JPS5930089Y2 - 床・天井パネル - Google Patents
床・天井パネルInfo
- Publication number
- JPS5930089Y2 JPS5930089Y2 JP1961379U JP1961379U JPS5930089Y2 JP S5930089 Y2 JPS5930089 Y2 JP S5930089Y2 JP 1961379 U JP1961379 U JP 1961379U JP 1961379 U JP1961379 U JP 1961379U JP S5930089 Y2 JPS5930089 Y2 JP S5930089Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel frame
- ceiling
- floor
- base material
- ceiling base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は1階天井と2階床を共用した床・天井パネル
に関するものである。
に関するものである。
従来の床・天井パネルは、第1図に示すように、根太1
の上・下端にそれぞれ床下地材2と天井下地材3が接続
されているため、2階床の振動が根太1を介してそのま
ま階下に伝わり、騒音防止が図れないという問題を有し
ていた。
の上・下端にそれぞれ床下地材2と天井下地材3が接続
されているため、2階床の振動が根太1を介してそのま
ま階下に伝わり、騒音防止が図れないという問題を有し
ていた。
4は溝形鋼のパネル枠材である。
一方、従来より吊木を用いて天井材をつるしたものもあ
るが、この場合も天井材への振動伝搬防止はあまり期待
できない。
るが、この場合も天井材への振動伝搬防止はあまり期待
できない。
したがって、この考案の目的は、床振動の階下への伝搬
量を低減することができる床・天井パネルを提供するこ
とである。
量を低減することができる床・天井パネルを提供するこ
とである。
この考案の一実施例を第2図ないし第5図に示す。
すなわち、この床・天井パネルは、第2図および第3図
に示すように、開口を対向させた溝形鋼のパネル枠材5
と、両端部をそれぞれパネル枠材5の開口に嵌着するこ
とによりパネル枠材5間に横架固定された根太6と、根
太6の上面に貼着された床下地材7と、根太6に当接し
ないようにパネル枠材5間に横架されるとともにその下
面に天井材8をパネル枠材5に当接させないでかつパネ
ル枠材5の下面を隠蔽するように保持固定した天井下地
材9と、この天井下地材9とパネル枠材5間に介入され
る防振材10と、天井下地材9を防振材10を介してパ
ネル枠材5に固定する取付金具11とを備えたものであ
る。
に示すように、開口を対向させた溝形鋼のパネル枠材5
と、両端部をそれぞれパネル枠材5の開口に嵌着するこ
とによりパネル枠材5間に横架固定された根太6と、根
太6の上面に貼着された床下地材7と、根太6に当接し
ないようにパネル枠材5間に横架されるとともにその下
面に天井材8をパネル枠材5に当接させないでかつパネ
ル枠材5の下面を隠蔽するように保持固定した天井下地
材9と、この天井下地材9とパネル枠材5間に介入され
る防振材10と、天井下地材9を防振材10を介してパ
ネル枠材5に固定する取付金具11とを備えたものであ
る。
この場合、天井下地材9は、第2図に示すように角材の
両端下部に切欠部9aを形成したもので、この切欠部9
aをそれぞれパネル枠材5の下部フランジ5aに防振材
10を介して載架するとともに、下面に天井材8を釘ま
たは接着剤により固定している。
両端下部に切欠部9aを形成したもので、この切欠部9
aをそれぞれパネル枠材5の下部フランジ5aに防振材
10を介して載架するとともに、下面に天井材8を釘ま
たは接着剤により固定している。
また、取付金具11は第4図に示すようなもので、第2
図にも示すように天井下地材9の側方突出部上面に係合
する天井下地材保合部11 aと、パネル枠材5の下部
フランジ5aの下面に係合するパネル枠材保合部11
bと、これら天井下地材保合部11 aとパネル枠材保
合部11 bとを連結する連結部11 Cと、この連結
部11 Cの途中に設けられて振動を吸収するばね部1
1 dとを備えたものである。
図にも示すように天井下地材9の側方突出部上面に係合
する天井下地材保合部11 aと、パネル枠材5の下部
フランジ5aの下面に係合するパネル枠材保合部11
bと、これら天井下地材保合部11 aとパネル枠材保
合部11 bとを連結する連結部11 Cと、この連結
部11 Cの途中に設けられて振動を吸収するばね部1
1 dとを備えたものである。
このように、天井下地材9と根太6を離隔してパネル枠
材5に取付けるとともに、天井下地材9を防振材10を
介してパネル枠材5に固定し、かつ天井材8がパネル枠
材5と直接に接しないようにしたため、2階の振動が階
下へほとんど伝わらない。
材5に取付けるとともに、天井下地材9を防振材10を
介してパネル枠材5に固定し、かつ天井材8がパネル枠
材5と直接に接しないようにしたため、2階の振動が階
下へほとんど伝わらない。
しかも、取付金具11の連結部11 Cの途中には振動
およびがたつきを吸収するばね部11 dを設けたため
、防振効果はいっそう向上する。
およびがたつきを吸収するばね部11 dを設けたため
、防振効果はいっそう向上する。
その上、取付金具11を塩化ビニルで被覆することによ
り、その効果をさらに増すこともできる。
り、その効果をさらに増すこともできる。
なお、この床・天井パネルはパネルとして一体化したた
め、現場施工が容易となるという利点もある。
め、現場施工が容易となるという利点もある。
なお、第4図に示す取付金具11に代えて、第5図に示
す取付金具11′を用いても、上記実施例と同様の効果
を得ることができる。
す取付金具11′を用いても、上記実施例と同様の効果
を得ることができる。
すなわち、この取付金具11′は、第4図に示す取付金
具11の天井下地材係合部11a、パネル枠材係合部1
1b、連結部11 Cおよびばね部11 dにそれぞれ
相当する、天井下地材係合部11a’、パネル枠材係合
部11 b’。
具11の天井下地材係合部11a、パネル枠材係合部1
1b、連結部11 Cおよびばね部11 dにそれぞれ
相当する、天井下地材係合部11a’、パネル枠材係合
部11 b’。
連結部110′およびS字形のばね部11d′を備えた
ものである。
ものである。
以上のように、この考案の床・天井パネルは、一対のパ
ネル枠材と、これらパネル枠材間に横架固定されてその
上面に床下地材を貼着した根太と、この根太に当接しな
いように前記パネル枠材間に横架された天井下地材と、
この天井下地材と前記パネル枠材間に介入される防振材
と、前記天井下地材を前記防振材を介して前記パネル枠
材に固定する取付金具と、前記パネル枠材に当接するこ
となくかつそのパネル枠材下面を隠蔽するように前記天
井下地材下面に固定された天井材とを備えているため、
床振動の階下への伝搬量を低減することができるという
効果を有する。
ネル枠材と、これらパネル枠材間に横架固定されてその
上面に床下地材を貼着した根太と、この根太に当接しな
いように前記パネル枠材間に横架された天井下地材と、
この天井下地材と前記パネル枠材間に介入される防振材
と、前記天井下地材を前記防振材を介して前記パネル枠
材に固定する取付金具と、前記パネル枠材に当接するこ
となくかつそのパネル枠材下面を隠蔽するように前記天
井下地材下面に固定された天井材とを備えているため、
床振動の階下への伝搬量を低減することができるという
効果を有する。
第1図は従来例の断面図、第2図はこの考案の一実施例
の断面図、第3図はその要部斜視図、第4図は取付金具
の斜視図、第5図は他の取付金具の斜視図である。 5・・・・・・パネル枠材、5a・・・・・・下部フラ
ンジ、6・・・・・・根太、7・・・・・・床下地材、
8・・・・・・天井材、9・・・・・・天井下地材、9
a・・・・・・切欠部、10・・・・・・防振材、11
.11′・・・・・・取付金具、11 a、11 a’
・・・・・・天井下地材保合部、llb、11b’−・
・・・・パネル枠材係合部、11 C,11C’・・・
・・・連結部、11 d 、11 d′・・・・・・ば
ね部。
の断面図、第3図はその要部斜視図、第4図は取付金具
の斜視図、第5図は他の取付金具の斜視図である。 5・・・・・・パネル枠材、5a・・・・・・下部フラ
ンジ、6・・・・・・根太、7・・・・・・床下地材、
8・・・・・・天井材、9・・・・・・天井下地材、9
a・・・・・・切欠部、10・・・・・・防振材、11
.11′・・・・・・取付金具、11 a、11 a’
・・・・・・天井下地材保合部、llb、11b’−・
・・・・パネル枠材係合部、11 C,11C’・・・
・・・連結部、11 d 、11 d′・・・・・・ば
ね部。
Claims (3)
- (1)一対のパネル枠材と、これらパネル枠材間に横架
固定されてその上面に床下地材を貼着した根太と、この
根太に当接しないように前記パネル枠材間に横架された
天井下地材と、この天井下地材と前記パネル枠材間に介
入される防振材と、前記天井下地材を前記防振材を介し
て前記パネル枠材に固定する取付金具と、前記パネル枠
材に当接することなくかつそのパネル枠材下面を隠蔽す
るように前記天井下地材下面に固定された天井材とを備
えた床・天井パネル。 - (2)前記一対のパネル枠材はそれらの開口を対向させ
た一対の溝形鋼であり、前記根太はその両端部をそれぞ
れ前記一対の溝形鋼の開口に嵌着して取付けられるもの
であり、前記天井下地材は角材の両端下部に切欠部を形
成したものでこの切欠部をそれぞれ前記一対の溝形鋼の
下部フランジに前記防振材を介して載架するとともに下
面に前記天井材を貼着するものであり、前記取付金具は
前記天井下地材の上面と前記溝形鋼の下部フランジ下面
を把持するものである実用新案登録請求の範囲第(1)
項記載の床・天井パネル。 - (3)前記取付金具は、前記天井下地材の上面に係合す
る天井下地材係合部と、前記パネル枠材の下部フランジ
下面に係合するパネル枠材保合部と、これら天井下地材
保合部とパネル枠材係合部を連結する連結部と、この連
結部の途中に設けられて振動を吸収するばね部とを備え
たものである実用新案登録請求の範囲第(2)項記載の
床・天井パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1961379U JPS5930089Y2 (ja) | 1979-02-15 | 1979-02-15 | 床・天井パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1961379U JPS5930089Y2 (ja) | 1979-02-15 | 1979-02-15 | 床・天井パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55118807U JPS55118807U (ja) | 1980-08-22 |
JPS5930089Y2 true JPS5930089Y2 (ja) | 1984-08-28 |
Family
ID=28849044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1961379U Expired JPS5930089Y2 (ja) | 1979-02-15 | 1979-02-15 | 床・天井パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5930089Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4556858B2 (ja) * | 2005-12-08 | 2010-10-06 | 日本軽金属株式会社 | 根太付天井材およびそれを用いた天井構造 |
-
1979
- 1979-02-15 JP JP1961379U patent/JPS5930089Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55118807U (ja) | 1980-08-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11060579B2 (en) | Energy transmission control mount | |
JPS5930089Y2 (ja) | 床・天井パネル | |
JPS6013936Y2 (ja) | 床・天井パネル | |
JPH0842021A (ja) | 防振野縁及び防振天井構造 | |
JP2763994B2 (ja) | 建物の床部遮音構造 | |
JP3900610B2 (ja) | 建材用軽量形鋼、その製造方法及びこれを用いたスチールハウスの床構造 | |
JPH0342168Y2 (ja) | ||
JPH0454261Y2 (ja) | ||
JPS6016166Y2 (ja) | 床パネル | |
JP3142468B2 (ja) | 天井制振構造 | |
JPS5930092Y2 (ja) | 防振床パネル | |
JPS628265Y2 (ja) | ||
JPS624102Y2 (ja) | ||
JPH0565669B2 (ja) | ||
JPS628252Y2 (ja) | ||
JPS6016165Y2 (ja) | 防振防音床パネル | |
JPS6114500Y2 (ja) | ||
JPH1096292A (ja) | 野縁構造 | |
JPS6345492Y2 (ja) | ||
JPS5930095Y2 (ja) | 階上用床パネル | |
JPS5930093Y2 (ja) | 防振床パネル | |
JP2688570B2 (ja) | 箱 樋 | |
JPH0631039Y2 (ja) | 床衝撃音防止根太 | |
JP3034356B2 (ja) | 建物の天井 | |
JPS6310028Y2 (ja) |