JPS5935405Y2 - プリンタ−の紙送り装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はプリンターの紙送り装置に関するもので、プリ
ンターの紙送り時に用紙のジャミング発生をなくし、用
紙の搬送をスムーズに行なえるようにしたものである。

従来、単票を吸入、印字、排出するフロントインサート
タイプのプリンターにおいて、用紙に印字する印字位置
を所定の箇所に規制するため、用紙の左右端面をガイド
する紙ガイドが必要である。

この場合ｌニブリントヘッドには紙ガイドより用紙を搬
送するローラの方が近いものが多い。

したがって、用紙を吸入する場合には移動方向に対して
用紙の前端を搬送ローラで駆動させるためにジャミング
は起りにくい。

しかし印字を終り、用紙を排出する場合には吸入とは逆
に移動方向に対して用紙の後端を後送ローラーで駆動さ
せるためにジャミングが起りやすい欠点があった。

本考案は上記欠点を除去するもので、以下にその実施例
とともに説明する。

第１図〜３図においで、１はプリンターの印字ヘッド、
２はプラテン、３，４は用紙搬送ローラ、５は印字する
用紙、６，７は用紙５の面方向をガイドする紙ガイド、
８は用紙５の左右端面をガイドする開閉自在の紙ガイド
、９は紙ガイド８を開くように駆動するプランジャー、
１０は紙ガイド８を閉じる戻しバネ、１１は開閉自在紙
ガイドの支点軸、１２はプリンターブロック、１３はプ
リンタ本体である。

次にこの実施例の動作を説明する。

今、用紙５に印字されるために用紙５を用紙搬送ローラ
３．４によって吸入するときには、開閉自在な紙ガイド
８は、第１図のごとく閉じており、用紙５の左右端面を
ガイドするため、用紙５は規定の位置に吸入することが
できる。

そして用紙５を排出するときにはプランジャー９によっ
て紙ガイド８は第２図のごとく開き用紙５を排出する。

本考案は上記実施例から明らかなように、用紙をプリン
タ本体から排出するときに、用紙の両端を規制している
紙ガイドをプランジャーの吸引力で移動させ用紙の端面
に接触しない構成にしたため、用紙を排出するときび用
紙が上記紙ガイドに接触して用紙がしわだらけになると
いうジャミングを防止する効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本考案の一実施例によるプリンタ
ーの紙送り装置の断面図、第３図は同斜視図である。 ５・・・・・・用紙、６． ７． ８・・・・・・紙ガ
イド。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. プリンタ本体と、このプリンタ本体に収納され用紙に印
   字する印字ヘッドと、用紙の両面方向を規制して、この
   用紙を上記印字ヘッドに案内する第１の紙ガイドと、上
   記印字ヘッドと上記第１の紙ガイドの中間にある回転自
   在の第１のローラとこの第１のローラに当接し自ら回転
   する回転方向により上記用紙を吸入お・よび排出する第
   ２のローラと、上記第１の紙ガイドの両端に当接し上記
   用紙の端部を規制する第２の紙ガイドと、この第２の紙
   ガイドを、上記プリンタ本体に設けた支点軸で回転自在
   に保持し、上記用紙を上記プリンタ本体に吸入するとき
   はこの用紙の両端を規制する位置に、」―記用紙を上記
   プリンタ本体から排出するときは、この用紙の両端から
   離れるようにそれぞれ上記支点軸を中心に回動させるプ
   ランジャーとを備えたプリンターの紙送り装置。