JPS5936573Y2 - 防振ハンガ− - Google Patents
防振ハンガ−Info
- Publication number
- JPS5936573Y2 JPS5936573Y2 JP12468878U JP12468878U JPS5936573Y2 JP S5936573 Y2 JPS5936573 Y2 JP S5936573Y2 JP 12468878 U JP12468878 U JP 12468878U JP 12468878 U JP12468878 U JP 12468878U JP S5936573 Y2 JPS5936573 Y2 JP S5936573Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frames
- vibration
- ceiling
- vibrations
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ビル建築等において各階を仕切る天井スラブ
と天井パネルとを係止支持する天井スラブ吊り体と天井
パネル係止体との間に介在させ上階の振動或いは振動よ
り発する音を防止し、更に建築物内において各種配管を
天井スラブより吊り係止しつつ当該配管より生じる振動
伝達を防止する等、その他広汎な各種の部材或いは部所
において当該部材などを吊り係止しつつその部材等より
生じる振動及び振動音等を防止する防振ハンガーに関す
るものである。
と天井パネルとを係止支持する天井スラブ吊り体と天井
パネル係止体との間に介在させ上階の振動或いは振動よ
り発する音を防止し、更に建築物内において各種配管を
天井スラブより吊り係止しつつ当該配管より生じる振動
伝達を防止する等、その他広汎な各種の部材或いは部所
において当該部材などを吊り係止しつつその部材等より
生じる振動及び振動音等を防止する防振ハンガーに関す
るものである。
高層ビル建築への居住を余儀なくされている現今におい
て、当該居住者等の安住条件として最も重視されるのが
上階からの振動或いは振動より発する音を防止し、耳或
いは皮膚感覚からの不快感を除去することであり、更に
重た、建築物内における大小の各種配管より生ずる振動
或いは振動に伴って発せられる音を防止するのは現今に
おける居住状況下にあって公害防止の重要な一翼な和う
ものである。
て、当該居住者等の安住条件として最も重視されるのが
上階からの振動或いは振動より発する音を防止し、耳或
いは皮膚感覚からの不快感を除去することであり、更に
重た、建築物内における大小の各種配管より生ずる振動
或いは振動に伴って発せられる音を防止するのは現今に
おける居住状況下にあって公害防止の重要な一翼な和う
ものである。
そこで本考案は、このような状況にシ゛瞥み、天井スラ
ブ吊り体と天井パネル係正体との間にあって、当該天井
体を強固に係止支持するのは勿論のこと。
ブ吊り体と天井パネル係正体との間にあって、当該天井
体を強固に係止支持するのは勿論のこと。
ビル建築の各階において上階の振動或いは振動より発す
る音が階下に伝達されるのを防止し、更には、建築物内
に配設される各種の配管等より生ずる振動伝達を当該配
管等を天井体に係止固定しつつ防止する防振・・ンガー
をその目的とするものである。
る音が階下に伝達されるのを防止し、更には、建築物内
に配設される各種の配管等より生ずる振動伝達を当該配
管等を天井体に係止固定しつつ防止する防振・・ンガー
をその目的とするものである。
なお、本考案は、上記例に限らずビル建築等において、
振動伝達を防止すべくあらゆる部所及び部材に広汎に適
用し得るものである。
振動伝達を防止すべくあらゆる部所及び部材に広汎に適
用し得るものである。
以下、この考案の一実施例を添付した図面に従って詳細
に説明する。
に説明する。
縦長のコ字状の鋼材フレーム１，１の夫々上下辺２，２
の中央に内部を円形にした切り込み孔部３．３を穿設し
、当該両フレームを接合組み立てるとともに当該切り込
み孔部の中に、中芯に二重天井体４を係止支持する適宜
の回動軸５或いは天井スラブ６から吊り下げられた吊り
体軸Ｉを挿通する挿通孔８を有し括れ部９の下端を肉薄
帯１０とし上端に回動軸或いは吊り体軸の頭部接合の緩
衝材１１を一体接合し全体が極肉厚の防振ゴム体１２を
嵌合介在させ、両フレームの夫々上下辺の適宜位置なカ
シメ部材１３等の方法にて止着固定してなる二重天井構
造における防振ハンガーである。
の中央に内部を円形にした切り込み孔部３．３を穿設し
、当該両フレームを接合組み立てるとともに当該切り込
み孔部の中に、中芯に二重天井体４を係止支持する適宜
の回動軸５或いは天井スラブ６から吊り下げられた吊り
体軸Ｉを挿通する挿通孔８を有し括れ部９の下端を肉薄
帯１０とし上端に回動軸或いは吊り体軸の頭部接合の緩
衝材１１を一体接合し全体が極肉厚の防振ゴム体１２を
嵌合介在させ、両フレームの夫々上下辺の適宜位置なカ
シメ部材１３等の方法にて止着固定してなる二重天井構
造における防振ハンガーである。
なお、鋼材フレーム１，１の夫々上下鋳２，２に穿設さ
れた切り込み孔部３，３は、左右それぞれのフレームに
向って、一方は前方から切り込み孔部３を他方Ｆｉ後方
から切り込み孔部３を穿設しであるので、突発的な重衝
撃等により夫々のフレーム１，１は適宜のカシメ部材１
３等の止着固定の機能に頼らずとも両フレームの切り込
み孔部内に介在している防振ゴム体１２の作用をもって
フレーム自体の機能にて当該両フレームが左右に開別さ
れる虞れは完全に回避される。
れた切り込み孔部３，３は、左右それぞれのフレームに
向って、一方は前方から切り込み孔部３を他方Ｆｉ後方
から切り込み孔部３を穿設しであるので、突発的な重衝
撃等により夫々のフレーム１，１は適宜のカシメ部材１
３等の止着固定の機能に頼らずとも両フレームの切り込
み孔部内に介在している防振ゴム体１２の作用をもって
フレーム自体の機能にて当該両フレームが左右に開別さ
れる虞れは完全に回避される。
また、両フレーム１，１の中に介在される防振ゴム体１
２の括れ部９の面部が二重天井体４等の重力により当該
両フレームの切り込み孔部３の段差面に撓む範囲を最少
限にとめるため、当該防振ゴム体の括れ部の面部に接合
するフレーム切り込み孔部３の切り込み幅を狭くするな
らば、当該括れ部９がフレーム切り込み孔部へ接合する
面部の撓み範囲は極少となり防振機能を一層正常な姿で
全うすることになる。
２の括れ部９の面部が二重天井体４等の重力により当該
両フレームの切り込み孔部３の段差面に撓む範囲を最少
限にとめるため、当該防振ゴム体の括れ部の面部に接合
するフレーム切り込み孔部３の切り込み幅を狭くするな
らば、当該括れ部９がフレーム切り込み孔部へ接合する
面部の撓み範囲は極少となり防振機能を一層正常な姿で
全うすることになる。
次に上記実施例の作用を二重天井構造における防振ハン
ガーを組み立てる順序に従って説明するならば、まず、
一方の鋼材フレーム１の切り込み孔部３に防振ゴム体１
２の括れ部９を挿入し、しかる後に両鋼材フレーム１，
１の夫々上下辺２゜２や適宜位置を適宜カシメ部材１３
等にて止着固定するものである。
ガーを組み立てる順序に従って説明するならば、まず、
一方の鋼材フレーム１の切り込み孔部３に防振ゴム体１
２の括れ部９を挿入し、しかる後に両鋼材フレーム１，
１の夫々上下辺２゜２や適宜位置を適宜カシメ部材１３
等にて止着固定するものである。
以上の如く構成よりなる本考案においては、振動防止の
効果等を一層多大なものとするため極肉厚ｑ坊振ゴム体
１２としたものであるが、その組み立て工程の際には二
枚の鋼材フレーム１，１の切り込み孔部３，３に当該肉
厚ゴム体部を嵌合するようなものであり、一体形成され
た一枚体の鋼材フレームの上下端辺の突設孔に肉厚ゴム
体部を挿入することが不可能なことに比し、当該極肉厚
防振ゴム体１２の切り込み孔部への挿入は極めて簡単と
なるので、簡単にその組み立てを行うことができるもの
である。
効果等を一層多大なものとするため極肉厚ｑ坊振ゴム体
１２としたものであるが、その組み立て工程の際には二
枚の鋼材フレーム１，１の切り込み孔部３，３に当該肉
厚ゴム体部を嵌合するようなものであり、一体形成され
た一枚体の鋼材フレームの上下端辺の突設孔に肉厚ゴム
体部を挿入することが不可能なことに比し、当該極肉厚
防振ゴム体１２の切り込み孔部への挿入は極めて簡単と
なるので、簡単にその組み立てを行うことができるもの
である。
なお、この考案において、参考図に示す如く二枚の鋼材
フレームを互いに直角位置にして適宜のカシメ部材等に
て止着固定するならば、当該フレーム内は広角度に保持
されているので、適宜ナツトＡ等の回締作業は極めて簡
易迅速となる。
フレームを互いに直角位置にして適宜のカシメ部材等に
て止着固定するならば、当該フレーム内は広角度に保持
されているので、適宜ナツトＡ等の回締作業は極めて簡
易迅速となる。
本考案は以上説明した如く、ビル建築における上階振動
の防振機能の増大を主として防振ゴム体１２を極肉厚と
し、該防振ゴム体１２を極めて簡易に鋼材フレーム１，
１内に挿入介在させるため。
の防振機能の増大を主として防振ゴム体１２を極肉厚と
し、該防振ゴム体１２を極めて簡易に鋼材フレーム１，
１内に挿入介在させるため。
それぞれ両フレームの上下辺２，２に切り込み孔部３，
３を穿設した二枚の鋼材フレームを組み合わせるような
したことが重要な創作要旨であり、その構造及び取付は
簡便にして且つそのコストは低廉であるとともに、二重
天井体４を強固に係止支持することば勿論、ビル建築の
各階の如何なる振動或いは振動から発する立も防止し、
多集団居住のなかにあって人間の耳或いは皮膚感覚から
の不快感を除去防止する防振・・ンガーの創作である。
３を穿設した二枚の鋼材フレームを組み合わせるような
したことが重要な創作要旨であり、その構造及び取付は
簡便にして且つそのコストは低廉であるとともに、二重
天井体４を強固に係止支持することば勿論、ビル建築の
各階の如何なる振動或いは振動から発する立も防止し、
多集団居住のなかにあって人間の耳或いは皮膚感覚から
の不快感を除去防止する防振・・ンガーの創作である。
なお、前記した如くこの考案は上記例のみに限定適用さ
れるものではなく、建築物内における各種配管の振動伝
達を防止するのをばじめ振動床達成゛いは振動より発す
るあらゆる音を防止すべく各部所及び各種部材に広汎に
適用し得るものである。
れるものではなく、建築物内における各種配管の振動伝
達を防止するのをばじめ振動床達成゛いは振動より発す
るあらゆる音を防止すべく各部所及び各種部材に広汎に
適用し得るものである。
図面は本考案に係る防振ハンガーの一実施例を示すもの
で、第１図は斜視図、第２図Ｉ／′ｉ使用の状態図、第
３図は防振ゴム体の断面図、第４図は二枚の鋼材フレー
ムの斜視図、第５図は参考図である。 １．１・・・・・備付フレーム、２．２・・・・・・フ
レームの上下辺１．３，３・・・・・・切り込み孔部、
４・・・・・・二重天井体、５・・・・・・回動軸、６
・・・・・・天井スラブ、７・・・・・・吊り体軸、８
・・・・・・ゴム体の挿通孔、９・・・・・・ゴム体の
括れ部、１０・・・・・・ゴム体の肉薄部、１１・・・
・・・緩衝材、１２・・・・・・防振ゴム体、１３・・
・・・・カシメ、Ａ・・・・・・ナツト。
で、第１図は斜視図、第２図Ｉ／′ｉ使用の状態図、第
３図は防振ゴム体の断面図、第４図は二枚の鋼材フレー
ムの斜視図、第５図は参考図である。 １．１・・・・・備付フレーム、２．２・・・・・・フ
レームの上下辺１．３，３・・・・・・切り込み孔部、
４・・・・・・二重天井体、５・・・・・・回動軸、６
・・・・・・天井スラブ、７・・・・・・吊り体軸、８
・・・・・・ゴム体の挿通孔、９・・・・・・ゴム体の
括れ部、１０・・・・・・ゴム体の肉薄部、１１・・・
・・・緩衝材、１２・・・・・・防振ゴム体、１３・・
・・・・カシメ、Ａ・・・・・・ナツト。
Claims (1)
- 縦長のコ字状の鋼材フレーム１，１の夫々上下辺２，２
の中央に内部を円形にした切り込み孔部３．３を穿設し
、当該両フレームを接合組み立てるとともＶＣ２核切り
込み孔部の中に、中芯に二重天井体４を係止支持する適
宜の回動軸５或いは天井スラブ６から吊り下げられた吊
り体軸７を挿通する挿通孔８を有し括れ部９の下端を肉
薄帯１０とし上端に回動軸或いは吊り体軸の頭部接合の
緩衝材１１を一体接合し全体が極肉厚の防振ゴム体１２
を嵌合介在させ、両フレームの夫々上下辺の適宜位置を
カシメ部材１３等の方法にて止着固雉してなる二重天井
構造における防振ハンガー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12468878U JPS5936573Y2 (ja) | 1978-09-11 | 1978-09-11 | 防振ハンガ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12468878U JPS5936573Y2 (ja) | 1978-09-11 | 1978-09-11 | 防振ハンガ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5541422U JPS5541422U (ja) | 1980-03-17 |
| JPS5936573Y2 true JPS5936573Y2 (ja) | 1984-10-08 |
Family
ID=29084912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12468878U Expired JPS5936573Y2 (ja) | 1978-09-11 | 1978-09-11 | 防振ハンガ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5936573Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-09-11 JP JP12468878U patent/JPS5936573Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5541422U (ja) | 1980-03-17 |
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