JPS593420Y2 - 磁気テ−プカ−トリツジ - Google Patents
磁気テ−プカ−トリツジInfo
- Publication number
- JPS593420Y2 JPS593420Y2 JP649079U JP649079U JPS593420Y2 JP S593420 Y2 JPS593420 Y2 JP S593420Y2 JP 649079 U JP649079 U JP 649079U JP 649079 U JP649079 U JP 649079U JP S593420 Y2 JPS593420 Y2 JP S593420Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pole
- tape
- magnetic tape
- contact member
- flexible
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は磁気テープカートリッジの改良に関し、特にテ
ープ案内ポールの改良に関する。
ープ案内ポールの改良に関する。
従来の磁気テープカートリッジでは第１図に示されるよ
うにリール１からリール１′へ磁気テープ２が搬送され
る走行路にポール５が設けられ、その周りにテープ接触
部材３が固着されている。
うにリール１からリール１′へ磁気テープ２が搬送され
る走行路にポール５が設けられ、その周りにテープ接触
部材３が固着されている。
ポール５は樹脂成形によるカートリッジのケース４の成
形時に一体的に植立されるものであり、その周面に金属
製の円筒状スリーブがテープ接触部材３として固着され
て低摩擦及び低摩耗の案内を行う。
形時に一体的に植立されるものであり、その周面に金属
製の円筒状スリーブがテープ接触部材３として固着され
て低摩擦及び低摩耗の案内を行う。
この形の案内手段は固定式ポールと呼ばれ、広く磁気テ
ープカートリッジで使用されている。
ープカートリッジで使用されている。
この型式のテープ接触部材の固着方法はポール５への圧
入が一般に行われている。
入が一般に行われている。
しかし、この場合の欠点としてポール及びテープ接触部
材の寸法誤差、圧入時のこれら部材間の整列ずれ、その
他の条件により圧入状態が緩み、種々のトラブルが生じ
、また製造上も困難があった。
材の寸法誤差、圧入時のこれら部材間の整列ずれ、その
他の条件により圧入状態が緩み、種々のトラブルが生じ
、また製造上も困難があった。
圧入状態の緩みが生じると、テープの走行中にテープ接
触部材がガタライたり回転したり、それ自体で音を発生
することもあり、またさらに重大なことはテープの走行
状態を不安定にして録音再生特性を劣化させ、ジッター
現象などのトラブルを生じる。
触部材がガタライたり回転したり、それ自体で音を発生
することもあり、またさらに重大なことはテープの走行
状態を不安定にして録音再生特性を劣化させ、ジッター
現象などのトラブルを生じる。
さらに、テープ接触部材をポールに圧入するにあたって
、両者の寸法関係が全稈正確に定められていない限り圧
入作業が困難になったり、ポールが削られて粉を発生し
、これがテープの表面に付着してドロップアウトの原因
になったりする。
、両者の寸法関係が全稈正確に定められていない限り圧
入作業が困難になったり、ポールが削られて粉を発生し
、これがテープの表面に付着してドロップアウトの原因
になったりする。
一方、ポールの外径とテープ接触部材の内径との間に隙
間を持たせて接着剤により両部材の結合を行うと、接着
剤のはみ出しがテープ接触面にまで及ぶことがあり、ま
たテープ接触部材の心出しが正確に行かない問題がある
。
間を持たせて接着剤により両部材の結合を行うと、接着
剤のはみ出しがテープ接触面にまで及ぶことがあり、ま
たテープ接触部材の心出しが正確に行かない問題がある
。
本考案はこれらの問題点を解決し、すぐれた固定式ポー
ルを提供する。
ルを提供する。
図面を参照して本考案を詳細に説明する。
第２図は本考案の第１実施例を示す図面で、第１図の部
材３，５に相当する部分の拡大水平断面図で゛ある。
材３，５に相当する部分の拡大水平断面図で゛ある。
８はポールで磁気テープカートリッジのプラスチック成
形時に同時成形される。
形時に同時成形される。
ポール８のテープ走行側はポールの外径より小さい径の
部分を有するように小半径周面７として形成される。
部分を有するように小半径周面７として形成される。
この小半径周面７がポール８の中心軸線に対して張る角
度は図では１８０度になっているが特に制限はない。
度は図では１８０度になっているが特に制限はない。
重要な点は後述のテープ接触部材の両辺が周面７と大径
部との段差部で保護されることで゛あり、周面７の占め
る角度は小さくてよく、その方がポール８の強度が大き
くなる。
部との段差部で保護されることで゛あり、周面７の占め
る角度は小さくてよく、その方がポール８の強度が大き
くなる。
小径周面７には可撓性金属シート、金属化プラスチック
シート、テフロンシート等の可撓性があり且つ低摩擦の
金属または樹脂シートから成るテープ接触部材６が貼着
される。
シート、テフロンシート等の可撓性があり且つ低摩擦の
金属または樹脂シートから成るテープ接触部材６が貼着
される。
この貼着は両面接着テープ９を用いて行う。
或いは可撓性で低摩擦のテープ接触材の内面に予め接着
剤を施しておいてポール８の小径周面７に貼着を行うこ
とも可能である。
剤を施しておいてポール８の小径周面７に貼着を行うこ
とも可能である。
以上の構成であるから、本考案ポール及びテープ接触部
材は前述の従来の欠点を克服し得たものである。
材は前述の従来の欠点を克服し得たものである。
先ず、製造上の利点としては、スリーブ状のテープ接着
部材の圧嵌めの問題がなく、粉落ちやポールの破損の問
題が回避される。
部材の圧嵌めの問題がなく、粉落ちやポールの破損の問
題が回避される。
本考案では単にポールの周面７に一定寸法に切出した金
属または樹脂テープを貼りつｔ′ｆればよく、作業上の
無理がなくまた作業が早い。
属または樹脂テープを貼りつｔ′ｆればよく、作業上の
無理がなくまた作業が早い。
さらに構造的には従来のようなポールとスリーブ状テー
プ接触部材においてしばしば見られる接触部材の回転が
なく、ジッター現象等のトラブルがないし、また粉落ち
もない。
プ接触部材においてしばしば見られる接触部材の回転が
なく、ジッター現象等のトラブルがないし、また粉落ち
もない。
さらに、従来の緩嵌め形の接触部材における接着剤のは
み出しの問題もない。
み出しの問題もない。
第３図は本考案の他の実施例を示す。
ポール１２は同一直径でプラスチック製カーＩ・リッジ
がら植立されている。
がら植立されている。
ポール１２の周面には第２図の例で述べたと同様の可撓
性でしかも低摩擦の金属シート、蒸着金属を有するプラ
スチックシート （金属化シート）、又はテフロン等の
樹脂シートがら成るテープ接触部材１０が貼着される。
性でしかも低摩擦の金属シート、蒸着金属を有するプラ
スチックシート （金属化シート）、又はテフロン等の
樹脂シートがら成るテープ接触部材１０が貼着される。
接触部材１０はポール１２のほぼ全周を取囲んでおり、
確実な固定のために隙間１３を残す。
確実な固定のために隙間１３を残す。
接触部材１０は両面接着シート１１によりポール１２へ
貼着される。
貼着される。
先きの例で述べたように、両面接着剤の代りに金属シー
ト、金属化シート等の裏面に感圧または粘着接着剤を予
め施しておくことも可能である。
ト、金属化シート等の裏面に感圧または粘着接着剤を予
め施しておくことも可能である。
本実施例の利点も先きの例と同様である。
以上のように、本考案は種々の利益を有するポール部の
構成を提供し得た。
構成を提供し得た。
第１図は従来のポール部を有する磁気テープカートリッ
ジの平面図、第２図は本考案の実施例によるポール部の
水平断面図、及び第３図は本考案の他の実施例によるポ
ール部の水平断面図である。 図中型な部材は次の通りである。 ６．１０：テープ接触部材、９．１１：接着剤、８，１
２：ポール。
ジの平面図、第２図は本考案の実施例によるポール部の
水平断面図、及び第３図は本考案の他の実施例によるポ
ール部の水平断面図である。 図中型な部材は次の通りである。 ６．１０：テープ接触部材、９．１１：接着剤、８，１
２：ポール。
Claims (2)
- （１） 磁気テープの走行を案内する個所に設けられ
たポールに、可撓性で低摩擦のテープ接触部材を貼着し
たことを特徴とする磁気テープカートリッジ。 - （２）ポールはカートリッジと一体的に形成された円柱
であり、テープ接触部材は可撓性金属シート、可撓性金
属化プラスチックシートまたは可撓性で低摩擦の樹脂で
ある、第１項記載の磁気テープカートリッジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP649079U JPS593420Y2 (ja) | 1979-01-24 | 1979-01-24 | 磁気テ−プカ−トリツジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP649079U JPS593420Y2 (ja) | 1979-01-24 | 1979-01-24 | 磁気テ−プカ−トリツジ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55108589U JPS55108589U (ja) | 1980-07-30 |
| JPS593420Y2 true JPS593420Y2 (ja) | 1984-01-30 |
Family
ID=28813323
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP649079U Expired JPS593420Y2 (ja) | 1979-01-24 | 1979-01-24 | 磁気テ−プカ−トリツジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS593420Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-01-24 JP JP649079U patent/JPS593420Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55108589U (ja) | 1980-07-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6238577A (ja) | 磁気テ−プ用プラスチツク製リ−ル | |
| JPS593420Y2 (ja) | 磁気テ−プカ−トリツジ | |
| US5845860A (en) | Tape cartridge | |
| JPS63175280A (ja) | テープカセツトに使用するためのテープリール構造体 | |
| JPH064473Y2 (ja) | テープカセット | |
| JPS5814478Y2 (ja) | ビデオカセツト用テ−プリ−ル | |
| JP2529148Y2 (ja) | キャリヤーテープ用リール | |
| JPS5923261Y2 (ja) | 磁気テ−プカセット | |
| JPS6331079A (ja) | プラスチツクス製リ−ルの巻芯部にテ−プを固定する方法 | |
| JPS5847591Y2 (ja) | 磁気テ−プカ−トリツジ | |
| JPS6230226Y2 (ja) | ||
| MY101119A (en) | Tape reel assemblies for magnetic tape cassettes. | |
| JPS6245352Y2 (ja) | ||
| JPS5986079U (ja) | カセツト用ハブ | |
| JPH0722787Y2 (ja) | テープカートリッジ | |
| JPS6272Y2 (ja) | ||
| JPS5923265Y2 (ja) | ビデオカセツトテ−プ用テ−プリ−ル | |
| JPH0725910Y2 (ja) | 磁気テープカセット | |
| JP2575235Y2 (ja) | テープカセット | |
| JP2795735B2 (ja) | テープカートリッジ | |
| JPS5824309Y2 (ja) | テ−プリ−ル | |
| JPH0613156Y2 (ja) | ローラー | |
| JPS6327346Y2 (ja) | ||
| JPH0613157Y2 (ja) | ローラー | |
| JPH08147928A (ja) | テープリール |