JP3050542B1 - 穴付き頭部をもつねじ及びそのドライバビット - Google Patents

穴付き頭部をもつねじ及びそのドライバビット

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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B23/00Specially shaped nuts or heads of bolts or screws for rotations by a tool
    • F16B23/0007Specially shaped nuts or heads of bolts or screws for rotations by a tool characterised by the shape of the recess or the protrusion engaging the tool
    • F16B23/0023Specially shaped nuts or heads of bolts or screws for rotations by a tool characterised by the shape of the recess or the protrusion engaging the tool substantially cross-shaped

Abstract

【要約】 【課題】 頭部に設ける十字形の穴形状を変えるだけ
で、大きなトルク伝達が可能で、かつ、大きい推力に耐
え得る大きい喰いつき面を確保することが可能な穴付き
頭部をもつねじ及びそのドライバビットを提供する。 【解決手段】 頭部3の頂面に十字穴4が設けられ、係
止溝6は回転トルクを伝達する両側面7,8と、これら
両側面7,8間を連結する円錐状の外周面9とを有して
いる穴付き頭部をもつねじ1であって、外周面9の幅A
が、十字穴の長さMが汎用のねじ用十字穴の係止溝の外
周面より幅広に形成されていると共に、両側面7,8の
半径方向の長さBが外周面9の幅Aより短く形成されて
おり、さらに、隣接する係止溝6の側面7又は8と交叉
する両側面7,8の根元部の幅Cが外周面9の幅Aの
1.5倍以上に形成され、係止溝6のねじ締付け方向に
位置する側面7はねじ軸線に対して平行な平面に形成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、頭部にドライバビ
ットと係合して回転トルクを伝達するための十字穴を有
する穴付き頭部をもつねじ及びそのドライバビットの改
良にに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ねじ用十字穴については、フイリ
ップス十字穴が各国で規格化され、世界中に最も広く普
及している。このような十字穴付きねじは、十字形の穴
によるトルク伝達効率がすぐれ、また、ビットの嵌合
性、喰いつき性が良いので、締付け、あるいは取外し作
業が容易であるなど多くの利点を有している。
【0003】しかし、焼入れ硬化されたタッピンねじや
ドリルねじのように、締付けに大きい推力を必要とする
場合には、汎用のねじ用十字穴では喰いつき面が中央穴
部側に設けられていて、推力を受ける面積が小さく、か
つ、喰いつき面に回転トルクによる曲げモーメントが大
きく作用し、しかも焼入れ硬化されているため、ビット
側の喰いつき面の損耗が激しく、喰いつき不能が発生す
るという問題があった。また、電動スクリュードライバ
等の自動ねじ締付機を使用する場合、操作の不慣れによ
ってしばしばオーバトルクがかかり、ドライバビットの
破損やカムアウトが発生するという問題もあった。
【0004】このようなねじ用十字穴による問題点を解
決するため、回転トルクを伝達するために頭部に設ける
穴を十字穴に代わる特殊形状とすることで、十字穴より
大きなトルク伝達を可能とした穴付き頭部をもつねじ及
びそのドライバビットについて多くの提案がなされてい
る(例えば、特開平3−292407号公報、特公平7
−37805公報、米国特許第5,020,954明細
書号参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な技術背景の流れに沿って開発されたものであり、頭部
に設ける十字形の穴形状を変えるだけの単純な構造であ
りながら、大きなトルク伝達が可能で、かつ、大きい推
力に耐え得る大きい喰いつき面を確保することが可能な
穴付き頭部をもつねじ及びそのドライバビットを提供す
ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、次のような技術的手段を講じた。すな
わち、理解を容易にするため実施例の図面に用いた符号
を付して説明すると、頭部(3)の頂面に中央穴部
(5)から放射状に延びる先細の4つの係止溝(6)を
有する十字穴(4)が設けられ、前記係止溝(6)は回
転トルクを伝達する両側面(7),(8)と、これら両
側面(7),(8)間を連結する円錐状の外周面(9)
とを有している穴付き頭部をもつねじであって、前記係
止溝(6)は、JIS規格B1012に規定されている
十字穴の長さ(M)が同一のねじ用十字穴(104)の
係止溝(106)と比較して、前記外周面(9)の幅
(A)が、前記係止溝(106)の外周面(109)の
幅(a)より幅広で、また、前記両側面(7),(8)
がそれぞれ単一の平面により形成され、かつ、その半径
方向の長さ(B)が前記外周面(9)の幅(A)より短
く、さらに、前記両側面(7),(8)の根元部の幅
(C)が前記外周面(9)の幅(A)の約1.5倍を有
し、前記係止溝(6)が平面視で幅広の台形状に形成さ
れており、そして、前記中央穴部(5)の直径(D)
が、前記ねじ用十字穴(104)の中央穴部(105)
の直径(d)の約1.5倍を有しており、一方、前記係
止溝(6)のねじ締付け方向に位置する前記側面(7)
はねじ軸線に対して平行な平面に形成されており、か
つ、前記外周面(9)がねじ軸線に対して約5°傾斜し
た円錐状の喰いつき面に形成されていることを特徴とす
る。
【0007】また、本発明によれば、前記係止溝(6)
の外周面(9)に設けた円錐状の喰いつき面に代えて、
前記係止溝(6)のねじ弛め方向に位置する前記側面
(8)がねじ軸線に対して約10°傾斜した平面状の喰
いつき面に形成されることによって、上記目的は達成さ
れる。
【0008】次に、本発明のドライバビットは、上記の
ような形状に構成された十字穴(4)の前記中央穴部
(5)に整合する形状を有するビット先端部(21)の
外周面に前記4つの係止溝に係合する突条(駆動翼)
(22)が設けられていることを特徴とする。
【0009】本発明のねじは、上記した本発明による専
用のドライバビットを用いて締め付けるが、補修や分解
のためにねじを弛める場合には、本発明の専用ドライバ
ビットだけではなく、汎用の十字ドライバビットや四角
ビットを用いることが可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面に基づいて説明する。
【0011】図1及び図2は、本発明による穴付き頭部
をもつねじ1を示しており、ねじ軸2の上端に連設した
頭部3の頂面に独特の形状を有する十字穴4が設けられ
ている。該十字穴4は、中央穴部5から周方向へ90度
ずつ離隔して放射状に延びる先細の4つの係止溝6を有
し、該係止溝6が回転トルクを伝達する両側面7,8
と、これら両側面7,8間を連結する円錐状の外周面9
とを有している構成は、図5に示すJIS規格B101
2に規定されている汎用のねじ用十字穴104と共通し
ているけれども、十字穴の長さ(M)が同一の汎用のね
じ用十字穴104の中央穴部105及び係止溝106と
比較して、次のように特徴のある構成を備えている。
【0012】先ず、本発明に係る十字穴4の各係止溝6
の外周面9の幅(A)は、汎用の十字穴104の係止溝
106の外周面109の幅(a)より幅広に形成されて
いる。また、係止溝6の両側面7,8がそれぞれ単一の
平面により形成され、かつ、その半径方向の長さ(B)
が外周面9の幅(A)より短くなっている。さらに、隣
接する係止溝6の側面7又は8と交叉する両側面7,8
の根元部の幅(C)が外周面9の幅(A)の約1.5倍
を有している。その結果、両側面7,8が内拡がりに大
きな傾斜角度で延び、係止溝6が平面視で幅広の台形状
に形成されている。そして、中央穴部5の直径(D)が
汎用のねじ用十字穴104の中央穴部105の直径
(d)の約1.5倍を有し、非常に大きくなっている。
【0013】本発明による十字穴4とJIS規格B10
12により規定されている汎用のねじ用十字穴104と
の形状及び寸法の違いを、十字穴の長さ(M)が4.5
mmの場合について具体的に示すと、図6のとおりであ
る。図6(a)は本発明による十字穴4、図6(b)は
汎用のねじ用十字穴104を示している。
【0014】また、本発明による十字穴4の各係止溝6
は、少なくとも締付け方向に位置する側面7がねじ軸線
に対して平行な平面に形成されている。なお、図1及び
図2に示す実施の形態のねじ1では、各係止溝6の弛め
方向に位置する側面8もねじ軸線に対して平行な平面に
形成されている。一方、各係止溝6の外周面9は、ねじ
軸線を中心とする円錐状に形成され、かつ、ねじ軸線に
対して約5°、好ましくは5°46′の傾斜角度(α)
(図2参照)を有する円錐面に形成して円錐状の喰いつ
き面が形成されている。
【0015】上記のように構成されたねじ1の十字穴4
に係合して締付けに使用する本発明に係る専用のドライ
バビット20は、図3に示すように、十字穴4の中央穴
部5に整合する形状を備えたビット先端部21の外周面
に4つの係止溝6に係合する4つの突条(駆動翼)22
が設けられている。該突条(駆動翼)22は、両側面2
3,24が係止溝6の両側面7,8に対応する傾斜壁面
に形成されていると共に、外周面25が係止溝6の外周
面9に対応して傾斜角度(α)を有する円錐面に形成さ
れており、かつ、根元部の厚み(C′)が係止溝6の根
元部の幅(C)に対応して厚くなっている。
【0016】図4は、上記したドライバビット20をね
じ1の十字穴4に係合して締め付ける状態を示してい
る。このとき、十字穴4の係止溝6の外周面9がねじ軸
線を中心とする円錐面に形成されていると共に、ドライ
バビット20の突条(駆動翼)22の外周面25が外周
面9に対応してビット20の軸線を中心とする円錐面に
形成されているので、突条(駆動翼)22の両側23,
24と係止溝6の両側面7,8との間に嵌合隙間を設け
ても、各突条(駆動翼)22が円錐状の外周面9に沿っ
て周方向へ自由に回動し、4つの突条(駆動翼)22の
外周面25が係止溝6の幅広の外周面9に密着して、良
好、かつ大きな喰いつき面積が得られ、大きな推力に対
しても充分に耐え得るすぐれた食いつき性を有している
ものである。また、4つの突条(駆動翼)22の締付け
方向に位置する側面23が、係止溝6の締付け方向に位
置しねじ軸線に対して平行な平面を形成する側面7に押
接して大きな回転トルクを伝達することが可能となり、
しかも、トルクの伝達時におけるドライバビット20の
カムアウトを有効に防止できるものである。
【0017】上記のようにして締め付けたねじ1を弛め
て取り外す場合、本発明による専用のドライバビット2
0を用いて弛めることができるのは当然であるが、本発
明によるねじ1は、規格化された汎用の十字ビットその
他のビットを用いて弛めることも可能である。
【0018】図7及び図8は、汎用の十字ビット30を
ねじ1の十字穴4に係合して弛める使用例を示してい
る。この場合、十字ビット30の4つの突条(駆動翼)
31が薄いので、十字穴4の係止溝6の両側面7,8と
の間に隙間を生じるが、該十字ビット30を弛め方向へ
回動すると、各突条(駆動翼)31の先端部分が弛め方
向に位置する側面8に当接してねじ1を弛め方向へ回す
ことができる。なお、ねじ1を弛めるに必要な回転トル
クは、締付け時に比べて小さいので、上記のような汎用
の十字ビット30でも充分なトルクの伝達が可能であ
る。
【0019】図9は、汎用の四角ビット40をねじ1の
十字穴4に係合して弛める使用例を示している。この場
合、十字穴4の中央穴部5が汎用のねじ用十字穴104
の中央穴部105よりはるかに大きいので、ねじ1を弛
めるのに必要な回転トルクを伝達することができる大き
な四角ビット40を用いて、ねじ1を容易に弛めること
が可能である。
【0020】図10及び図11は、本発明による別の穴
付き頭部をもつねじ11を示している。該ねじ11は、
基本的には図1及び図2に示したねじ1と同一の構成で
あるので、ねじ1と同一の構成部分については同一の符
号を付して説明は省略するが、ねじ1が係止溝6の外周
面9に円錐状の喰いつき面を形成したのに対して、ねじ
11は係止溝6の弛め方向に位置する側面8′に喰いつ
き面を形成した構成に特徴がある。
【0021】すなわち、係止溝6の弛め方向に位置する
側面8′がねじ軸線に対して約10゜の傾斜角度(β)
に傾斜して、平面状の喰いつき面を形成している。一
方、係止溝6の外周面9′はねじ軸線に対して約15゜
〜20゜の傾斜角度(γ)の円錐面に形成して、後述す
るドライバビット20′の嵌合を容易にする案内機能を
高めてある。
【0022】図12は、ねじ11の十字穴4に係合して
締付けに使用する本発明による専用のドライバビット2
0′を示している。該ドライバビット20′は、基本的
には図3に示したドライバビット20と同一の構成であ
るので、ドライバビット20と同一の構成部分について
は同一の符号を付して説明を省略する。
【0023】ドライバビット20′は、4つの突条(駆
動翼)22の弛め方向に位置する側面24′が、ねじ1
1の側面8′に対応して約10°の傾斜角度(β)の傾
斜壁面に形成されている。一方、各突条(駆動翼)22
の外周面25′は、ねじ11の外周面9に対応するよう
に、ドライバビット20′の軸線に対して約15゜〜2
0゜の傾斜角度(γ)の円錐面に形成されている。
【0024】上記したドライバビット20′をねじ11
の十字穴4に係合して締め付ける場合、4つの突条(駆
動翼)22の傾斜側面24′が係止溝6の弛め方向に位
置する傾斜側面8′に密着して大きな喰いつき面積が得
られ、大きな推力に対しても充分に耐え得るものであ
る。また、4つの突条(駆動翼)22の締付け方向に位
置する側面23が、係止溝6の締付け方向に位置しねじ
軸線に対して平行な平面を形成している側面7に押接し
て大きな回転トルクを伝達することが可能となり、しか
も、トルクの伝達時におけるドライバビット20′のカ
ムアウトを有効に防止できるものである。
【0025】また、締め付けたねじ11を弛めて取り外
す場合、上記した専用のドライバビット20′を用いて
弛めることができるのは当然であるが、上述したねじ1
と同様に汎用の十字ビット30、四角ビット40その他
のビットを用いて弛めることが可能である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の穴付き頭
部をもつねじは、JIS規格B1012に規定されてい
る汎用のねじ用十字穴104に比べ、4つの係止溝6が
短くて、全体の幅が大きく、係止溝6が平面視で幅広の
台形状に形成されており、特に前記係止溝6の根元部の
幅(C)が非常に大きいので、該十字穴4に係合する本
発明のドライバビットの突条(駆動翼)22の厚みを大
きくでき、高い推力を伴う大きいトルクの伝達にも充分
耐える強度が得られる。しかも、前記4つの係止溝6の
ねじ締付け方向に位置する側面7がねじ軸線に対して平
行な平面に形成されているので、大きいトルクの伝達が
可能で、かつ、トルク伝達時におけるドライバビットの
カムアウトを有効に防止できる。
【0027】また、前記4つの係止溝の外周面又は
ねじ弛め方向に位置する側面に喰いつき面を形成した
から、中央穴部側に喰いつき面を形成した汎用のねじ用
十字穴その他のビット係合穴に比較して、はるかに大き
な喰いつき面を確保することが可能で、すぐれた喰いつ
き性を有している。特に、請求項1に係る発明では、前
記係止溝の外周面ねじ軸線に対して約5°傾斜し
円錐状の喰いつき面を形成したから、ドライバビット
の突条(駆動翼)22と前記係止溝の両側面7,8
の間に嵌合隙間を設けても、ドライバビットの前記突条
(駆動翼)22が前記係止溝の円錐状の喰いつき面に
沿って周方向へ自由に回動し、良好な喰いつき状態が達
成されるものである。
【0028】一方、締結に供した本発明のねじを補修や
分解のために取り外す場合、本発明による専用のドライ
バビットを用いる以外に、汎用の十字ドライバビットを
用いてねじを弛めることが可能である。さらに、中央穴
部5が前記汎用のねじ用十字穴104の中央穴部105
に比べてはるかに大きくなるので、ねじ1を弛めるのに
十分なトルクを伝達できる大きな四角ビット40を用い
ることが可能になり、使用・取扱いに大変有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による穴付き頭部をもつねじの平面図で
ある。
【図2】同要部の縦断正面図である。
【図3】同上ねじの締付けに使用するドライバビットの
要部正面図である。
【図4】同上ドライバビットを同上ねじの十字穴に係合
した状態を示す要部縦断正面図である。
【図5】汎用のねじ用十字穴をもつねじの平面図であ
る。
【図6】本発明による穴付き頭部をもつねじ(a)と汎
用のねじ用十字穴をもつねじ(b)とを比較した説明図
である。
【図7】本発明による穴付き頭部をもつねじの十字穴に
汎用の十字ビットを係合して弛める状態を示す要部横断
平面図である。
【図8】同要部縦断正面図である。
【図9】本発明による穴付き頭部をもつねじの十字穴に
汎用の四角ビットを係合して弛める状態を示す要部横断
平面図である。
【図10】本発明による別の穴付き頭部をもつねじの平
面図である。
【図11】同要部の縦断正面図である。
【図12】同上ねじの締付けに使用するドライバビット
の要部正面図である。
【符号の説明】
1,11 穴付き頭部をもつねじ 2 ねじ軸 3 頭部 4 十字穴 5 中央穴部 6 係止溝 7,8 両側面 9 外周面 20 ドライバビット 21 ビット先端部 22 突条(駆動翼) 23,24 両側面 25 外周面 30 汎用の十字ビット 40 汎用の四角ビット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16B 23/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭部(3)の頂面に中央穴部(5)から
    放射状に延びる先細の4つの係止溝(6)を有する十字
    穴(4)が設けられ、前記係止溝(6)は回転トルクを
    伝達する両側面(7),(8)と、これら両側面
    (7),(8)間を連結する円錐状の外周面(9)とを
    有している穴付き頭部をもつねじであって、前記係止溝(6)は、JIS規格B1012に規定され
    ている十字穴の長さ(M)が同一のねじ用十字穴(10
    4)の係止溝(106)と比較して、前記外周面(9)
    の幅(A)が、前記係止溝(106)の外周面(10
    9)の幅(a)より幅広で、また、前記両側面(7),
    (8)がそれぞれ単一の平面により形成され、かつ、そ
    の半径方向の長さ(B)が前記外周面(9)の幅(A)
    より短く、さらに、前記両側面(7),(8)の根元部
    の幅(C)が前記外周面(9)の幅(A)の約1.5倍
    を有し、前記係止溝(6)が平面視で幅広の台形状に形
    成されており、 そして、前記中央穴部(5)の直径(D)が、前記ねじ
    用十字穴(104)の中央穴部(105)の直径(d)
    の約1.5倍を有しており、 一方、前記係止溝(6)のねじ締付け方向に位置する前
    記側面(7)はねじ軸線に対して平行な平面に形成され
    ており、 かつ、前記外周面(9)がねじ軸線に対して約5°傾斜
    した円錐状の喰いつき面に形成されていることを特徴と
    する穴付き頭部をもつねじ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の前記十字穴(4)の前記
    中央穴部(5)に整合する形状を有するビット先端部
    (21)の外周面に前記4つの係止溝(6)に係合する
    突条(駆動翼)(22)が設けられていることを特徴と
    するドライバビット。
  3. 【請求項3】 頭部(3)の頂面に中央穴部(5)から
    放射状に延びる先細の4つの係止溝(6)を有する十字
    穴(4)が設けられ、前記係止溝(6)は回転トルクを
    伝達する両側面(7),(8)と、これら両側面
    (7),(8)間を連結する円錐状の外周面とを有して
    いる穴付き頭部をもつねじであって、 前記係止溝(6)は、JIS規格B1012に規定され
    ている十字穴の長さ(M)が同一のねじ用十字穴(10
    4)の係止溝(106)と比較して、前記外周面(9)
    の幅(A)が、前記係止溝(106)の外周面(10
    9)の幅(a)より幅広で、また、前記両側面(7),
    (8)がそれぞれ単一の平面により形成され、かつ、そ
    の半径方向の長さ(B)が前記外周面(9)の幅(A)
    より短く、 さらに、前記両側面(7),(8)の根元部の幅(C)
    が前記外周面(9)の幅(A)の約1.5倍を有し、前
    記係止溝(6)が平面視で幅広の台形状に形成されてお
    り、 そして、前記中央穴部(5)の直径(D)が、前記ねじ
    用十字穴(104)の中央穴部(105)の直径(d)
    の約1.5倍を有しており、 一方、前記係止溝(6)のねじ締付け方向に位置する前
    記側面(7)はねじ軸線に対して平行な平面に形成され
    ており、 かつ、前記係止溝(6)のねじ弛め方向に位置する前記
    側面(8)がねじ軸線に対して約10°傾斜した平面状
    の喰いつき面に形成されている穴付き頭部をもつねじ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の前記十字穴(4)の前記
    中央穴部(5)に整合する形状を有するビット先端部
    (21)の外周面に前記4つの係止溝(6)に係合する
    突条(駆動翼)(22)が設けられていることを特徴と
    するドライバビット。
JP10360591A 1998-12-18 1998-12-18 穴付き頭部をもつねじ及びそのドライバビット Expired - Fee Related JP3050542B1 (ja)

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