JPS5936261Y2 - 撹拌用プロペラの回転軸固定アダプタ - Google Patents

撹拌用プロペラの回転軸固定アダプタ

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Publication number
JPS5936261Y2
JPS5936261Y2 JP1979126252U JP12625279U JPS5936261Y2 JP S5936261 Y2 JPS5936261 Y2 JP S5936261Y2 JP 1979126252 U JP1979126252 U JP 1979126252U JP 12625279 U JP12625279 U JP 12625279U JP S5936261 Y2 JPS5936261 Y2 JP S5936261Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating shaft
diameter
sleeve
propeller
hub
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979126252U
Other languages
English (en)
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JPS5644832U (ja
Inventor
勝巳 山田
Original Assignee
株式会社中央理化
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社中央理化 filed Critical 株式会社中央理化
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は攪拌機にお・ける攪拌用プロペラを回転軸に固
定するアダプタに関するものである。
従来、この種の攪拌用プロペラを回転軸に固定するには
、図示しないが、 (1)プロペラハブ(第1図の符号1で示す)に、その
半径方向にボルト挿通孔を穿設し、回転軸にも、その半
径方向に螺孔を設け、回転軸をプロペラハブの内腔(第
1図の符号2で示す)に挿入してボルト挿通孔と螺孔と
を一致させ、ボルト挿通孔よりボルトを挿入し回転軸の
螺孔にねじ込む、いわゆる「ねじ止め」の態様、(2)
プロペラハブの内腔壁にテーパー溝を刻設し、回転軸を
プロペラハブ内腔に挿入してテーパー溝にくさびを打込
む、いわゆる「キー止め」の態様、 (3)回転軸の端部にプロペラハブを螺合し、その先端
にプロペラの回転方向と逆方向に螺合するナツトで締付
ける、いわゆる「ナツト締め」の態様 が通常であった。
しかしながら、上記の各態様では、まず、回転軸或いは
プロペラハブの一方又は双方に加工を施す必要があると
共に、可逆回転をするプロペラの攪拌中にボルト、くさ
び又はナツトが緩み、プロペラが回転軸より脱落する危
険がある。
次に、これに加えて、(1)の態様では、攪拌機におい
てしばしば要求されるところの、被攪拌物の沈降を防止
して平均的な攪拌を行うために複数個のプロペラを回転
軸に取付ける場合或いは被攪拌物の種類によっては回転
軸の中間にプロペラを移動して取付ける必要がある場合
には、回転軸の縦軸方向に複数個の螺孔を予め設けてお
く必要があるため、回転軸の機械的強度に不安をもたら
す(曲り等が発生する怖れがある)という欠点があり、
また(3)の態様では、上記攪拌機として要求される事
項(複数個のプロペラの取付け、プロペラの移動取付け
)を満たすこと及びプロペラを可逆回転させることは何
れも不可能であるという欠点があった。
本考案は上記のような従来の欠点に着目して威されたも
ので、その目的とするところは、回転軸及び攪拌用プロ
ペラに格別の加工を施すことなく、しかもプロペラを回
転軸の所望位置に適宜固定乃至は複数個のプロペラを適
宜固定しうるようにし、そしてプロペラが可逆回転して
も回転軸より脱落することのないアダプタを提供するも
のである。
以下、本考案に係るアダプタの実施例を図面に基いて説
明する。
第1図は攪拌用プロペラで、そのハブ1の内腔2の壁面
はテーパー状に形成されている。
そしてハブ1の外径をd、内腔2の上端直径をd I、
下端直径をd″(d’ <d”)、高さをhとする(第
1図す参照)。
第5図は回転軸3の一部で、その外径をαとする。
第2図はアダプタの一素子であるスリーブを示し、その
スリーブ4の外周壁はハブ内腔2と同一のテーパー状に
形成され、また外周壁の一部に上端から下端にわたって
巾広いスリット5と中挟スリット6とが連続して形成さ
れてお・す、巾広スリット5が形成されている範囲の外
周壁にねじ7が刻設されている(スリンl−5,6は同
−巾でもよい)6そして、スリーブ4の」一端外径をl
、下端外径をド、内径を1″、高さをh′ とすると、
プロペラハブ1及び回転軸3の間で、l’>d”>d’
>l、 h’>h、 l”>αの関係に形成されている
第3図はアダプタの一素子である環状のワッシャーを示
し、そのワッシャー8の外周には等間隔に多数の係止片
9が、内周には一個の係止片10が夫々突設されている
そして、上記係止片9は斜め上方に折曲形成され、その
外径及びワッシャー8の内径はプロペラハブ1の外径d
及び内腔2の上端直径d′と夫々同一に形成されている
(第3図す参照)。
第4図はアダプタの一素子であるナツトを示しそのナツ
ト11の外周面には直交状態に四個(少くとも2個以上
)の切欠き溝12が形成され、また内周面にねじ13が
刻設されている。
そして、このナツト11の内径βはスリーブ4の上端外
径1より若干大きく、また切欠き溝12の底部外径は上
記ワッシャー8の外径γと同一に夫々形成されている。
次に、アダプタの上記各素子をもってプロペラを回転軸
に固定する態様について説明する。
(/1′)スリーブ4をプロペラハブ1の下方よりその
内腔2内に挿入する。
上記1’ >d”>d’ >1. h’ >hの関係か
ら、スリーブ4はそのねじ7の刻設上部をハブ1の上端
面より露出させた状態で一応係止される。
仲)回転軸3にワッシャー8を、次いでナツト11を順
次挿入する。
上記d’>l>1”>αの関係からワッシャー8を、β
>l>1″>αの関係からナツト11を夫々回転軸3に
挿入することができる。
(/→ ワッシャー8、ナツト11を緩挿した回転軸3
をプロペラハブ1の内腔2にすでに係止されているスリ
ーブ4に挿入する。
上記1″〉αの関係から回転軸3をスリーブ4に挿入す
ることができる。
は)ワッシャー8を下降しスリーブ4の上記露出部を貫
通せしめてハブ1の上端面におく。
この際、ワッシャー8の係止片10はスリーブ4の巾広
スリット5内に嵌入する。
ホ)ナツト11を下降しスリーブ4の上記露出したねじ
7に螺合する。
外)ナラI・11の螺合につれて、スリーブ4はハブ1
の内腔2内を」―昇し、スリーブ4のテーパー外周壁と
内腔2のテーパー内周壁との密着強度を強める。
一方、スリーブ4はスリット5,6の間隙縮少により回
転軸3の把握を強める。
(ト)ナツト11の締付けにより、プロペラが回転軸に
完全に強固に固定された状態で、ワッシャー8の係止片
9を折曲げてナツト11の切欠き溝12内に嵌太し、ナ
ツト11の緩み止めをする。
以上(イ)〜(1・)によりプロペラを回転軸に取付け
た状態を第6図に示す。
以上のように、本考案のアダプタ (スリーブ、ワッシ
ャー、ナツトの三素子より成る)によれば、プロペラハ
ブ及び回転軸に格別な加工を施すことなく、スリーブへ
のナツトの螺合により、スリーブのテーパー外周壁とプ
ロペラハブの内腔のテーパー内周壁との摺動密着と、ス
リーブの内径縮小による回転軸把握との協動作用スリー
ブのスリツトヘワツシャーの係止片(内側)が嵌入され
ることによるワッシャーの回転防止と、ワッシャーの係
止片(外側)がナツト切欠き溝へ嵌入されることによる
ナラI・の緩み止めとの協動作用によってプロペラを回
転軸に強固に固定することができるので、攪拌機にお・
いて特に要求されるプロペラの取付位置の変更或いは複
数個のプロペラの取付けにも、その操作は簡単であり、
しかもプロペラの正逆回転によっても回転軸への固定が
緩むことなく、従来の欠点を全て除去しうる実益を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は攪拌用プロペラで、aは平面図、bはaのX−
X線断面図を示す。 第2図乃至第4図は本考案に係るアダプタの各素子の実
施例で、第2図はスリーブの正面図を示し、第3図はワ
ッシャーで、aは平面図、bはaのY−Y線1断面図を
示し、第4図はナツトで、aは平面図、bはaのZZ線
で一部I断面した側面図を示す。 第5図は回転軸の正面図を示す。 第6図はプロペラの回転軸固定状態を示す一部縦断面図
である。 1・・・・・・プロペラハブ、3・・・・・・回転軸、
4・・・・・・スリーブ、5,6・・・・・・スリット
、8・・・・・・ワッシャー9.10・・・・・・係止
片、11・・・・・・ナツト、12・・・・・・切欠き
溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ハブ内腔周壁をテーパー状に形成された攪拌用プロペラ
    を回転軸に固定するアダプタにおいて、(a) 外周
    壁が前記ハブ内腔周壁と同一のテーパ状に、かつ高さを
    ハブの高さより大きく、内径を回転軸外径より若干大き
    く夫々形成され、外周壁の一部にその長手方向の一端よ
    り他端にわたってスリットを設け、小径外周壁表面にね
    じを刻設したスリーブ、 (b) 内径が前記ハブ内腔小径端の直径と同一に形
    成され、外周面には等間隔に多数の係止片を、内周面に
    は前記スリーブのスリットに嵌入する一個の係止片を夫
    々突設したワッシャ、 (c) ねじを刻設した内径が前記スリーブのねじ刻
    設端外径より若干大きく形成され、外周面に前記ワッシ
    ャの外周面に突設した係止片が折曲げ嵌入される少くと
    も2個の切欠き溝を設けたナツト、 の三素子より戊るアダプタ。
JP1979126252U 1979-09-14 1979-09-14 撹拌用プロペラの回転軸固定アダプタ Expired JPS5936261Y2 (ja)

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JP1979126252U JPS5936261Y2 (ja) 1979-09-14 1979-09-14 撹拌用プロペラの回転軸固定アダプタ

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5644832U JPS5644832U (ja) 1981-04-22
JPS5936261Y2 true JPS5936261Y2 (ja) 1984-10-05

Family

ID=29358142

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JP1979126252U Expired JPS5936261Y2 (ja) 1979-09-14 1979-09-14 撹拌用プロペラの回転軸固定アダプタ

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JPS6078629A (ja) * 1983-10-07 1985-05-04 House Food Ind Co Ltd 溶液用撹拌装置
CN107696270A (zh) * 2017-09-30 2018-02-16 马鞍山市华东耐磨合金有限公司 一种混凝土搅拌用加厚型搅拌板

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Publication number Publication date
JPS5644832U (ja) 1981-04-22

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