JPS5935182B2 - 半導体装置の電極構造 - Google Patents
半導体装置の電極構造Info
- Publication number
- JPS5935182B2 JPS5935182B2 JP11478375A JP11478375A JPS5935182B2 JP S5935182 B2 JPS5935182 B2 JP S5935182B2 JP 11478375 A JP11478375 A JP 11478375A JP 11478375 A JP11478375 A JP 11478375A JP S5935182 B2 JPS5935182 B2 JP S5935182B2
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- JP
- Japan
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- electrode
- pure
- layer
- electrode structure
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明の目的は、浅いPN接合に対して信頼性があると
同時に、ショットキー接合特性をも劣化させない電極構
造を得、集積回路の製造工程を簡略化することにある。
同時に、ショットキー接合特性をも劣化させない電極構
造を得、集積回路の製造工程を簡略化することにある。
この目的を達成するために、本発明では、薄い純Al層
(500λ〜3000λ)の上に、Al−Si合金層を
重ねた構造の電極を用いる。この構造の電極を用いるこ
とにより、浅い接合領域では純Al電極のみの場合に比
べて信頼性が向上すると同時に、ショットキー接合領域
では純Alと比べてほとんど差が無い。低い順方向電圧
降下値が得られることが確かめられた。以下実施例を用
いて本発明を詳しく説明する。第1図は本発明の電極構
造を、バイポーラトランジスタおよびショットキーダイ
オードを含む集積回路に適用した一断面を示している。
素子間の側面の分離をSiO2膜で行つた構造であり、
1はP型シリコン基板、2はN+埋込み層、3は510
2、4、4’はN型エピタキシャル成長層(O、3Ω・
c!n)、5はバイポーラトランジスタのベース拡散層
、6はエミッタ拡散層で深さは0.4μmである。Tは
N+拡散層で、N+埋込み層からの電極取出しのための
ものである。8は純AlIOOOA、9はAi−Si合
金層(Siの含有量は重量%で3%)である。
(500λ〜3000λ)の上に、Al−Si合金層を
重ねた構造の電極を用いる。この構造の電極を用いるこ
とにより、浅い接合領域では純Al電極のみの場合に比
べて信頼性が向上すると同時に、ショットキー接合領域
では純Alと比べてほとんど差が無い。低い順方向電圧
降下値が得られることが確かめられた。以下実施例を用
いて本発明を詳しく説明する。第1図は本発明の電極構
造を、バイポーラトランジスタおよびショットキーダイ
オードを含む集積回路に適用した一断面を示している。
素子間の側面の分離をSiO2膜で行つた構造であり、
1はP型シリコン基板、2はN+埋込み層、3は510
2、4、4’はN型エピタキシャル成長層(O、3Ω・
c!n)、5はバイポーラトランジスタのベース拡散層
、6はエミッタ拡散層で深さは0.4μmである。Tは
N+拡散層で、N+埋込み層からの電極取出しのための
ものである。8は純AlIOOOA、9はAi−Si合
金層(Siの含有量は重量%で3%)である。
この電極形成工程は、純Al)続いてAl−Si合金を
同一蒸着装置内で連続して全面に蒸着し、通常のホトエ
ッチング工程を用いて電極を形成すればよい。エミッタ
6およびショットキー接合が形成される領域4’の表面
はもちろん、他のコンタクト領域にも、上述した2層の
電極が形成される。
同一蒸着装置内で連続して全面に蒸着し、通常のホトエ
ッチング工程を用いて電極を形成すればよい。エミッタ
6およびショットキー接合が形成される領域4’の表面
はもちろん、他のコンタクト領域にも、上述した2層の
電極が形成される。
上記実施例の電極について、まず、エミッタ・ベース接
合の信頼性について調べた結果、510℃30分の熱処
理による信頼度テストで不良の発生は全く見られなかつ
た。なお、純Alのみを用いて厚さを変化させた場合、
および、本発明の2層構造で、一層目の純Alの厚さを
変化させた場合(電極全体の厚さは1.0μm)のエミ
ッタ・ベース接合の信頼性のテスト結果を第2図、第3
図に示す。第2図かられかるように純Alのみでは、例
え、1000λの厚さでも、400℃、30分の熱処理
で接合が破壊されるが、この土にAl−Si層を重ねる
ことにより、第3図に見られるように、さらに高い温度
の熱処理を行なつても接合が破壊されないことがわかる
。なお、信頼度を確保できる一層目の純Alの厚さは、
第3図かられかるように、3000Å以下と考えられる
。一方、本実施例の電極を用いたシヨツトキ一接合特性
と、Al−Sl合金電極(Si,3Ol))のみを用い
た場合の特性との比較を行なつた結果を第4図に示す。
本発明の構造の電極を用いた場合、Aj−Sl合金電極
に比べて順方向電圧降下の大さで約0.25V改善され
ているのがわかる。なお、本発明の一層目の純Alの厚
さを、500λ以上にすれば、本実施例と同程度の改善
が得られ、この特性は、純A!のみを用いた場合のシヨ
ツトキ一接合特性とほとんど差は見られなかつた。以上
、実施例を用いて述べてきたように、本発明の2層構造
の電極を用いることにより、簡単な工程で浅い接合に対
する信頼性およびシヨツトキー接合特性の両方を同時に
満足し得ることがわかる。なお、両方を同時に満足する
一層目純Alの厚さとしては500人〜3000λの間
にあることも確かめられた。なお、本発明の電極構造は
、以上に述べてきた効果の他に、他のコンタクト部分に
おいても、Al−Si合金電極のみの場合に比べて、接
触抵抗を少なくする効果を持つと同時に、純Al電極の
みの場合に比べて、熱処理に対して安定である。
合の信頼性について調べた結果、510℃30分の熱処
理による信頼度テストで不良の発生は全く見られなかつ
た。なお、純Alのみを用いて厚さを変化させた場合、
および、本発明の2層構造で、一層目の純Alの厚さを
変化させた場合(電極全体の厚さは1.0μm)のエミ
ッタ・ベース接合の信頼性のテスト結果を第2図、第3
図に示す。第2図かられかるように純Alのみでは、例
え、1000λの厚さでも、400℃、30分の熱処理
で接合が破壊されるが、この土にAl−Si層を重ねる
ことにより、第3図に見られるように、さらに高い温度
の熱処理を行なつても接合が破壊されないことがわかる
。なお、信頼度を確保できる一層目の純Alの厚さは、
第3図かられかるように、3000Å以下と考えられる
。一方、本実施例の電極を用いたシヨツトキ一接合特性
と、Al−Sl合金電極(Si,3Ol))のみを用い
た場合の特性との比較を行なつた結果を第4図に示す。
本発明の構造の電極を用いた場合、Aj−Sl合金電極
に比べて順方向電圧降下の大さで約0.25V改善され
ているのがわかる。なお、本発明の一層目の純Alの厚
さを、500λ以上にすれば、本実施例と同程度の改善
が得られ、この特性は、純A!のみを用いた場合のシヨ
ツトキ一接合特性とほとんど差は見られなかつた。以上
、実施例を用いて述べてきたように、本発明の2層構造
の電極を用いることにより、簡単な工程で浅い接合に対
する信頼性およびシヨツトキー接合特性の両方を同時に
満足し得ることがわかる。なお、両方を同時に満足する
一層目純Alの厚さとしては500人〜3000λの間
にあることも確かめられた。なお、本発明の電極構造は
、以上に述べてきた効果の他に、他のコンタクト部分に
おいても、Al−Si合金電極のみの場合に比べて、接
触抵抗を少なくする効果を持つと同時に、純Al電極の
みの場合に比べて、熱処理に対して安定である。
さらに、本電極構造は、一般に、浅い接合を持つ半導体
素子に対して有効であると同時に、シヨツトキ一接合の
ための電極としても、純Mのみに比べて熱処理に対して
安定である利点を持つ。
素子に対して有効であると同時に、シヨツトキ一接合の
ための電極としても、純Mのみに比べて熱処理に対して
安定である利点を持つ。
第1図は本発明の電極構造をバイポーラトランジスタお
よびシヨツトキ一接合を含む集積回路に適用した一実施
例の断面図、第2図は、純Ajのみを用いた電極の信頼
度テスト結果を示す図、第3図は、本発明の2層構造の
電極を用いた場合の信頼度テスト結果を示す図、第4図
は、本発明の電極を用いた場合のシヨツトキ一接合特性
を示す図である。
よびシヨツトキ一接合を含む集積回路に適用した一実施
例の断面図、第2図は、純Ajのみを用いた電極の信頼
度テスト結果を示す図、第3図は、本発明の2層構造の
電極を用いた場合の信頼度テスト結果を示す図、第4図
は、本発明の電極を用いた場合のシヨツトキ一接合特性
を示す図である。
Claims (1)
- 1 半導体基板上に被着された膜厚が500Å〜3,0
00ÅのAl膜と該Al膜上に積層して被着された上記
Al膜よりも膜厚の大きいAl−Si合金膜からなる半
導体装置の電極構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11478375A JPS5935182B2 (ja) | 1975-09-25 | 1975-09-25 | 半導体装置の電極構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11478375A JPS5935182B2 (ja) | 1975-09-25 | 1975-09-25 | 半導体装置の電極構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5239372A JPS5239372A (en) | 1977-03-26 |
JPS5935182B2 true JPS5935182B2 (ja) | 1984-08-27 |
Family
ID=14646557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11478375A Expired JPS5935182B2 (ja) | 1975-09-25 | 1975-09-25 | 半導体装置の電極構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5935182B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62185695U (ja) * | 1986-05-19 | 1987-11-26 | ||
JPS62273179A (ja) * | 1986-05-19 | 1987-11-27 | カヤバ工業株式会社 | 倒立型フロントフオ−ク |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5985838A (ja) * | 1982-11-08 | 1984-05-17 | Mitsubishi Alum Co Ltd | 耐垂下性および犠牲陽極効果にすぐれた熱交換器フイン材用Al合金 |
JP2575365B2 (ja) * | 1986-10-09 | 1997-01-22 | 昭和アルミニウム 株式会社 | オ−トバイ等のリム用アルミニウム合金 |
-
1975
- 1975-09-25 JP JP11478375A patent/JPS5935182B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62185695U (ja) * | 1986-05-19 | 1987-11-26 | ||
JPS62273179A (ja) * | 1986-05-19 | 1987-11-27 | カヤバ工業株式会社 | 倒立型フロントフオ−ク |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5239372A (en) | 1977-03-26 |
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