JPS5935396Y2 - 熱転写装置 - Google Patents

熱転写装置

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JPS5935396Y2
JPS5935396Y2 JP1981130159U JP13015981U JPS5935396Y2 JP S5935396 Y2 JPS5935396 Y2 JP S5935396Y2 JP 1981130159 U JP1981130159 U JP 1981130159U JP 13015981 U JP13015981 U JP 13015981U JP S5935396 Y2 JPS5935396 Y2 JP S5935396Y2
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JP
Japan
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transfer
pad
pressure
article
transferred
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JP1981130159U
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JPS57167839U (ja
Inventor
博 泉原
Original Assignee
ナビタス株式会社
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Publication date
Application filed by ナビタス株式会社 filed Critical ナビタス株式会社
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Priority to DE19823212309 priority patent/DE3212309A1/de
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、被転写面が凸面であるような物品を対象と
する熱転写装置についての改良に係り、上記凸面への転
写を、屈曲された周縁に至るまで容易且つ良好に行なわ
しめんとするものである。
ところで、物品の被転写面へ転写フィルムを用いて転写
しようとする場合には、該面の転写範囲に対して上記フ
ィルムを加熱しつつ加圧する必要があり、且つその被転
写面が三次元曲面からなる凸面であるときは、この面全
面に上記フィルムを添わせるべく、該フィルムに若干の
伸びを生じさせる必要がある。
そこで、被転写面が凸面であるような物品を対象とする
熱転写装置に於ては、弾力性に富んだ耐熱性弾性体から
なる転写パッドが採用される。
このパッドは、被転写面へ強く押し付けた゛とき、該面
の凸面形状に合致する如く弾性変形を超こして、その復
元弾力で被転写面を加圧する如く該面へ圧接することに
なるから、予めこのパッドを加熱してお・き、被転写面
との間に転写フィルムを介在させた状態で該パッドを被
転写面へ押し付けるようにすれば、その転写フィルムは
、このパッドで加熱され乍ら若干の伸びを伴なって、被
転写面へ添わせられつつ加圧され、該面への転写を実現
させることになる。
然してこのような転写パッドを用いる熱転写に於ては、
転写パッドの加圧面を被転写面の凸面形状にできるだけ
正しく合致させるため、該パッドに充分な弾性変形を起
こさせる必要があり、なかでも周囲に屈曲された周縁を
もつ物品の該周縁表面までを被転写面に含めようとする
場合には、上記パッドにより一層充分な弾性変化を起こ
させる必要がある。
また上記の如く弾性変形を起こさせられた転写パッドが
、その復元弾力にもとづいて被転写面に与える加圧力の
強さは、被転写面の全面に対してできるだけ平均化され
てることが望ましく、中央部では強過ぎ周辺部では不足
するということのないようにしなければならない。
かかる見地よりすれば、転写パッドの厚さはできるだけ
大である方が望ましい、ということになる。
然し乍ら転写パッドの厚さを徒らに大とするだけでは、
これを被転写面へ押し付けて弾性変形を起こさせたとき
、該パッドの加圧面周辺部が四方へ逃げて、被転写面か
ら離れる傾向がみられ、且つこの傾向は、上記パッドの
弾性変形量が多くなるに従い著しくなる。
本考案は、転写パッドを用いる熱転写装置についての上
記したような考察にもとづいて、転写パッドのできるだ
け充分な弾性変形を可能ならしめるために該パッドの厚
さを大となし、且つそれに伴なう加圧面周辺部の逃げを
簡易な手段で抑制するようにしたものである。
以下これを図面に示す実施例にもとずいて順次段階的に
詳述する。
まず第1,2図には、本考案の未完成な段階における実
施例が示されている。
この実施例に於て1は熱転写装置の転写ヘッドにおける
パッド支持台で、図示しない適当な支持機構及び昇降機
構により、随時昇降可能とされている。
2はシリコンゴム等のような弾力性に富む耐熱性弾性材
から作られた転写パッドであって、上記支持台1の下面
にパッド支持枠3で取り付けられ、図示しない適当な熱
源によって、少なくとも該パッドの加圧面2aが所要の
転写温度に達するよう加熱されるものとする。
然してこの転写パッド2は、加圧面2aの表面積に比べ
て分な厚さ、例えば直径の約にに相当した大なる厚さを
有する。
これに対してパッド支持枠3は、転写パッド2の周囲を
取り囲み得るような形状とされ、該パッドを周囲へ逃げ
ようのない状態に支持している。
但しこの実施例における転写パッドの加圧面2aは、そ
の周辺部に至るまで全く開放されている。
4はパッド支持台1の下方に位置させられている転写テ
ーブルであって、その上面には物品支持台5が載置され
ている。
6は転写の対象とする物品であって、頂部6aとこれの
周囲に外側へ屈曲形成された周縁6bとを有し、それら
の頂部表面及び周縁表面からなる形状を一つの凸面形状
と捉えて、その全面を被転写面とするものである。
この物品6は、上記の頂部表面を上方へ向けた態勢で、
物品支持台5により支持される。
7は上記物品6への転写に供される長尺の転写フィルム
であって、その物品6と前記転写パッド2との間に張架
され、図示しない繰出し軸と巻取り軸との間で1回の転
写に使用される分ずつ長さ方向へ間歇的に移動させられ
るものとする。
かかる第1図の実施例に於て、ヘッド支持台1を下降さ
せ、少なくとも加圧面2aが所要の転写温度にまで加熱
されている転写パッド2を、物品6の頂部6aへ強く押
し付けるようにすると、該パッドの加圧面側は、頂部表
面の形状に従い弾性変形を起こして、その復元弾力で、
この頂部表面を加圧する如く該層へ圧接させられる。
然してこのときの転写パッド2は、厚さが大とされてい
るから、これの加圧面2aを頂部6aの表面形状に正し
く合致させ得る如く、充分な弾性変形を起こし、それに
附随して該加圧面の周辺部を、パッド支持枠3から第2
図に示す如く膨出させる。
従って転写パッド2は、その膨出した加圧面周辺部2b
をもって、物品6の周縁6aに対しても、これの表面を
加圧する如く該層へ圧接させられる筈である。
然し乍ら実際には、転写パッド2の膨出させられた加圧
面周辺部2bが、第2図にも示す如く四方へ逃げて、物
品6の少なくとも周縁6bからは離れようとするため、
該周縁へ上記パッド2を確実に圧接させることは、殆ど
期待できない。
そこで、上記したような不都合に対処するため、第3,
4図に示す実施例では、次のような手段が講じられてい
る。
即ちこの実施例は、本考案の完成された段階にあるもの
である。
この実施例を示す第3,4図に於て、前記の第1,2図
と共通する符号は、同一部材を示すものである。
然してこの実施例では、パッド支持枠3の先端に内向き
の突縁3aが備えられ、この突縁3aで、転写パッド2
の加圧面周辺部を抱え込むように構成されている。
但しこの突縁3aは、転写時に於ても物品6の周囲から
少しは離しておけるような寸法形状に仕上げられている
ものとする。
このように構成された第3図の実施例に於ても、転写パ
ッド2の加圧面周辺部を抱え込む突縁3aは、上記のよ
うな形状とされているから、転写パッド2を第4図に示
す如く物品6の頂部6aへ押し当てるときは、該パッド
の弾性変形に伴なって、その加圧面2aの周辺部が、同
図に示す如く、突縁3aの内側から矢張り少しは膨出す
る。
然し乍ら、この実施例における上記の膨出した加圧面周
辺部2b’ は突縁3aで周囲から拘束された状態にあ
るため、物品6の周縁6bから四方への逃げげが抑制さ
れて、該周縁へ確実に圧接させられる。
よって転写パッド2が、物品6の被転写面全面、即ち頂
部6aから周縁6bに至る全表面へ上記の如く圧接させ
られるとき、それら両者間に介在すル転写フィルム7は
、そのパッド2で加熱され乍ら、若干の押びを伴なって
、上記被転写面の全面へ添わせられつつ加圧され、該パ
ッドの加圧面温度と、加圧面周辺部に至るまで逃げを伴
なわない充分な弾性変化とによって、上記被転写面の全
面に対し良好な転写を実現させることになる。
以上の如く、本考案は大きさに比べて充分な厚さを有す
る転写パッドを採用し、パッド支持台へ上記パッドを取
り付けるパッド支持枠の先端に内向きの突縁を設けて、
この突縁で上記パッドの加圧面周辺部を抱え込ませるよ
うにしたものであるから、このような本考案によれば、
転写時の転写パッドに、加圧面周辺部の逃げを抑制しつ
つ充分な弾性変形を起こさせることができ、従って凸面
形状をなす被転写面、特に外側へ屈曲された周縁をも含
んでいる上記被転写面への転写を、その周縁に至るまで
容易且つ良好に行なわせ得る効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の未完成な段階における実施例を示した
欠截側面図、第2図はその要部の転写状態を示す欠截側
面図、第3図は本考案の完成された段階における実施例
を示した欠截側面図、第4図はその要部の転写状態を示
す欠截側面図である。 1・・・・・・パッド支持台、2・・・・・・転写パッ
ド、2a・・・・・・加圧面、3・・・・・・パッド支
持枠、3a・・・・・・突縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾力性に富む耐熱性弾性材からなる転写パッドの厚さが
    加圧面の表面積に比べて充分に犬とされ、且つこの転写
    バットをパッド支持台へ取り付けるパッド支持棒の先端
    には内向きの突縁が備えられて、転写パッドの加圧面周
    辺部が上記突縁で抱え込まれていることを特徴とする熱
    転写装置。
JP1981130159U 1981-04-15 1981-08-31 熱転写装置 Expired JPS5935396Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981130159U JPS5935396Y2 (ja) 1981-08-31 1981-08-31 熱転写装置
DE19823212309 DE3212309A1 (de) 1981-04-15 1982-04-02 Transferdruckvorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981130159U JPS5935396Y2 (ja) 1981-08-31 1981-08-31 熱転写装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57167839U JPS57167839U (ja) 1982-10-22
JPS5935396Y2 true JPS5935396Y2 (ja) 1984-09-29

Family

ID=29923801

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981130159U Expired JPS5935396Y2 (ja) 1981-04-15 1981-08-31 熱転写装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS5935396Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5935396U (ja) * 1982-08-31 1984-03-05 東陶機器株式会社 組立式水槽における底壁と架台との固定構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5935396U (ja) * 1982-08-31 1984-03-05 東陶機器株式会社 組立式水槽における底壁と架台との固定構造

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Publication number Publication date
JPS57167839U (ja) 1982-10-22

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