JPS62502557A - 金属薄板用自己タツピングねじ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 金属薄板用自己タフピングねじ ｌ豆旦ｌ見 シャンクの周りのリブ、溝または歯およびヘッドを有し一旦それらが金属板を固 定するため係合されたとき除去に対するねじの抵抗が増大する各種の金属板用自 己タフピングねじが、現在知られておりまた過去に知られていた。しかしながら 、本出願人らにより発見されたようなねじのコツプ状ヘッドに隣接したシャンク の周りの非対称的または不完全に囲繞する一連のリブについて開示または教示す る文献は存在していない。

ｌ豆亘亙且 全体として、本発明のねじは円筒状のシャンクを含み、その一端はテーバ状また は円錐状であり、その他端はヘッドを存し、その外側および／または端部はねじ をその軸線の周りに回転する工具と係合する手段を備えている。ねじのシャンク はその外端からヘッドの下側に隣接するところまで自己切削らせんねじを備えて いる。シャンクへの取り付は部に隣接するヘッドの外周はシャンクの軸線と平行 かつ同軸に円筒状に外向きに延長するフランジを備えシャンクから半径方向の凹 んだ環状面を有するキャップまたはコツプ状ヘッドを形成している。

本発明の新規な特徴はヘッドの凹状面とシャンクの隣接端の間の接合部の周囲の そしてそれらを橋絡するるが、シャンクの周囲の一部のみにおける多数の連続し たピラミッド状の四面体型リプを備えていることにある。これらのリブはシャン クの周囲の少なくとも約半分以上かつ約３７４以下、とくに約２００°と２７０ ゜の間の好ましくは２１６　”すなわちシャンク周囲の６０％だけ延長するのが 好ましい。これらの各リブは普通の正四面体と同じ形状のものでありそれはシャ ンクとヘッドの凹状面を横切るフランジ間の半径方向距離の約半分だけ延長する 。各ねじには約７個のこれらのリブが設けられるが；しかしながら、この数は本 発明の範囲から離れることなく変更することができる。図示のリブはすべて同じ 大きさおよび形状であるが、それらはらせんねじの上端に隣接する第１のリブか らシャンクから半径方向の高さを徐々に増大することができるものとして理解す べきである。しかして、ねじが回転されるとき、リブは一緒に固定される金属板 の孔の端に向かって徐々に押し進められるばかりでなく、前記孔の端において金 属の反り返り（ｃｒｉｍｐ）量を増大する。

しかして本発明のねじを固定することにおいて、それらのヘッドの凹部は二枚の 金属板の孔の端部が前記凹部内に上向きに変形されるのを許しそれらの四面体の リブがこの変形工程を助ける。しかしながら、意外なことにシャンクの周囲の一 部のみがこれらのリブを有するため、金属板からのねじの抜は出しくｂａｃｋ− ｏｕ　ｔ）抵抗が増大することが発見された。

目的および１占 したがって、本発明の目的は従来公知の金属板用自己タフピングねしより剥ぎ取 り（ｓｔｒｉｐｐｉｎｇ）および抜は出しトルクが大きい、有効な、効果的、経 済的で、簡単な金属板用小型自己タッピングねじを創造することである。

別の目的は金属疲労、孔ぐり効果、およびその穿孔の広げ過ぎのないことによる 廃物化を減少するようなねじを創造することである。

他の目的は緩みに対する大きい振動抵抗を備え、孔の端部の反り返りを増加し、 ねじの予め作られた孔への再設置の可能性およびその最初の抜は出し抵抗をなお 維持するようなねじを創造することである。

ス　の　単な晋゛日 上記のおよび他の特徴、目的および利点、およびそれらを達成する方法は添付図 面に示す本発明の実施例を参照することにより下記に一層詳細に記載されるがそ の中で： 第１図はそのヘッドの下の凹部と部分円上のリブの組を示す本発明の１実施例の 拡大斜視図：第■図はヘッド端フランジおよびねじのヘッドの下のシャンクの周 囲の一部分上の反り返しリブを示す第１図のｎ−ｎ線に沿う断面ｌ： 第■図は種々の高さのリブを有する本発明の別の実施例を示す第■図と同様の図 ： 第■図はどのようにねじが一対の金属薄板を変形してそれらに上向きにねじのヘ ッドの下の凹状面に向がって反り返して本発明のリブと係合せしめるかを示す、 本発明によるねじの部分破断側面図。

の　なｉ′　Ｂ 異なった特殊のねじがそれぞれ第１図、第■図および第■図に示されているが、 これらすべてのねじはシャンクまたは本体部分１０を有し、その円筒状外面は自 己ねじ立て、切削またはタッピングらせんねじ１セを備え、それは第■図に示さ れた円錐尖端ねじの場合蕃の円錐端上に延長している。このねじ１２は凹状面１ ６の直ぐそばのヘッド１４に向かって延長している。この凹部は図示されたよう にヘッドの外端の六角形外面から外方にまたシャンクに沿ってその軸線と共軸に 延長している。このねじのヘッドは通常のねじ回しが嵌合するように、第■図に 示された溝１９のように、溝付きである。

本発明の重要な特徴はそれぞれ第■図または第■図に示されたリブ２ｏまたは２ ２であり、それらはシャンク１０の上端と凹状面１６の間の角度的接合部を橋絡 するピラミッド状突起を含んでいる。これらのリブ２ｏまたは２２は、第■図お よび第■図に一層明瞭に示されているように、シャンクの周囲の一部だけに延長 し、第■図に示されたリブ２０のように同じ半径方向高さのものであるかまたは 第■図のリブ２２に対して示されたように高さが徐々に増加するものである。こ れらの各リブは傾斜面を有しまたシャンク１０と面１６の間の接合部において相 互に隣接している。リブはシャンクとフランジ１８の間の面１６の半径の殆ど半 分位まで延長しているが、それらは本発明の範囲から離れることなしにこの量を 大きくもまた小さくもすることができる。第■図および第■図に示された各実施 例において、リブ２ｏおよび２２は通常、第■図に示されたようなそれらの高さ の差に係わりなく、凹状面１６からシャンク１ｏに沿って同じ軸方向距離だけ延 長している。しかしながら、このシャンク１０に沿う軸方向距離は、若し望むな らば、本発明の範囲から離れることなく徐々に変化することが・できる。

さて第■図を参照すると、２枚の金属薄板Ｍ１およびＭ２は通常使用されるねじ の基部直径に実質的に等しい孔を下側または内側板Ｍ２に予め穿孔またはバンチ され、−力士側板Ｍ、の孔は通常僅かに太き（そのねじの主要直径に対応する。

しかしてねじがこれらの孔に挿入されかつ締めつけられるとき、ヘッドの下には 空間が存在しその中にこれらの板Ｍ、およびＭ２の孔の端部が上向けにねじのヘ ッド１４の凹部１６に向がって反り返る。セレーションまたはリブ２ｏまたは２ ２は、板Ｍ２の孔の上方に反り返った端部に係合しその端部を凹凸にしてねじの 外れまたは緩みに対する抵抗を増大し、またリブ２０または２２がシャンク１ｏ の周囲の一部だけに延長しているため、この端部を拡大することが防止されさら にそれが一旦第■図に示されたように設置されたとき除去および／または緩みに 対する抵抗をさらに増大する。さらに、頂部板の孔がリブ２０または２２によっ て拡大されるため、もし必要ならば、その抜は止め抵抗を減少することなしに、 除去または交換することができる。

本発明の薄板用自己タッピングねじのいくつかの特殊な実施例が図示されている が、異なった型の工具用の他の形状のヘッドが本発明の範囲から離れるごとなし に使用し得ることは明らかである。しかして、ねじのヘッドは、所望のように半 球状または多角形の外面を備えることができる。しかしながら、ヘッドの下側は ヘッドが凹状面を形成するようにコンブ型またはキャンプ型でその中に金属薄板 Ｍ、およびＭ２の孔の反り返った端部が変型されまたは反り返るように凹状にさ れなければならない。通常の従来技術の自己ねし立て式ねじにおいて孔の端部は 反対に、すなわちヘッドからねじの外端に向かって変型される。さらに、他の形 状のねじも、および／または他の形状のシャンクも、本発明の範囲から離れるこ となしに、使用し得ることが理解されるべきである。ここに記載した実施例に示 された周辺フランジ１８はまた本発明の範囲から離れることなしに図示されたそ の位置からシャンクの半径方向内方または外方に延長することができる。

特殊な実施例と関連して本発明の理論を上記に説明したが、この記載は単に例示 としてなされたもので本発明の範囲に対する限定としてのものでないことを明瞭 に理解すべきである。

国際調査報告

Claims (14)

【特許請求の範囲】
1. １．金属薄板用ねじであって、 Ａ）自己切削らせんねじを備えた円筒状シャンクと、Ｂ）前記シャンクの軸線と 同軸に延長する環状周辺フランジを備えたキャップ型ヘッドであってそのヘッド の下に凹部を形成したもの， とを含むものにおいて、 Ｃ）前記シャンクの周囲に部分的に延長しかつそこから半径方向外向きに前記周 辺フランジの直径の約半分だけそれらのヘッドの下で凹部に延長する多数のビラ ミッド型リブ を含む改良。
2. ２．前記ヘッドが工具−係合形状を有する請求の範囲第１項に記載のねじ。
3. ３．前記ヘッドが六角形周面を有する請求の範囲第１項に記載のねじ。
4. ４．前記ヘッドが前記シャンクの反対側に直径方向の溝を有する請求の範囲第１ 項に記載のねじ。
5. ５．前記リブか前記シャンクの周囲の約半分以上そして約４分の３以下だけ延長 する請求の範囲第１項に記載のねじ。
6. ６．前記リブが前記シャンクの周囲に約２００゜と約２７０゜の間延長する請求 の範囲第１項に記載のねじ。
7. ７．前記リブが前記シャンクの周囲に約２１６゜延長する請求の範囲第６項に記 載のねじ。
8. ８．前記リブが前記シャンクの周囲に前記ねじの隣接上端から延長するとき徐々 に高さを増大する請求の範囲第１項に記載のねじ。
9. ９．前記ねじが同心の隣接する孔を備えた二枚の平行な金属薄板を前記双方の孔 の端部を前記ヘッドの前記凹部に反り返らせることにより固定して前記ねじの抜 け止めトルクを増大する請求の範囲第１項に記載のねじ。
10. １０．ねじ付きシャンクおよび前記シャンク隣接した凹部を備えた工具係合キャ ップ型ヘッドを含む金属薄板用ねじであって：ヘッドに隣接するシャンクの周囲 の少なくとも約半分そして約４分の３以下だけ延長する多数の軸方向かつ半径方 向外向きに延長するリブを含む改良。
11. １１．前記ヘッドがシャンクと同軸でかつその縦方向に延長する周辺円筒状フラ ンジを有する請求の範囲第１０項に記載のねじ。
12. １２．前記リブがビラミッド型形状である請求の範囲第１０項に記載のねじ。
13. １３．前記リブが前記シャンクから前記ヘッドの周辺の約半分だけ前記凹部に前 記シャンクから角度をなして半径方向外向きに延長する請求の範囲第１０項に記 載のねじ。
14. １４．前記リブが前記シャンクの周囲に延長するとき高さが変化する請求の範囲 第１０項に記載のねじ。