JPS5935707B2 - 微粒子状固体物質から成形物品を成形する方法 - Google Patents

微粒子状固体物質から成形物品を成形する方法

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JPS5935707B2
JPS5935707B2 JP49042106A JP4210674A JPS5935707B2 JP S5935707 B2 JPS5935707 B2 JP S5935707B2 JP 49042106 A JP49042106 A JP 49042106A JP 4210674 A JP4210674 A JP 4210674A JP S5935707 B2 JPS5935707 B2 JP S5935707B2
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エドワ−ド グリ−ン ジヨ−ジ
レオナルド グレイグ ジエイムス
ピ−タ− スタルク ベルナルド
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Kao Soap Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J4/00Adhesives based on organic non-macromolecular compounds having at least one polymerisable carbon-to-carbon unsaturated bond ; adhesives, based on monomers of macromolecular compounds of groups C09J183/00 - C09J183/16

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は鋳物用砂と結合剤から鋳物用型又は中子を製造
する方法に関する。
鋳物用型又は中子の製造において、従来砂等の耐火性微
粒子状物質の結合は、例えば該微粒子状物質を水性ケイ
酸ナトリウムと混合して所望の形状に成形し、次に二酸
化炭素または他の酸性ガスで処理し、そしてこの成形物
を硬化させることによる、いわゆるシリカヒドロゲルの
沈着に基づく方法によって行なわれている。
従来使用されている他の方法は、上記粒子状物質を硬化
性合成樹脂組成物、例えば尿素−ホルムアルデヒド樹脂
組成物と混合し、そしてこの組成物を硬化させることか
ら成る。
従来利用されている方法の不利益な点は、鋳物製造条件
下に中子として取扱われるに充分な凝集強度の発現には
普通数時間、時としては12時間もしくはそれ以上を必
要とすることであり、現在鋳物工業は、より経済的作業
のために、長くとも1時間以内に適蟲な凝集強度を得る
中子を提供し、モして極く僅かの割合の接着剤を使用す
る方法を要求している。
出願人は今回、上記要求が実質的に空気なしに硬化する
接着剤を使用して達成されることを見出した。
普通アクリル酸エステル単量体を含有するこのような接
着剤は、空気中もしくは他の酸素含有ガス中で貯蔵した
ときは安定であるが、触媒の存在下において酸素を排除
すると重合する。
このような性質を示す理由は、上記接着剤組成物中で連
続的に発生するラジカルは、酸素が存在する間は酸素と
反応するが、酸素が除かれると単量体の重合を誘発する
ようになるためき考えられる。
従って、本発明は鋳物川砂と結合剤から鋳物用型又は中
子を製造する方法を提供し、そしてその方法は次の工程
からなる: (1)砂等の耐火性微粒子状物質と空気不存在下で硬化
する接着剤との混合物を調製し、そして該混合物を所望
の形態に成形し、そして (2)上記成形物品を実質的に酸素の存在しない環境内
に保持して、上記接着剤を硬化させ、そして上記粒子と
結合させる。
望ましくは、実質的に酸素の存在しない環境は、空気も
しくは他の酸素含有ガスを、嫌気性(ana −ero
bic)接着剤の硬化を防止しないガスまたは蒸気(窒
素が特に適描である。
)で置き換えることにより得られるが、また空気をポン
プで追い出しても得られる。
また望ましくは上記成形物品を実質的に酸素の存在しな
い環境内に少くとも10分間保持して、空気が上記成形
物品のすき開山に侵入してそれ以上の硬化を阻害しない
うちに硬化を実質的に進行させてしまうことである。
接着剤の硬化中に空気が侵入することは、また上記成形
物品を空気−不透過性フィルム中に包み込むか、または
上記成形物品の表面を上記接着剤用の好気性** (a
erθbicallい硬化剤で被覆することにより内在
的に生成される空気不透過性フィルム密封組成物で被覆
しても防止される。
出願人は更に、加熱することにより、上記成形物品を実
質的に酸素の存在しない環境内に長時間保持する必要な
しに、高度凝集強度が急速に得られることを見出した。
それ故に、本発明の望ましい実施例によれば、上記成形
物品を加熱して接着剤の硬化を促進する。
上記成形物品を望ましくは1/2乃至10分間、特に1
乃至3分間、そして40乃至350°C1特に50乃至
150℃の温度で加熱する。
成形物品は、空気または他の酸素含有ガスと置き換える
ための加熱された不活性ガスまたは蒸気(不活性ガスま
たは蒸気とは嫌気性接着剤の硬化を阻害しない気体を意
味する)、特に窒素ガスを使用して直接加熱してもよく
、または誘電加熱、すなわち高周波加熱により間接的に
加熱してもよい。
本発明で使用する嫌気性接着剤は下記a)ないしC)の
成分から成る: a)アクリル酸のエステル 100重量部b)
a)に対する重合触媒としてのハ イドロパーオキサイドまたはパー オキサイド 0.01〜15重量部及び c) a)の重合のための促進剤 1〜10重量部
適当なアクリル酸のエステルは次の一般式I:(式中、
aは1から8までの整数であり、bは1から20までの
整数であり、CはOまたは1であり、Rは−H2−CH
3,−C2H6,−CH20H−C1,−CH3または
−C2H5基であり、そしてR2す。
)で表わされる化合物を包含する。
上記式Iで表わされる化合物のうちで望ましいものは、
式Iにおいてaが1であり、bが2ないし5であり、C
がOであり、そしてR及びR1がそれぞれ−Hまたは−
CH3基を表わす化合物である。
式Iで表わされる化合物はイギリス特許第824.67
7号明細書に記載されている。
他の適蟲なエステルは次の一般式■: 〔式中、b 、 c 、 R’及びR2は式■で与えら
れた意味を有し、dはCとdとが同時にOではないこと
を条件として0または正の整数であり、eは123また
は4であり、そしてR3は該R3中の単数もしくは複数
の炭素原子で、式■中の〔・・・・・・・・・・・・〕
b内の酸素原子と結合した原子価eの有機基を表わす。
〕で表わされる化合物である。上記式■で表わされる化
合物のうちで望ましいものは、式■において、b、c及
びdがそれぞれ1であり、R1が−Hまたは−CH3基
であり、そしてR3が炭素原子l乃至6個を有する脂肪
族アルコールの炭化水素基、例えば−CHJまたは式■
で表わされる化合物はイギリス特許第1.228,47
9号明細書に記載されている。
更に他の適当なエステルは次式■: (式中、C及びeは式Iで与えられた意味を有し、R4
は−Hまたは−CH3基を表わし、そしてR5は該R5
中のカルボニル基の炭素原子以外の炭素原子で結合する
原子価eの有機基を表わす。
)で表わされる化合物である。
式■において、Cが0のときはR5はe個の水酸基を有
する炭素原子1乃至18個を有するアルコールまたはフ
ェノールの基を表わす。
R5はかくて芳香族、芳香脂肪族、アルキル置換芳香族
、シクロ脂肪族、複素環式またはへテロシクロ脂肪族基
であってよく、例えばただ1個のベンゼン環を有し、場
合によっては塩素もしくはそれぞれ炭素原子1乃至9個
を有するアルキル基で置換された芳香族基;またはエー
テル酸素原子、炭素原子数1乃至4の脂肪族炭化水素基
もしくはスルホン基で置換されていてもよい2乃至4個
のベンゼン環の連鎖から成る芳香族基(これらのベンゼ
ン環の各々は場合により塩素原子またはそれぞれ炭素原
子数1乃至9のアルキル基で置換されていてもよい);
または望ましくはエーテル酸素結合を有してもよく、か
つ水酸基で置換されてもよい飽和もしくは不飽和直鎖も
しくは枝分し鎖脂肪族基、特に炭素原子1乃至8個を有
する飽和もしくはモノエチレン系−不飽和直鎖脂肪族炭
化水素を表わす。
このような基の特定の例は、式−C6H5及び−C6H
4CH3(その場合eは1である)、−C6H,C(C
H3) 2 Co H4−及び−C6H4CH2C6H
4−(その場合eは2である。
)及び−CaH+(CH2CaH3+fCH2C6H4
(式中fは1または2である)(その場合eは3または
4である)で表わされる芳香族基及び式 %式%(2 (その場合eは3である)、式−(CH2)、−。
−CH2CH=CHCH2−2−CH2CH20CH2
CH2−もしくは−(CH2CH20)2CH2CH2
−(その場合eは2である)または式−(CH2)3C
H3。
−(CH2)40H,−CH2CH=CH2もしくは−
CH2CH−CH=H20H(その場合eは1である)
で表わされる脂肪族基である。
Cが1のときは、R5はe個のカルボキシル基を有する
炭素原子数1乃至60の酸の残基を表わしてもよく、望
ましくは、塩素原子で置換されてもよく且つエーテル酸
素原子及び/またはカルボニルオキシ基で中断されてい
てもよい飽和もしくはエチレン系不飽和の炭素原子数1
乃至20の直鎖もしくは枝分し脂肪族炭化水素基;また
は少くとも4個の炭素原子を有し、そして塩素原子で置
換されていてもよい飽和もしくはエチレン系不飽和シク
ロ脂肪族もしくは脂肪族−シクロ脂肪族炭化水素基;ま
たは塩素原子で置換されていてもよい炭素原子数6乃至
12の芳香族炭化水素基を表わしてもよい。
さらに望ましいものは、R5が場合によっては水酸基で
置換されていてよい炭素原子数1乃至8の飽和もしくは
エチレン系不飽和直鎖もしくは枝分し脂肪族炭化水素基
:鎖がカルボニルオキシ基で中断された炭素原子数4乃
至50の飽和もしくはエチレン系不飽和直鎖もしくは枝
分し炭化水素基;または炭素原子数6乃至8の飽和もし
くはエチレン系不飽和の単環式もしくは二環式シクロ脂
肪族炭化水素基;または炭素原子数10乃至51のエチ
レン系不飽和シクロ脂肪族−脂肪族炭化水素基;または
炭素原子数6乃至8の単核芳香族炭水素基を表わすよう
な化合物である。
上記のカルボン酸の残基の特定の例は、式%式%) −CH2CI並に−C6H5(その場合eは1である)
及び−CH2CH2−2−CH=CH−並に−C6H。
(その場合eは2である)で表わされる残基である。
一般式■で表わされる化合物は、イギリス特許第831
056,977361,989201゜1.006,5
87 、1,054,604.1.146474 。
1.195,485 、1,222,369.1,23
5,769 。
1.241,851.1;262,692及び1,26
6,159号明細書、カナダ特許第804,670及び
888,274号明細書、アメリカ合衆国特許第3,2
21,043号明細書及びフランス特許第1,531,
224号明細書に記載されている。
なお別の適過なエステルは次の一般式■で表わされるア
クリレート−ウレタン及びアクリレート−ウレイドであ
る: 〔式中、R1は式Iで与えられた意味を有し、R6は該
R6の単数もしくは複数の炭素原子で指示された一〇−
及び−X−原子もしくは基と結合された2価の脂肪族、
シクロ脂肪族、芳香族または妄香脂肪族基を表わし、X
は一〇−または−N(R3)−(式中R3は−Hまたは
炭素原子数1乃至8のアルキル基を表わす。
)を表わし、gは2ないし6の整数を表わし、そしてR
7は該R7の単数もしくは複数の炭素原子で指示された
NH基と結合するg価のシクロ脂肪族、芳香族または芳
香脂肪基を表わす。
〕。望ましくはR6は炭素原子数2乃至6の2個の脂肪
族基を表わし、そしてR7は次の基のうちの1つを表わ
す: 炭素原子数2乃至10の2価の脂肪基、例えば式−(C
H2)a CH2C(CHa)2CH2CH(CHa)(CH2)
2−または−CH2CH(CH3)CH2C(CH3)
2(CH2)2−で表わされる基;または、 場合によってはメチル基または塩素原子で置換されてい
てよいフェニレン基; ナフタリン基; 式−C6H4C6H4−2−C6H4CH2C6H4−
もしくは−Co H4C(CHa ) 2 Ca H4
−で表わされる基;または 炭素原子数6乃至10の単核アルキルシクロアルキレン
基もしくはアルキルシクロアルキルアルキレン基、例え
ばメチルシクロヘキシ−2,4−イレン、メチルシクロ
ヘキシ−2,6−イレンもしくは133−トリメチルシ
クロヘキシ−5−イレンメチル基。
一般式■で表わされる化合物はイギリス特許第1.13
2,821号明細書に記載されている。
さらに他の適当なアクリル酸エステルは次の一般式■で
表わされる化合物である: (式中、それぞれのR1は式1で与えられた意味を有し
、それぞれのR8は−Hを表わすかまたは炭素原子数1
乃至6の、場合によってシアノ基または水酸基または式 基で置換されていてよいアルキル基を表わし、それぞれ
のR9は該R9の炭素原子で窒素原子と結合する炭素原
子数1乃至10の、2価の脂肪族、芳香族、複素環式ま
たはシクロ脂肪族基を表わし、hはOまたは1から3ま
での整数を表わし、そしてjはOまたはhを表わす。
)。R8は望ましくはイソプロピル基を表わす。
R9は望ましくはエチレン、プロピレンまたはp−フェ
ニレン基を表ワス。
一般式■で表わされる化合物の特定の例は、次式■: で表わされる化合物である。
一般式■で表わされる化合物はイギリス特許第1.33
9,017号明細書に記載されている。
重合触媒として使用されるハイドロパーオキサイドは式
R1°0OH(式中R1°は炭素原子18個までを有す
る1価の有機基、特に炭素原子4乃至13個を有するア
ルキル基、アリール基またはアラルキル基を表わす。
)で表わされる化合物を包含する。
代表的ハイドロパーオキサイドはメチルエチルケトンハ
イドロパーオキサイド、第3ブチルハイドロパーオキサ
イド、クメンハイドロパーオキサイド及びセチンもしく
はシクロヘキセンの酸素付加反応により生成されるハイ
ドロパーオキサイドであり、そして第3・ブチルハイド
ロパーオキサイド及びクメンハイドロパーオキサイドが
特に有効である。
ハイドロジエンパーオキサイド(過酸化水素)もまた使
用される。
前記以外のパーオキサイド(過酸化物)の例としては、
2,5−ジメチル−2,5−ジ(第3・ブチルパーオキ
シ)ヘキサン、ジー第3・ブチルパーオキサイド、ジヘ
キシレングリコールパーオキサイド、第3・ブチルクミ
ルパーオキサイド、イソブチルメチルケトンパーオキサ
イド及びパーエステル、例えば第3・ブチルパーアセテ
ート、第3・ブチルパーベンゾエート並びに、第3・ブ
チルパーフタレート等の有機パーオキサイドも亦使用さ
れる。
適当な促進剤(c)はポリアルキレンポリアミンを包含
し、そして特定の例はジエチレントリアミン並にトリエ
チレンテトラミン;ポリイソシアネート、例工ばトルエ
ン−2,4−ジ−イソシアネート;アルジミン;第3級
アミン、例えばN、N −ジメチルベンジルアミン並に
トリエチルアミン;イミド並にスルフィミド、例えば0
−ベンゾイックスルフィミド;ジチオカルバメート;ア
ミド並にチオアミド、例えばホルムアミド;チアゾール
、例えば2−メルカプトベンズチアゾール;アスコルビ
ン酸;有機ホスファイト;第4級アンモニウム塩並に塩
基;遷移金属の塩;チオ尿素;及びポリメルカプタン、
特にメルカプタンカルボン酸のエステル、例えばグリセ
リントリス(チオグリコレート)を包含する。
ポリメルカプタン及びポリアルキレンポリアミンが特に
望ましく、そしてポリアルキレンポリアミンの促進効果
はしばしばモノカルボン酸、アルカン酸及びアルケン酸
、例えばn−へブタン酸を化学量論的不足量(アミノ−
水素含量を基準に計算)で含有させることにより増大さ
れ、そしてその目的にアクリル酸が特に適当である。
ハイドロパーオキサイドまたはパーオキサイド(b)の
量は、上記エステル(a)に対して0.01乃至15重
量%の間で変化させてもよいが;1乃至10重量%の量
が一般に使用される。
使用される促進剤(c)の量はまた上記エステル(a)
に対して1乃至10重量%が望ましい。
嫌気性接着剤または種々の添加剤、例えば早期重合を防
止するための抑制剤、希釈剤及び増粘剤を含有してもよ
い。
代表的な抑制剤はキノンまたはハイドロキノンであり、
それらは上記エステル(a)に対して0.001乃至0
.1重量%の量で使用してもよい。
嫌気性接着剤は低粘度の液体であることが一般に望まし
く、そして粘度を低下させるため希釈剤を添加して使用
すると都合が良い。
嫌気性接着剤は、促進剤(c)の不存在下においては、
充分量の酸素の存在下に長時間安定であるが、酸素が排
除されると硬化する。
それ故に嫌気性接着剤は、充分量の空気を保持する空間
を有し及び/または空気を通気する容器内で最もよく貯
蔵される。
嫌気性接着剤の微粒子状物質に対する割合は、普通0.
5乃至10重量%、そして特に1乃至5重量%であり;
それ以上の量を使用しても差支えないが、不経済である
勿論上記割合は、酸素含有ガスを排除しまたは他の嫌気
性ガスに置き換えるために、成形物品が通気性を失なわ
ない範囲で選ばれる。
嫌気性接着剤はあらゆる公知の方法で微粒子状物質と混
合してよい。
所望ならば、嫌気性接着剤が相互に作用する2種類の物
質、例えば上記成分(a)及び(b)から成る場合には
、微粒子状物質を2つの部分に分けてその一方に成分(
a)を添加し、そして他方の成分(b)を添加し、その
後2つの部分を混合してもよい。
促進剤(c)を使用するときは、この促進剤は2つの部
分に分けたもののどちらと混合してもよい。
これらの添加および混合は例えば実験室用ミキサーの使
用、回転ドラム中での攪拌、噴霧、または浸漬等で行な
ってよい。
上記添加された部分は必要となるまで別々に貯蔵し、必
要なときにそれらを緊密に混合して硬化を進行させる。
鋳物用の耐火性微粒子状物質の場合は、例えばイギリス
特許第1,133,255号の明細書に記載されている
ように、砂を混合して直接中子型中に吐出するための装
置を使用するのが特に便利である。
次の実施例により本発明をさらに説明する。
実施例で使用されるアクリル酸エステル及びメタクリル
酸エステルは、以下に記載するようにして製造した。
エポキシド含量は過剰のテトラエチルアンモニウムプロ
ミドの存在下に、クリスタルバイオレットを指示薬とし
て使用し、酢酸中の0、IN過塩素酸溶液で滴定して測
定した。
生成物A 生成物Aは、実質的に1,4−ビス(2−オキシ−3−
メタクリロイルオキシプロポキシ)ブタンである。
還流冷却器を取付けたフラスコ中で120℃に加熱され
たメタクリル酸67g、トリエチルアミン1g及びハイ
ドロキノン0.1gから成る攪拌混合物に、ブタン−1
,4−ジオールジグリシジルエーテル(エポキシド含量
7.8崩量/に9)100.!li’を1時間かけて添
加し、そしてこの混合物を120℃で更に1時間攪拌し
て生成物Aを得た。
そのエポキシド含量は0であった。生成物B 生成物Bは実質的に1−(2−オキシ−3−メタクリロ
イルオキシプロポキシ)ブタンである。
生成物Aと同様にトリエチルアミン2g及びヒドロキノ
ンO,1,!i’の存在下に、メタクリル酸60.6I
とn−プチルグリシジルエ、−チル(エポキシド含量7
.05当量/kg) 100 gとから生成物Bを製造
した。
生成物C アジピン酸30g、メタクリル酸グリシジル58.2.
!i’、トリエチルアミン1g及びハイドロキノン0.
1gから成る混合物を、還流冷却器を取付けたフラスコ
中で120℃で2に時間攪拌しながら加熱した。
2に時間後に得られた生成物Cのエポキシド含量は0で
あった。
生成物Cは実質的にビス(2−オキシ−3−メタクリロ
イルオキシプロピル)アジペートである。
生成物り 生成物りは実質的に2−オキシ−3−メタクリロイルオ
キシプロピルプロピオネート(グリセリンメタクリレー
トプロピオネート)である。
メタクリル酸グリシジル50g、プロピオン酸26.!
9、トリエチルアミン0.7.!i’及びハイドロキノ
ン0.07Iから成る混合物を攪拌下に120℃で2.
5時間加熱して得た生成物りのエポキシド含量はOであ
った。
生成物E 生成物Eはテトラエチレングリコールジアクリレートで
ある。
生成物F 生成物Fはテトラエチレングリコールビス(メタクリレ
ート)である。
生成物G メタクリル酸61g、ハイドロキノン0.2g及びトリ
エチルアミン2gから成る混合物に、ブタン−1,4−
ジオールジグリシジルエーテル(エポキシド含量7.7
当量/kg)80.9とエポキシノボラック樹脂(エポ
キシド含量5.48当量/kgを有し、そして数平均分
子量420を有するフェノール−ホルムアルデヒドノボ
ラックのポリグリシジルエーテルである。
)20gから成る混合物を1時間かけて添加した。
得られた混合物を120℃で更に1時間攪拌した。
そのときエポキシド含量は0であった。
こうして得られた生成物Gは1,4−ビス(2−オキシ
−3−メタクリロイルオキシ)ブタンと次式: (式中、mは平均値2.07の整数である。
)で表わされるフェノール−ホルムアルデヒドノボラッ
クのポリ(3−ヌククリロイルオキシ−2−オキシプロ
ピル)エーテルとの混合物である。
生成物H トルエンジ−イソシアネート(2,4−と2゜6−異性
体の混合物)87gに2−オキシエチルメタクリレート
65gを攪拌しながら添加した。
発熱反応が起こり、そして温度は10分以内に90℃ま
で上昇した。
次に更に2−オキシエチルメタクリレート66gをなん
ら加熱せずに30分かけて添加した。
ハイドロキノン0.2gを添加し、そして次に該混合物
を100℃で1時間攪拌した。
こうして得られた生成物Hは実質的に次式:で表わされ
る2、4−及び2,6−ビス(2−メタクリロイルオキ
シエトキシカルボンアミド)トルエンの混合物である。
生成物■ 生成物■は111−ト!Jメチロールプロパントリス(
メタクリレート)である。
生成物J 65°Cで、生成物A1665’とトルエン300gと
から成る混合物に、攪拌下に30分間かけて塩化メタク
リロイル16.!9(すなわち生成物Aのヒドロキシル
含量を基準に計算して0.2当量)を滴下した。
次に上記混合物を80℃で2時間攪拌し、そして溶剤を
減圧下に除去した。
こうして得られた生成物Jは1,4−ビス(2−オキシ
−3−メタクリロイルオキシプロポキシ)ブタン、■−
(2、3−ビス(メタクリロイルオキシ)プロポキシ)
−4−(2−オキシ−3−メタクリロイルオキシプロポ
キシ)ブタン及び1,4−ビス(2,3−ビス(メタク
リロイルオキシ)プロポキシ)ブタンの混合物から成る
実施例 1 次に示す■ないしXIVの組成物を調製した。
これら組成物の成分量の値は重量部で表わす。
I 90 生成物A 5 クメンハイドロパーオキサイド 5 トリエチレンテトラミン 4900砂 II 90 生成物A 5 クメンハイドロパーオキサイド 5 トリエチレンテトラミン 2.5 ヘプタン酸 5022砂 I 90 生成物A 5 クメンハイドロパーオキサイド 5 トリエチレンテトラミン 2.5 メタクリル酸 5022砂 IV 90 生成物A 5 クメンハイドロパーオキサイド 5 グリセリントリチオグリコレート 2.5 メタクリル酸 5022砂 V 90 生成物B 5 クメンハイドロパーオキサイド 5 トリエチレンテトラミン 2.5 メタクリル酸 5022砂 ■ 90 生成物C 5クメンハイドロパーオキサイド 5 トリエチレンテトラミン 4900砂 ■ 90 生成物D 5 クメンハイドロパーオキサイド 5 トリエチレンテトラミン 4900砂 ■ 90 生成物E 5 クメンハイドロパーオキサイド 5 トリエチレンテトラミン 4900砂 ■ 90 生成物F 5 クメンハイドロパーオキサイド 5 トリエチレンテトラミン 4900砂 X 90 生成物G 5 クメンハイドロパーオキサイド 5 トリエチレンテトラミン 8233砂 XI 90 生成物G 5 クメンハイドロツマ−オキサイド 5 トリエチレンテトラミン 4900砂 ■ 90 生成物G 5 クメンハイドロパーオキサイド 5 トリエチレンテトラミン 4066砂 XI 85 生成物G 5 クメンハイドロパーオキサイド 10 トリエチレンテトラミン 5845砂 XIV 45 生成物F 45 生成物H 5クメンハイドロパーオキサイド 5 トリエチレンテトラミン 5022砂 使用した砂〔キルフォード(Chelford) W&
S砂〕は、フルイ分は試験で次のような代表的粒度分
布を有するイギリス国チェーシャー洲キルフォード産の
鋳物川砂を洗浄およびフルイ分けしたものである: イギリス標準フルイ番号 フルイ上の残留重量%16
微量 22 0.8 30 4.2 44 20.4 60 45.3 100 26.0 150 2.8 200 0.3 〉200 微量 上記砂を、トリエチレンテトラミンまたはグリセリント
リチオグリコレートを除く、上記組成物の成分と混合し
、次にトリエチレンテトラミンまたはグリセリントリチ
オグリコレートを添加し、そして数秒間激しく混合した
その代りに先づ砂をトリエチレンテトラミンまたはグリ
セリントリチオグリコレートと混合し、そして次に残り
の成分を添加しても同様の結果が得られた。
こうして混合した組成物から、混合波数分以内に標準エ
イ・エフ・ニス(American Foundrym
−en’s S ociety )圧縮試験片5×5c
rfLを調製した。
組成物HないしVを使用して圧縮片を調製する場合には
、上記混合物は混合して1分内に使用した。
硬化は窒素を中子中に決められた時間吹き込んで(18
KN/m’)開始させた。
試験片は中子型から取り出した直後か、または窒素雰囲
気下に室温で貯蔵した後に粉砕した。
結果を表I中に要約する。以上とは別に窒素の代りに二
酸化炭素(18KN/m”)を使用して他の圧縮片を調
製した。
その結果を表Hに示す。
実施例 2 組成物I、■〜X及び■を使用し、実施例1に記載のよ
うにして標準エイ・エフ・ニス圧縮試1験片を調製した
組成物■〜■を使用して圧縮試験片を調製するときは、
混合物は調製して1分以内に使用した。
硬化は窒素を中子内に決められた時間吹き込んで(18
KN/m”)開始させた。
試、験片は中子型から取り出した後ラダイン(Rady
ne)高周波加熱器(イギリス国ベークシャー洲つオー
キンハムのラジオヒータースリミテットの型H5D/H
)で加熱した。
加熱器は周波数36 MHz、そして出力0、2 kW
で動作し、上部電極と試験片との間の空隙は0.5Cr
Ilであった。
2,3及び4分間加熱した後、中子の中心の温度は約8
0°、95°及び110°Cであった。
圧縮強度を測定する前に、すべての中子を室温まで冷却
させた(それには約30〜60分を要した。
)。結果は表■に示す。実施例 3 次の組成物XVないしXIXを使用して、実施例1の方
法を繰返した。
XV 90 生成物■ 5 クメンハイドロパーオキサイド 2.5 メタクリル酸 5 トリエチレンテトラミン 5125砂 XVI 75 生成物A 15 生成物■ 5 クメンハイドロパーオキサイド 2.5 メタクリル酸 5 トリエチレンテトラミン 5125砂 xVII75生成物A 15 生成物■ 5 クメンハイドロパーオキサイド 2.5 メタクリル酸 5 トリエチレンテトラミン 3416砂 XVIII 82.5 生成物A 7.5 生成物■ 5 クメンハイドロパーオキサイド 5 トリエチレンテトラミン 2.5 メタクリル酸 5125砂 XIX 90 生成物J 5 クメンハイドロパーオキサイド 5 トリエチレンテトラミン 2.5 メタクリル酸 5125砂 中子はどれも窒素を決められた時間中子内に吹き込んだ
後は、窒素雰囲気外に貯蔵した。
表■に得られた結果を示す。
実施例 4 実施例1の方法を組成物■を使用して繰返した。
しかし窒素は36KN/mで送太し、そして窒素の送入
時間及び窒素中での貯蔵時間は変更した。
得られた結果は表Vに示す。
実施例 5 窒素を中子型内に吹込む前に、加熱コイル鉄管内を通過
させて予熱する以外は、組成物I及び■を使用し、実施
例1の方法を繰返した。
得られた結果を表■に示す。
中子はどれも、窒素を決められた時間中子型中に吹込ん
だ後は、窒素中に貯蔵しなかった。
圧縮強度は、中子を室温まで冷却した後に測定した。
実施例 6 組成物XXは次の成分から調製された: 22.5 生成物H 67,5生成物A 5 クメンハイドロパーオキサイド 5 トリエチレンテトラミン 5022砂 (砂を基準として接着剤2%) 加熱コイル鉄管中を約36KN/mの圧力で通過させて
約150℃まで予熱した二酸化炭素を、種々の時間組成
物1 、 XV、XVI、XIX及びXXで調製された
中子に供給した。
得られた結果を表■に示す。
実施例 7 組成物XXI−XXIVは、組成物■に、粘結促進剤と
して、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチル
トリメトキシシラン、3−(2,3−エポキシプロピル
オキシ)プロピルトリメトキシシラン及び3−(メタク
リロキシ)プロピルトリメトキシシランそれぞれ2部を
添加して調製した。
次に実施例1に記載のように上記組成物から中子を調製
し、そして上記中子に室温で60秒間窒素を18KN/
mの圧力で供給した。
上記中子の圧縮強度はそれぞれ1126,1263及び
1520KN/rrlであった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 鋳物用砂と結合剤から鋳物用型又は中子を製造する
    方法において、囚アクリル酸のエステル100重量部に
    対して、(B)重合触媒としてのハイドロパーオキサイ
    ドもしくはパーオキサイド0.01〜15重量部及び(
    0促進剤1〜10重量部を含有する嫌気性硬化型接着剤
    を鋳物用砂に対して0.5〜10重量%加えた混合物を
    所望の形状に成形し、該成形品に不活性ガスを吹込むか
    又は吸引導入することによって、該成形物品を実質的に
    酸素の存在しない環境に保持して該接着剤を硬化させる
    ことを特徴とする鋳物用型又は中子の製造方法。
JP49042106A 1973-04-14 1974-04-13 微粒子状固体物質から成形物品を成形する方法 Expired JPS5935707B2 (ja)

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CH (1) CH586580A5 (ja)
DD (1) DD110618A5 (ja)
DE (1) DE2417939A1 (ja)
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PL (1) PL98126B1 (ja)
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DE2417939A1 (de) 1974-10-17
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JPS5029423A (ja) 1975-03-25
DD110618A5 (ja) 1975-01-05
ES425271A1 (es) 1976-09-01
FR2225498A1 (ja) 1974-11-08
SU552894A3 (ru) 1977-03-30
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