JPS5934529B2 - 四輪駆動式農用トラクタ−における前輪駆動用クラッチ装置 - Google Patents
四輪駆動式農用トラクタ−における前輪駆動用クラッチ装置Info
- Publication number
- JPS5934529B2 JPS5934529B2 JP7473779A JP7473779A JPS5934529B2 JP S5934529 B2 JPS5934529 B2 JP S5934529B2 JP 7473779 A JP7473779 A JP 7473779A JP 7473779 A JP7473779 A JP 7473779A JP S5934529 B2 JPS5934529 B2 JP S5934529B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel drive
- clutch device
- front wheel
- lever
- agricultural tractors
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、四輪駆動式農用トラクターにおける前輪駆
動用油圧クラッチに関するものである。
動用油圧クラッチに関するものである。
一般に、圃場のようにぬかるんだ土壌での作業では、前
後輪の駆動力を増加せしめるために、前後輪とも駆動す
るいわゆる四輪駆動式の農用トラクターが用いられてい
るが、このような四輪駆動式農用トラクターにあっては
、前輪を駆動したままであれば回向時に、後輪が前方へ
引きずられて、回向半径が犬となるという欠点があった
。
後輪の駆動力を増加せしめるために、前後輪とも駆動す
るいわゆる四輪駆動式の農用トラクターが用いられてい
るが、このような四輪駆動式農用トラクターにあっては
、前輪を駆動したままであれば回向時に、後輪が前方へ
引きずられて、回向半径が犬となるという欠点があった
。
この発明は、上記欠点を解消するために提案するもので
あって、以下図面に示す実施例に基づいて、この発明の
詳細な説明を行なう。
あって、以下図面に示す実施例に基づいて、この発明の
詳細な説明を行なう。
まず、構成について説明する。
1は、前輪2,2、後輪3,3を有する四輪駆動式農用
トラクターであって、この農用トラクター1の機体の前
部にエンジン5を搭載し、このエンジン5の回転動力を
ミッションケース4の適宜変速装置(図面省略)を介し
て前、後輪2,2.3.3に伝えている。
トラクターであって、この農用トラクター1の機体の前
部にエンジン5を搭載し、このエンジン5の回転動力を
ミッションケース4の適宜変速装置(図面省略)を介し
て前、後輪2,2.3.3に伝えている。
6はミッションケース4内の下方において、前後方向に
沿わせて設けたフロントドライブシャフトで このドラ
イブシャフト6をジヨイントを介してフロントギヤケー
スT内の歯車群と動力伝達可能に連結している。
沿わせて設けたフロントドライブシャフトで このドラ
イブシャフト6をジヨイントを介してフロントギヤケー
スT内の歯車群と動力伝達可能に連結している。
また、フロントドライブシャフト6の基部には、前輪駆
動用の油圧クラッチ8が設けてあり、後述のレバーの回
動操作によってこの油圧クラッチ8を作動し、前輪2,
2への動力を大切制御する。
動用の油圧クラッチ8が設けてあり、後述のレバーの回
動操作によってこの油圧クラッチ8を作動し、前輪2,
2への動力を大切制御する。
9は、スプール10を有する電磁バルブ、11は油圧タ
ンク、12は油圧ポンプである。
ンク、12は油圧ポンプである。
電磁バルブ9は、油管13,13を介して前記油圧タン
ク11と油圧ポンプ12とに接続されておリ ソレノイ
ド14、リミットスイッチ15、電源16で構成する電
気回路において、リミットスイッチ15の接点が閉じら
れるとソレノイド14が作動して電磁(qルブ9のスプ
ール10を一側方へ移動させ、油圧タンク11内の油を
油圧ポンプ12にて強制的に電磁バルブ9へ送り、油管
17を介して前記油圧クラッチ8に送油すべく構成して
いる。
ク11と油圧ポンプ12とに接続されておリ ソレノイ
ド14、リミットスイッチ15、電源16で構成する電
気回路において、リミットスイッチ15の接点が閉じら
れるとソレノイド14が作動して電磁(qルブ9のスプ
ール10を一側方へ移動させ、油圧タンク11内の油を
油圧ポンプ12にて強制的に電磁バルブ9へ送り、油管
17を介して前記油圧クラッチ8に送油すべく構成して
いる。
18は、機体後部に連結される作業機(図面省略)l−
降操作するレバーであって、このレバー18は、座席1
9の横側部に設けたレバーがイド20内の横軸21に枢
着されており、レバーガイド20に沿ってこのレバー1
8を上下回動操作することにより、機体後部の作業機(
図面省略)を昇降動させるものとする。
降操作するレバーであって、このレバー18は、座席1
9の横側部に設けたレバーがイド20内の横軸21に枢
着されており、レバーガイド20に沿ってこのレバー1
8を上下回動操作することにより、機体後部の作業機(
図面省略)を昇降動させるものとする。
そして、レバー18の上昇側中間部には、切欠溝22を
設け、この切欠溝22に対応すべくレバーガイド20の
回動軌跡終端部に、前記リミットスイッチ15の突片1
5aを臨ませる。
設け、この切欠溝22に対応すべくレバーガイド20の
回動軌跡終端部に、前記リミットスイッチ15の突片1
5aを臨ませる。
なお、図中符号23.24は、ミッションケース4を挾
んで、それぞれミッションケース4の左右横側下部に取
付軸25を中心に回動自在に取りつけられたクラッチペ
ダルとブレーキペダル26はバンドルである。
んで、それぞれミッションケース4の左右横側下部に取
付軸25を中心に回動自在に取りつけられたクラッチペ
ダルとブレーキペダル26はバンドルである。
この発明は、上述のように構成されているので、機体の
後部に連結されている作業機(図面省略)を圃場内で降
下させて農用トラクター1を走行させると油圧クラッチ
8は、接続状態にあるから前・後輪2,2,3,3とも
駆動されて安定した直進走行を行なうことができる。
後部に連結されている作業機(図面省略)を圃場内で降
下させて農用トラクター1を走行させると油圧クラッチ
8は、接続状態にあるから前・後輪2,2,3,3とも
駆動されて安定した直進走行を行なうことができる。
次に畦際での回向時に作業機昇降操作用のレバー18を
、第2図の鎖線で示すように作業機「上げ位置」に回動
操作すると、作業機の上昇とともに切欠溝22に前記リ
ミットスイッチ15の突片15aが当接し、リミットス
イッチ15の常開接点を閉じることにより、ソレノイド
14は通電され、電磁バルブ9内のスプール10を一側
へ移動させ、油圧タンク11内の圧油を油圧クラッチ8
に送油する。
、第2図の鎖線で示すように作業機「上げ位置」に回動
操作すると、作業機の上昇とともに切欠溝22に前記リ
ミットスイッチ15の突片15aが当接し、リミットス
イッチ15の常開接点を閉じることにより、ソレノイド
14は通電され、電磁バルブ9内のスプール10を一側
へ移動させ、油圧タンク11内の圧油を油圧クラッチ8
に送油する。
そして、油圧クラッチ8が作動するとフロントドライブ
シャフト6から前輪2,2への動力伝達が断たれ、この
状態においてバンドル26を回動操作すれば後輪3,3
は前方へ引きずられることなく、すみやかに回向できる
。
シャフト6から前輪2,2への動力伝達が断たれ、この
状態においてバンドル26を回動操作すれば後輪3,3
は前方へ引きずられることなく、すみやかに回向できる
。
以上のように、この発明は作業機昇降装置を有する四輪
1駆動方式の農用トラクター1において、前輪2,2を
駆動する動力伝動系の途中に前輪駆動用クラッチ装置8
を断続するためのスイッチ15を作業機昇降操作レバー
18の移動軌跡終端部における「作業機上げ位置」にの
ぞませて設けたことを特徴とする前輪駆動用クラッチ装
置であるから、回向時における作業機上げ操作のみの簡
単なレバー操作を利用して、前輪2,2への動力伝達を
断つことができるので、回向半径も小さくなり、常時安
定した走行を確保することができる。
1駆動方式の農用トラクター1において、前輪2,2を
駆動する動力伝動系の途中に前輪駆動用クラッチ装置8
を断続するためのスイッチ15を作業機昇降操作レバー
18の移動軌跡終端部における「作業機上げ位置」にの
ぞませて設けたことを特徴とする前輪駆動用クラッチ装
置であるから、回向時における作業機上げ操作のみの簡
単なレバー操作を利用して、前輪2,2への動力伝達を
断つことができるので、回向半径も小さくなり、常時安
定した走行を確保することができる。
また、この作業機昇降操作レバー18を最大上げ位置手
前の任意の位置で固定すれば、前輪2゜2へ至る動力を
断つことなく作業機を上昇させたまま前後輪2,2,3
.3を駆動することができ、ぬかるみに入っても緊急脱
出することができる。
前の任意の位置で固定すれば、前輪2゜2へ至る動力を
断つことなく作業機を上昇させたまま前後輪2,2,3
.3を駆動することができ、ぬかるみに入っても緊急脱
出することができる。
図面は、この発明の一実施例を示すものであって、第1
図は、この発明に係る前輪駆動用油圧クラッチを具備す
る農用トラクターの側面図、第2図は、作用図である。 符号の説明、1・・・・・・農用トラクター、2,2・
・・・・・前輪、3,3・・・・・・後輪、4・・・・
・・ミッションケース、5・・・・・・エンジン、6・
・・・・・フロントドライブシャフト、1・・・・・・
フロントギヤケース、8・・・・・・油圧クラッチ、9
・・・・・・電磁バルブ、10・・・・・・スプール、
11・・・・・・油圧タンク、12・・・・・・油圧ポ
ンプ、13・・・・・・油管、14−・−・ソレノイド
、15・・・・・・リミットスイッチ、16・・・・・
・電源、17・・・・・・油管、18・・・・・・レバ
ー、19・・・・・・座席、20・・・・・・レバーガ
イド、21・・・・・・横軸、22・・・・・・切欠溝
、23・・・・・・クラッチペダル、24・・・・・・
ブレーキペダル、25・・・・・・取付軸、26・・・
・・・バンドル。
図は、この発明に係る前輪駆動用油圧クラッチを具備す
る農用トラクターの側面図、第2図は、作用図である。 符号の説明、1・・・・・・農用トラクター、2,2・
・・・・・前輪、3,3・・・・・・後輪、4・・・・
・・ミッションケース、5・・・・・・エンジン、6・
・・・・・フロントドライブシャフト、1・・・・・・
フロントギヤケース、8・・・・・・油圧クラッチ、9
・・・・・・電磁バルブ、10・・・・・・スプール、
11・・・・・・油圧タンク、12・・・・・・油圧ポ
ンプ、13・・・・・・油管、14−・−・ソレノイド
、15・・・・・・リミットスイッチ、16・・・・・
・電源、17・・・・・・油管、18・・・・・・レバ
ー、19・・・・・・座席、20・・・・・・レバーガ
イド、21・・・・・・横軸、22・・・・・・切欠溝
、23・・・・・・クラッチペダル、24・・・・・・
ブレーキペダル、25・・・・・・取付軸、26・・・
・・・バンドル。
Claims (1)
- 1 作業機昇降装置を有する四輪駆動方式の農用トラク
ター1において、前輪2,2を駆動する動力伝動系の途
中に前輪駆動用クラッチ装置8を介装するとともに、こ
のクラッチ装置8を断続するためのスイッチ15を作業
機昇降操作レバー18の移動軌跡終端部における「作業
機上げ位置」にのぞませて設けたことを特徴とする前輪
駆動用クラッチ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7473779A JPS5934529B2 (ja) | 1979-06-15 | 1979-06-15 | 四輪駆動式農用トラクタ−における前輪駆動用クラッチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7473779A JPS5934529B2 (ja) | 1979-06-15 | 1979-06-15 | 四輪駆動式農用トラクタ−における前輪駆動用クラッチ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS562221A JPS562221A (en) | 1981-01-10 |
JPS5934529B2 true JPS5934529B2 (ja) | 1984-08-23 |
Family
ID=13555840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7473779A Expired JPS5934529B2 (ja) | 1979-06-15 | 1979-06-15 | 四輪駆動式農用トラクタ−における前輪駆動用クラッチ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5934529B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ZA827663B (en) * | 1981-11-04 | 1983-08-31 | Massey Ferguson Services Nv | Vehicles with multiple wheel drive |
-
1979
- 1979-06-15 JP JP7473779A patent/JPS5934529B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS562221A (en) | 1981-01-10 |
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