、酸性−アルコール投与の30分前に経口
投与した。酸性−アルコール(HCL :無水エタノー
ル= 1: is o V、’V )を、体重1005
1−当1) 0.5 triの投与量でカヌーレを通し
て経口投与した。2時間後、過量のエーテルによシ動物
を殺した。胃を摘出し、そして大彎曲にそって切開した
。エタノールによシ誘導された病変は、壊痘組織の多数
の線状出血帯として胃体内に位置する。
の長さを測定して關として表示し、そして各胃の病変の
合計長さを計算した。病変の重症度を各胃の合計病変長
さの平均として表示した。胃の細胞保護は対照動物と比
較して表示した。
(3)シャイーラットにおける胃酸分泌    ゛シャ
イ(5hay ) 等(Gaatroenterolo
gy 5 +43〜46(1945年)〕の方法に従っ
て試験有する雌のウィスターラットを使用した。24時
間の絶食の後、エーテル麻酔下で幽門結紮を行った。外
科処置の直後に、被験化合物を腹腔内投与することによ
シ動物を処理した。手術の30分前に経口処理を行った
。幽門結紮の後4時間で動物を殺した。胃を引き伸ばし
た後胃液の体積を測定し、そして指示薬としてフェノー
ルフタレインを使用して0. OI N NaOHで滴
定することによシHCt濃度を測定した。酸の量を体重
100?に対するマイクロモルとして表示した。ステニ
ープント検定によシ結呆の統計的評価を行った。
実験結果の評価 実験の第一部において、インドメサチン誘導腸管潰瘍(
I CP97〜)及びシャイーラットにおける胃液分泌
を阻害する最適シメチジン/サリチル酸第1表及び第2
表のデータは、シメチジンとサリチル酸ナトリウムの最
適比率が2:1であることを示す。
第1図に、インドメサチンの10 mtp 7kg投与
により誘導された腸管潰瘍形成の時間経過を示す。
第3表は、シメチジンとサリチル酸ナトリウムの組合わ
せが、無水ア・ルコール誘導胃壊痕に対して投与量に依
存する細胞保護効果を示し、他方シメチジンは単独では
細胞保護効果を有しないことを示す。
第4表に示すように、インドメサチンの腸に対する毒性
は、3日間連続の反復投与(3xlOmp/ゆ、経口)
後顕著に現われ、4日目の致死率は30チであった。シ
メチジンとの同時投与(3x100m97kg、経口)
においては、腸に対するさらに大きな毒性が生じた(致
死率50チ)。シメチジン及びサリチル酸ナトリウム(
2:1)との同時投与においては、腸に対する毒性が完
全に遮断される。
最も重要な要因の1つである胃酸分泌をシャイ(26) −ラッ) (5hay −rat )を用いて詳細に研
究した。
結果を第5表及び第6表に要約する。゛シメチジン、及
びシメチジンとサリチル酸ナトリウム(2:1)の組合
わせはいずれも、投与量に依存して、胃酸分泌に対する
阻害効果を示した。シメチジン、及びシメチジンとサリ
チル酸ナトリウム(2:1)の組合わせのED5oは、
それぞれ、54.4my/#(腹腔内投与)及び35.
6 m9/に−o (腹腔内投与)であった。シメチジ
ンとサリチル酸ナトリウムの組合わせ35.61をは、
23.81n9のシメチジン及び11.8■のサリチル
酸す) IJウムを含有する。組合わせた場合、同じ胃
酸分泌(son)を結果するためのシメチジンの投与量
はシメチジンのみ投与する場合のそれに比べて56チ少
ない。サリチ  。
ル酸ナトリウムは単独では胃酸分泌阻害剤として実際に
無効である。結果は、腹腔自処理の場合及び経口処理の
場合において同様である。これらの結果は、胃酸分泌に
関し、シメチジンとサリチル酸ナトリウムの間に相乗作
用があることを示している。
第7表から、試験した抗潰瘍化合物の同時投与によって
は、インドメサチン誘導致死的腸管潰瘍形成を遮断する
ことができないことが明らかである。
第8表のデータによれば、ラニシジンとサリチル酸+)
リウムノ組合わセ(25+1001n9/kg)によシ
、インドメサチン(15my/kti、腹腔内投与)に
よシ誘導された腸管潰瘍形成が先金に阻害される。
これ以外の種々の抗潰瘍化合物とサリチル酸ナトリウム
の組合わせによシ得られた結果を第9表に示す。第7表
に列挙した抗潰瘍化合物は単独では無効であるが、細胞
保護性サリチル酸す) IJウムと組合わせることによ
シ、これらはインドメサチン誘導腸管潰瘍形成を効果的
に遮断し得ることがわかる。
この発明の好ましい態様に従えば、錠剤1個中2009
のシメチジンと1001n9のサリチル酸ナトリウムの
組合わせが用いられる。サリチル酸ナトリウムの代シに
サリチル酸又はサリチル酸リチウムも同様に使用するこ
とができる。
この発明の医薬組成物は、経口的、直腸的及び/又は非
経口的に、1日1回の投与によシ又はさらに少ない投与
により、投与することができる。
一般に、経口投与のためには、組成物は錠剤、好ましく
は被覆錠、糖衣錠又はカプセルとして製剤される。この
発明の経口剤は、一般的には賦形剤を含まないが、所望
によシ乳糖又は澱粉のごとき賦形剤を含むこともできる
。結合剤として、例えばゼラチン、カルがキシメチルセ
ルロースナトリウム、メチルセルロース、ポリビニルピ
ロリドン又は澱粉ガムを使用することができる。崩壊剤
として、まずポテトスターチ又は微結晶セルロースを組
成物中に加えるが、ウルトラアミノペクチン又はホルム
アルデヒドカゼイン等を使用することもできる。滑剤及
び抗粘着剤としてタルク、コロイド性珪酸、ステアリン
、ステアリン酸カルシウム又はマグネシウム等を使用す
ることができる。
錠剤は、製薬工業における常法に従って、例えば造粒及
び圧縮により製造する。適当な装置の中で、活性成分、
増量剤、及び場合によっては崩壊剤の1部分の混合物を
、結合剤の水溶液、アルコール溶液、又は水−アルコー
ル溶液と共に造粒し、そして得られた顆粒を乾燥する。
この乾燥顆粒を前記以外の添加剤、例えば崩壊剤、抗粘
着剤及び滑剤と混合し、そしてこの混合物を圧縮して錠
剤化する。所望によシ、投与を容易にするため錠剤にみ
そをつける。錠剤は、膜形成材料のアルコール溶液、好
ましくはイングロパノール溶液を用いて、胃酸耐性膜、
例えばシェラツク、セルロースアセテートフタレート、
又はエドラギット(Eudragit ) −L (登
録商標)の膜で被援することができる。錠剤は、活性成
分と添加剤との混合物を直接圧縮することにより製造し
、そして得られた錠剤を腸溶性膜層によシ被覆すること
もできる。
糖衣錠は、製薬に常用されている種々の保護剤、香味剤
及び色素、例えば糖、セルロース銹導体(メチルセルロ
ース、エチルセルロース、カル?キシメチルセルロース
ナトリウム等)、ポリビニルビロリドン、燐酸カルシウ
ム、炭酸カルシウム、食品色素、食品着色シェラツク1
.酸化鉄色素、香料等を使用して製造することができる
カプセル剤は、例えば、活性成分及び添加剤を硬質ゼラ
チンカプセルに充填することにより製造することができ
る。
直腸投与のためには生薬を製造する。担体として、植物
油、例えば硬化油、又は炭素原子数12〜17個の脂肪
酸のトリグリセライド、好ましくはウイテゾソール(W
itepsol ) (登録商標)を使用する。活性成
分を担体の溶融体中に均一に分散せしめ、そして注入成
形により生薬を製造する。
非経口投与のためには注射剤を製造する。活性/ 成分を、場合によっては溶解助剤、例えばポリオキシエ
チレンソルビタン−モノラウレート、−モノオレエート
、又は−モノステアレート(それぞれ、トウイー:/ 
(Tween ) −20、トゥイーンー60、及びト
ゥイーン−80)の存在下で、水又は有機溶剤に溶解す
る。有機溶剤として、例えば低級脂肪族アルコール又は
グリコールエーテル、ルを、場合によっては水と混合し
て使用することができる。注射液には又、種々の補助剤
、例えば防腐剤、例えば、ベンジルアルコール、rオキ
シ安息香酸メチル及び/又はグロビルエステル、フェニ
ルマーキュリ−?レー)、塩化ベンザルコニウム;酸化
防止剤、例えばピロ硫酸ナトリウム、アスコルビン酸、
トコフェロール;及ヒ場合ニヨっては微量金属を結合す
るための錯化剤、例えばエチレンジアミン四酢酸; p
fl調節及び緩衝剤;並びに場合によっては局所麻酔剤
、例えばリドカインを含有せしめることができる。
この発明の注射液は、アンプルに充填する前に濾過し、
そして殺菌する。
次に、例によシこの発明をさらに詳細に説明するが、こ
れによってこの発明の範囲が限定されるものではない。
例1.シメチジンーサリチル酸ナトリウム錠剤シメチジ
y         200In9サリチル酸ナトリウ
ム   100■ ステLリン酸マグネシウム    3In9Iリビニル
ピロリドン       8〜タ  ル  り    
             12ダ?テトスターチ  
      279湿潤造粒及び成形により、上記の材
料から350ダの錠剤を製造する。上記の組成中のサリ
チル酸ナトリウムの代シに相当量の他のアルカリ金属サ
リチル酸塩、例えばサリチル酸リチウムを使用しても実
質上同じ活性が得られる。
例2〜16 次の例において、添加剤の量及び種類は例1の場合と同
じである。但し、次に記載した活性化合物及び成分につ
いては同一でない。製造方法は例/ 1と同様である。
製糸 ラニチジン            50〜サリチル酸
ナトリウム      100ダ−テトスターチ   
        8ダステアリン酸マグネシウム   
   1ダポリビニルピロリドン         3
■タ  ル  り                 
     3In9例3゜ ゾロノ(ンセリン            15mgサ
リチル酸ナトリウム        75Ingステア
リン酸マグネシウム      2■ポテトスターチ 
           8■?リビエルピロリドン  
       2.5ダタ  ル  り       
               2.5ダ例4゜ ガストリクジン           2mgサリチル
酸ナトリウム       259ステアリン酸マグネ
シウム      1ml1デテトスターチ     
     II11gIリビニルビロリドン     
    0.5rngタ  ル  り        
             0.5In9例5゜ ゾリンジン           200#サリチル酸
ナトリウム      1100rnステアリン酸マグ
ネシウム      3III9ポリビニルピロリrン
        81n9タ  ル  り      
               129ポテトスターチ
          27rIQ例6゜ シメチジン           200ダサリチル酸
ナトリウム      1100InインFメサチン 
         20■ステアリン酸マグネシウム 
     sIngIリビニルビロリドン      
   8rngタ  ル  り           
         12ηポテトスターチ      
    27ダ坏L シメチジン           200■サリチル酸
ナトリウム      100■ナグロキセン    
      260ダステアリン酸マグネシウム   
   5ダポリビニルビロリドン         3
ηポテトスターチ          37qタ  ル
  り                    15
Ing彰」ニ シメチジン           2oOrn9サリチ
ル酸ナトリウム      1ooIngフェニルブタ
シン        100ダポテトスターチ    
       4oIn9タ  ル  り      
             12In9ポリビニルピロ
リドン        12ダステアリン酸マグネシウ
ム      4Ing肛 シメチジン           200ダサリチル酸
ナトリウム      100キアスピリン     
      2ooIng−テトスターチ      
    40〜タ  ル  り           
         2oダポリピニルピ四リドン   
     15ηス?71Jン酸マグネシウム    
  5IIIg例10゜ シメチジン           200Ingサリチ
ル酸ナトリウム      1009ニフルミン酸  
         200ηデテトスターチ     
     40ダタ  ル  り          
          2 oダポリビニルピロリドン 
       15In9ステアリン酸マグネシウム 
     5In9例11゜ ラニチジン            501Qサリチル
酸ナトリウム      1100Inインドメサチン
          2011′gポテトスターチ  
         15■ポリビニルピロリドン   
      69タ  ル  り          
            6〜ステアリン酸マグネシウ
ム      3η例12゜ ラニチジン            50In9サリチ
ル酸ナトリウム      100#I9ナゾロキセン
          175oダポテトスターチ   
       251Rgタ  ル  り      
              10rn&ポリビニルピ
ロリドン        10■ステアリン酸マグネシ
ウム      SIn9例13゜ ラニチジン             50rngサリ
チル酸ナトリウム、      1ooIvフエニルゲ
タシン        100mg?テトスターチ  
        14Fvタ  ル  り      
                6rngポリビニル
ピロリドン         8IRgステアリン酸マ
グネシウム      2Fn9例14゜ 2ニチジン            5oダサリチル酸
ナトリウム      100〜アスピリン     
      200雫?テトスターチ        
  30syタ  ル  り            
        1 轡4リピニルピロリドン    
  、   8ダステアリン酸マグネシウム     
 29Uユ ラニチジン            50Fngサリチ
ル酸ナトリウム      1100FRニフルミン酸
           200In9Iテトスターチ 
         3oダタ  ル  り      
              1 oIngポリビニル
ピロリドン         3In9ステアリン酸マ
グネシウム      2■例16゜ プロノ量ンセリン           15Ivサリ
チル酸ナトリウム      150ダイントメサチン
          20ダポテトスターチ     
     15ダタルク       5■ ポリビニルピロリドン        4IRgステア
リン酸マグネシウム      1m9
【図面の簡単な説明】
図面は、インドメサチ:/ (10In97kg、経口
)Ws導瘍形成によシ腸壁の引張シ強さが経時的に低下
する状態を示すグラフである。 図中の範囲表示はP(0,01の範囲を示し、カッコ内
の数字は動物数を示す。 以下余白 第1頁の続き @Int、 C1,3識別記号   庁内整理番号(A
 61 K 31/60 31/35           7330−4 C3
1/405)           7330−4 C
(A61K 31/60 31/435           7169−4 C
31/405)           7330−4 
C優先権主張 @1982年5月14日■ハンガリー(
HU)[有]1536 /’82 @発 明 者 ラツロ・ツボニー ハンガリー国ブダペスト11ツア ボルックス力・エム・ウツツア 0発 明 者 ユデイト・マツプ ハンガリー国ブダペスト2オツ ギダ・ウッツア32 @発明者  ジョルジ・ハヨス ハンガリー国ブダペスト2ガボ ル・アロン・ウツツア59 0発 明 者 マリアン・スクボレックッハンガリー国
ブダペスト7ソバ ンク・ウツツア8 0発 明 者 力タリノ・パラッギ ハンガリー国ブダペスト50セ ンゲルグ・エイチピー・ウツツ ア25 0発 明 者 エバ・パロシ ハンガリー国ブダペスト2ベン ト・ウツツア21 @R明 者 エラエル・チョルノキー ハンガリー国ブダペスト11バル トク・ビー・ウツツア4 0発 明 者 ジョッオ・ホルトバギーハンガリー国ブ
ダペスト14スオ コリー・ウツツア49 手続補正書 (方式) %式% 1、事件の表示 昭和58年 特許願  第82902号2、発明の名称 抗潰瘍医薬組成物及びその製造方法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 名 称  リヒター ゲデオン ベジエセティジャール
 アールチー 4、代理人 6、補正の対象 (1)願書の「出願人の代表者」の欄 (2)委任状 (3)図 面 7、補正の内容 (11、(21別紙の通り (3)図面の浄書(内容に変更なし) 8、添付書類の目録

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.1重量部の抗潰瘍剤又はその塩、及び0.1〜10
    重量部のサリチル酸又はそのアルカリ金属塩を含んで成
    シ、そして場合によってはさらに0.01〜1重量部の
    非ステロイド性抗炎症剤を含んで成る抗潰瘍医薬組成物
    。 2、組成物の合計重量に対して活性成分の濃度が10〜
    90重量%であり、残部が医薬組成物中に常用される担
    体及び/又は添加剤である特許請求の範囲第1項記載の
    組成物。 3、抗潰瘍剤がN“−シアツーN′−メチル−N−(2
    −(((5−メチル−1−H−イミダシール−4−イル
    )−メチル)−チオ)−エチル〕グアニジン、N−(2
    −(((5−(ジメチルアミノ)−メチル−2−フラニ
    ル)−メチル)−チオ)−エチル)−N′−メチル−2
    −二トロー1.1−エチレンジアミン、N、N−ジイソ
    ゾロビル−N−メチル−2−(キサンセン−9−カルブ
    ニルオキシ)エチルアンモニウムヒドロキシド、キサン
    セン−9−カルデン酸トロピンエステルメチルヒドロク
    ロリド、又は2−(p−メチルスルホニルフェニル)イ
    ミダゾ(’L2− a:lピリジンである特許請求の範
    囲第1項記載の組成物。 4、非ステロイド性抗炎症剤が1−(p−クロロペンソ
    イル)−5−メトキシ−2−メチルインドール−3−イ
    ル酢酸、d−2−(6−メドキシー2−ナフチル)クロ
    ピオン酸、4−7’チル−1,2−ジフェニルピラゾリ
    ジン−3,5−ジオン、ア七チルサリチル酸、又は3−
    (3−)リフルオロメチルアニリノ)ニコチン酸である
    特許請求の範囲第1項記載の組成物。 5、常用の担体及び/又は添加剤と共に、0.1〜1重
    量部のサリチル酸ナトリウム及び1重量部のN“−シア
    ノ−N′−メチル−N−[2−(((5−メチル−1−
    H−イミダゾール−4−イル)−メチル)−チオ)−エ
    チル)グアニジンを含んでなる特許請求の範囲第1項記
    載の組成物。 6、常用の担体及び/又は添加剤と共に、0.1〜1重
    量部のサリチル酸ナトリウム、0.01〜1重量部の1
    −(p−クロロベンゾイル)−5−メトキシ−2−メチ
    ルインドール−3−イル酢酸、及び1重量部のN“−シ
    アノ−N′−メチル−N−[:2−(((5−メチル−
    1−H−イミダゾール−4−イル)−メチル)−チオ)
    −エチル〕グアニジンを含んで成る特許請求の範囲第1
    項記載の組成物。 7、常用の担体及び/又は添加剤と共に、0.1〜10
    重量部のサリチル酸ナトリウム、及び1重量部0N−(
    :2−(((5−(uメチルアミン)−メチル−2−7
    ラニル)−メチル)−チオ)−エチル)−N′−メチル
    −2−二トロー1,1−メチレンシアミンを含んで成る
    特許請求の範囲第1項記載の組成物。 8、常用の担体及び/又は添加剤と共に、0.1〜10
    重量部のサリチル酸又はそのアルカリ金属塩、及び1重
    量部の抗潰瘍剤、そして場合、によってはさらに0.0
    1〜1重量部の非ステロイド性抗炎症剤を混合すること
    を特徴とする抗潰瘍医薬組成物の製造方法。 9、抗潰瘍剤としてN“−シアノ−N′−メチル−N−
    [2−(((5−メチル−1−H−イミダゾール−4−
    イル)−メチル)−チオ)−エチル]グアニジン、N−
    C2−(CC5−Cジメチルアミノ)−メチル−2−フ
    ラニル)−メチル)−チオ)−エチル)−N′−メチル
    −2−ニトロ−1,1−メチレンジアミン、N、N−ジ
    イソプロピル−N−メチル−2−(キサンセン−9−カ
    ル?ニルオキシ)エチルアンモニウムヒドロキシド、キ
    サンセン−9−カルがン酸トロピンエステルメチルヒド
    ロクロリドもしくは2−(p−メチルスルホニルフェニ
    ル)イミダゾ(L2−a)ピリジン、又はこれらの塩を
    使用し、そして場合によっては、非ステロイド性抗炎症
    剤として1− (p−クロロベンゾイル)−5−メトキ
    シ−2−メチルインドール−3−イル酢酸、d−2−(
    6−メドキシー2−ナフチル)ゾロピオン酸、4−ブチ
    ル−1,2−ジフェニルピラゾリジン−3,5−ジオン
    、アセチルサリチル酸もしくは3−(3−)リフルオロ
    メチルアニリノ)ニコチン酸、又はこれらの塩を使用す
    る特許請求の範囲第8項記載の方法。 10、N“−シアノ−N′−メチル−N−(:2−((
    (5−メチル−1−H−イミダゾール−4−イル)−メ
    チル)−チオ)−エチル)グアニジン1重量部及びサリ
    チル酸ナトリウム0.1〜1重量部を使用する特許請求
    の範囲第8項記載の方法。 11、N”−シアノ−N′−メチル−N−(2−(((
    5−メチル−1−H−イミダゾール−4−イル)−メチ
    ル)−チオ)−エチル〕グアニジン1重量部、サリチル
    酸ナトリウム0.1〜1重量部及び1−(p−クロロベ
    ンゾイル)−S−メトキシ−2−メチルインドール−3
    −イル酢酸0.01〜1重量部を使用する特許請求の範
    囲第8項記載の方法。 12、  N −(2−(((5−(ジメチルアミノ)
    −メチル−2−フラニル)−メチル)−チオ)−エチル
    )−N′−メチル−2−二トロー1,1−メチレンジア
    ミン1重量部及びサリチル酸ナトリウム0.1〜10重
    量部を使用する特許請求の範囲第8項記載の方法。
JP8290283A 1982-05-14 1983-05-13 抗潰瘍医薬組成物及びその製造方法 Pending JPS5936617A (ja)

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