JPS5934840Y2 - ボイラ− - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えば石油燃焼給湯機用のボイラーに関する
ものであり、ケースの組立ておよび分解が簡単で内部部
品のメンテナンスが容易にできる綻イラーを提供するこ
とを目的とするものである。

以下、この考案の一実施例を第１図および第２図に従っ
て説明すると、図において（１）は缶体で、下部には給
水口２が設けられ上部には出湯口３が設けられている。

筐た、缶体下部には凹面状の加熱面５が形成されるとと
もに、その周側部には鍔部４が形成されている。

６は上記缶体１を覆うよう設けられた断熱材、７は上記
加熱面５の中央部直下方に設置されたバーナ、８はこの
バーナへ燃料を供給するよう設げられ、ポンプ定油面器
等から成る燃料供給装置・９は上記バーナの運転を行な
う上う設げた点火スイッチ１０、プログラムタイマ１１
等から成る操作部、１２は対震自動消火装置、１３は水
平器、１４は上記バーナ７で燃焼した廃ガスを排気する
排気パイプ、１５は上記バーナ７へ送風機１６により燃
焼用空気が供給されるよう設けられた給気ダクト、１７
はこの給気ダクトに連接された給気ホース、１８は上記
バーナ７部での熱が有効的に缶体内の水を加熱するよう
に通風路１９が形成されるよう設けられた仕切板、２ｏ
はバーナ部の断熱材、２１は上記缶体１等を支えるよう
３本設けられた脚体、２２は上記燃料供給装置８お上び
操作部９等が取付けられる底板、２３は上記缶体、燃料
供給装置８、操作部等を覆うケースで上部ケース２３Ａ
と下部ケース２３Ｂとから形成されている。

２４は上記鍔４にネジ止めされた輪状の取付部材で、上
記上部ケース２３Ａはこの取付部材２４とパツキン２５
を介して固定されパツキン２５が上部ケース２３Ａでは
内周面、下部ケース２３Ｂでは外周面に位置するよう設
けられている。

２６は上記上部ケース２３Ａの上部に設けられた蓋体で
、出湯口３の保護キャップ２７が設げられている。

２８は上記上部ケース２３Ａの正面に設げらえた外部電
源防食棒、２９は缶体１内の湯温を検知する湯温サーモ
、３０は温度、過昇防止器である。

上記のように構成されたボイラーにおいては、燃料供給
装置８によりバーナ７へ燃料が供給されるとともに、送
風機１６により給気ダクト１５、給気ホース１Ｔを経て
燃焼用空気が供給されて燃焼する。

バーナＴで燃焼が行なわれることにより、缶体１の加熱
面５が加熱され内部の水ぎ加熱されて温水となる。

このとき排気ガスは排気パイプ１４に上り外部へ排出さ
れる。

この上うにして作られた温水は出湯口３から例えば風呂
に給湯され、水は給水口２から缶体１内に供給される。

この缶体１内の温度は湯温サーモ２９で検知され、バー
ナ７での燃焼は制御される。

一方ケース２３は上下に２分割されているため、下部ケ
ース２３Ｂに上部ケース２３Ａを缶体１を覆うように上
部から被せ、鍔４に設けられた取付部材２４とパツキン
２５を介してネジ止めすることにより固定され、上部ケ
ース２３Ａと下部ケース２３Ｂとの当接部はパツキン２
５により防水性を有して接合されるようになっている。

この考案は以上説明したとおり、ケースを上部ケースと
下部ケースに分割するとともに、缶体の下部周側部に鍔
を設け、上部ケース及び下部ケースを鍔に取着するよう
にしたことにより、簡単な構造で比較的大きなケースの
組立て、分割ができ、内部部品のメンテナンスが容易た
ものとなる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案の一実施例を示す部分断面図第２図は
その要部断面図である。 なお、各図中同一符号は同一部分を示し、１は缶体、４
は鍔、５は加熱面、１はバーナ、２３はケース、２３Ａ
は上部ケース、２３Ｂは下部ケース、２４は取付部材、
２５はパツキンである。

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. （１）水を貯える缶体と、上記水を加熱するバーナと、
   このバーナと上記缶体とを覆うケースとを備え、上記ケ
   ースを上部ケースと下部ケースに分割するとともに、上
   記缶体の下部周側部に鍔を設け、上記上部ケース及び下
   部ケースを上記鍔に取着する上うにしたことを特徴とす
   るボイラー。
2. （２）上部ケース及び下部ケースが取付部材を介して鍔
   に取着されていることを特徴とする実用新案登録請求の
   範囲第１項記載のボイラー。