JPS593619B2 - 自動車ドア用中央制御鎖錠装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、それぞれの自動車ドアにおける機械式ドア錠
、中央から制御されるドア錠における逆転可能な電気機
械式自己保持アクチュエータ、および錠シリンダのかぎ
によって操作可能なアクチュエータ用電気機械式スイッ
チ装置が設けられており、その際中央制御ドア錠が、つ
め、係止つめおよびロックレバ−を有するロック装置を
有し、このロックレバ−が、所属のアクチュエータによ
って操作可能であり、またその際アクチュエータが操作
素子を有し、この操作素子が、所属のロックレバ−を操
作し、かつロック行程によりロック解除位置からロック
位置に動くことができ、またその際スイッチ装置が、ロ
ック回路とロック解除回路を有し、これらの回路が、か
ぎまたはダツシュボードスイッチによって切換可能であ
り、かつ接続されたアクチュエータ用回路を相応して制
御する、自動車ドア用中央制御鎖錠装置に関する。

自動車ドアとは、本発明の枠内において例えば後部はね
上げドアまたはトランクぶたの形で通常の自動車ドアに
加えて自動車に設けられたドアも含んでいる。

自己保持とは、アクチュエータが、操作素子に力を加え
ても戻ることができないことを表わしている。

このような中央制御鎖錠装置のドア錠は、原則的にいわ
ゆる中央制御ロック装置を有する自動車のすべてのドア
に設けることができる。

しかし通常は運転席ドアにドア錠が設けられており、こ
のドア錠のかぎまたは錠シリンダによって中央制御鎖錠
装置が、運転席ドアのドア錠と共に操作できるが、他方
においてこのドア錠は、かぎおよび錠シリンダを介して
機械的に操作される。

この装置は、例えば中央ロックを行った後に中央制御鎖
錠装置用の電源の故障によりもはや鎖錠装置が操作でき
ない場合にも、自動車室内に入れるようにするために設
けられている。

明らかにドア錠は、付加的に自動車室内から操作でき、
かついわゆる安全ボタンによってロックまたはロック解
除できる。

その際安全ボタンは、中央制御鎖錠装置が操作された時
にも異った位置を占め、その点において同時にロック位
置とロック解除位置を判別するため表示器として使われ
る。

安全ボタンという表現は、本発明の枠内においてレバー
状装置も含んでいる。

初めに述べたような公知の中央制御鎖錠装置によれば、
前記の機能が可能であるが、付加的な盗難防止は不可能
である。

窓ガラスの破壊または取はずしによって、例えば鎖錠装
置の安全ボタンが操作でき、それから適当なドア錠を開
くことができる。

このことは、自動車の密閉部材を通してドア錠内に、例
えばロックレバ−を操作できる工具を挿入することによ
って、安全ボタンを操作しなくとも行うことができる。

このようにしてロックは、「外部から」解除できる。

基本的には自動車ドア用中央制御鎖錠装置に盗難防止装
置を設けることは周知である。

そのため初めに述べたような鎖錠装置には設けられてい
ない外部の部品、例えば付加的なスイッチ装置によって
作業が行われ、これらスイッチ装置には、ドア錠の範囲
に磁石コイルおよび磁石コイルにより操作されるロック
素子が付属している。

これには費用がかかる。

本発明の課題は、初めに述べたような自動車ドア用閉鎖
装置を、いずれにせよ既存の部品をかなりの程度まで使
用して「外部からは」解除できない満足すべき盗難防止
が実現するように改善することにある。

この課題の解決策は次のような特徴を有する。

すなわち ａ）スイッチ装置が、もっばらかぎによって切換可能な
付加的な盗難防止回路を有し、 ｂ）アクチュエータの操作素子が、付加的な盗難防止行
程によりロック位置を越えて盗難防止位置ひノγｍ１１
／ ７ Ｌ堵＜−＜充 Ｃ）ドア錠が、付加的な盗難防止レバーを有し、その際
盗難防止レバーが、所属の操作素子に接続されて葛り、
かつロック行程および戻りの際にはロックレバ−を連行
し、また盗難防止行程の際には係止つめを直接または間
接的にロックし、かつ相応した戻り行程の際に解除する
。

アクチュエータの自己保持のため盗難防止レバーのロッ
クはそのまま行われている。

従って盗難防止レバーは、「外部から」戻すことはでき
ない。

ロックレバ−を操作した際、このロックレバ−はロック
された位置に留まっている。

本発明による鎖錠装置においてスイッチ装置は、直接か
つ公知のように錠シリンダに結合することができる。

この時スイッチ装置は、錠シリンダに付属の接点または
スイッチから成る。

しかしスイッチ装置は、駆動モータ、それにより操作可
能な操作素子およびそれにより操作される接点またはス
イッチを有する付加的な集合体であってもよく、または
既存の集合体内に収容してもよい。

この時駆動モータは、逆転可能であり、かつ他方におい
て前記のように例えば錠シリンダを介して切換可能であ
る。

アクチュエータの構造は、本発明の枠内において基本的
に任意である。

特に直線アクチュエータによって動作させることができ
、このアクチュエータの操作素子は、例えば操作棒とし
て構成され、３つの位置、すなわちロック解除、ロック
および盗難防止に動かすことができる。

初めに述べたような公知の処置を前提としてその点にお
いて簡単かつ確実に動作する本発明の実施形は次のよう
な特徴を有する。

すなわち中央制御ドア錠のアクチュエータが、接続され
た操作ねじスピンドルとここで自己保持するように案内
された操作ナツトとを有する逆転可能なサーボモータを
有し、この操作ナツトに操作レバーがはまっており、こ
の操作レバーに、接続レバーアームとロックレバ−アー
ムを有する双腕操作レバーが付属しており、また操作レ
バーと操作レバーの間に過負荷保護部材が配置されてお
り、この過負荷保護部材が、ロック解除位置からロック
位置へ操作レバーを動かした際に操作レバーを連行し、
また操作レバーが、盗難防止行程の際に過負荷保護部材
を越えて動き、かつロックレバ−アームにはまり、かつ
このロックレバ−アームを盗難防止位置に動かす。

前記の集合体と組合せてさらに装置を次のようにすると
有利である。

すなわちドア錠が、回転つめ、特にフォークつめ、双腕
係止つめおよびロックレバ−を有するロック装置を有し
、その際係止つめの一方の係止つめレバーアームが回転
つめと相互作用し、かつ他方の係止つめレバーアームが
ロックレバ−によってロックでき、またロックレバ−に
対して平行に盗難防止レバーが配置されており、この盗
難防止レバーが、ばねをはさんでまずロックレバ−を連
行でき、かつそれからこの盗難防止レバーにより、この
ばねの力に打勝ってロックレバ−をロックできる。

相応して通常のように運転席ドアにもドア錠が形成され
るが、その際盗難防止レバーは、アクチュエータによっ
てまたはアクチュエータだけによってではなく、錠シリ
ンダによって機械的に操作することもできる。

得られた利点は次の点にある。

すなわち本発明によれば初めに述べたような公知の鎖錠
装置は、さ程の出費なしに効果的な盗難防止を行う。

スイッチ装置においては、盗難防止回路用に付加的なス
イッチ位置を設けるだけでよい。

アクチュエータの操作素子は、付加的な行程を実行する
だけでよい。

ドア錠は、盗難防止レバーおよびこのレバーとロックレ
バ−の接続以外には実質的に変化していない。

すなわちこれらすべての集合体に関して優れた実施形を
前提とすることができる。

明らかに盗難防止回路のため、スイッチ装置とアクチュ
エータに導線と接点を設け、かつ両方を接続する回路を
相応して設け、このことは、電気技術の既存の知識の範
囲内で行われ、なんら困難を生じない。

本発明の実施例を以下図面によって説明する。

第１図に示した中央制御鎖錠装置は、自動車のドアに使
用するものである。

基本構造には、まず各自動車ドアに設けられているが１
つだけを図示した機械式ドア錠１、この中央制御ドア錠
１に設けられた逆転可能かつ自己保持する電気機械式ア
クチュエータ２、および錠シリンダのかぎによって操作
可能なアクチュエータ２用スイツチ装置３が属している
。

本実施例においＣスイッチ装置は、運転席ドア内にあっ
てもよく、ドア錠１のアクチュエータ２は後部ドアに配
置されていてもよい。

スイッチ装置３とアクチュエータ２の間の既略的に示し
た電気接続部４は分岐５を有し、これら分岐は別の自動
ドアに通じている。

第１図、第４図および第５図を比較考察すれば明らかな
ように、中央制御ドア錠１は、つめ６、係止つめ７およ
びロックレバ−８を有するロック装置を有し、このロッ
クレバ−８は所属のアクチュエータ２によって操作可能
である。

さらにアクチュエータ２が操作素子９を有することは明
らかであり、この操作素子は、所属のロックレバ−８を
操作し、かつロック行程ＶＨによってロック解除位置■
からロック位置■に動くことができる。

第１図、第２図および第３図には、ドア錠１およびアク
チュエータ２の動作位置、ロック解除が実線で示されて
おり、位置、ロックは破線で概略的に示されている。

スイッチ装置３は、ロック回路１０とロック解除回路１
１を有し、これら回路は、かぎまたはダツシュボードス
イッチによって切換可能であり、かつ接続された回路１
２を相応して制御する。

しかし付加的な処置がとられており、しかも ａ）スイッチ装置３は、かぎによって切換可能な付加的
な盗難防止回路１３を有し、 ｂ）アクチュエータ２の操作素子９は、付加的な盗難時
■Ｌ行程ＤＨによりロック位置■を越えて盗難防止位置
■に動くことができ、 Ｃ）ドア錠１は付加的な盗難防止レバー１４を有する。

第１図、第３図および第４図において、ロック解除位置
は実線で示されており、ロック位置および付加的な盗難
防止位置■は破線で示されている。

第５図においてドア錠１に関連して、操作素子９が盗難
防止位置■にある時、盗難防止レバー１４がどの位置を
占めるかが実線で示されている。

第４図と第５図を比較考察すれば明らかなように、この
盗難防止レバーは、ロック行程および戻しの際にロック
レバ−８を連行し、かつ盗難防止行程の際には係止つめ
７とロックレバ−８をロックし、その戻しの際に解除す
る。

本実施例においてこのことは、後で詳細に説明するよう
に行われる。

第２図には次のことが示されている。

すなわち本実施例においてまた本発明の有利な実施例に
よれば、中央制御ドア錠のアクチュエータ２は、接続さ
れた操作ねじスピンドル１６とここで自己保持するよう
に案内された操作ナツト１７を有する逆転可能なサーボ
モーフを有し、この操作ナツトに操作レバー１８がはま
っている。

この操作レバーに、接続レバーアーム１９とロックレバ
−アーム２０を有する双腕操作レバー１９，２０が付属
している。

操作レバー１８と双腕操作レバー１９゜２０の間に過負
荷保護部材２１がある。

この過負荷保護部材は、ロック解除位置■からロック位
置■に操作レバー１８を動かした際に双腕操作レバ＝１
９，２０を連行し、第２図に破線で示すようになる。

その他に操作レバー１８は、盗難防止行程ＤＨの際、ス
イッチ３５の相応した電気回路によって制御され、この
過負荷保護部材２１をさらに越え、かつロックレバ−ア
ーム２０に作用し、かつこのロックレバ−アームを盗難
防止位置■に動かし、第２図に破線で示すようになる。

スイッチ装置３を操作するため、通常の錠シリンダによ
って動作させることができ、この錠シリンダは、この時
ロック解除位置■とロック位置ＩＩの他に盗難防止位置
■を有するものでなければならない。

その際３つすべての位置は、同一のかぎで設定できるか
、または盗難防止位置■は、付加的なかぎで設定しても
よい。

最後に盗難防止回路１３のために別の錠シリンダを設け
ることもでき、この錠シリンダは、鎖錠装置について通
常のかぎ、または付加的なかぎによって操作できる。

本実施例によるドア錠１の構成は、特に第３図ないし第
５図に示す通りである。

ドア錠１は、まず公知のように回転つめ６、すなわちフ
ォークつめ、双腕係止つめ７およびロックレバ−８を有
するランク装置を有し、その際係止つめ７の係止っめレ
バーアーム２２が回転つめ６と相互作用し、かつ他方の
係止つめレバーアーム２３がＷツクレバーによってロッ
クできる。

通常のように外部操作レバー２４は関節結合さＱた操作
棒２５を有し、その際操作棒２５は、長穴ガイド２６を
介してロックレバ−８のピン２７に支持されており、か
つフック２８が、ロック解除位置■において係止っめ７
にはまっている。

さらに外部操作レバー２４には、完全には図示されてい
ない内部操作レバー３６と図示されていないドア外部バ
ンドルの押し棒３７がはまっている。

この公知の構成の他に付加的にロックレバ−８に対して
平行かつ同一軸上に、盗難防止レバー１４が配置されて
いる。

それによりまず操作レバー１９．２０をロック解除位置
■からロック位置■に動かした時、ばね２９をはさんで
ロックレバ−８が連行できる。

しかしその後盗難防止行程ＤＨによってロックレバ−８
と係止つめ７がロックでき、その際盗難防止レバー１４
は、盗難防止行程ＤＨを行い、かつ前記のばね２９の力
に打勝って、またその際この盗難防止レバーのフック１
４ａが、ロックレバ−８の突起８ａをロックするように
後からおさえ、かっ係止アーム１４ｂが、係止つめレバ
ーアーム２３の運動範囲内に揺動し、従って係止っめの
ロックを受持ち、しかも鎖錠した際破線で示した図に応
じて検出アーム８ｂなしでも、従って係止つめの位置を
検出する装置なしでも受持つ。

同様に運転席ドアのドア錠１が構成できるが、その際通
常は前記のような盗難防止レバー１４は錠シリンダによ
りかぎによって機械的に操作することもできるようにな
っている。

このことは、アクチュエータを介した操作に加えて行う
こともでき、それ故に第３図および第４図に操作棒３０
によって示されており、この操作棒は、直接または間接
的に錠シリンダと相互作用する。

さらに図示された実施例において、盗難防止レバー１４
は、［］ツクレバー８の弧状ガイド４２内にはまりかつ
盗難防止レバー１４に作用する操作棒３０を介して錠シ
リンダに接続される。

本発明による鎖錠装置においてロックおよびロック解除
は、公知のように、例えば接続された棒３２および関節
結合された安全レバー３３を有する内部安全ボタン３１
を介して行ってもよい。

つめ６に対応する閉鎖ピン３４は、閉鎖の際図示された
矢印の方向に動く。

外部操作レバー２４は、外部操作レバーアーム３９を有
シ、コのレバーアームに戻しはね４０がはまっており、
止め部４１が対応している。

その結果第３図ないし第５図に関連して説明したドア錠
１は次のような特徴を有する。

すなわちロックレバ−８に盗難防止レバー１４が付属し
ており、この盗難防止レバーは、ロック解除位置Ｉから
ロック位置■に動くことができ、かつその際ロック行程
ＶＨにわたってロックレバ−を連行し、また盗難防止レ
バー１４は、ロック行程ＶＨを越えて盗難防止位置■へ
盗難防止行程ＤＨを実行し、ロックレバ−８は、盗難防
止位置■にはならず、その際ロック位置■にあるロック
レバ−８と係止つめ７は、盗難防止レバー１４によって
ロックできる。

係止つめ７は、ロック可能なロックレバ−８の検出アー
ム８ｂによってロックできる。

しかじ係止つめ７は、盗難防止レバー１４の係止アーム
１４ｂによって直接ロックできるようにすることもでき
る（第６図）。

その他に図示された有利な実施形は次のような特徴を有
する。

すなわち盗難防上レバ１４は、ロックレバ−８に対して
平行にかつロックレバ−８の軸上に配置されているが、
ロックｌ／バー８に対して回転でき、また盗難防止レバ
ー１４とロックレバ−８の間に結合ばね２９が配置され
ており、このばねを介して盗難防＋Ｉ−レバー１４は、
ロック行程ＶＨの際にロックレバ−８を連行し、またそ
れから盗難防１）、レバー１４は、ロックレバ−８に対
して結合はね２９を変形させ、盗難防止位置■に達する
ことができ、ここでこの盗難防止レバーは、例えばフッ
ク１４ａによってロックするようにロックレバ・−８を
後からおさえる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による自動車ドア用中央制御鎖錠装置
の方式図、第２図は、第１図の装置のアクチュエータを
第１図よりもずっと拡大して種々の動作位置で示す図、
第３図は、第１図の装置のドア錠を第１図よりも拡大し
て示す図、第４図は、第３図の装置を別の動作位置で示
す図、第５図は、第３図の装置をさらに別の動作位置で
示す図、第６図は、第３図の装置の別の実施形を示す図
である。 １・・・・・・ドア錠、２・・・・・・アクチュエータ
、３・・・・・・スイッチ装置、６・・・・・・つめ、
７・・・・・・係止つめ、８・・・・・・ロックレバ−
１９・・・・・・操作素子、１４・・・・・・盗難防止
レバー、１５・・・・・・サーボモータ、１６・・・・
・・スピンドル、１８・・・・・・操作レバー、１９・
・・・・・接続レバーアーム、２０・・・・・・ロック
レバ−アーム、２１・・・・・・過負荷保護部材。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ それぞれの自動車ドアにおける機械式ドア錠、中央
   から制御されるドア錠における逆転可能な電気機械式自
   己保持アクチュエータ、および錠シリンダのかぎによっ
   て操作可能なアクチュエータ用電気機械式スイッチ装置
   が設けられており、その際中央制御ドア錠が、つめ、係
   止つめおよびロックレバ−を有するロック装置を有し、
   このロックレバ−が、所属のアクチュエータによって操
   作可能であり、またその際アクチュエータが操作素子を
   有し、この操作素子が、所属のロックレバ−を操作し、
   かつロック行程によりロック解除位置からロック位置に
   動くことができ、またその際スイッチ装置が、ロック回
   路とロック解除回路を有し、これらの回路が、かぎまた
   はダツシュボードスイッチによって切換可能であり、か
   つ接続されたアクチュエータ用回路を相応して制御する
   、自動車ドア用中央制御鎖錠装置において、 ａ）スイッチ装置３が、もっばらかぎによって切換可能
   な付加的な盗難防止回路を有し、 ｂ）アクチュエータ２の操作素子９が、付加的な盗難防
   止行程ＤＨによりロック位置■を越えて盗難防止位置■
   に動くことができ、 Ｃ）ドア錠１が、付加的な盗難防止レバー１４を有し、 その際盗難防止レバー１４が、所属の操作素子９に接続
   されており、かつロック行程ＶＨおよび戻りの際にはロ
   ックレバ−８を連行し、また盗難防止行程ＤＨの際には
   係止つめ７を直接または間接的にロックし、かつ相応し
   た戻り行程の際に解除することを特徴とする、自動車ド
   ア用中央制御鎖錠装置。 ２ 中央制御ドア錠１のアクチュエータ２が、接続され
   た操作ねじスピンドル１６とここで自己保持するように
   案内された操作ナツト１７とを有する逆転可能なサーボ
   モータ１５を有し、この操作ナツトに操作レバー１８が
   はまっており、この操作レバーに、接続レバーアーム１
   ９とロックレバ−アーム２０を有する双腕操作レバー１
   ９，２０が付属しており、また操作レバー１８と操作レ
   バー１９，２０の間に過負荷保護部材２１が配置されて
   おり、この過負荷保護部材が、ロック解除位置からロッ
   ク位置へ操作レバー１８を動かした際に操作レバー１９
   ，２０を連行し、また操作レバー１８が、盗難防止行程
   ＤＨの際に過負荷保護部材２１を越えて動き、かつロッ
   クレバ−アーム２０にはまり、かつこのロツクレバーア
   ームヲ盗難防止位置に動かす、特許請求の範囲第１項記
   載の装置。 ３ ドア錠１が、回転つめ６、特にフォークつめ、双腕
   係止つめ７およびロックレバ−８を有するロック装置を
   有し、その際係止つめ７の一方の係止つめレバ・−アー
   ム２２が回転つめ６と相互作用し、かつ他方の係止つめ
   レバーアーム２３がロックレバ−８によってロックでき
   、またロックレバ−８に対して平行に盗難防止レバー１
   ４が配置されており、この盗難防止レバーが、ばね２９
   をはさんでまずロックレバ−８を連行でき、かつそれか
   らこの盗難防止レバーにより、このばね２９の力に打勝
   ってロックレバ−８をロックできる、特許請求の範囲第
   １項または第２項記載の装置。 ４ 運転席ドアのドア錠１が、回転つめ６、特にフォー
   クつめ、双腕係止つめ７およびロックレバ−８を有する
   ロック装置を有し、その際係止っめＴの一方の係止つめ
   レバー２２が回転つめと相互作用し、かつ他方の係止つ
   めレバー２３がロックレバ−８によりロックでき、また
   ロックレバ−８に対して平行に盗難防止レバー１４が配
   置されており、この盗難防止レバーが、ばね２９をはさ
   んでまずロック１／バー８を連行でき、かつそれからこ
   の盗難防止レバーにより、このばね２９の力に打勝って
   ロックレバ−８をロックでき、その際盗難防止レバー１
   ４が錠シリンダによって操作できる、特許請求の範囲第
   １項ないし第３項の１つに記載の装置。 ５ 係止つめ７の位置を検出する装置を持たないドア錠
   １において、係止つめレバーアーム２３が、直接盗難防
   止１／バー１４によってロックでき、かつ付加的にロッ
   クレバ−８が、同様に盗難防止レバー１４によってロッ
   クできる、特許請求の範囲第３項または第４項記載の装
   置。 ６ ロックレバ−８に盗難防止レバー１４が付属してお
   り、この盗難防止レバーが、ロック解除位置Ｉからロッ
   ク位置■へ可動であり、かつその際ロック行程ＶＨにわ
   たってロックレバ−８を連行し、また盗難防止レバー１
   ４によって、ロック行程ＶＨを越えて盗難防止位置■に
   達する盗難防止行程ＤＨが実行でき、ロックレバ−８は
   この盗難防止位置にはならず、かつその際ロック位置■
   にあるロックレバ−８と係止つめγが盗難防止レバー１
   ４によってロックできる、特許請求の範囲第３項記載の
   装置。 ７ 係止つめ７が、ロック可能なロックレバ−８の検出
   アーム８ｂによって田ツク可能である、特許請求の範囲
   第６項記載の装置。 ８ 係上つめ７が、盗難防止レバー１４の係止アーム１
   ４ｂによって直接ロック可能である、特許請求の範囲第
   ６項記載の装置。 ９ 盗難防止レバー１４が、ロックレバ−８に対して平
   行にかつロックレバ−８の軸３８上に配置されているが
   、ロックレバ−８に対して回転可能であり、また盗難防
   止レバー１４とランクレバー８の間に結合はね２９が配
   置されており、この結合ばねを介して盗難防止レバー１
   ４が、ロック行程ＶＩ（の際にロックレバ−８を連行し
   、またそれから盗難防止レバー１４が、ランクレバー８
   に対して結合はね２９を変形して盗難防止位置■に入る
   ことができ、この位置においてロックレバ−８を、例え
   ばフック１４ａによってロックするように後からつかん
   でいる、特許請求の範囲第６項記載の装置。 ・