JPS593474Y2 - 熱動形過負荷継電器 - Google Patents
熱動形過負荷継電器Info
- Publication number
- JPS593474Y2 JPS593474Y2 JP11745278U JP11745278U JPS593474Y2 JP S593474 Y2 JPS593474 Y2 JP S593474Y2 JP 11745278 U JP11745278 U JP 11745278U JP 11745278 U JP11745278 U JP 11745278U JP S593474 Y2 JPS593474 Y2 JP S593474Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bimetal
- case
- support
- thermal overload
- bimetal support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Thermally Actuated Switches (AREA)
- Breakers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は熱動形過負荷継電器の動作特性の偏差を小さく
するためのバイメタルの装着方法及びその位置調整に関
する。
するためのバイメタルの装着方法及びその位置調整に関
する。
熱動形過負荷継電器を動作させるためのバイメタルは、
その継電器の各相の電流感度の偏差を小さくするために
組立時の位置調整を正確に行い、バイメタルの湾曲の始
まるポイントを各相等しくする必要がある。
その継電器の各相の電流感度の偏差を小さくするために
組立時の位置調整を正確に行い、バイメタルの湾曲の始
まるポイントを各相等しくする必要がある。
また、同じ継電器群では各継電器間の動作特性の偏差を
小さくするためにもバイメタルの位置調整は重要である
。
小さくするためにもバイメタルの位置調整は重要である
。
従来、継電器のケースへバイメタルを装着するには第1
図及び第2図に示すようにバイメタル1をバイメタル支
え2にスポット溶接などにより一体として、ねし3を用
いスプリングワッシャ3aを介してケース4に固定して
いた。
図及び第2図に示すようにバイメタル1をバイメタル支
え2にスポット溶接などにより一体として、ねし3を用
いスプリングワッシャ3aを介してケース4に固定して
いた。
第1図、第2図ではバイメタル装着部分のみを示し、バ
イメタルを加熱するヒータその他は省いである。
イメタルを加熱するヒータその他は省いである。
このバイメタルの位置調整は、外部から窓4aを通して
バイメタル支え2の切欠き2aをドライバーなどを挿入
して、ねじ3を支点としバイメタル支え2をP矢印の方
向に回動させて行い、最後にバイメタル支え2の突起2
bをケース4の孔4bの中で接着剤5によって固定して
いた。
バイメタル支え2の切欠き2aをドライバーなどを挿入
して、ねじ3を支点としバイメタル支え2をP矢印の方
向に回動させて行い、最後にバイメタル支え2の突起2
bをケース4の孔4bの中で接着剤5によって固定して
いた。
この方法によると組立時バイメタル1の位置が不定であ
り、位置調整に長時間を要する。
り、位置調整に長時間を要する。
さらにバイメタル1の位置を決定した後にバイメタル支
え2を接着剤で1定する工程がある。
え2を接着剤で1定する工程がある。
また、バイメタル支え2を接着剤で固定後は再調整が困
難であるなどの欠点があった。
難であるなどの欠点があった。
本考案は前記欠点を除去すること、特にバイメタルの位
置調整を容易化することを目的とする。
置調整を容易化することを目的とする。
この目的を遠戚するため本考案による熱動形過負荷継電
器はバイメタル支えの先端部をケース中に設けた突起に
載置するとともにバイメタル支えの首部をケース中に設
けた一対のガイド部の先端間に圧入し、かつバイメタル
支えの胴部をケース外からねじで固定し、他方、ケース
の前記突起近傍に調整窓を設けたことを特徴とする。
器はバイメタル支えの先端部をケース中に設けた突起に
載置するとともにバイメタル支えの首部をケース中に設
けた一対のガイド部の先端間に圧入し、かつバイメタル
支えの胴部をケース外からねじで固定し、他方、ケース
の前記突起近傍に調整窓を設けたことを特徴とする。
以下本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第3図及び第4図において、バイメタル1はバイメタル
支え2にスポット溶接して一体とし、ケース4には本考
案による突起4C及び一対のガイド部4dのほかに、調
整窓4a及び長円形の取付孔4eなどが設けである。
支え2にスポット溶接して一体とし、ケース4には本考
案による突起4C及び一対のガイド部4dのほかに、調
整窓4a及び長円形の取付孔4eなどが設けである。
突起4Cの上に第5図に示すようにバイメタル支え2の
先端部を載置し、この先端部に連なる胴部をケース外か
らねじ3によりケース4に締め付けることによりバイメ
タル支え2の弾性を利用して、バイメタル支え2を強固
に取付けることができる。
先端部を載置し、この先端部に連なる胴部をケース外か
らねじ3によりケース4に締め付けることによりバイメ
タル支え2の弾性を利用して、バイメタル支え2を強固
に取付けることができる。
ガイド部4dはその先端に丸みをもたせておき、第6図
に示すようにバイメタル支え2の首部2bを細くしてガ
イド部4dの間に挾み、ねじ3によりバイメタル支え2
を締め付けた時、首部2bの角がガイド部4dの先端間
に食い込むようにしておけば、バイメタル支え2の首部
2bの位置決めが簡単にできる。
に示すようにバイメタル支え2の首部2bを細くしてガ
イド部4dの間に挾み、ねじ3によりバイメタル支え2
を締め付けた時、首部2bの角がガイド部4dの先端間
に食い込むようにしておけば、バイメタル支え2の首部
2bの位置決めが簡単にできる。
したがってバイメタル支え2をケース4に装着するには
ケース4に設けた横方向に長い長円形の取付孔4eを通
してねじ3で締め付けるだけでバイメタル支え2は突起
4c、ガイド部4d及びねし3の3点支持となり強固に
かつほぼ定位置に装着できる。
ケース4に設けた横方向に長い長円形の取付孔4eを通
してねじ3で締め付けるだけでバイメタル支え2は突起
4c、ガイド部4d及びねし3の3点支持となり強固に
かつほぼ定位置に装着できる。
なお、ねじ3はバイメタル支え2にバイメタル1をスポ
ット溶接した高さの位置になるべく近い個所に螺合する
ようにすればQ矢印方向の振れの偏差は小さくなる。
ット溶接した高さの位置になるべく近い個所に螺合する
ようにすればQ矢印方向の振れの偏差は小さくなる。
本考案によるバイメタルの位置調整は外部からケース4
の窓4aを介してバイメタル支えの切欠き2aにドライ
バーなどを挿入し、ガイド部4dを支点としてバイメタ
ル2をP矢印方向に回動させて行う。
の窓4aを介してバイメタル支えの切欠き2aにドライ
バーなどを挿入し、ガイド部4dを支点としてバイメタ
ル2をP矢印方向に回動させて行う。
6は端子ねじ部である。
以上述べたように本考案によれば、バイメタルのケース
への装着はバイメタル支えを介して、突起、ガイド及び
ねじにより行われるから容易にほぼ定位置に取付けるこ
とができ、位置調整は僅かで容易である。
への装着はバイメタル支えを介して、突起、ガイド及び
ねじにより行われるから容易にほぼ定位置に取付けるこ
とができ、位置調整は僅かで容易である。
また、ケースの突起によりバイメタル支えの弾性を利用
して強固に装着できるから接着剤を使用する必要がない
などの効果がある。
して強固に装着できるから接着剤を使用する必要がない
などの効果がある。
第1図及び第2図は従来の熱動形過負荷継電器要部の正
面図及び側面図、第3図は本考案による熱動形過負荷継
電器要部の正面図、第4図は第3図の側面図、第5図は
第4図の一部の拡大側面図、第6図は第3図のA−A線
断面図である。 1・・・・・・バイメタル、2・・・・・・バイメタル
支え、2b・・・・・・首部、3・・・・・・ねじ、4
・・・・・・ケース、4C・・・・・・突起、4d・・
・・・・ガイド部。
面図及び側面図、第3図は本考案による熱動形過負荷継
電器要部の正面図、第4図は第3図の側面図、第5図は
第4図の一部の拡大側面図、第6図は第3図のA−A線
断面図である。 1・・・・・・バイメタル、2・・・・・・バイメタル
支え、2b・・・・・・首部、3・・・・・・ねじ、4
・・・・・・ケース、4C・・・・・・突起、4d・・
・・・・ガイド部。
Claims (1)
- バイメタル支えの先端部をケース中に設けた突起に載置
するとともに、バイメタル支えの首部をケース中に設け
た一対のガイド部の先端間に圧入し、かつバイメタル支
えの胴部をケース外からねじで1定し、他方、ケースの
前記突起近傍に調整窓を設けたことを特徴とする熱動形
過負荷継電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11745278U JPS593474Y2 (ja) | 1978-08-28 | 1978-08-28 | 熱動形過負荷継電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11745278U JPS593474Y2 (ja) | 1978-08-28 | 1978-08-28 | 熱動形過負荷継電器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5534337U JPS5534337U (ja) | 1980-03-05 |
JPS593474Y2 true JPS593474Y2 (ja) | 1984-01-31 |
Family
ID=29070913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11745278U Expired JPS593474Y2 (ja) | 1978-08-28 | 1978-08-28 | 熱動形過負荷継電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS593474Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0243647B1 (de) * | 1986-04-07 | 1990-09-12 | Sprecher + Schuh AG | Schutzschalter mit thermischer Ueberstromauslösung |
-
1978
- 1978-08-28 JP JP11745278U patent/JPS593474Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5534337U (ja) | 1980-03-05 |
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