JPS6350764Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6350764Y2 JPS6350764Y2 JP1980184603U JP18460380U JPS6350764Y2 JP S6350764 Y2 JPS6350764 Y2 JP S6350764Y2 JP 1980184603 U JP1980184603 U JP 1980184603U JP 18460380 U JP18460380 U JP 18460380U JP S6350764 Y2 JPS6350764 Y2 JP S6350764Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- overcurrent relay
- electromagnetic contactor
- base end
- heater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 21
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 2
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 4
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、電磁接触器の端子と直結できる端子
を備えた過電流継電器に関するものである。
を備えた過電流継電器に関するものである。
通常、過電流継電器と電磁接触器とは組み合わ
せて使用されるが、従来の過電流継電器の端子は
第1図(斜視図)及び第2図(側面図)に示すよ
うに、ヒータ11の上部に端子12を、下部に負
荷端子13をそれぞれ溶接したものを第3図のよ
うに継電器本体14に組み込み、端子12に設け
ためねじ部に端子ねじをねじ込むことにより外部
配線を行なう構成であつた。このため、電磁接触
器15の端子19と過電流継電器の端子12とを
接続するのに際しては、第4図に示すようにリー
ドバー16を用い、端子ねじ17,18により両
端子間に締め付け固定していた。
せて使用されるが、従来の過電流継電器の端子は
第1図(斜視図)及び第2図(側面図)に示すよ
うに、ヒータ11の上部に端子12を、下部に負
荷端子13をそれぞれ溶接したものを第3図のよ
うに継電器本体14に組み込み、端子12に設け
ためねじ部に端子ねじをねじ込むことにより外部
配線を行なう構成であつた。このため、電磁接触
器15の端子19と過電流継電器の端子12とを
接続するのに際しては、第4図に示すようにリー
ドバー16を用い、端子ねじ17,18により両
端子間に締め付け固定していた。
このような従来の接続方法では、リードバー1
6を過電流継電器14側と電磁接触器15側の2
か所でねじ止めしなければならず、また、ヒータ
11から接続個所への距離も近いので、接触抵抗
による発熱個所が増え、しかもその発熱量の変
動、ばらつきが過電流継電器のヒータ11に伝わ
り易く、その温度を変動させ、特性上に悪影響を
及ぼすという問題点があつた。
6を過電流継電器14側と電磁接触器15側の2
か所でねじ止めしなければならず、また、ヒータ
11から接続個所への距離も近いので、接触抵抗
による発熱個所が増え、しかもその発熱量の変
動、ばらつきが過電流継電器のヒータ11に伝わ
り易く、その温度を変動させ、特性上に悪影響を
及ぼすという問題点があつた。
本考案は、このような従来の問題点を解消し、
接続部品の節減、組立工数の低減及び接続部にお
ける発熱量の変動、ばらつきによる過電流継電器
特性の悪化防止を図ることを目的とする。
接続部品の節減、組立工数の低減及び接続部にお
ける発熱量の変動、ばらつきによる過電流継電器
特性の悪化防止を図ることを目的とする。
この目的を達成するため、本考案の過電流継電
器は、電磁接触器と連結して使用される過電流継
電器において、該過電流継電器の発熱素子を構成
するヒータの一端に端子導体引出部の基端を、他
端に負荷端子の基端をそれぞれ連結し、且つ前記
導体引出部は、先端が連結すべき電磁接触器の端
子の位置まで延出し、基端部にコ字形折曲部を有
することを特徴とする。
器は、電磁接触器と連結して使用される過電流継
電器において、該過電流継電器の発熱素子を構成
するヒータの一端に端子導体引出部の基端を、他
端に負荷端子の基端をそれぞれ連結し、且つ前記
導体引出部は、先端が連結すべき電磁接触器の端
子の位置まで延出し、基端部にコ字形折曲部を有
することを特徴とする。
電磁接触器の端子に対する装着を容易にするた
めには、前記端子導体引出部の先端部に、電磁接
触器の端子に挿入しねじ締め装着するための切り
込みを設けることが好ましい。
めには、前記端子導体引出部の先端部に、電磁接
触器の端子に挿入しねじ締め装着するための切り
込みを設けることが好ましい。
一般に、過電流継電器においては、ヒータと端
子とが近接していると、端子部における発熱がヒ
ータに与える影響が大きくなる。端子部の接触抵
抗は、その接触面の汚れや夾雑物の存在、締付力
の変化によつて変動し易く、その発熱量も変動
し、ばらつきが大きくなる。この端子部の発熱量
のばらつきがヒータ温度に大きく影響すると、同
じ負荷電流によつてバイメタルの受ける熱量が大
きくなつたり、小さくなつたりしてばらつくの
で、過電流継電器の特性がばらつくことになる。
子とが近接していると、端子部における発熱がヒ
ータに与える影響が大きくなる。端子部の接触抵
抗は、その接触面の汚れや夾雑物の存在、締付力
の変化によつて変動し易く、その発熱量も変動
し、ばらつきが大きくなる。この端子部の発熱量
のばらつきがヒータ温度に大きく影響すると、同
じ負荷電流によつてバイメタルの受ける熱量が大
きくなつたり、小さくなつたりしてばらつくの
で、過電流継電器の特性がばらつくことになる。
本考案においては、以上のような、接触部にお
ける発熱が問題となるような中継端子を設けず、
中継端子部の発熱量の変動、ばらつきによる影響
を除いている。また、端子導体引出部の基端部
に、過電流継電器の背面側へコ字形の折曲部を形
成することにより、電磁接触器端子部の発熱量の
影響も抑えている。これにより、前記端子部の発
熱量の変動、ばらつきがあつても、それによるヒ
ータ温度、バイメタル温度の変動、ばらつきは小
さく抑えられ、過電流継電器の特性がますます安
定することになる。
ける発熱が問題となるような中継端子を設けず、
中継端子部の発熱量の変動、ばらつきによる影響
を除いている。また、端子導体引出部の基端部
に、過電流継電器の背面側へコ字形の折曲部を形
成することにより、電磁接触器端子部の発熱量の
影響も抑えている。これにより、前記端子部の発
熱量の変動、ばらつきがあつても、それによるヒ
ータ温度、バイメタル温度の変動、ばらつきは小
さく抑えられ、過電流継電器の特性がますます安
定することになる。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて具
体的に説明する。
体的に説明する。
第5図は本考案において用いる端子の実施例を
示す斜視図、第6図はその側面図である。第5図
及び第6図に示すように、本実施例の端子は、過
電流継電器に内蔵されるバイメタル等にジユール
熱を伝える板状のヒータ1を有しており、そのヒ
ータ1の上部には一方に向かつて延長し基端部に
コ字形折曲部を形成した端子導体引出部2を溶着
し、ヒータ1の下部には負荷端子3を溶着する。
端子導体引出部2には、電磁接触器側の端子の端
子ねじに装着するための切り込み2aを設ける。
このような構成の端子導体引出部2を、第7図に
示すように端子導体引出部2の延出部が過電流継
電器本体4の背面より突出する状態に組み立て
る。過電流継電器本体4の端子導体引出部2を電
磁接触器5の端子として接続するには、第8図に
示すように、単に電磁接触器5側の端子部に装着
して端子ねじ6で締め付けるのみでよい。しかも
端子導体引出部2の基端部にはコ字形の折曲部を
形成しているため、端子導体引出部2の基端から
電磁接触器5の端子との接続個所までの伝導経路
が長くなる。このため、端子導体引出部2と電磁
接触器5との接続部において接触抵抗により発生
する熱の伝達経路は前記コ字形折曲部によつて延
長され、端子導体引出部2の熱伝導が緩やかにな
り、前記接続部の発熱量の変動、ばらつきによる
過電流継電器のヒータあるいはバイメタルに対す
る影響を除去できる。したがつて過電流継電器の
特性を悪化させることがない。
示す斜視図、第6図はその側面図である。第5図
及び第6図に示すように、本実施例の端子は、過
電流継電器に内蔵されるバイメタル等にジユール
熱を伝える板状のヒータ1を有しており、そのヒ
ータ1の上部には一方に向かつて延長し基端部に
コ字形折曲部を形成した端子導体引出部2を溶着
し、ヒータ1の下部には負荷端子3を溶着する。
端子導体引出部2には、電磁接触器側の端子の端
子ねじに装着するための切り込み2aを設ける。
このような構成の端子導体引出部2を、第7図に
示すように端子導体引出部2の延出部が過電流継
電器本体4の背面より突出する状態に組み立て
る。過電流継電器本体4の端子導体引出部2を電
磁接触器5の端子として接続するには、第8図に
示すように、単に電磁接触器5側の端子部に装着
して端子ねじ6で締め付けるのみでよい。しかも
端子導体引出部2の基端部にはコ字形の折曲部を
形成しているため、端子導体引出部2の基端から
電磁接触器5の端子との接続個所までの伝導経路
が長くなる。このため、端子導体引出部2と電磁
接触器5との接続部において接触抵抗により発生
する熱の伝達経路は前記コ字形折曲部によつて延
長され、端子導体引出部2の熱伝導が緩やかにな
り、前記接続部の発熱量の変動、ばらつきによる
過電流継電器のヒータあるいはバイメタルに対す
る影響を除去できる。したがつて過電流継電器の
特性を悪化させることがない。
以上に述べたように、本考案においては、過電
流継電器の発熱素子を構成するヒータの一端に端
子導体引出部の基端を、他端に負荷端子の基端を
それぞれ連結し、且つ前記導体引出部は、先端が
連結すべき電磁接触器の端子の位置まで延出し、
基端部にコ字形折曲部を有する構成としている。
このため、従来のように接続用のリードバーを別
に用意する必要がなく、部品点数を節減でき、接
続個所も一か所で済むために組立工数も減る。ま
た、接続個所が一か所であるため、接続部の接触
抵抗による発熱が抑えられると共に、その一か所
の発熱個所が過電流継電器側ではなく電磁接触器
側と離隔した位置となり、前記端子導体引出部の
基端部の延出部によつて伝熱部が長くなり、熱伝
導が緩やかになるため、接続部発熱量の変動、ば
らつきが過電流継電器に与える悪影響は少なく、
動作の安定化を図ることができる。
流継電器の発熱素子を構成するヒータの一端に端
子導体引出部の基端を、他端に負荷端子の基端を
それぞれ連結し、且つ前記導体引出部は、先端が
連結すべき電磁接触器の端子の位置まで延出し、
基端部にコ字形折曲部を有する構成としている。
このため、従来のように接続用のリードバーを別
に用意する必要がなく、部品点数を節減でき、接
続個所も一か所で済むために組立工数も減る。ま
た、接続個所が一か所であるため、接続部の接触
抵抗による発熱が抑えられると共に、その一か所
の発熱個所が過電流継電器側ではなく電磁接触器
側と離隔した位置となり、前記端子導体引出部の
基端部の延出部によつて伝熱部が長くなり、熱伝
導が緩やかになるため、接続部発熱量の変動、ば
らつきが過電流継電器に与える悪影響は少なく、
動作の安定化を図ることができる。
また、該端子導体引出部の先端部に、前記電磁
接触器の端子に挿入しねじ締め装着するための切
り込みを設けた構成とすることにより、先端部を
電磁接触器の端子に差し込んでねじを一旦緩める
だけで締付装着することができ、組立工数をさら
に減らすことができる。
接触器の端子に挿入しねじ締め装着するための切
り込みを設けた構成とすることにより、先端部を
電磁接触器の端子に差し込んでねじを一旦緩める
だけで締付装着することができ、組立工数をさら
に減らすことができる。
第1図は従来の過電流継電器における端子の構
造を示す斜視図、第2図はその側面図、第3図は
従来の過電流継電器を示す斜視図、第4図は従来
方法による過電流継電器と電磁接触器の接続を示
す斜視図、第5図は本考案に係る端子導体引出部
の実施例を示す斜視図、第6図はその側面図、第
7図は本考案に係る端子を組み込んだ過電流継電
器を示す斜視図、第8図は本考案の過電流継電器
による電磁接触器との接続を示す斜視図である。 1……ヒータ、2……端子導体引出部、2a…
…切り込み、3……負荷端子、4……過電流継電
器、5……電磁接触器、6……端子ねじ。
造を示す斜視図、第2図はその側面図、第3図は
従来の過電流継電器を示す斜視図、第4図は従来
方法による過電流継電器と電磁接触器の接続を示
す斜視図、第5図は本考案に係る端子導体引出部
の実施例を示す斜視図、第6図はその側面図、第
7図は本考案に係る端子を組み込んだ過電流継電
器を示す斜視図、第8図は本考案の過電流継電器
による電磁接触器との接続を示す斜視図である。 1……ヒータ、2……端子導体引出部、2a…
…切り込み、3……負荷端子、4……過電流継電
器、5……電磁接触器、6……端子ねじ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 電磁接触器と連結して使用される過電流継電
器において、該過電流継電器の発熱素子を構成
するヒータ1の一端に端子導体引出部2の基端
を、他端に負荷端子3の基端をそれぞれ連結
し、且つ前記導体引出部2は、先端が連結すべ
き電磁接触器の端子の位置まで延出し、基端部
にコ字形折曲部を有することを特徴とする過電
流継電器。 2 端子導体引出部2の先端部に、電磁接触器の
端子に挿入しねじ締め装着するための切り込み
2aを設けたことを特徴とする実用新案登録請
求の範囲第1項記載の過電流継電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980184603U JPS6350764Y2 (ja) | 1980-12-22 | 1980-12-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980184603U JPS6350764Y2 (ja) | 1980-12-22 | 1980-12-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57106153U JPS57106153U (ja) | 1982-06-30 |
JPS6350764Y2 true JPS6350764Y2 (ja) | 1988-12-27 |
Family
ID=29984898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980184603U Expired JPS6350764Y2 (ja) | 1980-12-22 | 1980-12-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6350764Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4423045Y1 (ja) * | 1968-11-27 | 1969-09-30 |
-
1980
- 1980-12-22 JP JP1980184603U patent/JPS6350764Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4423045Y1 (ja) * | 1968-11-27 | 1969-09-30 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57106153U (ja) | 1982-06-30 |
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