JPH0526683Y2 - - Google Patents

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JPH0526683Y2
JPH0526683Y2 JP3079787U JP3079787U JPH0526683Y2 JP H0526683 Y2 JPH0526683 Y2 JP H0526683Y2 JP 3079787 U JP3079787 U JP 3079787U JP 3079787 U JP3079787 U JP 3079787U JP H0526683 Y2 JPH0526683 Y2 JP H0526683Y2
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circuit conductor
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は主電気回路の電流をホール素子で検出
し、このホール素子の出力が所定値を超えるとこ
の主電気回路を遮断する回路遮断器に関する。
〔従来の技術〕
この種の回路遮断器は主電気回路と電流センサ
と開閉遮断部と操作部とに分かれ、第3図に示す
ものが知られている。第3図において、外部から
引込まれた主電気回路1は端子ねじ2で回路遮断
器の主回路導体3に接続され、この主回路導体3
に接続された可動接触子4とこの可動接触子4に
対向する固定接触子5で開閉部を構成し、この固
定接触子5がさらに図示しない端子ねじを介して
外部の主電気回路に接続され、遮断器内の主電気
回路を構成している。この主電気回路の電流を検
出する電流センサは、鉄心6と、ホール素子7
と、このホール素子7の出力するホール電圧を増
幅する増幅部11とを備え、鉄心6は主回路導体
3を取巻くように設けられ、この鉄心6の磁路と
直角にスリツトが設けられて、このスリツトに取
付基板8に固定されたホール素子7が挿入されて
いる。ホール素子7には通電用のリード線9とホ
ール電圧導出用のリード線10がそれぞれ2本宛
引き出されてプリント配線基板12に搭載された
増幅部11に接続され、この増幅部11の出力端
は引外しコイル13に接続されている。開閉部の
引外し操作を行う操作部は、引外しコイル13、
投入ばね14、トグルリンク15、ハンドル16
を備え、トグルリンク15をハンドル16で操作
して可動接触子4を固定接触子5に接触させ、こ
のトグルリンク15が両ラツチ17,18で係止
されている。引外しコイル13は両ラツチ17,
18を引外す動作をする。
主回路導体3に電流が流れると、この導体3を
取巻く磁化力で鉄心6とそのスリツトに磁束を生
じこの磁束がホール素子7と直角に鎖交するから
ホール素子7にホール電圧を発生する。主回路導
体3の電流が所定値を超えるとホール電圧は所定
値を超えるから増幅部11は引外しコイル13に
通電し、両ラツチ17,18を引外してトグルリ
ンク15を崩し、可動接触子4を固定接触子5か
ら引離し、開閉部を遮断する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述のような従来の回路遮断器はホール素子7
から導出した4本のリード線9,10を長く配線
してプリント配線基板12に接続せねばならずこ
の両リード線9,10は非常に細いから配線作業
に時間を要し、かつ断線し易いという問題点があ
る。さらに導体3を取り巻く鉄心6を要し、この
鉄心6のスリツトにホール素子7を挿入するには
取付基板8が必要であるなど構造が複雑でコスト
が高くなるという問題点がある。
本考案の目的はホール素子と増幅部との間のリ
ード線を短くし、簡単で安価な電流センサを有す
る回路遮断器を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上述の問題点を解決するため、主回路
導体とこの主回路導体の電流を検出するホール素
子と、このホール素子の出力を増幅しこの出力で
前記主回路導体に接続された開閉部の引外し操作
を行なう操作部を駆動する増幅部とを備えた回路
遮断器において、前記主回路導体にU字状部を形
成するとともに前記ホール素子と増幅部とを同一
のプリント配線基板に搭載し、このプリント配線
基板のホール素子を搭載した部分を前記U字状部
の両脚間に挿入したものである。
〔作用〕
主回路導体に設けたU字状部の両脚の間の磁束
密度は直線部を取巻く磁束密度より高い点に着目
し、この両脚の間にホール素子と増幅部とを搭載
したプリント配線基板のホール素子を搭載した部
分を挿入するもので、ホール素子は直接プリント
配線基板に固定し、ホール素子と増幅部との間は
大部分をプリント配線で接続して電流センサには
鉄心や取付基板を用いず簡単かつ弱点を除き、コ
ンパクトに組立てたものである。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図、第2図に示す。第
1図において、主回路導体3は従来のものと同様
に外部の主電気回路1に接続されるが、この主回
路導体3はU字状に形成されている。そしてこの
U字状の導体3の両脚の間にホール素子7と増幅
部11が搭載されたプリント配線基板12のホー
ル素子7を搭載した部分が挿入されている。なお
ホール素子7は基板12に直接固定され、そのリ
ード線がプリント配線に接続されて増幅部11の
入力端に接続されている。また図には1個の導体
3と1個のホール素子7が示されているが、例え
ば三相交流回路遮断器の場合、1個の基板12に
搭載された3個のホール素子7がそれぞれ3個の
U字状に形成された導体3のそれぞれの両脚間に
挿入される。19は導体3とホール素子7と増幅
部11とを収納した電流センサのケースである。
可動接触子4、固定接触子5を備えた開閉遮断部
と、引外しコイル(図示せず)、投入ばね14、
トグルリンク15、ハンドル16、両ラツチ1
7,18を備えた操作部は従来のものと同様であ
るからこの説明は省略する。
第2図はU字状に形成された主回路導体3を示
したもので、導体3に電流Iが流れるとこの導体
3を取巻く磁束φ1、φ2、φ3がそれぞれ矢印の方
向に発生し、導体3の両脚3a,3bの間では各
磁束φ1、φ2、φ3が同方向(図では紙面に垂直の
方向)に加わるから両脚3a,3bの間の磁束密
度は比較的高いからこの間に挿入された基板12
のホール素子7の面と各磁束φ1、φ2、φ3とが直
角に鎖交するようにすれば、このホール素子7は
十分な出力を増幅器11に与えるホール電圧を発
生する。そして電流Iが所定値を超えればホール
電圧も所定値を超え、増幅部11で増幅されて図
示しない引外しコイルに通電し、両ラツチ17,
18を引外してトグルリンク15を崩し、開閉部
を遮断する。開閉部の両投入は従来の回路遮断器
と同様にハンドル15で操作して行われる。
〔考案の効果〕
本考案によれば主回路導体をU字状に形成し、
このU字状導体の両脚の間に増幅部とともにホー
ル素子を搭載したプリント配線基板のホール素子
の部分を挿入したから、ホール素子と増幅部との
間は主としてプリント配線で接続され、細いリー
ド線で両者の間を接続する手数と、断線のおそれ
が少なく、かつホール素子の取付基板が省略でき
る効果がある。さらにU字状導体の両脚の間は磁
束密度が高いから鉄心を用いる必要がなく、構成
が簡単になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案による回路遮断器の一
実施例を示し、第1図は側面断面図、第2図は電
流センサを示す拡大図、第3図は従来の回路遮断
器の一例を示す主要部側面断面図である。 3……U字状部を有する主回路導体、4……可
動接触子、5……固定接触子、7……ホール素
子、11……増幅部、12……プリント配線基
板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主回路導体と、この主回路導体の電流を検出す
    るホール素子と、このホール素子の出力を増幅し
    この出力で前記主回路導体に接続された開閉部の
    引外し操作を行なう操作部を駆動する増幅部とを
    備えた回路遮断器において、前記主回路導体にU
    字状部を形成するとともに前記ホール素子と増幅
    部とを同一のプリント配線基板に搭載し、このプ
    リント配線基板のホール素子を搭載した部分を前
    記U字状部の両脚間に挿入したことを特徴とする
    回路遮断器。
JP3079787U 1987-03-03 1987-03-03 Expired - Lifetime JPH0526683Y2 (ja)

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JPS63137435U JPS63137435U (ja) 1988-09-09
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WO2000079554A1 (fr) * 1999-06-22 2000-12-28 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Disjoncteur a dispositif de mesure informant sur l'etat sous tension
JP5859273B2 (ja) * 2011-10-28 2016-02-10 旭化成エレクトロニクス株式会社 分電盤

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JPS63137435U (ja) 1988-09-09

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